本当に苦手なので許してください
あと鎧忍武の効果終了時の効果を少し変更しました。
流石に死亡はあれだったので。
自らの構えと同じ構えを見た餓鬼は一度首を傾げ、そして怒りを露わにするかのように叫び出した。
「ぐぎゃぎゃ!!ギィィィイイ!!!」
「驚いたねぇ坊や、奇しくも同じ構えだ」
まあ真似てるのは俺なんだけどね!多分真似されて切れてるのかな…?っと心の中でセルフツッコミと怒りの原因を考えながら相手の連続ジャブをかわした。
こいつ、餓鬼の癖に雑に大ぶりのストレートとか打たずに堅実にラッシュしてくるのがいやらしいんよなぁ…まあ流石になれたけど
「ギャッギャッギャ!」
「右!左!右!ってああぶぇ!!ちゃんとキックもしてくるの何なん???」
理性捨てろよ理性!!!
相手の猛攻の中を俺はただ、回避、回避、回避し続ける。30分の戦いの中で俺は餓鬼の攻撃をある程度見切ることが出来るようになった。しかし、それだけでは決して勝てない。
(クッソ!殴りてぇが一撃で決めきれる保証がねえ!攻撃の回避自体は出来るがこっちから殴っても舐めた拳はカウンターで顔面爆裂シュリンプ状態だ!)
俺は着実に環境を整えながら回避し続け、ただただタイミングを模索し続ける。一発でも当たれば即死のオワタ式クソゲー。しかも舐めた攻撃は即カウンターで即死…しかし避け続けても勝てることもない。それどころかこっちは3分のタイムリミットがある…。
避ける、避ける、受け流す、落す、避ける、避ける、落す、避ける。
ただただこれらを繰り返し続けた…そろそろだな。俺は餓鬼の連撃を避け続け、締めのストレートを回避し…わざと体勢を崩し、その場でこけた。
餓鬼のにやついた顔が俺の眼前に広がる。ああそうだそのまま釣られて殴って来い。
再びのストレート。倒れかけている俺に回避する手段などなくかっこつけてた割にはすぐに脳みそが爆裂するかに思われた。
「炸裂しやがれ、記憶札」
その瞬間背中に張り付けていた記憶札が起動する。記憶させた忍術はもちろん【
爆破の勢いで俺は無理やりストレートの軌道から外れ、餓鬼に迫る。
餓鬼道の効果にはただのステータス強化やクリティカル強化だけではない。
特定のスキルまたは魔法に補正が加わる。
対象になるスキル及び魔法は3種類、その一つはLUCに関する物。
つまりこいつも対象だ。
「ハンドオブフォーチュン!」
STRではなくLUCの数値を参照してダメージを算出する特殊な格闘スキル。餓鬼道の効果で二倍になったLUC、補正、そしてクリティカル発生率と火力アップ。それらが合わさった超火力の一撃に餓鬼は大きく吹っ飛ばされるが、死亡までには至らなかった。
「しぶといなぁ!!だがなぁ!種はとっくに蒔かれてるんだよ!!記憶札!!!起動!!!」
餓鬼が吹っ飛ばされた場所にあった俺が戦闘中に落とした記憶札が炸裂した。忍術は以下同文!
「そんで持ってるラス1を除いて全起爆!!!そんでおまけの煙幕じゃごるぁああ!!!」
爆音と爆煙が【
最後の仕上げといこうじゃないか。
「ステルスウォーク+二艘飛び」
俺は高く舞い上がる、捉えるは俺を完全に見失った相手の頭上。新規スキルさんの晴れ舞台にはピッタリだ。
餓鬼道に補正の対象になるスキルまたは魔法の種類二つ目、それはクリティカルに関する物。
今回新しく手に入ったスキルパート2のお時間だ!
【
そして相手の肉体に打ち付けるように、空からぶっ刺す!!
「『刃隠刀術【月下し】』」
効果は頭上からの奇襲時、確定クリティカル。
「ぎぎゃがががあああああ!!!!」
餓鬼の悲鳴が鳴り響き、そのまま息を引き取る…ことはなくその両腕が炎に包まれる。
「まああるだろうと思ってたよ!!!食いしばりがさぁ!!!第二形態は予想外だったけどな!!!」
拳が背中にいる俺に向かって飛んでくる。この姿勢から拳を当てに行けることに多少驚きながらも、ここまでは想定済みだった。
「無論対策してるぜぇ!記憶札!起動!」
記憶させた魔法は【
餓鬼が自らに刀を突き刺したものに拳を向けながら振り向くと、そこには丸太がぽつんと浮いていた。
「まだまだ未熟だからなぁ…印なしじゃぁ使えねえよ…だから記憶札で疑似無詠唱だ」
餓鬼がすぐさま正面を向く…しかし、そこには何もいなかった。
餓鬼道の補正が入る物の最後の種類。それは、超至近距離攻撃に関する物。
そして月下しもこれも、刃隠系列のスキルだ。
殺せる。
『刃隠刀術【影突き】』と一段突きの併用。
「高身長が仇となったな、懐ががら空きだよ」
影に隠された一閃の刃は、欲に溺れた亡者の心の臓を貫く。
その者の目から、意志ある光は消え失せた。
~~~~~~
「ぐあああああああああ!!!!!!づがれだああああああ!!!!!総額100万マーニ消しとんだ!!!うんこ!!!うんち!!!カス!!!」
俺は床に倒れながら小学生みたいな語彙で疲れを露わにした。
「もうやだ、これ仏になれる気がしないんだけど、てかこれ次ってどんな地獄が待ってるんだよ…」
そう言えば六道って地獄道とかあったな…おわった。
その瞬間餓鬼道の鎧と餓鬼が粒子状になり、消えていく。
[飢える者の魔の手をいなし、欺き、隠されし刃にてその道を踏破した者よ。今ここに証明はなされた。飢えよ、求めよ、そして死ね。六道のその先に至るために]
『ユニークシナリオ「六道無上誓願成~餓鬼道~」をクリアしました』
『称号【飢餓の道の踏破者】を獲得しました』
『魔法[刃隠心得奥義【
無駄に壮大な語りと共に無事俺は「六道無上誓願成~餓鬼道~」をクリアした。
報酬は餓鬼道と経験値!
クソ強いし馬鹿美味い、だからこそもうちょっとだけ秘匿していたい!!!具体的にはお披露目はウィザエモン?だっけ?ウェザエモンだわ、そいつとの闘いでお披露目だな。まあそこまで俺が我慢できるかは謎だけど。
「てかレベルが38になってる!?7レベルも上がったのかよ!報酬うんめぇ~~~早速ステータス振りをして…」
PN:
LV:38
HP(体力):40
MP(魔力):50
STM(スタミナ):40
STR(筋力):45
DEX(器用):35
AGI(敏捷):40
TEC(技量):25
VIT(耐久力):11(30)
LUC(幸運):45
スキル
一段突き→二段突き
インファイトLV.1→LV.6
クリティカルアシスト
ステルスウォークLV.3→LV.4
ジャストパリィ
辻斬りLV.6→LV.10
二艘飛び
ハンド・オブ・フォーチュンLV.1→LV.6
New
虎斬りLV.1
──刃隠刀術──
【
【影突き】
【月下し】
New
【
奥義
魔法
──刃隠心得──
【
【
【
【
【
奥義
【
↳人間道
↳餓鬼道
なにこれすんごいスキルが伸びてる…さっきの30分の戦闘結果よりもいいって何?
てか何このうっすらと書かれてる奥義って?え?奥義あるの?マジで???これも調べてみるか
あ、てか刀やばいんだったわ!さっさと修理に出さないと!
そんではよ寝る!!!俺は疲れてんだわログアウトログアウト!!!
~~~~~~
「はぁ…疲れた」
ゴーグルを外し、ベットから起き上がる。気が付けば時計は午後6時を指示していた。
太陽は沈み腹の虫もなり始めるころ合いだ。
「母さーん…っていねえのか、あー、確か今日はパートか?」
兄貴と弟は海外の寮でいない。親父は出張によく行ってて帰ってくるのはまれで、帰ってくるのも日が変わるぐらいの時間だ。
「余ってる食材は~…お、昨日の残りのホワイトソースあるじゃん。じゃがいもとチーズあったっけな~…あ、ポークビッツある、マカロニはあったし…じゃがいも&チーズもはっけーん」
湯を沸かしながらじゃがいもを切り、レンジでチン。湯が湧いたらマカロニをゆでる。時間が結構かかるのでついでにホワイトソースの入った器もチンしておく。
じゃがいも、マカロニ、ポークビッツ、ホワイトソース、チーズ。これらを耐熱皿に盛り付けて、オーブンレンジでまあまあの時間放置。
大好物のグラタンの完成!玉ねぎは好きじゃないので入れてない。
「うんめー!あ、母さんに晩飯作ったって連絡しとかないと」
小さな独り言が部屋の中に溢れ、そして誰の耳にも届かずに消えていく。
それが俺の…海川陸人の日常だ。
「あ”~~~~づかれだし今日は寝よ。続きは明日って連絡しないと」
~~〜末期TRPGサーバー〜~~
恵比飛:今日は疲れたんで明日フォスフォシエから奥古来魂の渓谷に行ける門で集合な。
ちなみにこれは晩飯の写真。このおしゃれさをここにいる奴らにも見習ってほしいネ
【画像】
セロ:グラタンしかまともに作れないカスが何かほざいてて草
無職:無職におしゃれさとか不要なんですーーー
プリン体:お前学生だろ
無職:学生なんて無職みたいなもんだろ
恵比飛:ええ(困惑)
意外と早く投稿できました!あとめっちゃ遅れたけど恵比くんの本名がやっとでましたね。
正直キャラのリアル描写っているかなぁって思ったけど一応入れておきました。
蛇足感は否めませんがまあ良しとしてます。
ちゃんと戦闘してる戦闘回でした!意外とかけるものですね。手ごたえを感じてはいるんですけど、自己評価はあんまり当てにならないので感想で正直な評価をくれると助かります。
それと前にも言ったかもですがどっかのタイミングでかなりキンクリをする予定です。丁寧に書きすぎたら全然物語が進まなくなるし、飛ばしすぎたら中身がよく分からなくなる。創作ってむずいですね。硬梨菜先生本当にすごい。
では次回まで気長にお待ちください。