ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います 作:ちいさな魔女
その頃、あくあは機甲戦隊達を翻弄していた。
あくあ「ん、んむぅ………オロロロロロッ!!」
あくあはお腹を膨らませると、口から大量のテラーバイトを吐き出した。体内で製造したテラーバイトを、口から産み出すあくあ。周りから見れば、虫を口から産み出してるように見えるだろう。
戦艦に立つあくあが命令し攻撃するのは、彼女の虫達と戦うクウラ機甲戦隊だ。
サウザー「おのれぇ!!ザコ共めがぁ!!」
サウザーは気の刃『サウザーブレード』を使い、テラーバイトの群れを切り刻み、粉々にする。
ドーレ「ぬぅおおおおおおっ!!」
マグマの中に大陸がある惑星の出身で元宇宙プロレス連盟のレスラーであるドーレは、自慢の体当たりでテラーバイトを押し潰した。
ネイズ「クソがああああっ!!」
ネイズは両手から電撃光線を放ち、ワーム型のテラーバイトをボロボロの炭へ変えて散り散りにする。
しかし、機甲戦隊の体はボロボロだ。皮膚は噛み千切られた箇所が目立ち、ネイズに至っては片目が抉り取られている。
かなり粘った。
しかし、機甲戦隊を残酷な現実が襲う。
あくあ「ウプッ……ウォエエエエエエエエエッ!!」
あくあは更にお腹が膨らみ、口から大量のテラーバイトを産み出す。今度はカマキリ型、カブトムシ型、トンボ型のような典型的な虫達だけでなく、ダンゴムシ型、ワーム型、それだけでなくなんとカニ型のテラーバイトまで産まれ始めた。
サウザー「なっ……!?ああっ……!?」
ドーレ「なん……だと………」
ネイズ「………ははっ……アハハへへへへヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
サウザーは言葉を失い、ドーレは顔を青ざめ、ネイズは狂ったように笑う。
あくあ「行け」
あくあの指示を受けて、産まれたテラーバイトは機甲戦隊へ進軍する。更に最悪な出来事が起きた。
炭となったテラーバイトの破片以外の、足や羽根、骨格といったバラバラの部品が液状化し、元の虫の姿を形成していく。それだけでなく、それぞれの部品から復元されたテラーバイト達が、機甲戦隊に向かっていく。
完全に消し去らなかったのが過ちだった。部品一つからでも、テラーバイトは再生し、更に強くなって蘇る。
サウザー「……クソオォォォォッ!!」
ドーレ&ネイズ「「ぬぅおおおおおおっ!!」」
機甲戦隊が全身から気を解放した。無数のテラーバイトの羽音が響き、虫達の総攻撃を受けながら、機甲戦隊は突撃した。
あくあ「皆……大丈夫かな?」
あくあは機甲戦隊の抵抗を見届けつつ、ゴールデン化したクウラと戦う皆を心配し始めた。
その頃、ゴールデンクウラとの戦いは、最早戦争そのものと化していた。
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ゴールデンクウラ「キィエエエエエエエッ!!」
ゴールデンクウラは、宇宙空間で無数の宇宙船や戦艦、モビルスーツや戦闘ロボットを相手に無双し続けていた。
戦艦から放たれる砲撃、モビルスーツからの射撃、宇宙船からの射撃等、無数の攻撃がクウラを襲う。
戦艦、宇宙船も黒煙を上げる物や、粉々に砕け散って再生が中々進まない物もある。
モビルスーツだけでなく、中にはあるウルトラマンを模して造ったロボット達や、ウルトラシリーズに登場したロボット達も居る。
しかし、ゴールデンクウラは瞬く間に返り討ちにしていく。
ゴールデンクウラ「ハハハハハハッ!!貴様等の力はこんなものかぁ!!」
ゴールデンクウラは、飛んできた無数の豆のような気を、ドリル状に変化した尻尾で弾き飛ばした。
あやめ『嘘でしょう!?』
ホロメン2期生『百鬼あやめ』。魔界学校所属の和装鬼娘。魔界学校では生徒会長をやっている。約1500歳の『鬼神』で、一人称は『余』。持っている刀は黒い柄の方が『大太刀・妖刀刹那羅刹』、赤い柄の方が『太刀・鬼神刀阿修羅』。そしてもう一つの武器として、オリハルコン並の棍棒である『鉄鬼』を所持している。普段は専用武器の鉄鬼を使用しているが、時に二刀流で戦う。
あやめが乗るのは、『ナイツ&マジック』の『イカルガ』を黒と赤のカラーに変え、角を長く伸ばし、より鬼らしさのデザインにした機体『
スバル『あやめしっかりしろ!おおおりゃあ!』
スバルの声が響き、ホワイトダックが羽根からジェットを噴射し、クウラに迫る。クウラと拳と蹴りをぶつけ合い、衝撃波が周囲の瓦礫を吹き飛ばしていく。
あやめ『ありがとうスバル!』
あやめがスバルに感謝を述べた後、温羅童子を飛ばしてクウラに近付く。
クウラ「鉄くずがぁ!!」
スバル『ギャアアアッ!!』
クウラはホワイトダックの背中を蹴り飛ばし、スバルをビッグゲテスターの表面に叩きつける。更に温羅童子が振り下ろした棍棒を素手で受け止め、握力で粉々に握り壊し、指先から放った光線『デスビーム』で温羅童子の胴体を貫いた。
あやめ『がふっ!?』
コックピット内であやめは胴体ごと貫かれ、宇宙空間側へ吹き飛ばされてしまう。クウラに蹴り飛ばされたのだ。
ちょこ『あやめちゃん!しっかり!』
癒月ちょこ。ホロメン2期生にして、魔界学校の保健医。校内の男女からの人気は高く、特に男子からの診察依頼が絶えないという。お菓子が好きで、机の上にお菓子の袋が散乱しているのが目撃されては怒られている。ビッグゲテスターにおける医療担当であり、訪れた惑星で病気や怪我の人達の治療を請け負ったりしている。
あやめ『ちょこ先生……ありがとう!助かった余!』
ちょこ『ゴールデンクウラ……ちょこ達が総出で挑んでるのに、なんて強さよ!?』
ちょこが乗る専用機に捕まる事で、宇宙空間へ放り投げだされずに済んだあやめ。
ちょこの専用機は、『マジンカイザー
フィーリア『ニュートロンブラスター!』
フィーリアはスペメカの頭部に下半身を埋め込むように一体化し、巨大な砲台から極太の熱線を放った。中性子星のエネルギーを気に変換して撃ち出したのだ。
クウラ「ふっ!こんなものかぁ!」
クウラは片手で熱線を受け止めた。大爆発が発生し、クウラは巻き込まれる。しかし、爆煙が吹き飛ばされた後に無傷のクウラが金色の体を輝かせながら現れた。
フィーリア『うひゃあ……中性子星ってストームブレイカーみたいなヤバみの武器造れるレベルのエネルギー持ちだよ?』
クウラ「ストームブレイカー?それがなにかは知らんが、今の俺に効くとでも思ったか?」
フィーリア『ハハハ……』
フィーリアは笑うしか無かった。強すぎる。ホロメン全員で攻撃したりしてるのに、アップデートが間に合わない上に総軍がかなり減らされた。
このままだと、5分もしない内にビッグゲテスターの資源が底を付いてしまう。中性子星を複数取り込んできたにも関わらず、この数分の戦争で早くも消費してしまう。
ロボ子『くらええぇぇっ!』
ロボ子の乗る巨大な合体ロボ『キングジョー』が両手を掴み合ってクウラに振り下ろすが、クウラは片手で掴んだ後にそのままキングジョーを投げ飛ばす。そして、片手に生み出した気弾をキングジョーに向けて放ち、キングジョーは吹き飛ばされ、宇宙空間で大爆発を起こす。キングジョーは爆煙と共にビッグゲテスターに墜落し、膝を着いて立ち上がる。黒が基調の全身から煙を上げながら、ぎこちなく立ち上がる。
皆はビッグゲテスターのアップデート能力で身体は補強される上に強くなるが、それでもクウラの強さに追い付けない。
クウラ「ほう?中々タフだな。今の一撃は少し本気で撃ったつもりだがな」
ロボ子『私のキングジョーを舐めないで!』
フィーリア『自慢したいけどね……あくあが来てくれたらなぁ』
クウラ「さて、そろそろ遊びも終わりにしようか!!」
クウラは両手に恒星のような気の球体を生み出し、それを真上に掲げて一つにした。
クウラ「一つでさえ星を破壊する俺の『スーパーノヴァ』だが、貴様にはサービスして二つを一つにした特別な技を送ろう!!楽しかったぞ!!この星もろとも、宇宙の塵にしてやる!!」
クウラの二つのスーパーノヴァは、一つとなる事でより巨大に、そしてより強くなる。そのエネルギーは、かの天体制圧用最終兵器の火球にさえ勝るだろう。
フィーリア『皆!!覚悟を決めよう……!!』
フィーリアはスペメカに溶け込むように一体化し、スペメカそのものとなった。
他のホロメン達も、それぞれの機体全体から気を解放した。
これが最後になるかもしれない。もっとライブをしたかった。しかし、此処で大きな敵に出会うとは思わなかったのだ。
ならば、やれるだけの事はやろう。
フィーリア達が覚悟を決めた、その時だった。
???『ビッグゲテスター、君に会いたかったよ』
???「無理すんじゃねえ。後はオラ達に任せてくれ」
突然、フィーリアの通信に割り込む声。正確には通信に入って来たのは一人だけで、もう一人はスペメカの耳元に話しかけて来た。
すると、2人の影が自分の左右からそれぞれ飛び出し、クウラの放とうとした合体スーパーノヴァに向けて気功波を放った。2人の気功波によって、クウラのスーパーノヴァは爆破して霧散した。
クウラ「なにぃ!?」
クウラは2人の放った気功波によって、自分のとっておきの技が打ち消された事に驚いた。
そして、フィーリアはスペメカ越しにその2人を見た。
フィーリア『………アイアンマンに、孫悟空?』
一人は、MARVELの代表的なヒーローで、機械的な装甲を身に纏って戦う『アイアンマン』だ。もう一人は、超サイヤ人4の姿をした孫悟空だ。
しかし、アイアンマンに至っては映画では見たことのないアーマーを身に纏っていた。色やデザインは映画に近いが、コミックで見るようなデザインとなっている。
アイアンマン『僕を知ってるんだな。なら、君も僕と似た感じか』
悟空「トニー、今はクウラを倒す事に集中しようぜ」
フィーリア『……タイムパトローラーか。いや、今はクウラを倒すのに力を貸して!!』
何故トニー・スタークが居るのか、そして超サイヤ人4の悟空が居るのか、その理由は大体予想が付く。しかし、今は目の前のゴールデンクウラを倒すのが先決だ。
フィーリア『そらちゃん!!すいちゃん!!AZKi!3人は此処に残って!!他はビッグゲテスターで待機!!ノエル、マリンは念の為にあくあの援護に向かって!!』
ホロメン『『了解!!』』
大きく損傷した機体に乗り、殆どのホロメン達は撤退する。彼女達に続いて、他の宇宙船や戦艦、ロボット軍団も一斉に撤退を開始する。
悟空「にしても驚ぇたな。ビッグゲテスターが味方になるなんて思わなかったぞ」
フィーリア『破壊しないでよね。此処は、私達の故郷なんだから』
悟空「へへっ、分かってんよ。後でオラと手合わせしてくんねぇか?」
フィーリア『やめとくよ。壊されたら無駄に資源が無くなっちゃう。お詫びに消費した資源分戻してくれるなら良いけど』
悟空「サンキュー!」
トニー『お喋りは済んだか?そろそろ行くぞ!』
トニーは両腕を変形させると、電撃が走る無数のトゲが生えた戦鎚に変えた。
そら『フィーリアちゃん、お待たせ!』
すいせい『ビッグゲテスターも離れていくよ』
AZKi『後は私達だけだね』
3人がそれぞれの専用機に乗って現れた。
そらちゃんの専用機は、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する主人公機『ガンダムエアリアル』。見た目も性能も原点と同じだが、ビッグゲテスター製なので強さは此方が圧倒的に上だ。
すいちゃんのは、彗星に因んでアムロ・レイのライバルであるシャア・アズナブルの機体であるシャア専用ザクをすいちゃんの塗装に変更した『すいちゃん専用ザク』だ。勿論ビッグゲテスター製なのに加えて、口元にはすいちゃん専用ザクのメイン武器であるスピーカーを取り付けてある。
そしてAZKiの専用機は、『超時空要塞マクロス』に登場する、可変戦闘機。真空の宇宙空間でも動けるよう永久式エネルギー炉を搭載し、更にAZKIの歌声を拡散出来るように改良した。戦闘機形態の『ファイター』に手足が生えたような形態の『ガウォーク』と、完全な人型の『バトロイド』の3形態がある。武装は原点と変わらないが、ビッグゲテスター製なので性能は遥かに上だ。
トニー『FRIDAY、戦いながらゴールデンクウラの戦闘パターンを分析しろ』
FRIDAY『了解、ボス』
悟空「へへっ!オラも負けてられねぇ!」
トニーがクウラに向かって飛ぶ。悟空もトニーの隣に並ぶように飛ぶ。
そらすいあず『『『うおおおおおおっ!!』』』
3人も機体のエンジン性能を上げて、クウラに迫る。
フィーリア『スペメカ行くよ!!』
スペメカ『ギアアアアアッ!!』
スペメカは宇宙空間にも関わらず、まるで大地を走るように飛び始めた。
クウラ「フハハハハハハッ!!来い!!貴様等纏めて相手をしてやる!!」
クウラとの戦いは、更に激しくなろうとしていた。
ホロメン:大空スバル
能力:エレクトロボディ
電気を自在に生み出し、自在に操る能力。シンプルにしてとても強力かつ、大幅な応用がめちゃくちゃ効く。
専用機:ホワイトダック
ヴァルチャー改を近接戦闘用に改良し、白い塗装のボディに黄色い頭部と、アヒルをベースとしたデザインに変えている。主に蹴りを得意としているが、周りの物を掴んで武器にする事が出来る。
専用武器:エレクトログローブ
電気を貯めれば貯める程に、力を底上げする性能を持つ。
ホロメン:癒月ちょこ
能力:クッキングヒール
美味しい料理を作ることができる。更に無機物を食べ物に変えることが可能。食べると回復し、傷・毒・異常反応を直すことができる。
専用機:マジンカイザーDVL(デビル)
マジンカイザーSKLの装甲を身に纏ったウイングル。技や武器、機体の能力はSKLとウイングルと同じ。必殺技は頭部の羽と背中の翼、胸部から放つ『インフェルノ・ブレスト』。
専用武器:アナリサイス
大鎌。武器として使用できるが、持ち手を回すとレーザー型の鎌になり、切った物の素材を分析・解読することができる。
ホロメン:百鬼あやめ
能力:鬼は内福は外(オニトバシ)
気で作り出した豆をぶつけると相手の持ち物を何処かへ飛ばす。豆一粒で持ち物1つ。飛ばせるのは半径30m以内。
専用機:温羅童子(うらどうじ)
『ナイツ&マジック』の『イカルガ』を黒と赤のカラーで、角が長く伸びており、より鬼らしさのデザインになっている。武器として金棒を使う。金棒は変型武器で、斧・キャノン・薙刀・大鎌に変形可能。
専用武器:鉄鬼
オリハルコン並みの金棒。
《クウラの技》
・ゴールデンビッグバンノヴァ
スーパーノヴァを二つ組み合わせて生み出す気の球体。球体をそのまま相手に振り下ろして攻撃する事が出来る。それだけでなく、熱線として放つ事も可能。
《タイムパトローラー》
トニー・スターク:ブリーディング・エッジ
MCUの世界でサノス達を倒し、英雄となって死亡したトニー・スターク。今はタイムパトローラー兼研究者としてコントン都で働いている。現在はナノテク仕様の新型アーマー『ブリーディング・エッジ』を身に纏って現れた。いずれ対セレスティアルズ用のアーマーも造る予定。
・孫悟空(GT):GTの世界線にて、ドラゴンボールと一体化して行方を晦ました孫悟空。年老いてお婆さんとなったパンの元へ顔を見せた後に、コントン都へ訪れてタイムパトローラーに就職。現在、トニーと共にフィーリアを助けるべく現れたが、フィーリアの正体がビッグゲテスターだという事実には驚いているが、味方で良かったと思っている。
《出撃したビッグゲテスターの部隊:描いてないだけで此処まで出してた》
戦艦:1万1223隻
宇宙船:196億3245万8245機
ダークロプスゼロ(ディメンジョンコア無し):2億487万5603体
レギオノイド:550億8945万9999機
ビッグゲテスター製ザク:123兆4567億8900万機
ビッグゲテスター製ジム:5084億6978万機
にせウルトラ兄弟(タロウは無理だった):4856体