ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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宇宙の帝王クウラと、クウラ機甲戦隊

ビッグゲテスターことフィーリアだよ。私は現在、ナメック星に向かってビッグゲテスターを発進させている。狙いは勿論、ナメック星のドラゴンボールだ。そして、ナメック星人を可能な限りの救出だ。

 

フィーリア『ナメック星まで後2光年。この調子なら後2分で着くかな』

 

のどか「ドローンザクの準備は整っています。ホロメンの皆さんも専用機の準備完了です。バックアップチームも現在待機中です。あくあさん、『テラーバイト』の調節はどの程度進んでいますか?」

 

あくあ『あ、うん………もう皆済んでるよ。あてぃしの可愛いテラーバイト、何時でも行けるよ』

 

フィーリア『何気にテラーバイトの初使用だからね。緊張してるだろうけど、相手はフリーザ軍だよ。降伏しても躊躇わない事。良いね?』

 

あくあ『も、勿論だよ!』

 

あくあの緊張した声には、緊張してる強張りは感じられるものの、相手を殺す事に躊躇いが感じられない。やっぱり私の子供だね。

 

テラーバイト。私達ビッグゲテスターの総ての兵器の中で、小型の大群式の兵器なのだ。そして、私達の切り札でもある。

 

何気に使うのは初めてだ。元々は文明制圧兵器で、星に百匹放てば1日で制圧可能な程に増殖し、その星の生命を喰らい尽くす。ビッグゲテスターの科学力によって、テラーバイトは破片になっても其処から再生して増える事が出来る。

 

そして、この兵器はザクやジムのようなモビルスーツ、巨大戦艦の天敵でもある。砲口や窓、排水溝から換気扇まで、僅かな隙間さえあれば内部への侵入も可能。更に分厚い装甲でも一点集中で攻撃し続ければ貫く事が可能だ。ビッグゲテスター製のテラーバイトなら尚更だ。

 

今回、ナメック星に侵攻しているフリーザ軍に向けて使用する。あくあのお陰で敵味方の区別を付けられるようになっており、これで間違っても悟空達を攻撃したりしない筈だ。

 

フィーリア『テラーバイトの威力、どれだけの物か見せてもらうよ』

 

実験では、ザクの群れを数の暴力であっという間に倒したのだ。理論上、フリーザなら兎も角、その他の敵達なら行ける筈だ。

 

私がそう思っていた、その時だった。

 

フィーリア『ッ!!大きな戦闘力が接近してる!?1…2…3…4……特に4人目が強い!』

 

それは、間違いなくクウラだ。しかし、本来ならフリーザが倒された後にクウラが地球へ向かう筈だ。何故此処へ?

 

フィーリア『兎に角、今度は入れる訳には行かないから、とりま射撃するよ』

 

私はビッグゲテスターの外部に設置した、二連装式キャノン砲をクウラが乗っているであろう宇宙船に向ける。

 

ビッグゲテスターは私そのものだ。クウラなら破壊しに来てもおかしくはない。

 

私はキャノン砲をクウラの船に向けて、射撃準備に入る。

 

『インデペンデンス・デイ リサージェンス』に登場した巨大なエイリアンの船に装備されたマルチロックも可能な光弾式の砲台も配備してる。それだけでなく、女王の船を守ってたあのめっちゃ速い光弾を撃つ巨大砲台も設置してる。

 

宇宙戦艦ヤマトの主砲も取り付けてる。他にも色んな砲台を、ビッグゲテスターの外部に設置している。

 

フィーリア『砲撃開始』

 

私は、クウラの船に向けて砲撃を開始した。ドラゴンボールキャラなら普通に避けられる速度でも、宇宙船はそうでもないでしょ?まあ、それが戦闘ロボに変形させられるなら話は別だし、何よりクウラは宇宙空間でも生存可能な不可思議な生命体である。

 

フィーリア『あくあ。念の為、メイド部隊と出撃。宇宙船に回り込んで乗り込んで』

 

あくあ『は、はーい!』

 

―――――――――――――――――――――――

 

クウラの宇宙船。その船内では、機械惑星からの砲撃にサウザー達機甲戦隊は焦り出す。

 

砲撃で飛んでくるのは主にレーザー光線だが、中にはミサイルも見られた。しかし、火力で飛んでいるようには見えなかった。気をジェットから放つ事で飛行しているのだ。

 

サウザー「砲撃だ!!」

 

ドーレ「やべぇぞ!早く避けろ!」

 

サウザー「回避!!」

 

サウザーがキーボードを入力すると、船が砲撃の雨を回避し始めた。ミサイルの雨も避けて、レーザーの雨も避けていく。

 

ネイズ「くそ!!守りが硬ぇぞ!ただの機械惑星じゃねえのかよ!」

 

ドーレ「砲撃を避けろ!!星の死角に回れ!」

 

キーボードを入力し続けて、星からの砲撃を避けつつ、星の裏手へ回り込む。

 

クウラ「ただの機械惑星ではないか。守りも優れているようだな」

 

クウラはその様子を、冷静に見守っていた。

 

サウザー「敵の宇宙船だ!」

 

砲撃だけでなく、無数の宇宙船も船に迫ってきた。

 

ドーレ「撃ち落とせ!」

 

ネイズ「ぬおおおおっ!!」

 

機甲戦隊はキーボードを高速で入力した瞬間、宇宙船は全体から砲台を出した。そして、砲台から一斉に射撃を開始した。

 

宇宙船に向かってくる宇宙船は、1機だけでなく何百機もある。前方に設置した砲台からエネルギー弾を連射してきた。

 

サウザー達は宇宙船の砲台で、宇宙船を次々と撃墜していく。

 

クウラ「何をしている。この程度の雑魚どもを倒せないというのか?」

 

サウザー「も、申し訳ございません!」

 

ドーレ「直ちに全機撃ち落として見せます!」

 

ネイズ「だが、予想以上の数だ!」

 

機甲戦隊はクウラの睨みに心臓が縮み上がるのを感じ、敵船部隊の撃墜を専念する。

 

しかし、敵船だけではない。星からの一斉砲撃により、星に近付けないでいた。

 

サウザー「クウラ様!星までたどり着けません!守りが硬すぎます!」

 

クウラ「この程度の雑魚どもであろうと、使い様か。ただ向かわせる訳では無いな。何処かに別動隊が居る。我々の船に乗り込ませる事が本筋か」

 

ネイズ「へへっ!なら返り討ちにしましょう!」

 

クウラ「甘いな。敵の狙いは其処だ。俺達ならばこの程度の雑魚どもは一掃出来るが、宇宙船が破壊されれば俺達は移動手段を失う」

 

サウザー「そ、そうですか………あっ!クウラ様!攻めてくる敵船の中で、一際大きい戦艦を確認しました!」

 

クウラの指摘通り、敵軍の中で一際大きい船の姿が見えた。

 

クウラ「やはりな。敵の狙いはこの船か。或いは、俺達を船ごと消すつもりか。いずれにせよ、あの星は放って置く訳には行かん」

 

クウラは専用の装置から立ち上がり、ハッチに向けて歩き出す。

 

クウラ「お前達は雑魚どもに専念しろ。俺は、自らの手で機械惑星を消す」

 

クウラ機甲戦隊『『『ハッ!!』』』

 

クウラ(あの機械惑星はやはり放置するべきではない。時が経てば経つ程、手がつけられなくなる)

 

クウラは機械惑星を消す為に、ハッチを開けて自ら外に出た。戦艦は気がかりだが、機械惑星を先に消せば戦艦側も機能を停止するだろう。

 

クウラ「ふっ。このまま、宇宙の塵にしてやる!」

 

クウラは右手を真上に掲げた。しかし、クウラが右手の掌に恒星を彷彿とさせる気の塊を生み出した、その時だった。

 

戦艦から姿を現したのは、盾やライフルを所持した武装メイド達だ。彼女達はロボットらしく1つ目の機械メイドも居るが、中には人の姿をしたメイドも居る。彼女達には共通した特徴がある。それは、点滅する目を所持し、虫の足音のような音を鳴らしている事だ。

 

戦闘メイド『あくあ様。例の兵器を使用します』

 

あくあ『あ、う、うん。どうぞ』

 

戦闘メイド『了解。テラーバイト・クワガタ型、起動完了。攻撃開始』

 

戦闘メイド達がそう声を上げた瞬間、戦艦のハッチが開き、其処から無数の虫型ロボットが飛び出して来た。

 

クウラ「サウザー、ネイズ、ドーレ。戦艦と虫共は任せたぞ」

 

クウラ機甲戦隊『『『ハッ!!』』』

 

クウラが命じた後に、船はクウラ達から離れた。その後、ハッチからクウラ機甲戦隊が飛び出し、戦艦の前に立ち塞がる。

 

サウザー「俺はサウザー!」

 

ネイズ「ネイズ!」

 

ドーレ「ドーレ!」

 

クウラ機甲戦隊『『『我等、クウラ様に仕える、クウラ機甲戦隊!!』』』

 

それぞれポーズを構える、クウラ機甲戦隊。

 

サウザー「さて、船は自動操縦で攻撃を避けさせてるから、俺達はちゃちゃっと戦艦を片付けるぞ」

 

ネイズ「ああっ!クウラ機甲戦隊の恐ろしさ、思い知らせてやる!」

 

ドーレ「だがその前にクウラ様が、お前等の母星を消しちまうかもな!残念だったな!」

 

すると、メイド達の間を潜って一人の少女が姿を現す。

 

あくあ「あ、あてぃしはホロメン2期生、湊あくあ!テラーバイト、一斉攻撃!」

 

あくあはその手に持つ制御装置を高速で入力した瞬間、彼女の周囲から出現したクワガタ型のテラーバイトが、サウザー達に向かって飛んでいく。

 

サウザー「行くぞ!たかが虫ども、蹴散らしてくれる!」

 

あくあ「……無理だよ。小さくてもあたしの子供達だよ。そして、ビッグゲテスターの切り札だから」

 

あくあはテラーバイトに向かうクウラ機甲戦隊を、ただ冷めた目つきで見つめていた。

 

その頃、クウラはビッグゲテスターの破壊しようと星に迫っていた。しかし、此処で思わぬ邪魔が入った。

 

 

 

クウラ「…………貴様が、この星の主か」

 

 

 

フィーリア『はじめまして。私はフィーリアと申します。私の、私達の星を破壊しようとしているから、全力で抵抗してもらうよ』

 

 

それは、30メートルもある恐竜のようでしかし骨のようなデザインをした大型の機械怪獣を背後に従えた、ビッグゲテスターの主であるフィーリアであった。




フィーリアのビッグゲテスター以外の専用機

『対外星人用ビッグゲテスター製決戦兵器:スペースメカゴジラ』
モデル:『MMD作品:決戦起動増殖機獣』に登場する『対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器メカゴジラ』。
フリーザや大猿サイヤ人、ヒルデガーン等といった強敵に対抗する為にビッグゲテスターの科学力で作り上げた人工怪獣。大きさはMMD作品や原点と比べて一回り小さく、30メートルしか無い小型のメカゴジラ。しかし、その分速度も非常に優れており、身体に搭載した重力操作システムによって重力を歪め自在に操作し、飛行も可能となった。操縦席はサヘラントロプスと同じく存在せず、遠隔操作もAI制御も困難な欠陥兵器だったが、フィーリアが意識を移す又は一体化した。そのおかげで、最強でありながら欠陥兵器たるメカゴジラを最強の兵器に変えた。
武装は次回に持ち越し。
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