「そうか、今回の殺人は岡山で起きた詐欺事件に関係しているのか。」
と、高杉は言う。
「はい、恐らくこの事件に関係しています。」
「ほう、なるほどね。」
「班長、我々も東京へ戻ってよろしいでしょうか?。」
「そうだな、すぐに戻て来てくれ。」
「わかりました。」
そう言って、南と高山と小海は新幹線に乗って東京へ戻った。
「ただ今、戻りました。」
「岡山までご苦労様。」
と、高杉は南と高山と小海に言った。
「やはり、倉敷の殺人は岡山で起きた投資詐欺事件と関係していますね。」
「ええ、恐らく犯人は鈍器みたいなもので殺害したと考えられます。」
「ほう、なるほどね。」
「凶器は、同期のようなもので殴られて殺害したと考えられる。」
「ええ、凶器は特殊警棒と考えられるな。」
「はい。」
「この事件は、先日にも岡山市内で投資詐欺が6件起きていたことが分かりました。」
「今回倉敷で起きた殺人と岡山の投資詐欺、一連の事件に関係していると思われる。」
と、高杉は言った。
「という事は、今回の倉敷の殺人は金をむしり取ったのを恨んでの犯行とみられるな。」
「ええ。」
「何て野郎だ、金を巻き上げてみんなを騙すなんて。」
「許せないわ。」
と、桜井は言った。
「いずれにしても、我々で解決しなければね。」
「ええ。」
そう言って、捜査会議を終えた。
「しっかりして下さいよ、矢島さんよ。」
「はい。」
「店がどうなっても、いいんですか?。」
「私の店をどうするつもりなんですか?、まさか譲渡するつもりなんだろ。」
「ああ、そういう事になるな。」
「はい、わかりました。」
と、話をしていたのだ。
「でも、なんか引っかかるんだよな。」
「高山は、どう思うんだ。」
「犯人は、新幹線に乗って倉敷へ向かったんじゃないのかな?。」
「ああ、それも考えられるんじゃないのかな?。」
「多分な。」
と、高山は言った。
「えーと、被害者の足取りはこうだな。」
「うん。」
「彼は事件当日に7時56分発の新幹線「のぞみ」に乗って岡山へ向かっていたことが分かった。」
「つまり、岡山から倉敷へ行くには伯備線を利用することになりますね。」
「その通りだ、その人たちに見たときに何か気づいたことはなかったか。」
南は、せりな達に言った。
「うん、そうね。」
「あっ、そういえばその男の人は東京駅で会っていたわ。」
と、せつ菜は言った。
「それは、本当なんですか。」
「はい、私たちが新幹線ホームへ行こうとしたらその男が案内してきたんです。」
「それは何時頃だ。」
「確か、7時34分頃と思います。」
「ほう、なるほどね。」
「その人が最後に会ったのはいつです。」
「そうね、私たちが彼を岡山駅で別れた時です。」
「では、岡山駅で彼と別れたんですね。」
「はい。」
「そうか、やはり岡山駅で別れて倉敷へ行った後に殺害されたという事だな。」
「ええ。」
「まず、間違いないでしょう。」
皆さんも謎は解けましたでしょうか?