ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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ダイジェストで所々飛ばします。


サイヤ人との闘い:キャロ編・2

兄さんが現れた。但し、私の予想していなかった戦闘力を保持している。

 

モンガーを外側から破壊する事は、この戦闘力の兄さんには無理だ。しかし、モンガーを操縦する私には限界がある。

 

原作通りの会話が続く中で、会話の流れに変化が訪れる。

 

ラディッツ「カカロット。お前はキャロや母さんと同じくこの星の人間ではない。生まれは惑星ベジータ。誇り高き戦闘民族サイヤ人だ」

 

悟空「ど、どういう事だ!?姉ちゃん!母ちゃん!」

 

ギネ「……ごめんね、カカロット。今まで黙ってて」

 

キャロ『私とママは知ってたんだ。でも、それは悟空を騙したかったからじゃないよ。悟空を守りたかったからなんだ。私達が宇宙人なのは事実だよ。でも、今は私達はもうこの地球に住む人間だよ。こんな不器用なお姉ちゃんでゴメンね』

 

悟空「そっか……でも、オラが宇宙人だとしても、オラはこの地球で育った孫悟空だ」

 

クリリン「そ、そうだ!悟空が宇宙人なら、なんで地球に居るんだよ」

 

クリリンの問いに、兄さんが答える。

 

ラディッツ「それは簡単だ。この星の邪魔な原住民を葬り去る為に送られたのだ。我々サイヤ人は戦闘民族だ。より良い星を見つけては邪魔な原住民を絶滅させてから適当な星を求める外星人に高く売る。カカロットのように下級戦士と認定されたサイヤ人は、赤ん坊の頃から文明レベルの低い星に送られる。例え赤ん坊でもサイヤ人だ。満月の時に真価を発揮する。キャロや母さんからその話を聞いてないのか?」

 

悟空「いや、聞いちゃいねぇ」

 

ラディッツ「何っ?カカロット、尻尾はどうした?」

 

悟空「神様が取っちまった。消えちまった月を元に戻してぇから、生えてない方が良いって」

 

ラディッツ「………という事は、カカロットは一度大猿になったのか?」

 

悟空「大猿?」

 

ブルマ&亀仙人&クリリン「「「あっ……」」」

 

キャロ&ギネ「「………」」

 

凄い気まずい。ベジータ戦で大猿を見たら、私達がそこまで黙ってた事、怒るかな。

 

ラディッツ「……やはりな。そんな事も説明していないとは、この星に住む奴等と長く居たせいか腑抜けたようだな」

 

キャロ「違うよ兄さん!私達はパパにこの星を殲滅する為に送られたんじゃない!」

 

ラディッツ「何っ?」

 

ギネ「本当だよラディッツ。バーダックはアタシ達をこの地球へ逃がしてくれたんだ」

 

ラディッツ「…………」

 

兄さんは耳に付けたスカウターを外した。通信機なのは知ってるけど、盗聴もされるって知ってるからかな。

 

ラディッツ「……俺はずっと、惑星ベジータが隕石の衝突によって消えた事に疑問を抱いていた。ベジータやナッパはフリーザ軍からの報告に何の疑問も抱かなかったが、俺はずっと気になっていた」

 

ギネ「ラディッツ?」

 

ラディッツ「教えてくれ。本当は何があった?」

 

兄さんが私達に聞いてくる。こんなの、私の知る兄さんことラディッツの行動じゃない。確かに色々と兄さんに知識を教えたりはしたけど、変わらないだろうと思ってた。

 

しかし、目の前の兄さんは私の予想を超える変化を遂げていた。戦闘力だけでなく、考え方も。

 

ブルマ「ど、どういう事よ?」

 

亀仙人「桜花。菊花。知ってる事があれば話して欲しい。悟空のルーツも知ってるなら、全て話して欲しい」

 

キャロ「うん。兄さんも話を聞いて」

 

私はモンガーのハッチを開けて、敢えて無防備な姿を晒した。何時でも私は攻撃を受けてしまう。兄さんに攻撃されるかもしれない。それは承知の上だ。敢えて姿を晒したのは、賭けだ。

 

そして、私はママと一緒に全てを話した。私とママの本名、そしてカカロットという名前やサイヤ人の事、そして、パパの事もだ。

 

そして、惑星ベジータが消滅した理由も。

 

キャロ「パパは言っていたんだ。フリーザは、伝説の超サイヤ人の出現を恐れてる。それで、サイヤ人を惑星ベジータもろとも消した。パパは、私とママ、カカロットをモンガーに乗せたんだ。私達は、パパに助けられたんだ」

 

すると、ラディッツの顔が怒りに染まったのが分かりやすい程に豹変する。パパが怒った時の顔によく似ている。

 

ラディッツ「や、やっぱりそうだったのか……!!俺達はそんな事も知らずにフリーザの言われるがままにこき使われて、その挙げ句におとぎ話の存在が怖いから消えてもらうだと!?ふざけるな!!俺達サイヤ人をコケにしやがって!!」

 

兄さん、ずっと我慢して来たんだ。その結果がサイヤ人の抹殺なんて、いくら運命にしてもこれは哀れだ。

 

サイヤ人は確かに悪の存在だ。いくら事業と言えども、星を制圧する為に多くの人達を殺して回ってきたのだから。ビルスや界王神達が動かないのを見るに、宇宙を滅ぼす為ではない上に住みやすい星を求めた人達の救いにはなってるから何とも言えないけど。

 

しかし、兄さんの今の戦闘力ではフリーザには勝てない。このモンガーなら耐久力があっても攻撃力はまだ及ばない。光より速く動けるのだが、そうしたらこの辺りを吹き飛ばしてしまう。否、もしかしたら質量のある物体である以上何が起きるのか私にも想像出来ない。矛盾して聴こえるかもしれないが、私は頭が良いと言われるけどあくまで機械工学やバイオニクスの専門であって相対性理論とかそういった壮大なスケールの学問はそんなに詳しくない。物質が光より速く動けば、周りを滅ぼしてしまうというのが精々分かる程度だ。

 

なら、やる事は決まっている。

 

キャロ「兄さん。私もフリーザを倒したい。パパの仇を取りたいの。復讐もあるけど、この地球がいつか狙われるかもしれない。だから………兄さんと悟空を強くしたい」

 

お願い。伝わってほしい。

 

キャロ「お願い兄さん!私達を救ってくれたパパの為にも!」

 

すると、悟空が声を上げてくれた。

 

悟空「オラ、未だに何が起きてんのか分かんねぇし、どう説明されてもちんぷんかんぷんだ。けどよぉ。これだけは分かる。兄ちゃんも姉ちゃんも……そのフリーザって奴を倒してぇんだろ?」

 

悟空は声を上げる。

 

悟空「オラ、そのフリーザって奴と戦ってみてぇ。勿論、オラの父ちゃんの仇討ちもな」

 

ラディッツ「正気なのかカカロット!?彼奴の強さは次元が違うんだぞ!」

 

悟空「んな事は分かってっさ。けどオラは、どうしても戦ってみてぇ。恨みとか怒りとか関係なく、戦ってみてぇんだ」

 

ラディッツ「カカロット………そうか。やはりお前もサイヤ人なんだな」

 

兄さんは言葉を続けた。

 

亀仙人「お主等にどんな因縁があったのかは知らんが、お主等にはお主等の戦いがあるんじゃな。ワシに出来るのは、弟子達が成長していくのを見守る位じゃ」

 

クリリン「お、俺も出来る限りの事はしたい!」

 

ギネ「カカロット、ラディッツ、キャロ。アタシにも背負わせてくれよ。子供達が頑張ってるのに、母親がだまってる訳には行かないだろ?」

 

ラディッツ「母さん………だが………」

 

兄さんは地面に置いたスカウターを拾うと、再び耳に着けた。

 

ラディッツ「一つ言っておく事がある。俺の他に生き残っているサイヤ人は後3人居るが、その3人は俺より戦闘力が遥かに上なのだ」

 

ギネ「そうだろうね。ベジータ王子にべジュー王女、そして王族兄妹の教育係のナッパ……」

 

ラディッツ「そうだ。もし俺を倒したとしても、そいつ等は俺がやられた事を知って、この地球にやって来る。精々1年程で来るだろう」

 

そう言った後、兄さんはスカウターを外した後にその手に気を発生させて、そのまま爆発させた。

 

ラディッツ「これで向こうは、俺がやられたと思い込む筈だ」

 

ギネ「ラディッツ……!」

 

ラディッツ「後1年しか無い。だからキャロ!お前の策を教えろ!」

 

すると、その場にある人が現れた。

 

???「その点に関しては、私に任せてくれないか」

 

それは、ピッコロとよく似た姿をした神様だった。顔がシワだらけなのは、失礼だがかなりの歳だからだ。

 

悟空「神様!」

 

神様「悟空よ。上から状況は見ていたぞ。お前達ならば案内しても良いと思ったのだ。界王様の元にな」

 

すると、私の元にも通信が入る。

 

キャロ「ちょっと失礼」

 

私はモンガーのハッチを閉じると、誰からの通信かずんだもんに尋ねた。。

 

キャロ「ずんだもん、誰から?」

 

ずんだもん『ゲロからなのだ。Dr.ウィローの眠る場所を見つけたらしいのだ』

 

キャロ「繋いで」

 

ゲロの顔写真が写った後に、ゲロからの通信が入る。

 

ゲロ『Dr.ウィローの眠る場所を発見したぞ。奴め、氷の下に埋もれていたとはな。だが脳だけは生きておる。全く大した奴じゃ』

 

キャロ「よし。私もすぐにそっちへ行くよ。ゲロ、余計な事はしないでね」

 

私は通信を切る。ずんだもんはすぐに報告してくれた。

 

ずんだもん『ゲロは待機してるのだ。時間をかけ過ぎたら多分何かやらかす可能性があるのだ』

 

キャロ「監視は続行。私は悟空達と少し話をしたら、ゲロの元へ行くよ」

 

ずんだもん『了解なのだ』

 

私はずんだもんに監視を続けた後、モンガーのハッチを開けて悟空達の会話に参加する。

 

キャロ「ごめんお待たせ。それで、話はどうなったの?」

 

悟空が私の問いに答えた。

 

悟空「オラと兄ちゃん、それから母ちゃんで界王様っちゅう人のトコに行くんだ。姉ちゃんは?」

 

キャロ「私はこれから大仕事があるんだ。大丈夫。協力者も居るから、危なくなるけど大丈夫。私も対策を立てるよ。今からやるべきことを皆に話すね」

 

私が伝えた計画は、以下の通りだ。

 

プランA:孫悟空、ラディッツ、ギネの3名は神様の案内であの世に存在する界王星に赴き、其処で界王に修行を付けてもらう事。

 

プランB:クリリン、亀仙人、天津飯、餃子、ヤムチャ、サタン、ヤジロベー等を含めた地球の可能な限り集めた戦士達を神様の元で修行をさせる。精神と時の部屋の解放を願った。彼処なら修行に最適だし、彼等全員の大幅なレベルアップにも繋がる。勿論、ピッコロと悟飯にも入ってもらう。

 

プランC:私とブルマは共に来てもらい、ゲロと共にウィローの封印を解く。ウィローに交渉を持ち掛けて、協力を結べたら彼と共に地球防衛の為に科学力を結集させる。もし無理だった場合、私がウィローと戦って倒し、技術の全てを私達が頂く。

 

そして、ドラゴンボールも一度使わせてもらう。何をするのかと言うと、精神と時の部屋に入った人達限定の願いを叶えてもらう。

 

幸いな事に私もドラゴンレーダーをブルマから教わった技術を参考に作ってたから、それを使ってモンガーと共に世界中を渡ってドラゴンボールを探し出した。悟飯の帽子のドラゴンボールも使わせてもらい、神龍を呼び出した。

 

神龍『さあ、願いを言え。どんな願いも一つだけ叶えてやろう』

 

ラディッツ「な、なんだこれは!?」

 

ギネ「神龍。どんな願いも一つだけ叶えてくれるんだよ。まあ、この地球の神の力を超える願いは叶えられないけど」

 

ブルマ「ねえ神龍!この地球に1年後にやって来るサイヤ人達は、アンタの願いで倒せないの?」

 

ブルマが一応聞いてみてくれた。

 

神龍『それは出来ない。3人のサイヤ人達は私の力を大きく超えている』

 

まあそうだろうね。

 

キャロ「神龍!精神と時の部屋に入る人達限定でお願いしたいことがあるの!精神と時の部屋に入ってる時だけで良いから、精神と時の部屋に入っている人達を、入っている間だけ『歳を取らない』ようにして欲しいの!」

 

悟空「えっ?姉ちゃん、なんでだ?」

 

ラディッツ「歳を取らないだと?何故それを此処で願う?」

 

キャロ「精神と時の部屋、悟空も入ったけど中で一ヶ月しか保たなかったでしょ?でも何年も入ったら歳を取ってしまう。そうなると、寿命が早めに来てしまって将来の敵に備えられる人達が少なくなってしまう可能性があるの。だから、精神と時の部屋に入ってる間だけ歳を取らなくなれば、どれだけ長い間修行をしても大丈夫と思ったんだ。まあ、私の身勝手な博打だけど」

 

神様「なる程な………不老もあまり望ましくないが、精神と時の部屋に入っている時限定ならば………神龍よ。可能か?」

 

神龍『勿論です神様。しかし、精神と時の部屋の外に出てしまえば、不老不死ではなくなるが、それで良いか?』

 

キャロ「なら大丈夫!お願い!」

 

すると、神龍の目が光り輝いた。

 

神龍『願いは叶えられた。これで精神と時の部屋に入っている間は歳を取らなくなる。私からのオマケで、ちゃんと強くなれるようにしておいた。この地球の未来を任せるぞ。では、さらばだ』

 

そして、神龍はドラゴンボールに吸い込まれた後、ドラゴンボールは空へ飛び上がった後に世界中へ散らばった。空が晴れた後に、私達はそれぞれの行動に移す事にした。

 

キャロ「ピッコロ。近くに居るんでしょ?」

 

ピッコロ「………孫桜花。俺の気配を感じたのか?」

 

ラディッツ「貴様は……さっきの」

 

ピッコロ「貴様の後を尾けていたが、途中から会話を聞いていた。その会話の中で聞いたが、俺にこのガキを鍛えろと言うのか?」

 

キャロ「そうだよ」

 

私は即答した。

 

ギネ「ちょ、ちょっと待ちなよキャロ!正気なの!?」

 

ブルマ「そうよ!よりによって悟飯君をピッコロ大魔王に預けるなんて!」

 

クリリン「そうだ!!コイツに預けたら殺されるのがオチだ!」

 

まあ当然の反応だ。

 

悟空「姉ちゃん!オラも姉ちゃんだからって今の意見には……」

 

キャロ「私が何も考えてないと思う?なら、予定を変更しよう。兄さん、悟空やピッコロと戦ってみて。その時に面白いのが見れる筈だよ」

 

ラディッツ「俺がカカロットとそのピッコロという奴をか?」

 

キャロ「うん」

 

ラディッツ「……良いだろう。だが、使い物にならなければ死ぬだけだ」

 

キャロ「そうなりそうなら、私が止める」

 

こうして、兄さんは悟空やピッコロと闘う事になった。

 

兄さんは渋ったものの、私の提案に賛同してくれた。

 

私達はその場から移動し、ゲロには遅れる事を連絡した。ずんだもんには引き続きゲロの監視を続行させた。

 

そして、例の荒野に辿り着いた。

 

其処で兄さんは2人の前に立ち、悟空とピッコロを圧倒。確かに原作の頃より強くなってる。悟空のかめはめ波を片手で防ぎ、ピッコロの魔貫光殺砲も両手で防いでしまった。

 

私は空かさず3人を止めた。このままだと兄さんが2人を殺しそうだったので、私がモンガーで止めた。流石の兄さんもモンガーには勝てず、勝負は中断する羽目になった。

 

悟空「へへっ……兄ちゃん強えな。兄ちゃんより強えサイヤ人が1年後に……」

 

ピッコロ「どうやらその様だな………良いだろう。俺の支配する地球が荒らされるのはゴメンだ。お前達の提案に乗ってやる」

 

ラディッツ「ふっ。お前達の強さは理解出来た。だが、俺もまだまだ強くなるぞ!フリーザをこの手で殺す為にな!」

 

キャロ「よし。作戦開始!ブルマは私と付いてきて!神様、悟空とママ、兄さんをお願い!」

 

ブルマ「わ、分かったわ!」

 

神様「任せろ。閻魔大王様はワシが説得する」

 

こうして、サイヤ人襲来に備えた戦士達の育成計画が始まった。

 

私はブルマをモンガーのコックピットに乗せて、ゲロの元へ全速力で飛ばすのだった。




こんなガバガバでゴメンナサイ………。
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