ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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休憩がてら、第六宇宙のビッグゲテスターを描きたいと思います。


番外編2・第六宇宙のビッグゲテスター

第六宇宙。それは、第七宇宙と対を成す宇宙である。例えば、悪のサイヤ人が多い第七宇宙と違い、善のサイヤ人達が多いのも特徴的だ。その上、、第六宇宙のサイヤ人達は第六宇宙の秩序を守る為に戦う正義の種族なのだ。

 

そして、第七宇宙に存在したコンピューターチップが自らの能力で周囲の物を取り込み、機械惑星ビッグゲテスターとなり、フィーリアが転生した。ならば、この宇宙にもビッグゲテスターが存在していてもおかしくはない。

 

但し、機械という科学の結晶と対を成すように、第六宇宙のビッグゲテスターは、宇宙を漂う一匹の極限環境微生物が周囲の物質を喰らって養分として取り込み、自己増殖と分裂、自己繁殖等を繰り返す形で成長していき、軈て自分の力で宇宙を彷徨い、星を食べる生きた『生物惑星』へと進化を遂げた。

 

そして、この生物惑星ビッグゲテスターにも、異世界から現れた一つの魂が憑依する。

 

そして、この生物惑星の核のような存在となり、その能力で自らの子供達を産み出していった。

 

それは、第六宇宙のサイヤ人達の協力を得て、彼等のサイヤ人の遺伝子を使って生み出した。サイヤ人に近い女性のみの種族、そして異世界の美人しか産まれない生物『ウマ娘』を生み出したのである。

 

――――――――――――――――――――――― 

 

私の名前はビッグゲテスター。それは、生物惑星の名前であり、そして私の前の名前だ。

 

今の私は、自らで考えた名前『トゥインクルナイン』を名乗っている。

 

私が『ウマ娘』を産み出そうと思ったのは、前世で私が好きだったゲーム『ウマ娘プリティーダービー』のキャラ達を、ビッグゲテスターの能力で生み出せないかと思ったからだ。とはいえ、ただウマ娘を生み出しても強さのインフレに置いていかれたら意味が無かった。

 

そんな時に、サイヤ人達が現れた時は焦った。この星を滅ぼされるかとヒヤヒヤしたものだ。所が、あの好青年キャベを見た途端に確信し、更にその後で破壊神のシャンパ様やヴァドスさんが現れた事で益々確信が持てた。此処は、ドラゴンボールでも第六宇宙の方だと。そして、私はこの第六宇宙のビッグゲテスターに転生したのだと。しかも、機械惑星じゃなくて生物惑星ですって?第七宇宙とはそこも異なってるんだ。

 

シャンパ様とキャベ曰く、最近無人の星を取り込んでいる惑星があると聞いて、このビッグゲテスターへやって来たらしい。私を見たヴァドスさんが、私に悪意は無く、生きるために星を食べてきたと知ってシャンパ様は納得してくれた。だって星を食べると言っても、人のいる星は狙ってない。狙ってきたのは、人の住めない無人惑星だけだ。

 

とはいえ、あまり取り込みすぎても宇宙のバランスが乱されるので、死んだ星である中性子星を取り込むならばOKとの事だ。人の居ない星とはいえ、惑星を食べるにはシャンパ様とヴァドスさん、それから第六宇宙のサイヤ人達の許可を貰う必要があるとの条件も貰った。それならお安い御用だ。

 

キャベ達もそれで納得してくれた。そして、私はキャベ達サイヤ人の血液を定期的に献血程度の提供を求めた。引き換えに、サイヤ人達のお仕事をお手伝いすると誓ったのだ。

 

キャベ達は私の話を聞いて、私が悪い奴ではないと理解して、献血程度に血を分けてくれた。

 

そして私は、この生物惑星を使って、私は自分の体を生み出した。↓が私だ。

 

【挿絵表示】

 

中々セクシーでしょ?空色の髪にウマ耳、尻尾も綺麗でしょ?それに、背景はとてもキレイでしょ?私がビッグゲテスターの能力で惑星全体を再構築して、美しい大自然を築き上げた。

 

そう。私もウマ娘となったのだ。そして私の知るウマ娘達を、この星の細胞と私の情報を利用して生み出した。私がウマ娘達について知ってる情報全てと、サイヤ人の細胞、そして彼女達同士でも結婚出来るように両性具有にしたりと、なんやかんや色々手を尽くした。

 

それに、ウマ娘は皆、それぞれのチームにそれぞれのトレーナーが所属している。トレーナーは、私の知る作品からも含めて、アニメ側とゲーム側のウマ娘トレーナーも加わっている。

 

そして、私もトレーナー兼ウマ娘としてこの星で働いているのだ。

 

ライス「お姉様。ただいま」

 

ナイン「ライス。お帰り」

 

私が寸動鍋でビーフシチューを作っていると、玄関の扉が開いて一人のウマ娘が帰ってきた。

 

彼女は『ライスシャワー』。皆を幸せにしたいと願っているが、臆病で弱気。しかし、本当は優しく純粋なウマ娘であり、臆病で弱気なのも誰も不幸にしたくないという優しさから来るもので、ウマ娘特有の勝利への執念に何ら劣るところはない。

 

そして、私が一番最初に生み出したウマ娘であり、そしてこのビッグゲテスター内で倒れていた。私はビッグゲテスター内での異変にはすぐ感知できるが、ライスがどうやって現れたのかまだ分かってない。

 

私はビッグゲテスターのエネルギーを全て注ぎ込んで、彼女を蘇らせた。他のウマ娘もそうだが、彼女の力は私が強くしたいが為に盛るだけ盛り続けた。まあ彼女の性格上自分が勝てると信じてるし、相手を貶したりしようとしないから問題ないと思うけど。

 

さっき、ただいまってライスは言っていた。何故なら、私はライスとライスと同棲しているゼンノロブロイとは3人でこの家に暮らしてるのだ。

 

前世のゲームでは、一つの部屋に2人のウマ娘が二人一組のルームメイトとして暮らす寮が2つあった。この星では、それぞれ用意した家に三人一組で一緒に暮らしている。

 

ライス「お姉様!あのね、ライス、今度ブルボンさんとマックイーンさん達と武道大会を見に行くの!今日はマックイーンさんとブルボンさんが天皇賞・春で競うんだ!」

 

ナイン「そっか。じゃあ、私も見に行って良いかな?」

 

ライス「うん。一緒に行こう、お姉様」

 

私はライスと共に、ビーフシチューを中心にした昼食を食べ始めた。因みにロブロイはシンボリクリスエスって娘と一緒に出掛けて食べてるよ。

 

この星では認めてるからね。同性婚。まあ、この星に住む住人はウマ娘のみだし、獣達にしか雄雌の概念無いけどね。

 

私達はビーフシチューを食べた後、一緒にこの星の武道会場へ向かって行った。その気になれば星の中を潜りながら迎えるけど、私は敢えて散歩しながら向かう。これが一番良いのだ。

 

―――――――――――――――――――――――

 

生物惑星ビッグゲテスター。先程も説明した通り、第六宇宙のとある極限環境微生物が周囲の物を喰らって自己増殖し、自己繁殖等をし続けた事で誕生した『生物惑星』だ。第七宇宙のビッグゲテスター風に言うならば、巨大クリーチャー星だろう。

 

私はその生物惑星に転生し、この星を自由自在に変えて地球に限りなく近い星に変えた。自然は美しいし、文明も外見上は古風な日本ベースにしてるが、中身は21世紀の文明レベルにしている。自然はモンスターバース風かな。野生の生き物も、今まで見てきたモンスターや怪獣を再現して、このビッグゲテスターの自然内で生息させている。

 

それでもこのビッグゲテスター内では、全生物の中でウマ娘が身体能力、戦闘力において、上位の存在となっている。私が勝手にそうしただけなのだが。

 

暮らしは日本人風な文化にしている。日本文化はあらゆる物や違う文化を取り入れても独自性を保っていられる不思議な文化だ。こんな国は他と比べても存在しないだろう。このビッグゲテスターに似合う文化で思い付いたのがそれだ。

 

それに、私は日本の文化が忘れられないのだ。この生物惑星に転生してから、日本の文化が恋しくなったからだ。離れてしまって初めてそのありがたみに気が付いた。そして、孤独の辛さも知った。()()()()()()()()()()()()()、私も大概陰キャ側だったから、一人の方が気楽だった。しかし、やはり長くこの星に居ると、誰かが居てほしいと思うようになった。

 

孤独を好む私が、孤独が嫌な性格に変わった。

 

ウマ娘を生み出した本当の理由もそれだ。寂しいのには耐えられない。

 

此処に住むウマ娘は、皆、私の子供達だ。とはいえ、近親相姦とかではない。自分とビッグゲテスターの力で生み出したとはいえ、それぞれのパートナーと結婚しても問題無いようにしたからだ。

 

そして、彼女達はサイヤ人の特性を利用して生み出したので、闘いと怪我を得て強くなる。

 

だから定期的にサバイバル式なり、リーグ戦なり、トーナメント制なり、色んな武道大会を開き、お互いの力と技を学び合い、成長させていくのだ。

 

そして、私とライスはサバイバルバトルの会場へ向かう為に翼竜の背中に跨り、翼竜を羽ばたかせて空を飛ばせた。別にそんな事をしなくても空は飛べるのだが、このやり方が私は好きだ。そして、私達はとある島にたどり着く。会場は島全体が舞台となっており、其処で自然や予め建設した建造物、支給した武器、そして鍛え上げた自身の体を使って、生き残りを掛けたサバイバルバトルが行われる。

 

アナウンス『一帖の盾を掛けた熱き闘い。最大の天皇島にて行われるサバイバルバトル!天皇賞・春!一番人気はこの娘、メジロマックイーン!悲願の三連覇達成なるか!?』

 

ライス「マックイーンさん!」

 

ナイン「マックイーンは三連覇が掛かってるからね。注目しかないよ」

 

其処は原点のマックイーンとほぼ同じだ。このサバイバルバトルにおいて、マックイーンは三連覇をいよいよ達成するかもしれない。しかし、ライバルは多い。因みにマックイーンの今の勝負服は白の令嬢を彷彿とさせる服装で、名前は『エンド・オブ・スカイ』だ。空の果てという言葉が似合う勝負服だ。

 

ナイン「さあ、早く観客席に行こう」

 

私とライスは地面に降りた翼竜から降りて、会場の観客席に入る。

 

アナウンス『二番人気はこの娘、クラシック三冠娘、トウカイテイオー!ライバル、メジロマックイーンとの死闘に注目です!』

 

トウカイテイオーも原点と性格は同じだ。勝負服も、活発な冒険者風な衣装で、ドリームキャッチャーを左腰に取り付けている。名前は『ビヨンド・ザ・ホライズン』。

 

私達が観客席に入ると、次のウマ娘も紹介された。

 

アナウンス『3番人気はこの娘、同じく三冠娘、ミホノブルボン!』

 

ライス「ブルボンさん!!」

 

何か戦績がおかしい?そう。このビッグゲテスター内での大会、実はウマ娘や馬の史実と流れが大きく異なっている。例えば、トウカイテイオーは骨折はしていない。ミホノブルボンも、実はライスとはまだ戦ってない。ブルボンに関しては、何故かライスは勝負を避けたのだ。まるで、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

でも私は、ライスの提案を受け入れた。不思議な事に、時期が違ってもライスはブルボンやマックイーンと交流を深めていた。

 

それに、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

それに、私はそんなライスも、そしてウマ娘達も愛している。ライスと一緒に居られるし、共に戦えるなら光栄だ。彼女も、彼女達も、皆家族だ。

 

ある英雄の言葉を借りるなら、ここが私達の『天国の外側(アウターヘブン)』なんだ。

 

このビッグゲテスターは、私の家だ。お姉ちゃんにも、見せたかった光景だ。

 

アナウンス『さあ、スタートしました!各ウマ娘の激闘を期待しましょう!』

 

こうして、春の天皇賞を決めるサバイバルバトルが幕を開けた。

 

―――――――――――――――――――――――

 

私はライスシャワー。ライスは気が付いたら、ライスの居た世界とは違う世界に居た。

 

ライスはブルボンさんに勝ったけど、ライスのせいで皆を不幸にした。大勢から非難された。

 

マックイーンさんに勝ったけど、また非難された。ブルボンさんが励ましてくれたけど、ライスの心は晴れなかった。

 

その後も頑張ったのに、寝る間も惜しんで鍛えてきたのに、何故か勝てなくなった。

 

走る度にライスは大勢から非難される。この前なんて、結婚式でライスシャワーを行わないようにする人達が増え始めた。それをやると、ライスになるから嫌なんだって。トレセン学園でも陰口を叩かれて、ライスに味方してくれる人達も徐々に居なくなって行った。ブルボンさんやマックイーンさん、ウララちゃんやロブロイさん、それにヒシアマさん達も含めて、何人かは私の味方で居てくれた。励ましてくれたけど、その励ましを聞くたびに何故か心が苦しくなった。

 

何度も何度も走って走って………その度に負けて負けて負けて負け続けて………何度も頑張って頑張ってガンバッテガンバッテガンバッテガンバッテ………………。

 

そんな毎日を繰り返して、ブルボンさんやマックイーンさん、お姉様にウララちゃん、ロブロイさんにキングさん、ヒシアマさんやチームスピカの皆さん、リギルさんにカノープスさんも、そして今まで陰口を叩いてきた人達ですら、泣きながら『もう頑張らなくて良い』『酷いことを言ってごめんなさい』と止めに来た。

 

鏡を見ると、ライスは酷く痩せていた。目の下に出来た隈は色を塗ったかのように酷くなっていた。

 

そんな中で行われた取材の最中でも、ライスの事を悪く取り上げたい記者達やテレビ局の圧力に、お姉様は涙を流しながら怒鳴った。でも、ライスはもう限界だった。

 

ライスはその場から逃げ出した。もう全てがどうでも良くなった。

 

トレセン学園に居る皆に悪いけど、もうライスは全てを放り出して逃げだしたかった。

 

そんな時だった。ライスは力尽きて倒れてしまい、意識を失った。目を覚ました時に見たのは、赤いお肉の壁だった。

 

ナイン『……んで………倒れてたのかな……大丈夫?聴こえてる?』

 

視界を覆うお肉の壁が開く。お肉の壁ではなく、蛹の膜みたいだった。そしてライスは、一人のウマ娘を見た。メジロアルダンさんそっくりだけど、清楚というより活発な印象がある。

 

ナイン『声が聴こえてる?聴こえてるなら、頷いて』

 

ライス『……はい』

 

ライスは頷いた。

 

ナイン『上を向いて』

 

ライス『……はい』

 

ライスは上を向いた。

 

ナイン『よし。じゃあ、貴女の名前はライスシャワーだよ。今日から宜しくね』

 

ライス『は、はい……』

 

こうして、ライスは新たな世界で目を覚ました。

 

しばらく暮らす内に、お姉様の事が分かってきた。お姉様もライスと同じで、別の世界からやって来て、この星と融合したらしい。それで、この生物惑星だっけ?この星を組み替えて過去の地球と似た環境を再現しているとの事だった。自然も生き物も、実は微生物の集合体。勿論、ウマ娘達もだ。

 

ライスはどうやら、生物惑星ビッグゲテスターに気付かない内に迷い込んだらしい。どうしてなのかは分からないけど、ここなら前みたいにツラい目に遭わなくて良いかもしれない。

 

更にお姉様から聞いた話だと、どうやらライスはお姉様の居た世界では創作のキャラクターらしい。此処で一人になるのが嫌だから、ライスのようなウマ娘を生み出して共に暮らしたいとの事だった。

 

生み出そうとした時にライスを見つけ、この星の微生物とサイヤ人っていう宇宙人の遺伝子を組み込んで、ライスの体を治してくれた。

 

そして、色んなウマ娘を生み出したのだ。どれも肉のカプセルみたいな物から生み出している。その中には、懐かしい人達も居た。ブルボンさん、マックイーンさん、ウララちゃんにロブロイさんの姿もあった。しかし、誰もライスの事を、あの悲劇の事を知らない。性格や話し方、仕草も全てが同じなのに、ライスの居た皆とは違っていた。

 

それでも良いと思った。逃げ出した時の事を覚えていたら、きっと凄く気まずいと思うから。

 

お姉様は語る。

 

ナイン『私はね。第六宇宙のサイヤ人と共に、この宇宙を守る為に戦う。破壊神シャンパ様と付き人ヴァドスさんのお墨付きも貰ったんだ。だからライス。ウマ娘の皆。私と共に来て欲しい。私一人でも戦うけど、一人じゃないって信じてるよ。強制したりしない。戦いたくない娘の意見は尊重するよ』

 

正直、ヒーローではなくなったライスが何かしても、結局皆を幸せに出来ない。それでも、少しでも償いが出来るなら、ライスは戦う。

 

ライス『…………お姉様!お願い!ライスはもう誰も不幸にしたくない!だから、ライス戦うよ!一緒に行こう!お姉様!』

 

ナイン『うん。ありがとう』

 

そして、他のウマ娘も皆、賛同してくれた。誰一人として、その場を去ろうとはしなかった。

 

その後、お姉様は色んな大会を開いて、お互いを高め合う試合形式の武道会場を生み出した。自然や町の中で戦うサバイバルバトル式、振り分けられた順に行うトーナメントバトル制、レースはあるけど死なない程度の妨害が許されたバトルレース制とか、色んな大会があった。その大会一つ一つの名前は、ライスが前に居た世界のレースと似た名前だ。

 

メイクデビューは勿論、ライスが皆を不幸にした菊花賞や天皇賞・春も違った形で存在している。当然、ブルボンさんやマックイーンさんも出た。でもライスはやらない。メイクデビューすらしていない。

 

最も、大会自体はこの星における娯楽のような物だから、強制ではない。ウイニングライブ?勿論ある。但し、これも強制ではないし、レース後に行われるウイニングライブだけでなく、レースとは関係なく行われるグランドライブも存在する。ライブだけやるウマ娘も居るし、大会だけに出るウマ娘も居る。

 

ご飯も美味しい。星から産まれた生き物を狩ってお肉は調達出来るし、野菜も美味しく実る。豊富な栄養が詰まった野菜とお肉、お米も食べてきたせいか、ライスを含めてあらゆるウマ娘も、自然の生き物も皆、健康的だ。

 

鏡や写真を見た時、ライスは前に見た時よりももちもちとした赤ちゃん肌みたいに肌がキレイで、トレーニングもそれなりに積んできたお陰で体も筋肉質になった。体格も少し大きくなった気がする。

 

長い回想になったけど、ライスは今、幸せです。

 

ライス「お姉様。ライスを必要としてくれて、ありがとう」

 

ナイン「ん?どういたしまして。ライスはこれからも頼りにさせてもらうよ」

 

ロブロイ「ナインさん。ライスさん。もうすぐお鍋が煮えますよ。キムチ鍋、楽しみですね」

 

ナイン「ほら、ライスも食べよう。グランドライブの配信始まるから、一緒に観よう」

 

ライス「うん!」

 

ありがとう、お姉様。ライスの為に、色んな事をしてくれて。大会には出たくないけど、ライスは強くなるよ。ライスを受け入れてくれたお姉様やビッグゲテスターの皆も。そして、ライスの新しい故郷である第六宇宙も。

 

因みに、天皇島での天皇賞・春はマックイーンさんの優勝、三連覇を果たしたそうです。

 

―――――――――――――――――――――――

 

トゥインクルナインだよ。私達は第六宇宙の悪党と戦ったり、大会で競い合ったり、グランドライブで盛り上がったりと、色んな日々を過ごしていった。

 

そんな中で、シャンパ様とヴァドスさんが家にやって来た。お二人を迎え入れる為にカレーライスをご馳走した。

 

ナイン「第七宇宙と試合ですか?」

 

シャンパ「ああっ。俺が密かに集めた惑星規模のデカい願い玉、(スーパー)ドラゴンボールを賭けてな。お前等にも選手として出てもらいたいんだ」

 

シャンパ様がスプーンでカレーとご飯を掬い、食べる。

 

ヴァドス「シャンパ様ったら、この第六宇宙の地球が滅びて美味しい物が食べられないと嘆いておりましたから、超ドラゴンボールで第七宇宙の地球を交換しようとしているのです」

 

ヴァドスさんも同じように食べる。

 

ライス「あ、あの!地球を滅びる前に戻すのはどうですか?」

 

シャンパ「………その手があったか!だが、それじゃビルスの奴を悔しがらせてやれねぇからな。願いは今更変えねぇよ」

 

ヴァドス「ビルス様に宣告してしまったので、もう後には退けないだけですよ」

 

シャンパ「だ、黙れヴァドス!」

 

シャンパ様が顔を赤くする。

 

ライス「ああっ!ごめんなさい!ライス余計な事を言ったからぁ!」

 

シャンパ「んっ?別にお前は悪い事してねぇだろ。そんな事で謝んなよ」

 

ヴァドス「あらあら。お優しいんですね」

 

ナイン「ライスは私の自慢の娘です。それで、何人が出るのですか?」

 

ヴァドス「9人です。殺し屋ヒットさん、貴女方の知り合いのキャベさん、メタルマン最高の実力者であるオッタ・マゲッタさん、物理攻撃無力化の身体を持つボタモさん。残りは5名ですね」

 

シャンパ「フロストも入れようか迷ったが、アイツは今宇宙監獄の中だしな。それに余計な事をさせたら、俺の顔に泥を塗られちまうよ」

 

それはそうだ。フロストの悪事を暴くのに苦労したものの、善人の皮を被った悪人なんて胸糞悪いものだ。証拠集めにシャカールやタキオン、ルドルフやダイヤ等、証拠集めに適した皆を集めてフロストの悪事を暴いた。そして、彼を捕らえて投獄した。第六宇宙が衝撃に包まれたし、後処理も苦労した。そして、私達が入れ替わるようになった。

 

ナイン「では、私も選抜させて頂きます。相応しい5人が居ますので、それで人数は間に合うかと」

 

ライス「黄金世代」

 

ナイン「あの子達の顔も立てないとね。それに、シャンパ様も気に入っておられたでしょう?あの5人の事」

 

シャンパ「彼奴等か。確かに見ていて飽きないからな!俺達が勝てるよう期待してるぜ!」

 

こうして、第六宇宙が勝つ為に準備を進める私達。

 

第七宇宙にあるシャンパ様が名付けた『名前のない星』に用意された武道会場で、思わぬ再会を果たす事になるとは、この時の私には想像も付かなかった。




第六宇宙のビッグゲテスターのモデルは、『ゴジラ・ザ・シリーズ』のマイクローブです。

小さなコンピューターチップから誕生した機械惑星ビッグゲテスターと、小さな微生物から誕生した生物惑星ビッグゲテスター。第七宇宙にあったなら、第六宇宙にもあるだろうという安直過ぎるお馬鹿な考えですが。そして機械惑星と生物惑星。

フロストは脱落しました。彼は居ても居なくても変わらないと思ったので。
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