ろくでなし3人衆   作:寿司戦士

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寄り道回です。
あとアニシャン2期終わってすぐに3期制作決定おめでとうございます!!(大遅刻)。多分ビルドミノのせいで深夜枠に移動するんだろうな・・・


別ベクトルの変態があらわれた!

「っっっっきもち「【ファイヤーバレット】」えちょぼふぇ!?」

 

沼掘り(マッドディグ)を最高に気持ち良く倒して悦に浸ろうとしていた所に何故かサイザから火球を顔面目掛けて放たれた。

 

「は?????え?????アホ死の?????」

 

「お前の罪は3つ」

 

「おやっさん??????」

 

「一つ、空高く突き上げられたのに死ななかった事。二つ、俺の火球を避けた事。三つ、存在している事。」

 

「カスじゃん」

 

「俺は数えたぜ。あとは自分で数えろ」

 

そう言うと、サイザは俺に再び手のひらを向け、魔法を放とうとした。

 

「存在否定している事は罪じゃないんですか????」

 

「俺が善だから」

 

「お前が善なら俺は一生悪を貫いてやる」

 

「ほな死刑やな〜セロ?命持っていって」

 

「了解した」

 

そう答えたセロはサイザの背後に周り短剣を突き刺した。

 

「は??????????????????????」

 

「愉悦♡」

 

「なんで仲間同士で内乱起きてんだよ!?あたおかかよ!」

 

この意味不明な状況。流石の俺も突っ込まざるを得なかった。そういえば俺もさっきサイザとPVPしてた気がするが一旦それは見ないふりをした。

 

セロはその問いに自信満々に答えた。

 

「俺ほど常識と品性を兼ね備え、道徳心満ち溢れる人間は居ないだろ」

 

「ナイフ抜いてから答えてくれます?」

 

その後エリアボス(PVP)2回戦が開始されたがそれはまた別のお話・・・

この展開前も見たな。

 

〜〜〜〜〜〜

 

「でかーーーーーーい!!!でも俺の心の方がでかいな」

 

「無事にサードレマに着いたぞ〜〜〜・・・・」

 

「どっかの変態タイツ野郎のせいでセカンディルまで戻る所だったぞ」

 

「あ?まだ負け足りないのか?ロリコーンサイコパス」

 

「ロリコンでもサイコパスでもないが?」

 

俺のボケは華麗にスルーされたが俺はめげない、しょげない。・・・今日は泣こ。

 

俺の枕が涙に濡れることが確定したところで、休憩を兼ねて全員別行動をすることになった。

 

別行動となり、ログアウトし水分補給とお手洗いを済ました俺は、露店などで適当に買い物した後、すぐさま忍の巣に向かった。

目的はただ一つ、兵糧丸の改善だ。

 

俺はクラフト台の前で仁王立ちし、現状の兵糧丸について深く考えていた。

 

兵糧丸、忍者ジョブのプレイヤーが多用というか愛用してる(wiki調べ)回復アイテム。HP回復用の兵糧丸にMP回復用の魔充兵糧丸。この二つはどちらも空腹値を回復する効果を持っており、忍者限定でクラフト台とアイテムがあれば自作できる。

 

そんな兵糧丸だが、軽く使ってみただけでも複数の不満点が湧いてきた。

 

第一不満点:でかい

小さめのおにぎりくらいの大きさなのだが即座に飲み込むにしては少しばかりサイズが大きい。下手すればむせる可能性もある。

 

第二不満点:まずい

味覚制限はあるもののそれでもまずいとはっきり言えるぐらいにはまずい。味の質はモチベにかかわる。割と最優先事項。

 

第三不満点:なんかしょぼい

なんかインパクト足りない。最悪ほかのポーションでもいいとwikiやらなんやらで書き込まれる理由だと思う。

とりあえず金箔で塗装すればいいんじゃね?

 

不満点は出た。なら今すぐ改善しよう!というような簡単な問題ではない。

wikiにも情報が少なく、別のサイトを探してもあまりいい解決策が見つからなかったことを考えるに、(忍者ジョブが不遇職なのもあると思うが)相当難易度の高い課題だということは想像に難くない。

 

実際に、肉や野菜などを混ぜてみたり、調味料ぶち込んだり、ちょっとお高めの薬草をぶち込んだりしたのだが、まったくと言っていいほど上手く行かなかった。「上手く」「旨く」作れないかな・・・つってなああああ!!!!!(激「うま」ギャグ)

 

かれこれ30分ほどクラフト台の前で難儀していると後ろから声をかけられた。

 

「少しよいか?」

 

「・・・え?あっもしかして使いますか?」

 

流石に使いすぎたか・・・と反省しようとしたが顔を見るとそんな雰囲気ではなかった。

これは多分・・・同族を見つけたみたいな・・・?

 

「えっと・・・どうかしまs「雑に食料と薬品を混ぜたか、他には・・・塩も?the取り合えずといった風な素材ではあるが、これほどの種類の素材を集めてくるのはなかなかのものだ。素材のラインナップを見るに・・・サードレマで買ったか、新参顔だな?ならレベルは30前後か?そのレベルでありながらよく資金を調達できたな」え?え?あ、はい」

 

なんだこのスレンダー女性!?

装備は見た感じ白衣のようなものを・・・は?白衣?ここファンタジーやぞ?急に世界観壊されたんだけど。

名前も名前だ。『えのきマン』?なに?ウーマンじゃねえのかよ。アンチロリーといい、矛盾してるような名前が流行ってるの?

 

「うむ?これは?」

 

えのきマンがとある兵糧丸に手を出した。

 

「あ、それですか?それはなんかローエン?なんちゃらかんちゃらってやつをぶち込んだやつです。露店でなんか売ってたので適当に使いました」

 

「ローエン・・・ローエンアンヴァ琥珀晶か!?よくそのようなものが露店で売っていたな!まあ鑑定し(軽く見)たところ質自体はローエンアンヴァ琥珀晶の中でも最低品質だが・・・ほう!!衝撃で爆発する兵糧丸か!!なかなか面白いものを作る!!!」

 

何でそんなことがわかるんですか?

 

「しかし我は非常に喜ばしい!同じ兵糧丸を探求しようとするものに出会えたのだから!ぜひとも今後も共に探求の道を突き進もうぞ!」

 

すると自身の手元にウィンドが表示された。

内容はフレンド申請。申請者はもちろん『えのきマン』。

 

うーんやべぇやつなのは確定なんだけど、それ以上にこの人面白すぎるんよな・・・あとそれ以上にちょうど先駆者を探してたところだし。この状況はむしろ渡りに船だな。というわけで承認!!

 

「うむ!!それと、これは我からのプレゼントだ!ぜひ受け取ってくれ!では今後ともよろしく頼むぞ!!えび・・えびとび・・・?」

 

恵比飛(エビフライ)です」

 

恵比飛(エビフライ)か!では我はそなたの特殊な兵糧丸に激しくインスピレーションを受けたのでな!素材を集め新たな兵糧丸を作ってまいる!さらばだ!!!」

 

そういうとえのきマンは嵐のように消えていった。

その場に残されたのは俺とプレゼントという名の謎のアイテム。

 

そのアイテムの正体とは。

 

至高兵糧飴

一流の料理人と一流の薬剤師の技術によって作られた至高の兵糧丸。

飴玉のように舌に転ばせた瞬間、芳醇な自然の味わいが口内を満たす。

HPと空腹度を大幅に回復する。

 

至高魔充兵糧飴

一流の料理人と一流の薬剤師の技術によって作られた至高の魔充兵糧丸。

飴玉のように舌に転ばせた瞬間、芳醇な自然の味わいが口内を満たす。

MPと空腹度を大幅に回復する。

 

 

???????????????????

 

いきなり正解に最も近いものを提示された俺はあまりの衝撃にフリーズした。

 

~~~~~~

 

「第二回!今後の予定決め会議ー!はい拍手!」

 

「無理」

 

「今更だけど恵比飛(エビフライ)、お前の見た目と喋り方のギャップすごくない?」

 

予約していた宿についていた食堂で俺たちは最初の街でやったのと同じように今後の予定を決めるための会議を開いた。

 

「それを言うならサイザとかどうなるんだよ・・・あとセロよお前あんまり人のこと言えんぞ?」

 

「いや言える。何故なら私は運営(かみ)に仕えし完璧で幸福な聖職者ですから」

 

「完璧で幸福な聖職者の姿がこれとか笑えて来るわ。貧乏人はまともな服も買えないってことだな」

 

「黙れロリコーン」

 

「ロリコンじゃないですが?」

 

直ぐに喧嘩を行おうとするアホ共を無視して俺はこの会議で決めることを提示した。

 

「この会議の議題は主に二つ!このあとどこに行くのか!あと簡単な目標決め!」

 

このあとのエリアは3つのルートに分かれている。そのルートを決めるのと、ついでにこの先どうするかを決めちゃおう!というのがこの会議をしようとした理由だ。

 

「果てへ向かう。目指すは最強」

 

「はいそこの厨二病ロリコーンは黙れ~」

 

「目標って具体的にどうすんの」

 

ロリコンの文句を無視しつつセロの質問に答えていく。

 

「まあ今後活動する中で何か指標を立てた方がいいでしょ?例えばレアアイテム集めまくるーとか」

 

「お前ゲームするときわざわざそんなこと決める?」

 

そのセロの問いに俺は5秒間ぐらい停止した。

 

「・・・まあ・・・一旦するということと仮定しておこう」

 

「絶対しないだろ」

 

「お黙り!」

 

「い や じゃ。それはそれとして俺はやっぱりユニークモンスター狩り」

 

「馬鹿じゃねえの?」

 

「ロリコンに馬鹿とか言われた。鏡見たことないのかな?」

 

またやってるよこの人たち・・・。でもまあ今回ばかりはロリコゲフンゲフン、サイザに賛成だな。

 

ユニークモンスター。このシャングリラ・フロンティアというゲームの中で一体づつしか存在していない特殊なモンスター達、別名『七つの最強種』。リリース約一年も経ち、プレイヤー人口3000万人を突破しているのにも関わらず、討伐出来たものは誰一人としていない。プロゲーマーで例えると全米1のシルヴィアなんとかさんとか、日本1の魚臣慧さんとかそういうレベルのモンスター達のことだ。

 

「流石に今回ばかりは非常に・・・ひっっじょうに不本意ではあるが!!!サイザに賛成だ」

 

「お前らロマンの何たるかを何も理解できてねぇな!!??じゃあお前らは何のためにゲームやってんだよ!!」

 

「気晴らし」

 

「楽しいから!!」

 

「そうかぁ・・・」

 

格上に挑むのが楽しいのは分からなくもないけどな!強いモンスターと戦ってる時の試行錯誤して最適解を模索するのは好きです。

 

「ちなみに俺が提示する目標はクラン設立」

 

「あ~そういう意味での方針?」

 

「じゃあクラン最強目指そうぜ」

 

「お前セロと言ってること変わんないぞ」

 

さてはこのロリコーン何も考えてないな?

 

その後無駄な議論が続き、最終的にはダイスバトルで行き先は千紫万紅の樹海窟。目標はクラン設立になった。

ちなみに勝ったの俺です!!!!




えのきマン
究極の兵糧丸を作るためだけに、一度忍者を辞め、隠しジョブ見つけて帰ってきたやべーやつ。一部の人は知ってるが、忍者界隈全体での知名度は低いため、二大狂人と並び、三大狂人にはなってないがなれるポテンシャルはある。


あとがき

というわけで準備パートでした。
本来ならこの時点で千紫万紅の樹海窟に行ってるはずなんだけどおかしいな・・・。
あやふやなプロットと何となくでキャラを生やすとこうなるので他の皆さんも気をつけてください(反面教師)。
ローエンアンヴァ琥珀晶に関してはえびくんが無駄クリしたせいです。特に意味のないところでクリティカルを出し、かっこつけようとするとファンブルする(ごく稀に成功する)。彼はそんな人間です。

UA数9000突破!もうすぐで10000に到達!これも皆様のおかげです!本当にありがとうございます!あと感想ください。
それでは失踪(キラキラ)という向こう側でお会いしましょう。
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