ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います 作:ちいさな魔女
クウラ軍と私達ビッグゲテスター軍は、突然現れた元アブソリューティアンの戦士リリスによって阻止された。クウラを殺すつもりで戦っていたが、いつの間にかクウラと戦う事を楽しむようになった。何故だろうか?もしや、ターレスを取り込んだ事でサイヤ人の闘争本能が形を変えて私達に影響を及ぼすようになったのかな?
クウラ機甲戦隊を迎えに行ったら、3人共全身がシロアリに食われそうになっていた。あくあを私が止めてなかったら、あの3人は全身をシロアリ達に食べられていただろう。恐ろしい光景が見えてしまった。
あくあは「ひ、人が多い……」とぼっちちゃんみたいに体が崩壊しかけた。陰キャ属性な為に、クウラやリリスみたいに強い存在が近付いたら体が崩れそうになる謎機能だ。造ったのは私だし、勿論付けたのも私だ。あくあの全身のナノマシンを使った無駄機能だが、面白いでしょ?自分の娘になに付けてんだろ?
兎に角、3人はちょこ先生に預けて治してもらい、私はリリスやクウラを連れて中心街の大きな建物に連れて行った。
因みに、ビッグゲテスター内で戦っていたベジータとあのワンダ・マキシモフという女性は、廃人化したトワを連れて退散したミラを追って行った。何事も無かったから良かったけど、トワは少し哀れかな。同情もしないが。
私以外にも、スタッフののどかとAちゃんも同行してもらい、会議室に通した。
フィーリア『ハァ……疲れた……クウラとの闘いも中途半端に終わったし……消化不良だよ』
クウラ「疲れた?貴様、ロボットの筈だろう?」
フィーリア『いや、肉体的にじゃなくて精神的にだよ。体はメンテすれば平気だけど、気分がウェーイじゃないの』
リリス「これは失礼しました。では、改めて自己紹介を。私はリリス。究極生命体にして、元アブソリューティアンの戦士です。今はザ・キングダムを離反して、独自に活動を行っています」
リリスが自己紹介をする。因みに、この会議室には椅子は無い。私達はいくら立っても姿勢は崩れないからね。こういう時ロボットの体は便利だ。
フィーリア『一応聞くけど、アブソリューティアンって?』
リリス「アブソリューティアンとは、この世界とは別の時空にてカスケード光線というエネルギーを浴びた事によって究極生命体へと進化した種族の事です。最も、故郷は強すぎるカスケード光線をコントロール出来ないので星の寿命を削ってしまったので、ある星を征服しようとしていました。私はザ・キングダムを見限りました」
クウラ「見限った?」
リリス「ええっ。あらゆる世界へ戦火をまき散らしていく彼等のやり方にはうんざりしていました。私は離反する機会を伺う為に、私は色んな世界を当時の同胞であったタルタロスと共に趣きました。表向きは彼等の援助でしたが、本当の狙いは………これです」
リリスはそう言った後、懐からある物を取り出した。それは、クリームが溢れたシュークリームと、クリームで名前が書かれたチョコを飾ったチョコケーキ、そしてクリスマスの日に食べるであろう人型クッキーだ。
クウラ「それは……能力をコピーしたお菓子だったな?」
フィーリア『お菓子?それって、未来に現れる魔人ブウの能力?』
リリス「正確には、それを元に私が持ち合わせていた能力を合わせて完成させたものです。元々私は相手の能力をコピーする能力がありました。しかし、それには相手に素手で直接触れなければいけませんでした。其処で私は、遥か未来に現れる魔人ブウのお菓子化光線を組み合わせ、能力をコピーしてお菓子の形で具現化させる光線を撃てるようになりました」
すると、リリスは指先を私に突き立てた。一見すると何も見えないが、私にはリリスの指先から何かしらのエネルギーが出て来ている事に気付いた。そのエネルギーは私に当たったのだろう。その瞬間、リリスの手元には掌サイズの駄菓子が出現した。
リリス「フィーリア、貴女は気付いてますね?流石です。私は確実に能力を手に入れられるよう、不可視化、ノーダメージ、無音、無味無臭にしました。そして、私はタルタロスの時空間移動能力を先ずは手に入れて、そして色んな世界を回る形で様々な能力を手に入れてきました。今ここにあるのは、私が訪れた世界で手に入れた能力です。あっ、本人達は生きてるので勘違いしないでくださいね?」
確かに放たれた時に音はしなかった。そして、ダメージも無かった。これは気付かないな。それに、殺気や攻撃性は無かった。殺すつもりも攻撃する意志も無いから、それを利用した攻撃も無意味だろうな。
そして、それぞれのお菓子には名前が記されていた。シュークリームの頭部には『高町なのは』、チョコケーキの名札チョコには『メイプル/本条楓』、人型クッキーには『サクラスパイダー/飛騨遥』と描かれていた。
リリス「勿論、能力というのは異能の力に限りません。身体能力も含まれます」
フィーリア『本人は能力を失うの?』
リリス「いいえ。コピーですから、本人は能力を失う事はありません。私はこれで、色んな相手の能力をコピーして来ました。さっき貴方がたを止めた時も、その力を使いました」
クウラ「ふん。ドーピングなんぞに頼る貴様には腹が立つがな」
リリス「勘違いしないでください。私は強くなる為の努力は怠っていません。現に初めて会った時も、私はお菓子を一口も食べて居なかった筈です」
クウラ「ふん。どうだかな」
リリス「私の事はこれくらいにして、本題はこれからです」
リリスはお菓子を懐に仕舞うと、その本題とやらを話し始めた。
リリス「この先、力の大会と呼ばれる全宇宙が揃った大会があります。その前に、全人類を滅ぼそうとするザマスと、神々を全て滅ぼそうとするハーツと呼ばれる強い存在が現れます。ハーツは全ての神々を滅ぼす為に、そしてザマスは全人類を滅ぼす為に、全宇宙を荒らし回るのです。しかしどちらも実行してしまえば、最終的に全ての宇宙が滅びる結果になります。貴方達には、ザマスやハーツに対抗する為に立ち上がって欲しいのです」
クウラ「宇宙が滅ぼされては、俺の事業にも影響があるな。それは構わんが、何故貴様でやらんのだ?」
リリス「私はこの世界に降り立った際に、破壊神ビルスと出会いました。彼と闘いましたが、結局負けてしまいました。しかし、ビルスは私と条約を結びました。『この第七宇宙及び各宇宙で起きる事件には、基本的に介入しない事。しかしその代わりに、将来の危機に備えられるよう戦士達を鍛え上げろ』と。そして私は、初めにクウラの元へ趣き、未来を見せて、こうしてゴールデン化に至るまで鍛え上げました」
フィーリア『……なるほど。それでクウラが此処まで強くなってるんだ』
リリス「はい。フリーザ一族の突然変異体であるフリーザとクウラ、その父親コルドも鍛えれば強くなるでしょう。しかし、いくら強くても上のものにすぐヘコヘコするような方は鍛えるつもりはありません」
だからクウラだったんだ。確かにクウラなら、表向きは頭を下げても、内心では破壊神を超えると決意しそうだものね。
クウラ「ふっ。当然だ。破壊神ビルスに媚びを売る父上を俺は毛嫌いしていた。最も、フリーザは表向きは頭を下げるだろうが、心の底は俺と似ているだろう」
仮にも全王から座を奪おうと狙う程だしね。
リリス「だから貴男を選んだのです。そしてこの第七宇宙、及び第六宇宙には、本来死ぬ筈だった者達の運命、そして死なない筈だった者達の運命を変えた、異世界の転生者達が居ます。フィーリアのように」
えっ?転生者居るの?私以外に?
リリス「ですが、貴方達はそれぞれの役割があります。貴女はこの第七宇宙でアイドルをしつつ、戦力と軍勢を整えてください。幸いゴールデン化出来るクウラが居ますし、その力も貴女は取り込んだ。そして、お互いに闘い合えば戦闘力も底上げされるでしょう。他の転生者は、私の同志達が手回ししております。時に姿を現して手を貸したり、修行を手伝ったりします。他の宇宙にもそれぞれ根回しは完了しています」
裏方で私達をサポートしてくれる感じか。
リリス「勿論、貴女達で何とか出来る場合は、私達は手出ししません。乗り越えるべき試練は、自分達で何とかするべきだと思っております。但し、トワやミラのような歴史改変者達が現れた場合は、私達も可能な限り対処します」
つまり、悟空側にいる転生者達は原作での敵達を何とかするわけで、私とクウラが劇場版又はゲーム側のキャラを対応するってことなのかな?
クウラ「………なるほどな。それが貴様の目的か」
リリス「はい」
フィーリア『一つ訊いて良い?どうして私達にそこまでしてくれるの?』
リリス「この世界の強者達と闘いたい、競い合いたい、美味しい物を食べたい、エッチな事もしてみたい、アイドル活動が見たい、他にも色々ありますが、まあ俗っぽい理由からです。世界を滅ぼされては、それ等も全部叶わなくなります。それだけの事です」
クウラ「……フッ、いいだろう。お前の提案に乗ってやる」
フィーリア『そっか。まあ私も、リリスと闘ってみたいからね』
なんだ、割と人間臭い理由なんだ。変に壮大な理由じゃなくて良かった。
すると、私の耳元まで来たリリスが、耳元で囁いた。
リリス「後でビッグゲテスターにある『息抜き』に、付き合わせてくださいね」ボソッ
フィーリア『ッ!!!!??////////////////』
なんで知ってるの!?さては何処かで覗いてた!?
クウラ「?」
こうして、私達の話し合いは終わった。しかし、クウラ達は今後どうするのか。今のクウラでも充分強いが、やはりメタルクウラは欲しい人材だ。
すると、それを見抜いたリリスが提案してきたのだ。
リリス「機械惑星なら、丁度いいのがありますよ。ビッグゲテスターと同じ機械惑星が。クウラ、貴男が選んでください」
クウラ「……メタルクウラは気に食わん。だが、その機械惑星は興味ある」
リリス「では、行きましょう。今の貴方達なら、難なく制圧出来る筈です」
そして、私はビッグゲテスターを発進させて、その機械惑星へ向かった。まあ大体わかる。惑星М2の事だろう。
確かにベビーは残しておくべきではない。サイヤ人への復讐は同情するが、あまりにもやりすぎだ。もしかしたら、ツフル人は人格が壊れた集団なのかと思ってしまう。
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ダイジェストに伝えよう。惑星М2は簡単に制圧出来た。
住人全てがマシンミュータントの星であり、星そのものもマシンミュータントなのは、私とよく似ている。
ミュー「ぐ、クソォ……!サイヤ人でもない貴様等なんぞに!!」
で、彼がマシンミュータントを生み出したマッドサイエンティスト、ドクター・ミュー。彼は天才だが、彼はベビーによって生み出されたマシンミュータントでしか無かったんだよね。
で、私はコンピューターとミューの脳内に糸を通して接続し、М2のコントロールを乗っ取った。そして、マシンミュータントの製造方法もその時に知る。
これで私はマシンミュータント達を自由自在に操れるようになる。
クウラ「貴様はもう用済みだ」
クウラはそう言うと、ミューを真上に投げ飛ばした後に掌から放出した気功波で一気に肉体を消滅させた。
リリス「さて後は……ベビーですね」
リリスは手を翳すと、何処かの惑星の広い空間が現れた。その中心には、カプセルの中で眠るベビーの姿があった。
フィーリア『奴も生かす訳には行かないね。消滅させよう』
私は手を翳し、ベビーに向けて気の玉を放った。ただ放つのではない。そのままベビーを包みこんだ。カプセルが割れて中の液体が漏れ出たが、球体の中に入った液体だけは残った。
ベビー『ッ!?ッ!!!』
ベビーは何が起きたのか気付いたけど、もう手遅れだ。力も無く、未完成なボディでは私の気は防げない。そして、気の球体からの脱出は出来ない。
フィーリア『縮め。細胞一つ残さず消えてしまえ』
私は翳した手を握る。すると、ベビーを包みこんでいた気が縮小を始めた。中のベビーはそのまま押し潰されていき、最終的には何も見えなくなり、完全に消失した。
アントマンと違う。体を完膚なきまでに潰した。気で完全に消したから、原子にもならない。
フィーリア『細胞は…………無い。センサーに反応無し。ベビーの気も消えた。生体反応消失。よし』
さて次は。
フィーリア『再探知開始。反応無し。再々探知。反応無し。赤外線スキャン………ベビーは死亡確認。再々再々確認』
クウラ「ほう。甘い奴だと思っていたが、どうやら念入りなようだな」
フィーリア『一応星ごと消し飛ばしておくか。ミューの星、跡形も無く消し飛ばしてやる』
私がやろうとすると、突然隣のクウラが手を翳す。
クウラ「自分だけ良い所を取ろうとしてもそうはいかんぞ」
そう言った後、掌から小さな恒星のような気弾を放った。しかし、その気弾は向こう側に出た瞬間に巨大化し、そのまま部屋の中に直撃した。そして、部屋が凄まじい大爆発を起こした瞬間、空間を繋ぐ穴がすぐに塞がれた。
リリス「はい。ベビーは今ので死にました。ミューの星も既に消滅したので、ツフル人の野望は一つ壊滅した事でしょう」
フィーリア「………そうだね。М2の技術やデータ波一通り取れたし、星はクウラにあげる。私はビッグゲテスターがあるからね」
クウラ「ふん。俺は自分の手で強くなる。だがМ2やマシンミュータントは使えそうだ」
フィーリア「次に会ったら、私が勝つからね」
クウラ「それはコッチの台詞だ。俺はもっと強くなる」
私とクウラはこの時、お互いをライバルと認め合った。正直どうなるかと思ったけど、落ち着く形になって良かった。
リリス「では、ビッグゲテスターはフィーリア達が、М2はクウラ軍が、それぞれの機械惑星で戦力を整えてください。その内、それぞれに使いの者を送りますから、備えてくださいね」
リリスはそう言うと、再び時空の穴を開けてその中へ消えて行った。
リリス「後で『息抜き』に来ますね」
フィーリア「もう!!///////」
余計な一言を残しながら。
フィーリア「じゃ、私はビッグゲテスターに帰るから」
クウラ「息抜きとはなんだ?」
フィーリア「うるさい!!////」
私はクウラの元から、瞬間移動でビッグゲテスターへ帰って行った。
後日、リリスが本当にやって来て『息抜き』に参加して来た事には驚いた。その時に知ったのだが、彼奴がSもMもどちらもイケる口だったなんて、ホントに知りたくもなかった。まあ、趣味仲間が出来るのは嬉しい限りだ。
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数時間後。
『息抜き』を終え、時空を越える際に使用する『ナラク』に、リリスは戻って来た。
リリス「ふふっ♡フィーリアったらエッチに積極的ですね♡責められたり責めたり、異種姦プレイも楽しんじゃいました♡色んなシチュエーションもあるなんて、ロボットなのに気持ち良くなるなんて♡もう可愛すぎます♡!!」
どうやら『息抜き』を堪能し満足したリリスは、思い出しただけで狂い悶えていた。
???「やあリリス。って、何やらお楽しみ中だったかな?」
其処へ、紫色の肌をした筋肉質な青年が現れた。
リリス「はい、ビッグゲテスターで楽しんで来ましたよ♡はぁ♡気持ち良かったです♡」
フュー「へぇ〜。君はホントに俗っぽいよね。まあそのお陰でボクも接しやすいけど」
リリス「うふふっ♡それで、ハーツとザマスはどうなっていますか?」
フュー「ご安心を。ハーツはカンバーと共に監獄惑星に封印済み。ザマスは第10宇宙に居る協力者に監視させてるよ」
リリス「では、第七宇宙のビッグゲテスターとクウラに例のものを」
フュー「はいはい。もう用意してるよ」
フューがキャリーケースを時空の穴から取り出すと、その中身を確認した。その中には、二つの金属がガラスケースに入っていた。そして、二つのCDディスクも一緒に入っている。ディスクには6つの色の玉が描かれていた。
フュー「いやーこの二つの金属は、この世界に於いてもぶっこわれ性能だからね。あの世界の危険さがこれだけでも分かるよ」
リリス「ヴィヴラニウムにアダマンチウム。これをあの2人に渡したら、条件に貴男の実験に付き合わせてあげてください。但し、くれぐれも下手な実験をして世界が壊れる事態にならないように」
リリスがフューを睨む。その手には饅頭が握られており、
フュー「わ、分かってるよ!僕は研究が出来ればそれで良いけど、世界が壊れたらそれが出来なくなるじゃないか!それが分からない程バカじゃないよ!」
リリス「なら良いのです。あの2人にその金属と、無限の力を持つ6つの石のデータを詰め込んだディスクを届けてください。そして、ザマスとハーツの監視を、引き続き頼みましたよ。報酬は働き次第ですよ?」
フュー「もちろんさ。じゃ、僕は失礼!」
そして、フューは時空の穴を開けて、颯爽とその中へ入って行った。そして、時空の穴が閉じたと同時に、リリスは再び時空の穴を開けた。
リリス「さて、またお菓子を増やしに行きますか」
こうして、中立のリリスは再び能力のストックを増やしに出かけた。
未来で起きる大いなる闘いに備えて、リリスは裏方で暗躍し続けるのだった。
リリスの役目は、時に介入したり、見守ったり等、将来に備えた準備を整える中立になります。同志達は全員、リリスによってお菓子を与えられたメンバー、もしくは彼女と一時的に手を組んだ者達です。
フューは協力してはいますが、研究と実験材料が増えて嬉しいのでそっちが最優先な感じです。とはいえ、リリスの言う通り世界が滅んだら研究が出来なくなるし、実験材料も無くなると不都合しかないので、リリスと協力してます。