ろくでなし3人衆   作:寿司戦士

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更新です。アークナイツやってて遅れました。ゆるして


変態を覗くとき変態もまたこちらを覗いている

3人のろくでなしの初めてのエリアボス戦で一番最初に動いたのは恵比飛(エビフライ)だった。

 

「一番槍はこの俺だ!スピンスラッシュ!」

 

恵比飛(エビフライ)の一撃は貪食の大蛇の体を確かに傷つけたが、貪食の大蛇は何も無かったかのようにその牙を恵比飛(エビフライ)に突き立てようとした。

 

「はいパリィ!」

 

しかし、その牙は弾かれ大きな隙を晒すことになった。

そしてこの場にはその隙を無視できるような人間はいなかった。

 

「【ファイヤーバレット】」

 

「スクーピアス」

 

虚空から現れた火球と赤黒い首狩りの包丁が大蛇の肉体を傷つける。

貪食の大蛇もこの連撃は堪えたようで、大きく体をくねらせながら大きな悲鳴をあげた。

 

「おいおい!さてはヌルゲーか?」

 

「勝ったな風呂食ってくる」

 

「この戦いに勝ったら刀を手に入れるんだって恵比飛(エビフライ)が言ってた」

 

「身に覚えのない死亡フラグ立てて殺そうとしてない?」

 

これ呪詛の一種だろ。

 

貪食の大蛇の攻撃を恵比飛(エビフライ)がパリィすることで隙を作り、その隙をセロとサイザが突く。流れ作業のように同じことを数回繰り返したところで貪食の大蛇の動きに変化が現れた。

 

「ShaaaaaaAAAAA!!」

 

「怒った?」

 

「怒り状態入ったな」

 

「激高した大蛇かもしれない」

 

「俺それやってないんだよ・・・っね!!」

 

恵比飛(エビフライ)は貪食の大蛇の巨体を利用し大きく飛び上がった。

 

「落下攻撃はどのゲームでも大体強いんだよ!」

 

貪食の大蛇の頭に剣を突き立てようとしたそのとき、恵比飛(エビフライ)の勘が強く働いた。

 

貪食の大蛇、このエネミーがそう名付けられたのはこの個体の食性から来ている。えり好みせずどんな物でも食べる。たとえ毒が含まれていようがかまわず食らう。その食性からこの名が付けられた。

 

ここで一つ疑問が現れる。

毒性を持つ物を食したとき、その毒をどう処理しているのだろうか?

 

その答えが老人の体にぶちまけられた。

 

「ッ!?」

 

「うわきったね」

 

「絵面が酷すぎる」

 

直ぐさま剣を盾にしたが、ギリギリ間に合わず貪食の大蛇の尻尾から出た汚物が直撃し恵比飛(エビフライ)は空中で制御を失い大きな隙を晒した。

貪食の大蛇はそのまま尻尾を鞭のように振るい小賢しい生物を吹き飛ばした。

 

「ぐぇぇぇえええ!!!」

 

「ホームラン!」

 

「いやファールかもしれない」

 

そうして恵比飛(エビフライ)は貪食の大蛇に森と平原の境目まで吹き飛ばされた。

 

~~~~~~

 

クッソ!初見殺しかよ!?HPは残り2割で毒も食らってる。先にポーションで回復して状況確認だ。解毒も忘れずに。

 

武器は吹き飛ばされたとき盾になったせいで半壊状態。拳系のスキルはあるにはあるが拳自体あんまり使わないが、まあやるだけやるしかない。すぐに戦線に復帰しなきゃnん?え?は?え?ちょ?え?え?え?

 

俺の視界にはかなり美形の男性アバターがレオタードを着ているというこの世の物とは思えないモノが写っていた。

 

待って?待って?待って?本当にどういうこと?プレイヤー名・・・アンチロリー?何?どういうこと?ロリの反対ってこと?それっておっさんじゃね?

 

「武器が壊れたのか?」

 

うわすっごいイケボ。

 

「ならこれを」

 

そういうと謎の男はセロの持つ致命の包丁(ヴォーパルチョッパー)と同じような赤黒い武器を俺に差し出した。

しかしそれは包丁では無く、俺が探し求めていた刀だった。

 

「礼は彼女・・・サイザちゃんのスクショでいい」

 

え?さてはこいつもしかしなくてもサイザにマーニ捧げてたやつのひとr「それじゃあ私はここで」あっ消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

????????????????????????????????

 

 

俺はあまりの出来事に放心状態になってしまい、結局我に返った頃にはLEVELUPを告げる音が流れていた。

 

~~~~~~

 

「よう役立たず。先に言うがお前の分のドロップ品は無いからな?」

 

「あっれ~?イキって落下攻撃しようとしたら糞かけられた挙げ句、吹き飛ばされた野球ボールじゃ~ん?どうした?気でも失ってた?」

 

「ごめん今脳の処理が色々やばいからお前らを殴ることしか出来ないわパンチ!!」

 

「パリィ」

 

「クソが!!」

 

まあ取り分があまりないのはしゃあない、そこは異論は無い。

 

「まあそんな俺がクソまみれになったことは水に流して」

 

「クソだけに?」

 

「よーしサイザ君。今ここでお前も野球ボールになるか俺に謝罪するか選ぼっか」

 

「さーせん」

 

「まあいいでしょう」

 

「いいんだ」

 

「馬鹿やってないで早く行くぞノロマ共が」

 

「黙れ貧乏人」

 

「やーいやーい貧困者〜」

 

そんな間抜けなことを話しながら移動していると大きな都市が見えてきた。

 

第二の街セカンディルだ。

 

大きさはパット見でファステイアより小さいがファステイアの「町」のような雰囲気と比べこちらは正しく「街」といった雰囲気を醸し出している。

 

セカンディルに着いた俺達は宿屋でリスポーン地点を更新したあと、多数決で防具屋に向かうことになった。やっぱ民主主義ってクソだな(少数派)

 

「なあサイザこの白道の白衣ってやつ買ってくれね?」

 

「自分の金で買え貧乏聖職者が」

 

「新興宗教立ち上げて情弱から金搾り取るか!!!」

 

セロはそう言いながら店の奥の方に向かっていった。

 

「あいつ店員に布教に行ったか?」

 

「そんな事はどうでもいい。早く俺を服屋に行かせろ。あれ絶対に袴だろこんな戦士Aみたいな格好からおさらばさせろ」

 

「それ買っても戦士Aから老害Cになるだけだぞ」

 

「Bどこ行った?」

 

「虚無」

 

「虚無か〜」

 

虚無ならしょうがない。

 

「おいお前らこっちを見ろ」

 

「え?自走式爆弾?」

 

セロの声の方を向くとそこには全身タイツにボロボロのマントを羽織った変態がいた。

 

「もしもし衛兵~!?」

 

「私が衛兵だ」

 

「お前は聖職者定期」

 

「こんな聖職者嫌すぎる」

 

なんか海外でこんな格好で演奏してたやついたな。

 

「まあ顔はさすがに脱ぐわ。俺のふつくしい顔面が隠れるからな」

 

「よくもまあそんなこと言えるな恵比飛(エビフライ)さんびっくり」

 

「酒飲んだ状態でゲームするのは諸々良くないらしいぞ」

 

「俺酒飲んでるって思われてる?」

 

飲んでるところ見たこと無いけど絶対酒癖悪い(偏見)

 

「じゃあ次は武器屋に行くぞ」

 

「え?服屋は?」

 

「ゴブリンの手斧とか売って小銭稼ご」

 

「あれ?もしかして俺基本的人権剥奪されてる?」

 

「うん」

 

「お前人だったの?」

 

お前ら道徳の授業受けたことある?いや絶対に受けたことないだろ。

 

「よーしてめえら、デッキを出せ俺のバロムデッキで潰してやる」

 

「うーむwww負けそうじゃのうwww」

 

「ループの外道使うわ」

 

「クソデッキしかないじゃん」

 

~~~~~~~

 

「こんなゴミ買い取れねぇよ」

 

「あ?」

 

「ファーwww!!!」

 

公平なダイスバトルの結果、服屋では無く武器屋に行くことになった。やっぱ乱数ってクソだわ(敗北者)

あでも武器を見てるだけで楽しいかも、やっぱ乱数って神だわ。

 

「へー銃もあるんだ・・え銃?あ、これただの打撃武器だ」

 

「まあ確かに・・・取り敢えず武器を見せてくれ」

 

「あいよ」

 

店主は気持ち悪い笑い方をしているサイザを可哀想な人を見るような目をしながら武器をピックアップしてきた。

あとサイザ、そのキショい笑い方どうにかしろ。さんまさんか?取り敢えずスクショしとこ。

 

ピックアップしてきた物は初期武器と比べればかなり良い物だが、どこか物足りなさがあった。

 

「ヴォーパルチョッパーと比べると見劣りするな・・・」

 

「そりゃあヴォーパルチョッパーはそこそこレアな武器だからな、これ以上の物となると作るしかねえ」

 

「作れるんだ」

 

ん?作る?

 

「少しその話詳しく聴けないだろうか」

 

「絶対に刀作ってもらえるかもとか考えてるだろ」

 

「ソンナコトナイヨー」

 

一応刀は貰ったけど何か・・・こう・・・使う気になれない。

 

「・・・何かあんたら変わってるな」

 

「あ?」

 

「野蛮人ステイ」

 

「は?」

 

店主曰く、この先にある沼地エリアには鉱石が眠っており、それを持って来たら武器を作ってくれるとのこと。

 

「素材収集か・・・あんまり良いイメージないの俺だけ?」

 

「恵比飛あとは頼んだ」

 

「お前も行くんだよ貧困エセ聖職者」

 

「あ?」

 

「い」

 

「う」

 

「急にどうした?嫌なことでもあったか?」

 

「そうだな確かに嫌なことがあったからお前のことkillしていい?」

 

セロと俺がいがみ合ってるとサイザが店主に話しかけた。

 

「発掘用のピッケルってここでも売ってるんですか?」

 

「おう」

 

するとサイザは満面の笑みで店主にこう言った。

 

 

 

 

 

「それじゃあとりあえずピッケルを100個程、お願いしますね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて?




致命の太刀(ヴォーパル・サムライソード)
謎の変質者からサイザのスクショを対価に渡された致命武器。見た目のイメージは屍○血河。この後フレンド申請され悩んだが標的が自分じゃないからの精神で承認した。

〜あとがき〜
初のエリアボス戦主人公途中までしか戦わないの巻。戦闘シーンがうまくかけず苦労しまくったことによる妥協案とこいつの残念さを醸し出すための描写です(言い訳)。だれか戦闘シーンを書くコツを教えてください。
なんかまたオリキャラが生えてきましたね。アンタダレナンダイッタイ。一応だれかがストーキングしていることは描写していましたがこんな化け物が出てくるとは予想していなかったでしょう。

16人ぐらいにお気に入り登録されてビビっています。どこまで続くのかどこで終わるのかわからず設定も穴だらけの小説ですが応援という名の高評価と感想とお気に入り登録をいっぱいください(承認欲求クリーチャー)。
それでは失踪のその後でお会いしましょう。
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