ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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此処でフィーリアの出番がしばらく飛びます。キャロ達の時系列も、此処でダイジェスト式でお送りします。


サイヤ人との闘い:キャロ編・1

私はキャロ。歩けないサイヤ人の女科学者だよ。現在はエイジ762。原作でサイヤ人が地球にやって来た日だ。あれから25年、私もカカロットも25歳になった。そして、ママも40代にも関わらず、私達と変わらない見た目である。サイヤ人は戦闘種族だから、闘う為に若さが保たれる。細胞を調べた限りだと、実は80歳頃がサイヤ人の大凡のピークである事が分かった。やっぱり魔人や人造人間の件があっても、サイヤ人はやはり肉体がハイスペックだ。勿論宇宙空間にも適応出来るフリーザやクウラ、コルド大王もヤバいが、それでもサイヤ人のスペックはヤバ過ぎる。

 

それはそうと、私のこれまでの人生を振り返ってみよう。

 

エイジ745:私とカカロット、ママの3人で地球に到達し、其処で孫悟飯に出会う。その時に私達はモンガーから投げ飛ばされる形で降りており、頭を打って気絶した。その時に、孫悟飯がカカロットに悟空と名付け、私達もその時に地球人の名前を貰った。とはいえ、サイヤ人襲来の時期が過ぎた後には本名を名乗るかどうか悩んでいる。

 

その経緯を、簡潔に説明したいと思う。

 

私は孫桜花(そんおうか)。ママは孫菊花(そんきくか)と、それぞれに花の名前を授けられた。桜花賞に、菊花賞。競馬かよ。そういえば、妹はウマ娘好きだったよね。あれからどうしてるかな。

 

孫悟飯は大猿になった悟空に殺された。私はモンガーで戦った。流石に大猿の悟空も、モンガーには歯が立たなかった。ママも駆けつけてきたけど、その時に私はモンガーの腕力で大猿の尻尾を引き千切り、悟空を元に戻した。

 

孫悟飯を救えなかった。その後悔は一生背負うべきものだ。

 

ママも泣いていた。夫に加えて、自分達を拾ってくれた義理の祖父も失ったのだ。ショックが大き過ぎる。

 

けど、一番ツラいのは悟空だ。育ての祖父を自ら殺したなんて知ったら、絶対にショックだ。私はママと約束して黙る事にした。

 

祖父を埋葬し、私達は後悔を抱えながら日常と修行、モンガーの点検と強化改造の日々を送った。

 

エイジ749。ブルマと出会う。悟空がブルマと共に旅立つ事になった。私とママが家に残る事にした。流石に人数もあるし、悟空にとっても良い経験になると思ったからだ。西の都の位置とカプセルコーポレーションの場所をブルマに教えてもらった。紹介の手紙や合い鍵のカードキーも貸してもらう。

 

モンガーに乗って西の都へ向かい、カプセルコーポレーションにやって来た。

 

其処で私は専用のラボを、ママはトレーニングルームを貰った。ブリーフ博士から貰ったラボで色んな物を発明し、ブリーフ博士に見てもらった。その技術にブリーフ博士は感心してくれたが、彼の技術もブルマに近いレベルであった。ホイポイカプセルは便利だ。持ち歩けるし、投げてその場に呼び出せる技術は画期的だ。私の車椅子もブリーフ博士に調整してもらったが、余計な機能を付けないよう目を光らせた。釈迦に説法だ。

 

しかし、それでもある問題に気付く。個人的な問題なのでブリーフ博士は悪くない。

 

それは、アイアンマンでも長年トニー・スタークが悩んでた事だが、私がモンガーに乗り込む時間の短縮だ。ホイポイカプセルの技術で私はモンガーを何処でも出せるようになったのだが、搭乗するには誰かの手を借りなければならない。或いは乗り込めるように仰向けにしても、乗り込むのに時間が掛かる。これでは乗り込むまでにやられてしまう。

 

だから、ホイポイカプセルの形から常に身に纏って何時でも搭乗出来るようにする、若しくはモンガーにAIを搭載して私を迎えに行けるようにしないと。

 

悟飯がグレートサイヤマンに変身する時のような装置があれば、私は何時でもモンガーに搭乗可能になる。

 

それに、車椅子にも似たような臨時の戦闘メカに変形する装置にしないと。車椅子そのものをメカにするのも良いが、やはりロマンがある方が良いよね。

 

それに、もう一つの問題がある。

 

キャロ『き、キツい……でも、モンガーを操縦する身として、ジッとしてる訳には行かない!』

 

ギネ『キャロ!後100回だよ!頑張れ!』

 

キャロ『ママ、直接戦えないけど、後でモンガーに乗った私と戦って!』

 

ギネ『勿論だよ!やっぱりキャロも、サイヤ人なんだね!』

 

ママと一緒に、トレーニングもする。パイロットもそれなりに強くないと、モンガーがいくら性能が良くなっても意味が無くなるからだ。そして、この身体はサイヤ人だ。鍛える度に強くなるのを感じる。

 

そんな中で、天下一武道会の話を知った。もしかしたら、悟空も強くなって大会に出るかもしれないと思った私とママ。ブルマも帰ってきて、更にはヤムチャにプーアル、ウーロンも現れた。ウーロンはカプセルコーポレーションに居候して、ヤムチャやウーロンも私を受け入れてくれた。

 

そして、私達は天下一武道会を見に行った。悟空は準優勝に留まった。ジャッキー・チュンという老人に変装した亀仙人を後一歩の所まで追い詰めたが、やはり勝てなかった。

 

悟空『姉ちゃん!母ちゃん!オラ、じいちゃんの形見のドラゴンボールを探してぇ!』

 

ギネ『ああっ。か……母ちゃんは悟空を見守ってるよ!』

 

キャロ『私もだよ。気を付けてね』

 

四星球を探しに、悟空は旅に出た。筋斗雲に乗って、空を駆ける。

 

そして、悟空はその旅でレッドリボン軍と闘い、壊滅させた。私は歩けないけど、協力したくてモンガーに乗り込んで出動した。しかし、もう既に悟空はレッドリボン軍を壊滅させていた。まあ、強くなったママと私が居ればすぐだったけど、ヤムチャや亀仙人、ブルマ達が悟空を心配してくれてホントに嬉しかった。泣きそうになったよ。

 

エイジ753。悟空が次の天下一武道会に備えて旅に出てから5年後だ。その間に、私もママも強くなった。歩けないのは変わらないけど、車椅子を改造して緊急用の戦闘アーマーへ変形するようにした。車椅子にあるボタンを押したら、車椅子が変形して全身にアーマーとして身に纏うのだ。その時に直立二足歩行をするのだが、私ではなく搭載したAIが歩行を行う。それでも歩いたり走れたり出来た事には感動した。

 

ママも戦闘力が上昇して、この前私オリジナルのスコープで測定したら、戦闘力が1000もあった。後何年後かにやって来る兄さんに匹敵する戦闘力だ。

 

そして、鶴仙人率いる天津飯と餃子(チャオズ)に出会う。どうやら悟空はこの2人と前にも会っていたようだ。天津飯によってヤムチャの足を折られた時は、怒りで天津飯を殺そうかと思った。しかし、悟空と和解して改心した事で、私は天津飯のお腹にパンチ一発入れただけで済ませた。まあ効いてないけど。

 

しかし、クリリンが魔族のタンバリンに殺された。私達が遠くのレストランに食べに行った時だ。

 

それが、ピッコロ大魔王との死闘の始まりだった。

 

悟空が倒したのは原作通りだ。その間に私とママは、奴の言葉によって錯乱した人達と脱走した凶悪犯達を止める為に奮闘した。西の都を主に活動拠点にして、凶悪犯達を次々と制圧。

 

そして、ドラゴンボールでピッコロ大魔王に殺された人達を生き返らせ、世界が救われた。私とママは、凶悪犯達を相手に勇敢に闘った事で有名になってしまった。

 

私とモンガーもその時に知れ渡り、私はブルマと同じく飛び級で大学へ入学することになり、ママも色んな人達から求婚されるようになった。しかし、ママは全て断り、悟空と共に神様とポポの元へ修行をしに出掛けた。

 

エイジ756。悟空がマジュニアこと生まれ変わったピッコロと闘う時期だ。向こうには念の為にママを行かせた。万が一があっても対処出来るだろう。

 

その間に、私はある人達をカプセルコーポレーションに招いた。ブリーフ博士の許可も取った。

 

キャロ『こんにちは。集まってくれてありがとう』

 

ゲロ『……正直未来の出来事を見せられた時は信じられなかったが、これから現れる敵に対抗するにはワシの力が必要なのか。孫悟空の姉よ』

 

サタン『それで、俺達に何をしてほしいんだ?』

 

そう。ドクター・ゲロとミスターサタンだ。この2人は今後の地球の危機に備えて必要な人材だ。

 

キャロ『貴男達に協力してほしい事が沢山あるの。でも先ずは、それぞれにやってもらいたい事があるんだ。ゲロ、貴男は悟空を憎んでるけど、今後の事を考えると悟空を殺さないでほしい。彼を殺さない、しかし殺さない程度に倒すと約束してくれれば、私の技術も貴男に渡す。そしてサタンさん、貴男を鍛えてこの地球を、何より大切な家族を護れる戦士に育てたい。だからお願い。力を貸して』

 

この2人には、未来で何が起きるのか大体話している。それはもうサイヤ人やフリーザ一族のインフレにはついて来れなくなるかもしれない。しかし、地球を護れる者は多くて損はない筈だ。

 

ゲロの人造人間で悟空が殺されるのは嫌だが、試合形式で負けるのは別に構わない。負けたとしたら、悟空が負けただけなのだから。

 

サタン『家族を……分かりました。妻が娘を妊娠したんだ!喜んで力を貸しましょう!娘にはパパのカッコいい所を見せませんと!』

 

ゲロ『孫悟空が憎い。それは変わらん。しかしレッド総帥は総帥の器では無かった。じゃが孫悟空をボコボコにしてやる事には変わらん。それでワシの気が晴れるならな。お主の持てる技術を見せてもらうぞ』

 

サタンは了承してくれた。けどゲロはまだ分からない。もしかしたら裏切るかもしれない。しかし、私も負けるつもりはない。

 

こうして、私は2人の協力者を手に入れた。そして、それから3年後のエイジ761。私は久々に、兄さんと再会する。兄さんの力も必要だ。仮にもベジータと共に居る事を許されたんだ。素質自体はある筈なんだ。

 

―――――――――――――――――――――――

 

ピッコロは遠くから迫って来る強い気を感じる。嘗て敵対した忌々しい敵、孫悟空か?

 

しかし、遠くから飛んで来た男は全く違う人物だった。

 

ピッコロは知る由もない。その男が、孫悟空の兄ラディッツであるという事を。

 

ピッコロ「孫悟空じゃない!」

 

そして、男はピッコロの目の前に立つ。

 

ラディッツ「ちっ、カカロットではないか」

 

ピッコロ「何者だ?」

 

ラディッツ「お前に聞きたい事がある。カカロットは何処だ?」

 

ピッコロ「カカロット?なんだそいつは?」

 

ラディッツ「………質問を変えるか。この尻尾を生やした奴等を知らないか?」

 

ピッコロ「何ッ?なっ!?」

 

ピッコロは、ラディッツが見せた猿のような尻尾は、孫悟空が小さい頃に生やしていた尻尾そのものだったのだ。

 

そしてそれは、孫悟空の姉にして下半身不随の女性『孫桜花』と、孫桜花と孫悟空の母『孫菊花』が今も生やしている物だった。

 

ピッコロ「まさか貴様、孫悟空と孫桜花、孫菊花の知り合いか!?」

 

ラディッツ「なんだその名は?待てよ………そうか、なるほどな。この地球で新たな名前を授かったのか」

 

ピッコロは目の前の男から感じる強い気配に、冷や汗を流す。

 

ラディッツ「構えるな。貴様のようなザコに用は無い。そいつ等に話があって来ただけだ」

 

ピッコロ「……確かに今挑んでも、返り討ちに遭うだけだな」

 

ラディッツ「賢い奴だ。そいつ等が何処に居るか教えてくれれば良い」

 

ピッコロ「何処に居るかは知らん。だが、今は亀仙人という老人の元に居る筈だ。最近、アイツは嫁が出来たらしいからな」

 

ラディッツ「その亀仙人とやらは………ムッ?大きな戦闘力が二つ!もう一つは低いが、並んで飛んでいる!カカロットにキャロだな!それに……母さんも一緒か!」

 

ラディッツは何処か嬉しそうな笑みを浮かべた。そして、その場からすぐに飛び去って行った。

 

ピッコロ「ハァ……ハァ……!くそ!俺が、攻撃しない選択をするとはな!」

 

ピッコロにとって、屈辱的な事だった。攻撃しない選択肢など、ピッコロからすれば絶対にしない選択であった。

 

そして、高い戦闘力の元へ飛んでいくラディッツは、心の内に秘めた考えを頭に過ぎらせた。

 

ラディッツ(キャロ!母さん!アンタ等が生きていたとはな!親父からの通信通りだとするならば………だが、まだ確信が持てん!)

 

ラディッツの疑問。それは、フリーザが惑星ベジータを滅ぼして多くのサイヤ人を滅ぼしたのか、というものだった。キャロから色々知恵を学んだ為に、ラディッツは普段は考えないような疑問が頭の中に浮かび始めた。

 

そして、父親からの最後の通信。隕石の接近が分からなかった事。様々な疑問がラディッツの頭を過る。

 

ラディッツ「貴様等の口から聞かせてもらうぞ!!キャロ!!母さん!!そして、カカロットよ!!」

 

モヤモヤとした気持ちを抱えながら、生き残った家族の元へ飛んでいくラディッツであった。

 

―――――――――――――――――――――――

 

キャロだよ。今は孫桜花と名乗って悟空と共に暮らしてる。カプセルコーポレーションから独立した私は博士号と医師免許を取って、悟空達と暮らしながら日々研究を続けている。悟空はチチさんと結婚して、息子を産んだ。私?私は結婚してないよ。研究こそ私の恋人だしね。

 

研究内容は人体改造技術だ。人間のサイボーグ化である。メタルギアライジングでも見られたが、人間をサイボーグにして働けるようにする。私はゲロと協力して医療目的による人体改造を発表した。主に改造手術を行うのは、貧困に苦しむ人達や人身売買の被害者、そして路上で寝そべるしか出来ないホームレス、そしてストリートチルドレン等、彼等に声を掛けて人体改造を行い、普通に働けるようにする。

 

私の職業は、医療と研究が主な仕事になっている。研究と医療内容は、主に人体改造だ。要はゲロの人造人間化をビジネスにしたのだ。人造人間にして身体を強くし、無難に働けるようになるまで訓練と教育を行った人達を、その人達に相応しい職業にそれぞれ売り込むのだ。勿論人体改造や装置の使用、教育等にはお金が沢山掛かるので、斡旋した人達には分割払いの形でお金を返してもらう。また、それだけでは足りないので彼等が元々居た国にも、彼等を生み出した責任としてある程度の金銭を要求した。勿論私だけでは回らないので、私が自ら開発したAIや信頼した人達にも任せている。

 

その間も、私は修行もモンガーの改造も欠かさなかった。私も暇が出来るようになり、仕事も円滑に進められるようになった。

 

悟空の元に帰れば、ママや悟空、チチさんに悟飯も待っている。

 

その間に、ママには「結婚しないのかい?」と言われたけど、私には家事も育児も仕事も両立する事は出来ない。だから、私は自分のやりたいこと最優先で生きていくよ。

 

子供なら居る。モンガーと、モンガーの他に私が開発したサポートAI『ずんだもん』だ。まあモンガーはパパやママ、兄さんの協力あっての事だから、ずんだもんは私の生み出した子とも言えるかな。

 

そんなこんなで、私は人生を謳歌している。足?治してないよ。そしてこれからも治すつもりはない。一応足が曲がるようリハビリはしてるが、治すつもりはない。ゲロやママからも治すか訊かれたが、答えは当然NOだ。これは私が一生背負うべき対価なのだから。足が動けないからって幸せじゃないなんて言い方は嫌いだ。幸せかは私が決める。そう言ったら、ママは気拙そうな雰囲気を浮かべた。心配してくれてるのは分かってるから、ママを抱き締める形で慰めた。しかし、ゲロも心配するような事を言うなんてね。

 

そして今、私は悟空やママと一緒にカメハウスへ向かっている。この時期にやって来る兄さんに備える為だ。

 

キャロ『悟空。悟飯から目を離さないでよ。さっきみたいに森の中で迷子になるなんて、悟飯がとてつもない才能を秘めてるのは分かったけど、ホントなら洒落にならない事だからね』

 

私はモンガーの中から、悟空に話し掛ける。

 

悟空「へへっ。分かってるさ。オラが悟飯を護ってみせる」

 

因みにモンガーの今の大方の見た目は↓の通りだ。まあ予想図になるのだが。

 

【挿絵表示】

 

ガンダムにそっくり?まあそうだね。メタい話だけど、AI生成したらこうなったんだよね。まあ、AI生成の限度って奴だ。

 

コックピットは胸元だ。ゲロの協力もあって、機体に試験型の永久式エネルギー炉を搭載する。とは言っても、永遠にエネルギーが減らなくなるのではなく、とても永い間エネルギーが無くならないだけだ。完全な永久機関ではない。

 

サタンも神様とポポの元で修行させている。元より格闘家としての才能は高かった為か、車椅子に座った状態とはいえ私よりも遥かに強くなった。流石に悟空やママには及ばないけど、原作のナッパと互角に戦える位になった。

 

ゲロも私の技術を記したデータで、人造人間の製作をより早く、しかし質の良い研究を行えるようになった。そんなゲロは現在、氷の大陸で眠っているDr.ウィローを探しに向かっている。彼はゲロに並ぶ天才科学者だ。しかし、ゲロと違って説得に応じてくれるか分からない。最終的に地球を破壊するような奴だから、そうしたなら奴の研究を丸ごと奪えば良い。

 

まあ、2人の事はこれくらいで良いだろう。ずんだもんに衛星越しに監視させているから、万が一に備えて衛星兵器でゲロを狙撃するよう指示している。

 

ずんだもん『桜花。ゲロが氷の大陸に着いたのだ。一応ドローン部隊は送ってゲロの護衛に付かせてるから、万が一襲撃を受けても大丈夫なのだ』

 

キャロ『よし。じゃあ引き続き監視と護衛を続行して。私はカメハウスで亀仙人達に悟飯の自慢をするよ』

 

ずんだもん『了解なのだ!それと、職場の皆からサイボーグ手術を受けたいと願う人達のリストなのだ!』

 

私はリストに目を通す。ホログラム画面に流れる文章を、私は全て目を通す。頭が良いと記憶力だけでなく、高速の演算処理も速くなる。一方通行かよ。

 

私は全ての資料に了承のボタンを押していく。何枚かの疑わしいリスト以外は。

 

キャロ『よし。ん?何人か健康そうに見えるね。ずんだもん、この人達の裏を調査して。もし楽しようとする奴等なら追い返して』

 

ずんだもん『もし貧困家計だったらどうするのだ?』

 

キャロ『ならサイボーグ手術を受けさせるだけだよ。調査しといて』

 

ずんだもん『了解なのだ』

 

こうして、私の仕事は完了する。オフの日なのに勘弁してほしいものだ。

 

そして、私達はカメハウスの前に降り立つ。すると、モンガーの形が変形し、車椅子の形へと姿を変えた。この間、約3秒だ。これはトランスフォーマーの金属生命体が車から元の姿へ、そして元の姿から車へ変形する能力を私が再現したのだ。これで私は車椅子を何時でもモンガーに変えられるようにした。とは言え、その間に攻撃されるかもしれないので、そこも今後の課題だ。

 

悟空「やあ、オッス!」

 

キャロ「やあ皆!ママも来たよ!」

 

ギネ「ブルマ、亀仙人、クリリン、久し振りだね」

 

ブルマ「孫君!桜花!ギネさんも!」

 

クリリン「よお!久しぶりだな!」

 

亀仙人「ホントに久しぶりじゃのう。所で悟空、その子は?」

 

悟空「ああっ、オラの子だ」

 

亀ブルクリ『『いいっ!?悟空の子!?』』

 

キャロ「ああっ、ごめんね。連絡し忘れてて」

 

嘘。この光景を見たかったのだ。この後、悟飯がブルマ達に自己紹介を終えた後、私は遠くからある存在が近付いて来るのを感じた。

 

キャロ「……ママ。遠くから強い戦闘力が飛んでくるよ」

 

ギネ「ああっ、感じてるよ。しかも、この懐かしい気は………ラディッツ……!!」

 

ブルマ「えっ?ラディッツって?」

 

悟空「なんだ?そのラディッツって?ッ!!なんだ?とんでもねぇ気が迫って来る!」

 

悟空もママと同じく、兄さんの気を感じ取った。

 

ママはこの地球で、悟空と同じく修行と闘いを続けた事で戦闘力が上昇した。スコープで測ると、ママの戦闘力は1200もあった。毎日修行を欠かさず行い、モンガーや悟空と何度も手合わせしてきた甲斐があった。

 

しかし、私は想定外の出来事に遭遇してしまう。

 

キャロ「兄さんの戦闘力は………えっ!?」

 

ギネ「どうしたの?」

 

キャロ「戦闘力が………3600!?」

 

なんで!?ナッパに近い戦闘力じゃん!?

 

ギネ「3600!?嘘でしょう!?私の3倍の強さ!?」

 

私は車椅子のスイッチを2回押した。誤作動を避ける為に、2回スイッチを押す形でモンガーへ変形するようにしたのだ。車椅子は瞬く間に変形して、私はモンガーの操縦席に乗り込んだ。

 

そして、私とママは、久々に再会を果たす。

 

ラディッツ「久し振りだな。カカロット、キャロ、それに、母さんも」

 

想像より遥かに強くなった兄さんを、目の前にした。コックピット越しでも分かる。『DANGER』の警告文がコックピット内に映り続けていた。

 

なんで?

 

いや、待て。

 

確かベジータには、双子の妹が居たようだ。

 

まさか、彼女に何かされたのか?

 

まさか、その双子の妹が関係しているのか?私はそんな疑問を抱きながら、ママや悟空と並ぶようにモンガーを立たせ、兄さんと相対した。




キャロがどうやって鍛えたかって?ウマ娘の新シナリオで登場した、シュガーライツ博士みたいに鍛えました。

戦闘力表記は面倒なのでやりません。

キャロの職業説明、上手く出来たかな?職の説明が苦手だ………。
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