「えっ、被害者の平川は詐欺事件の疑いで捜査している。」
と、高山は言った。
「ああ、その男は投資を持ち掛けて詐欺を行う事件が岡山市内で起きていたことが分かった。」
「その事件ってどんな事件なんですか?。」
「ああ、3日前の事だ。岡山市内で投資を持ち掛けた詐欺事件が起きたんだ。」
「じゃあ、その被害者も岡山の詐欺と関係しているのか。」
「ああ、岡山県警の調べではその可能性がある。」
「ほう、なるほどね。」
と、岩泉は言った。
「班長、今回倉敷で起きた殺人と岡山で起きた詐欺事件と関係しているんじゃありませんか。」
「ああ、その可能性が高いな。」
「ええ。」
「班長、岡山へ行かせてください。」
と、高山は高杉に言った。
「えっ、何で。」
「とにかく、調べてみようと思いまして。」
「なるほど、よしっ、南と小海は高山と同行して岡山へ向かってくれ。」
「わかりました。」
次の日、南と高山と小海は東京発7時07分の東海道山陽新幹線「ひかり33号」に乗って岡山へ向かった。
「東京から岡山へは、新幹線「ひかり」で行くと便利ですね。」
「ええ。」
「岡山に到着するのは11時ごろです。」
「うん、何か進展があるかもね。」
11時00分、新幹線「ひかり33号」は岡山駅に到着した。
「どうも、岡山県警・捜査一課警部の滝本です。」
「鉄道公安隊の南です。」
「同じく高山です。」
「小海です。」
早速、南と高山達は岡山県警本部へ向かった。
「どうも、私は倉敷署の長瀬です。」
「早速ですか、倉敷で起きた事件のことについてなんですが。」
「長瀬、詳しく話してくれ。」
と、滝本は長瀬に言った。
「はい、現場は倉敷市内の倉敷美観地区で発見されました。」
「それで、死因は?。」
「被害者は、恐らく鈍器なもので殴られて殺害したと考えられます。」
「ほう、鈍器で撲殺か。」
「やはり、被害者は岡山で起きた詐欺と関係しているんじゃないでしょうか?。」
と、南は滝本と長瀬に言った。
「ええ、この事件は先月に起きた詐欺も同様なので今も捜査しています。」
「ほう、なるほどね。」
そこへ、捜査一課の滝本警部の部下の巽刑事がやって来た。
「警部、先ほど詐欺グループの仲間と思われる人物を逮捕しました。」
「そうか、よくやった。」
「ええ、名前は坂東 哲夫、53歳です。」
「坂東は、その男に資産家たちを騙して持ち掛けてやったと自供したが、殺人に関しては否認しています。」
「そうか。」
「この事件、倉敷の殺人と岡山の詐欺と関係しているんじゃないでしょうか。」
「ほう、なるほどね。」
と、滝本は言った。