ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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クウラとの戦い

クウラ「キィエエエエエエエッ!!」

 

悟空「でりゃああああっ!!」

 

クウラは孫悟空と拳を交わす。クウラは拳の連打を浴びせつつ、尻尾で悟空の頬を引っ叩いてのけ反らせる。そのまま拳を握り締めた、その時だった。

 

トニーは両腕の手首からレーザーを放ち、クウラの握り締めた拳に当てた。クウラはトニーのレーザーを拳で殴る形で受け止めた。

 

スペメカも黙っては居ない。拳を握り締めたかと思えば、その腕が肥大化して10メートルの腕になる。

 

フィーリア『メタルストレート!』

 

フィーリアがスペメカの神経と繋がり、スペメカそのものとなって自由自在に操っているのだ。そして、スペメカの拳でゴールデンクウラを殴り飛ばす。

 

クウラ「ほう。少しは効いたな」

 

クウラは、先程よりも威力が上がっている事に気が付いた。これが意味するのは、フィーリアを含めた兵器達が時間と共に進化しているという事だった。

 

フィーリア『よっと!』

 

フィーリアはすぐにその場から後退した。足や各部位のジェットを噴射して、クウラから距離を取ったのだ。

 

クウラ(ヒットアンドアウェイ戦法か。それならばじっくりとアップデートする時間が生まれるな。一度攻撃を当てたら撤退。但し一度でも攻撃が当たるだけでも撤退。それを繰り返して俺の攻撃に対して強くなり、更に自己進化も可能というわけか)

 

この戦法をするのには理由がある。フィーリアは以前にターレスとスラッグと正面から戦っていたが、その時はヒットアンドアウェイ戦法を使う手は考えてなかった。彼等と戦った後、攻撃をしたり受けたりしたら一度相手から距離を取る事を選び、自らのアップデート機能で耐性と進化を繰り返す事を選んだのだ。

 

そしてそれは、他のホロメン達も同じ事。全員が同じように一回攻撃を受けるか行うかではないが、それでもヒットアンドアウェイ戦法は徹底させている。

 

そら『『エスカッシャンバズーカ』!』

 

そらの操るエアリアルから無数のピット兵器が飛び出したかと思えば、砲塔の形となるように1つとなり、そのままクウラへ向けて一つに纏まった光弾が放たれた。

 

クウラは光弾を尻尾で弾き飛ばしたが、突然自分の身体に何かがぶつかり始めた。ただの攻撃ではない。全く攻撃が見えないのだ。

 

クウラ「ぬっ!?内側から揺れた?」

 

クウラは戸惑いを見せるが、その種はアイアンマンや悟空と接近戦を繰り広げる中で見抜いた。一瞬だけ視界に映った機体、青い大型の人型メカが歌を歌う時に持つマイクを手にしている。

 

クウラは知る由もないが、すいせいが乗っているのは音響マイク付きの『すいちゃん専用ザク』だ。

 

クウラ(奴か!音速は避けられぬ速度ではないが、実体が無い!気で吹き飛ばさねば先程のようにやられるだけか!)

 

すいせい『『サウンドミサイル』!』

 

すいせいの乗る機体がマイクに声を放った途端、目には見えないが大きな攻撃が自分の元へ迫って来るのを感じたクウラ。

 

クウラ「ぬぅおおおおおっ!!」

 

クウラは足を突き出して不可視の声のミサイルを蹴り、相殺した。

 

孫悟空「10倍かめはめ波!!」

 

超サイヤ人4の悟空が、赤いかめはめ波をクウラに放つ。

 

クウラ「ぐぬぅ!?」

 

トニー『よし!良いぞ!』

 

トニーは背中に螺旋状の装置を展開し、胸の中央にあるコアを輝かせた。

 

フィーリア『ニュートロンブラスター!』

 

フィーリアは今度は変形させず、背びれを青白く発光させた後にスペメカの口から中性子星のエネルギーを放つ。アイアンマンは背中の装置に中性子星のエネルギーを受けた瞬間、胸の中央のコアから真っ白に輝くエネルギー光線『ユニビーム』を撃ち出した。

 

かめはめ波に加えて、今度はユニビームを受け止め続けるクウラ。

 

クウラ「ぬぅおおおおおおおっ!?」

 

強大なエネルギー光線を二つも受けて、徐々にダメージが身体に蓄積されていく。

 

クウラ「フハハハハハハッ!!良いぞ!!ヌゥッ!?また貴様か!」

 

クウラは体の内側にある全ての臓器が揺れるのを感じて、口から血反吐を吐き出した。

 

すいせい『『ドレミライフル・ファ』ァァァ!!』

 

すいちゃん専用ザクのマイクから、巨大な不可視の塊がクウラに向けて飛んできた。そして、再びクウラの体を突き抜ける。その体に傷は無いが、クウラは血反吐だけでなく耳や目からも出血し始めた。

 

クウラ「ちぃ!防ぎようが無いか!」

 

二つの光線を受け止め続けている間に攻撃を受けて、怯み始めるクウラ。

 

フィーリア『そらちゃん!ゴールデンクウラのデータ取れた!?』

 

そら『大丈夫!半分位だけど、確実に取れてるよ!後は彼の遺伝子が手に入れば良いけど!』

 

AZKi『それなら私に任せて!『ノイズブレード』!』

 

AZKiは可変戦闘機を戦闘機型へ変形させると、クウラの元へ迫る。彼女の専用機である可変戦闘機の名前は『VF-1・AZKi』。『超時空要塞マクロス』に登場する、可変戦闘機。真空の宇宙空間でも動けるよう永久式エネルギー炉を搭載し、更にAZKIの歌声を拡散出来るように改良した。戦闘機形態の『ファイター』に手足が生えたような形態の『ガウォーク』と、完全な人型の『バトロイド』の3形態がある。

 

フィーリアの狙いは、クウラに勝つ事ではない。ゴールデンクウラの戦闘データを得る事だった。そして、クウラの細胞を取り込む事。こうする事で、サイヤ人とナメック星人、そしてフリーザ一族の遺伝子を手に入れて、ビッグゲテスターの性能を更に向上させるのだ。アップデート機能も向上し、短時間で可能になる筈だ。

 

そして、人型のバトロイドへと姿を変えて、片腕からライトセーバーを展開する。そして、光線を受け止め続けるクウラの尻尾へ振り下ろした。

 

クウラ「面白い!!ならば、尻尾はくれてやる!!グッ!!グオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

 

クウラは尻尾の先端を切り落とされ、その激痛によって本能的に全身から気を解放し、かめはめ波もユニビームも全て掻き消した。ドーム状に解放された気の波動により、スペメカやエアリアル、すいちゃん専用ザクやバトロイドも吹き飛ばされた。

 

その時、フィーリアは吹き飛んでいくクウラの尻尾を見た。

 

フィーリア『あっ!尻尾!』

 

フィーリアはその間も抜け目無く、スペメカの頭部から上半身を突き出した。そして、吹き飛んだクウラの尻尾を手首から放出した気の糸を飛ばして引っ付けた後に、糸を引っ張って自分の元へ引き寄せた。そして、尻尾を掴んで自分の体の中へ取り込んでいく。

 

フィーリア『生き残れればクウラの細胞を介して、フリーザ一族の細胞ゲット出来る!』

 

フィーリアは再びスペメカの中に戻り、クウラの姿を捉えた。

 

クウラ「フハハハハハハ!!以前の俺ならば此処で貴様等を消し炭にしてやったが、此処で終わらせるのも惜しいな!!さあ、もっと掛かってこい!!それとも貴様等はそれが限界か?」

 

クウラは全身の気を解放し、戦闘力を向上させていく。息を切らしながらも、その目に闘志を宿したままだ。あれだけ戦い続けていながら、まだ戦える事にフィーリアは驚愕する。

 

悟空「下がっててくれ。此処は俺がやる」

 

フィーリア『……うん。今の私じゃ束になっても、今のクウラに勝てないと思う。尻尾を斬れたけど、さっきみたいな隙が出来るか怪しいよ。でも、秘策を思い付いたの。だから、時間を稼いで』

 

フィーリアはそう言うと、近くの小惑星にスペメカを着地させる。そして、スペメカの頭上から無数の糸となって姿を現し、元の人型に戻った。そして、スペメカの頭上に座禅を組んで瞑想に入る。

 

瞑想に入るのは、精神をリラックスさせて気を高める事と、クウラの細胞とエネルギーを完全に取り込める用にする為だ。

 

思い付きではあるものの、フィーリアは試してみる事にした。今は何でもやらなくては、ゴールデンクウラに勝てないと確信したからである。

 

悟空「なるほど。やりたい事は分かった。俺が出来る限り時間を稼いでやる。トニー、お前はナメック星に居る悟飯やクリリン、それから………兄ちゃんと姉ちゃんを頼む。俺が居た頃は姉ちゃんは居ねぇが、この世界のオラには姉ちゃんが居る。それに………兄ちゃんにも手を貸してやってくれ」

 

トニー『ああっ。今の僕らじゃ君の足手まといになる。悟空、僕はナメック星に向かうよ。この世界の君も、君の双子のお姉さんも、そして他の仲間達も危なそうだ』

 

悟空「頼んだぞ」

 

孫悟空はトニーに頼む。トニーは軽く首を縦に振り、その体を無数の歯車や光の柱で包みこんだ後に、その場から姿を消した。

 

???『悟空君。そのビッグゲテスターの狙いは、ターレスとスラッグ、そしてフリーザ一族屈指の強さを持つクウラの細胞を、自らに馴染ませる事よ。瞑想の形を取ったのは、気を集中させてより効率よくアップデートを進める為ね。君はゴールデンクウラを足止めして、ビッグゲテスターの、いえ、フィーリアちゃん達の時間を稼ぐのよ。万が一に備えて、もう一人、ビッグゲテスター内に向かわせたから、ゴールデンクウラを出来る限り足止めするのよ!』

 

悟空「すまねぇ。そしてありがとな、時の界王神様。さあ、やるぞクウラ」

 

クウラ「クククク。貴様等の策に敢えて乗ってやる。以前の俺ならばあの小娘も狙っていたが、今は貴様との闘いを楽しむとしよう」

 

悟空「オメェ、本当に何があったんだ?まあ、戦ってみれば分かる筈だ」

 

そして、悟空とクウラは拳を交わす。

 

その頃、瞑想を始めたフィーリアの意志を汲み取ったのか、ビッグゲテスター内では大掛かりな作業が始まっていた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

ビッグゲテスターの森林のような町中、そしてその中にある4階建てのビルからキーボードを入力し続ける音が響き続ける。そのビルを含めて、道路でも複数人の少女、女性、ロボット達がパソコンのキーボードを入力し続けていた。

 

そして、ビルの中では多数のロボット、そしてスタッフの一人であるのどかと共にキーボードを高速で入力し続ける友人A。しかし、緊迫した雰囲気が漂っていた。

 

ロボット『電子配列の修復完了。フィーリア様が瞑想を行ったお陰で、サイヤ人の特性、ナメック星人の再生力、そしてゴールデンクウラのパワーを受け入れられるアップデート完了まで、残り3分です』

 

A「報告は大事な所だけで良いから、黙って手を動かして。フィーリアが瞑想をしてくれるお陰でアップデートが上手く進むのは良いけど、ここでの作業をミスしたら余計な時間が増えるから」

 

彼等が行っているのは、先程フィーリアが取り込んだゴールデンクウラの尻尾から取れるフリーザ一族の細胞と、尻尾から取れるエネルギーを取り込めるようにする為に、自らの手でアップデートを行っているのだ。自動のアップデートでは時間が掛かる為、AIだけに任せるのではなく、人の手も加えてアップデートをより速めるだけでなく、正確に人の手も加えてアップデートの精度を高めているのだ。

 

のどか「エネルギー回路拡張完了しました!」

 

ロボット『ビッグゲテスター、エネルギー充填率240%!作業効率460%向上!』

 

秘書ロボ『サイヤ人細胞及びナメック細胞の完全融合完了!以後、フィーリア様含めホロメン全員が死なない限り、無制限の自動修復と無制限強化が可能となりました!』

 

ロボット2『ゴールデンクウラの細胞適合85%!適合すべき最低数突破しました!』

 

キーボードはアナログな道具型から、ホログラムの画面上まで、数多くのキーボードを入力する音が響き続ける。

 

ロボット3『居住区、安全確保!エネルギー適合量78%!82%!順調です!』

 

A「よし!このままノンストップで行くよ!!」

 

スタッフ『『はい!!』』

 

スタッフ達は作業の手を止めない。

 

しかし、そんな作業を快く思わない連中も居る。ビッグゲテスター内ではなく、外からやって来る連中である。

 

トワ「邪魔はさせないわよ。悪いけどこのビッグゲテスターを乗っ取らせて――」

 

トワがビッグゲテスター内に入り込む。魔術を利用して時空を越えている為、それを応用してビッグゲテスター内に入り込める。

 

元々ビッグゲテスターは、怪異の侵入を何度か許していた。魔術のようにこの世の理を超えた力に対しては、驚くほど脆いのだ。フィーリアもそれは理解しているものの、どうすれば防げるか未だに対策が出来てなかった。

 

それをトワは突いてきたのだ。

 

トワが魔術を使おうとした、その時だった。

 

突然トワに赤いオーラが纏われたかと思えば、トワはそのオーラと共に地面へ叩きつけられた。

 

トワ「な、何!?このパワーは!?」

 

ミラ「トワ!」

 

こんな強い念動力は、少なくともトワの知る歴史には存在しない。ミラも慌てて駆け付けたが、緊張した顔がこれから戦う相手の強さが桁違いであると物語っていた。

 

そして、トワの前に2人の人間が姿を現す。一人は孫悟空の超サイヤ人4と同じ姿をしているが、髪の毛が逆立っている男。もう一人はコルセット風ブラウスとレザーコート、さまざまな動きができる柔軟性のある素材のパンツ、ソコヴィア風のニーハイ丈レザーブーツを身に纏った女性であった。

 

ベジータ「貴様等はもう逃がさん!!此処で死ね!!」

 

???「トワは任せて頂戴。ベジータはミラを!」

 

ベジータ「おいワンダ。うっかりして動揺するなよ。ビッグゲテスターの味方をするのは気に食わんが、貴様が力を制御出来ずに此処を破壊すれば意味がないからな」

 

ベジータが女性をワンダと呼んだ。

 

ワンダ・マキシモフ。ベジータと共にビッグゲテスターを守る為に現れたタイムパトローラーである。前に居た世界では幸せを得る為にドクター・ストレンジと対峙するが、別の世界で幸せに家族と生きる自分の姿を見て、今までの行いが間違いだと知る。そして元凶であるダークホールドを消滅させるため、ワンダゴア山を破壊し、自身もその下敷きとなり消息を絶った。

 

しかし、彼女は実は瀕死にはなったものの、なんと生きていたのである。ダークホールドは消滅したのでマルチバース規模の力の行使は出来なくなったものの、フューと名乗る謎の男によってコントン都へ運ばれた。其処で時の界王神と出会い、これまでの罪を償う為にタイムパトローラーとなったのである。

 

トワとミラにとっては、間違いなく此処で会いたくない相手である。しかし、そんな彼女と戦って得られるダメージエネルギーが欲しいのもまた事実である。

 

トワ「とはいえ……どうすれば良いのよ……」

 

暗黒魔界復活の為に、色んな歴史に介入して時に改変したり戦いのエネルギーを回収したりした。しかし、どうしてこんな事になってしまうのか。

 

ワンダ「よそ見して良いの?」

 

ワンダが赤い光弾を飛ばす。トワの前に立つミラが片手を翳すが、連続で飛んでくる光弾に体を撃ち抜かれた。

 

ミラ「つ、強い……!」

 

ベジータ「おい!貴様は俺の獲物だ!横取りしたらぶっ殺す!」

 

ワンダ「それはどうも」

 

ベジータはミラを蹴り飛ばし、ワンダとトワから引き剥がす。

 

ワンダ「もう逃がさないわ」

 

トワ「ワンダ・マキシモフ……なるほど、弟や恋人の死をまだ引きずってるのね?過去の悲しみの痛みに、幻肢痛に苦しんでるのね。貴女が何も出来なかったせいで。殻に閉じ籠もって、挙げ句に他の宇宙の幸せも奪い取ろうなんて。ホントに哀れな女。そんな女を愛した家族も、恋人も、愛する奴を間違えたバカね」

 

トワは思わぬ内に愚痴を長々とこぼしてしまった。それがさらなる地雷を踏み抜いていると知らずに。そして、それは一語一句聴かれていると知らずに。

 

ワンダ「なら教えてあげましょうか?」

 

ワンダの目が赤く光る。顔は無表情になっているが、激怒しているのは明らかだ。全身から放たれる赤黒いオーラを見て、益々ワンダが激怒していると理解するトワ。

 

教えるの意味は、トワは理解出来た。ワンダの痛み?否、それだけではない。ワンダが怒っている本当の理由は、ピエトロや死んだ両親、そしてワンダの為に死んだ恋人ヴィジョンを侮辱したからである。

 

トワ「冗談じゃないわよ!」

 

トワは魔術の転移でその場から逃げようとした。しかし、何故か転移先にワンダが居た。

 

トワ(なっ!?なんですって!?)

 

トワは知る由もない。トワの転移魔術をワンダが乗っ取り、何処へ転移しようとしてもワンダの元にしか行けない様にしたのである。

 

トワ「ヒイィィィイイイッ!!」

 

トワは生まれて初めて体験する、本物の死の恐怖に怯え始めた。暗黒魔界の主君メチカブラさえも上回る力を持つ相手に、メチカブラへの忠誠すらもうどうでもよくなる程に。

 

嘗てベジータがフリーザ相手に恐ろしさのあまり泣き始めたように、トワも目の前にゆっくりと歩いてくるワンダ相手に涙を流しながら震えていた。

 

ワンダ「………………」

 

ワンダは敢えてゆっくり歩いて来ていた。目の前の女は、ただ殺すだけでは済まさない。そう決めたからだ。

 

自分の事はまだ良い。しかし、ピエトロや両親、恋人のヴィジョン、そして自分の家族をバカにする奴は誰であろうと許さない。

 

ただ殺すだけでは済まさない。殺す殺すコロスコロスコロスコロスコロスコロス……………。

 

トワ「ごめんなさい!!ごめんなさい!!もう歴史かいへんはしません!!もうにどとこんなことしません!!おねがいします!!!ゆるしてください!!!なんでもいうことをききます!!かんにんさてください!!ぜんぶわたしがわるかったです!!ゆるしてください!!」

 

トワは泣きじゃくりながら、その場で何度も土下座した。恥も後悔も、もう全てがどうでも良かったのだ。

 

それはワンダを……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンダ「………私は何度も死んだ。心が壊されるのは、死よりツラいの。それを味わってみる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

益々怒らせただけであった。

 

 

 

 

 

その後の凄惨な光景を、ビッグゲテスター内に居るロボット達は語る。

 

ロボット『生きてるやつがあんなの見たらもう夢の中が当分アレだけになっちまう!!』

 

ロボット『俺達はロボットだからな。精神的恐怖とかはねぇが、生きてるやつはあんなもん見ない方が良い。特にフィーリア様は人間に近い精神してるから、保たねぇかもしれねぇ』

 

そう語るのだった。

 

ミラ「と、トワアアアアァァァァァ!!」

 

ベジータ「貴様の相手は俺だ!!」

 

ミラは助けに行こうとするが、ベジータに殴り飛ばされて更に追撃される。

 

そして、ビッグゲテスターの作業は順調に進み続けていた。




《オリジナル技》

・メタルストレート
フィーリア、そしてフィーリアの『スペースメカゴジラ』の腕を肥大化させ、ガントレット型へと変形させる事で放つ右ストレート。ただそれだけのシンプルな技。

・エスカッシャンバズーカ
そらの専用機『エアリアル』の搭載した群体遠隔操作兵器システム『エスカッシャン』を、一つに纏めてから放つ極太の光弾。無数のピット兵器による全方位攻撃を一点集中に纏める為に一つにして、前方遠距離特化の絶大な攻撃力を発揮する。弾速は一つになる前と変わらないが、曲がらない為に横へ避けられやすい。但し、避けられればの話だが。

・サウンドマシンガン
すいちゃんの声に気を込めてマシンガンのように一方向へ放つ。不可視の攻撃な上に威力も高い。不可視な上に気配も気づきにくい。

・サウンドミサイル
すいちゃんの声を気とともに一方向へミサイルのように放つ。不可視だが、マシンガンと違って感覚が鋭い者には勘付かれやすい。

・ニュートロンブラスター
砲台型にスペメカを変形させて、中性子星を展開した後に砲口から放つ極太の気の光線。一度変形した後はスペメカの内部に中性子星がしばらく残り、機能を停止させるまで何発でも放てる様になる。但し、背びれが青白く輝くという欠点付きで、それで気付かれやすくなる。また、機能停止した後に再起動すると、もう一度何度も放てる様になるにはまた変形させた後に元に戻らなくてはならない。

・ドレミライフル・(ドレミファソラシドのどれか)
ドレミファソラシドのいずれかを歌って放つ声のライフル。すいせいの声を気のライフルに変化させ、相手を撃ち抜く。いずれも物理的にかき消せない上に、不可視。但し、声を出してきた場所が分かれば避けられる可能性がある。
ド:弾速は遅いが、当てた相手の内臓を下に落とす。
レ:声のカッター。丸鋸のような形の刃となり、振動の刃で相手を斬る。
ミ:音符型の気の光線を声と共に放つ。唯一見える攻撃だが、物理的には防げない。気で無ければ防げない。
ファ:叫び声と共に放つ不可視の砲弾。物理的な破壊力は無いが、当たった相手の内臓全てに強い振動を与える。但し、弾速は遅い。
ソラシド:現段階では不明。

・ノイズブレード
音の振動を纏ったライトセーバー。AZKiの操る『VF-1・AZKi』の腕に搭載した光の剣に振動を加えて、斬れ味が増している。

クウラの性格が違う?勿論分かっています。そしてワンダがタイムパトローラーになってる理由は、私がワンダを少しでも救いたいと考えた結果です。

次回、決着かもしれません。その後、第七宇宙の他の転生者達の話も少し描きたいと思います。
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