こんなにも投稿が遅れた上にこんなに短く駄文とは、皆さんもさぞがっかりされているでしょうが何卒楽しんでいただけると幸いです。
巧はガタガタと揺れる馬車の中で、ギャーギャー騒ぐ生徒と聖騎士を冷めた目で見て、何故こんな所にこなければならなかったんだと内心ため息を吐いた。
事の発端は数日前
いつものように巧が部屋のベッドでゴロゴロしていると突然部屋の扉が開かれた。
巧が驚いて目を白黒させていると、いきなりズンズンと多数の生徒が部屋の中に入ってきた。
「お、おい!何だよ急に!」
「いいから、早くきなさい!」
今までろくに話したこともないクラスメイト達に腕を捕まれ、巧は状況が分からないままズルズルと連れられて行ってしまった。
♦︎
とある部屋に連れられた巧は多数の生徒達に囲まれていた。
すると、一人の生徒が話しかけてきた。
「いきなりだけど乾君、貴方には『愛ちゃんをイケメン軍団から守る会』に入ってもらうわ。」
「やだね」
生徒、作戦失敗!
速攻で拒否された。
「なんで俺がそんな面倒なことをやらなきゃならねぇんだよ」
そう言い部屋を出ようとした巧
▽しかし まわりこまれて しまった!
「ふふふ、逃がさないわよ乾君。貴方が入ればさらに愛ちゃんを守れる可能性が高まるのよ!」
「(こういう時だけ結託しやがって…)はぁ…俺はクラスメイトを一人見捨てた奴だぞ?そんな奴を大切な愛ちゃん先生とやらを守る会に入れてもいいものなのか?」
巧はギロリと生徒達を睨みつけながら威圧する。
「…私もそう思っていたわよ、でも愛ちゃんを守るほうが先決だからね、仕方ないわよ」
人殺しをチームに入れるとは先生をよっぽど守りたいらしい。
「はぁ…入ってやるよ」
「本当!」
遂に折れたのか親衛隊加入を決めた巧
「だが、変な目的で連れ回したりしたら…覚悟しとけよ?」
「勿論!安心してよ!」
しっかりと言質をとった巧は安心するのであった。
しかしその数日後呆気なくその約束は破られたのである。
♦︎
愛子達農地改善組・開拓組一行は馬車に乗り、新たな農地の改善に向かっていた。目的地は湖畔の町ウルである。
無論巧も一緒だ。
しかし巧は不機嫌であった。
その理由としてまず、この前した変な目的で連れ回すなと言う約束を簡単に破られたのに加え、生徒と愛ちゃん先生にすっかり惚れてしまった騎士達の(巧からすれば)至極どうでもいい戦いが続いているからだ。
因みに巧が呼び出されたのはそのガラの悪さから騎士達も少しは怯むのではないかと考えられてのことだったが、巧には知る余地も無い事である。
そのため巧はこの地獄から早く抜け出したいと思いながら、目を閉じるのであった。
その四日後、ようやくウルの町に到着した一行は、旅の疲れを癒しつつ農地改善に勤しんでいた時、とある事件が起きる。
生徒の一人が行方をくらませたのである。
「あぁ〜!くそっ!なんでこんな事を俺がしなくちゃなんねぇんだよ」
数日後巧は一人愚痴をついていた。
理由は言わずもがな失踪した生徒…清水幸利の捜索のせいである。
巧は勝手に居なくなった奴なんかは放って置けばいいと思っていたが、愛ちゃん先生の懇願により、仕方なく探しているのであった。因みに巧は特にする事もないので皆より遅くまで捜索に参加させられていた。
普段の巧ならそんな事はしないだろうが、日が経つごとに元気を失っていく先生の姿を見て、流石にいたたまれなくなったのか渋々捜索していた。
あと二日程で捜索隊が王国から派遣されるらしい。
それまでの辛抱だと巧は思い、巧が今泊まっている高級宿『水妖精の宿』のドアを開けた。
しかし、先生達の姿は見当たらない。
気になった巧が店員に聞いてみるとどうやら客人がいるらしく会談の最中であるらしい。
だが巧はそんな事はお構いなく生徒達がいる場所に向かい、かけられていたカーテンを開けた。
するとその瞬間誰かに飛ばされたと思われるデビットが巧に襲いかかってきた。
咄嗟の事に反応できる筈もなく巧は下敷きになってしまった。
しかし、そんな事されて黙っているような出来た人間では無い巧は声をあげた。
「おい!誰だこんな事しやがったのは!」
巧は直ぐにデビットが飛んできた方向を見渡し、驚愕した。
「…な、ハジメ?」
そこには白髪に眼帯をつけたいかにも厨二病ですと言わんばかりの変わり果てたクラスメイトが皆に向かって殺気を放っていた。
「あん?…巧……?」
投稿遅れてすみませんでした。
完結するまで失踪するつもりは無いのでどうぞよろしくお願いします。
内容が薄い!しかも短い!
たっくんは優しいのでなんだかんだで皆に付き合ってあげてるんだと思います。