ビッグゲテスターに転生したので、科学の力で宇宙一を目指したいと思います   作:ちいさな魔女

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注意!!!クウラの強さに変化があります!!この先の展開にも、この先もドラゴンボール本来の流れとほぼ異なっています!!ご注意ください!!

今回も話は短いです。オリキャラの存在も居ます。転生者は、主人公だけではありません。


クウラの予想外の姿

クウラはコルド大王の長男として産まれ、その強さはフリーザどころか父親のコルド大王さえも遥かに上回っていた。

 

クウラはフリーザ同様に宇宙中の惑星を片っ端から攻撃し占領や破壊を行う宇宙規模の地上げ屋を行っており、制圧区域を分けている。しかし、兄弟仲は良いとは言えず、お互いに鬱陶しいと感じている。しかし、互いに手出しはしておらず、それぞれのやる事にも極力介入しない。

 

だから、フリーザが惑星ベジータの破壊した際に唯一生き延びた赤ん坊のサイヤ人が一人用のポッドに乗って惑星ベジータから飛び去る際も、それを見逃した。

 

非常に冷酷かつ残忍で、敵と見なせばとにかく殺すことしか考えていない。フリーザやコルド大王はたとえ敵でも優秀な相手、もしくは利用価値があると見込めば味方に引き込もうとする一面も持つのに対し、ある意味この一族としては珍しい武人気質だ。

 

そのためか戦闘においては非常に用心深く徹底的で、虫の息にまで追い込んだとしても確実な死体を見るまでは決して自身の勝利を認めずに警戒を続け、姿を見失ったら広範囲への強力な攻撃で容赦なく追い討ちして叩き潰す。

 

一切の油断も手抜きもせず確実に殺す、それがクウラなのである。

 

なお星ごと消せば悟空を容易に倒せるにも拘わらずあえて1対1を選んだフリーザと違い、不利と見ればすぐに星ごと破壊する決断を下しており、手段を選ばない強かさもある。

 

なので、ビッグゲテスターも脅威と見なし、不利になれば即座に破壊する道を選べる。

 

しかし、それが難しくなったのだ。それは、目の前に現れた少女と巨大な機械の怪獣が、大きく関係していた。

 

クウラ(これは、いきなり最終形態となるべきだな。万が一に備えて、()()姿()にもなる事を考えておくか)

 

クウラはフィーリアと、宇宙空間で対峙する。機械惑星の星の表面に降り立つ二人は、向き合っただけで理解する。お互いが強い事を。

 

―――――――――――――――――――――――

 

フィーリアはビッグゲテスターの表面に降り立つ。星の表面には砲台とレーダー塔、他にもアンテナ塔等が多数設置されている。糸を使ったスイングには最適だ。

 

スペメカ『ガアアアアアアアアッ!!』

 

スペースメカゴジラことスペメカが、咆哮を上げた。これは生物の出す咆哮とは違い、金属がこすり合って発生する金属音である。

 

フィーリアはスイングしながら気弾を飛ばし、クウラに迫る。クウラは空中を飛び回り、フィーリアが飛ばす気弾を避ける。

 

クウラとフィーリアは接近して、それぞれ殴り合う。拳を防ぎ、避けあいながら、拳の連打を放つ二人。

 

フィーリア『女の子を殴るなんて紳士じゃないよ!』

 

クウラ「迎え撃つ奴のセリフではないな!」

 

フィーリアは後ろへバク転した後に、クウラへ向けて手首から糸の弾を放つ。気をクモの糸の性質を持たせる事で放つ気の糸で、気弾はその性質を持った粘着性と拘束が目的の気の糸だ。彼女はそれを『スパイダーショット』と名付けた。

 

クウラは糸の弾を避ける。

 

フィーリアは糸の弾を連射して放つ。クウラは糸の雨をくぐり抜けるが、その内の一つが腕に命中して腕と身体が糸で貼り付かれてしまう。更に糸の弾が身体に付着し、クウラの身体が拘束される。

 

クウラ「ふん!こんなもので、俺を捕まえられると思ったか!!」

 

クウラは力を入れて糸を振り払う。気を使用しなくとも、クウラからすれば簡単に振り払える拘束力だ。

 

フィーリア『下へ参りまーす!』

 

フィーリアが糸を引っ付けて引っ張った人工衛星を、クウラに振り下ろす。クウラに人工衛星が頭上から激突し、そのまま星の表面に叩きつけられる。

 

クウラ「ほう。やるな」

 

クウラは起き上がり、自分に迫るフィーリアの蹴りを避けた。

 

スペメカ『ゴオオオッ!!』

 

スペースメカゴジラ、通称スペメカは腕から伸ばした長いブレードをクウラに向けて振り下ろす。

 

クウラはブレードを飛んで避けた後、全身に力を入れ始める。

 

クウラ「なるほどな。ならば、次はこの姿で行くぞ!」

 

クウラは気を解放したかと思えば、体格が一回り大きくなる。4本の角が生えて両肘からも突起が伸び、背中にも2本の角が生え、肩のパッド状外殻も大きく発達し、尻尾の先端にも外殻が現れる。そして、口にはプロテクター状装甲からマスク状の外殻が現れ、口元を覆うように装着する。

 

クウラの最終形態であった。

 

クウラ「さあ、来い!」

 

フィーリア『スペメカ!援護!』

 

スペメカ『ギィィィッ!!』

 

金属音の咆哮を響かせながら、スペメカは走り出してクウラに蹴りを放つ。ドロップキックを放つが、クウラは両手でスペメカの両足を受け止めて、そのまま星の表面へ投げ飛ばす。

 

スペメカの両肩に搭載されたミサイルランチャーから、6つずつミサイルが飛び出し、一度下へ僅かに落ちた後にジェットを噴射した。そして、クウラに向けてミサイルが飛んでいく。

 

クウラ「ふっ!こんなもの、払い除けてくれるわぁ!!」

 

クウラはミサイルを尻尾で全て弾き飛ばし、ミサイルは星の表面に飛ばされて直撃。爆発を起こした。その際に発生した12の爆発から発生した衝撃波で星の表面に出来たアンテナや塔が粉々に吹き飛ぶ。

 

フィーリア『私って卑怯かな?』

 

クウラ「フッ。戦略と呼びたいんだろう?」

 

フィーリア『あーあっ。君が悪人じゃなきゃ分かり合えたかもしれないのに』

 

クウラ「フッ。残念だったな」

 

フィーリア『………もし私に殺されて地獄に行ったら、修行してみなよ。あの世にはかなり強い人達も居るから、修行に最適だよ。私も強くなって待ってるから』

 

かのセルも、実は仲間になれた可能性が、実はあったのだ。このクウラも悪人でなければ、もしかしたら分かりあえてた可能性があるかもと考えたフィーリア。こうなれば、セルを探し出して自分の仲間にしてみるのも悪くないかもしれない。ならば、地球に早く行く理由が出来た。

 

その為にも、クウラは此処で倒さなくてはならない。

 

クウラ「修行か。まあ、考えておくか」

 

そして、クウラはずっと前から考えていた事をフィーリアに告げる。

 

クウラ「………貴様、先程と比べて肉体の強度が上がっているな。もしや、俺の攻撃を学習し耐性がつき始めているのか?」

 

フィーリア『バレバレだったんだ』

 

クウラ「やはりな。ならば、あまり戦闘を長引かせるのは愚策だな。ならば、早めに決着を付けるに限る」

 

フィーリアは、クウラがスーパーノヴァを放つ事を想定し、スペメカに命令を出す。すると、スペメカは腕や上半身を変形させると、真っ白に輝く恒星のような星を出現させて、それを中心とした巨大な砲台へ変形させた。中性子星のエネルギーを使用して放つ恒星兵器『ニュートロンブラスター』だ。

 

しかし、クウラから予想外の言葉が飛び出る。

 

クウラ「()()()()()()()()()()()()()()

 

フィーリア『…………えっ?』

 

フィーリアは耳を疑った。

 

フィーリア(今なんと言った?クウラの姿は最終形態の筈だ。その先がある?そんな馬鹿な。そんなのがあるとしたらゴールデンフリーザの…………まさか?)

 

フィーリアは嫌な予感がした。

 

そして、ビッグゲテスター全体の兵器総て、そしてホロメン全員に命令を出す。

 

フィーリア『戦える皆全員!!私とスペメカの援護に来て!!総力戦!!機甲戦隊はあくあに任せて、他は全員で来い!!これは命令だ!!早く来て!!』

 

まさかと思った。しかし、だとするならばビッグゲテスターの全ての戦力を集めなくてはならない。

 

クウラ「ほう。だがもう遅い!!光栄に思うが良い。俺の究極の変身を見られるのは、お前達が最初で最後だ!!」

 

そして、クウラは全身から気を解放した。ビッグゲテスターの表面を吹き飛ばす気の嵐が吹き荒れて、小惑星帯が跡形もなく吹き飛ばされた。

 

クウラの姿が、もとい身体の色が変化していく。

 

金色に輝く、嘗てフリーザが変身した新たな姿。

 

その姿がフリーザがなれたのならば、クウラも修行すれば出来ない姿ではない。

 

甘かったのだ。

 

この時期のクウラなら、私が粘れば勝てると。この時期にゴールデン化なんて、するはずが無いと。

 

フィーリア『甘かった………!!』

 

フィーリアは自分の甘さを悔やむ。

 

そして、目の前に絶望が立ちはだかる。

 

ゴールデンクウラ。

 

ナメック星の時期で、現れて良い敵ではない。

 

このクウラを、ナメック星に居る悟空達の元へ行かせる訳にはいかない。

 

どんなに不利でも、自分達の手で倒さなくては。

 

クウラ「さあ、始めようか!!」

 

クウラが迫る。フィーリアとスペメカも走る。

 

2人の拳が衝突し合う。

 

――――――――――――――――――――――――

 

その様子を、2人の魔人が見ていた。

 

???「どういう事!?なんでクウラがゴールデン化するのよ!?」

 

彼女の名はトワ。未来の暗黒魔界からやって来たダーブラの妹で、歴史改変を行う者だ。しかし、今は目の前で起きた予想外の出来事に驚いている。しかし、こんな事は自分のやった事ではない。歴史改変が出来るかもしれない状況なのに、驚きが今は勝っていた。

 

???「トワ、どうする?ダメージエネルギーは集まりそうだが?」

 

彼の名はミラ。トワが造った人造人間だ。歴史改変と戦いで発生したエネルギーを吸収し、その強さを上げ続けている。

 

トワ「どうなっているの?この前だって、地球でラディッツやナッパが死なず、ベジータとの戦いで孫悟空が超サイヤ人になるし、私の知らない奴等が居るし、ビッグゲテスターもなんか私の知らない形になっているし、一体どうなっているの!?」

 

トワは、この世界が自分の知る歴史とは元から異なっている事に、もう困惑していた。

 

そもそもの話、ラディッツが地球へやってきて孫悟空やピッコロと戦うのはほぼ同じだった。しかし、問題はその後だ。その後に現れた悟空の双子の姉が、変なロボットに乗って現れ、ラディッツを圧倒し拘束。ナッパも同じく拘束されたが、問題はその後だ。ベジータ戦で、なんとクリリンが死亡した。大猿化したベジータに殺されたのだ。トワにとって嬉しい事だったが、予想外の問題がまた起きた。孫悟空がその怒りで超サイヤ人へ覚醒し、大猿ベジータを圧倒した。そして、ベジータは地球からナッパやラディッツと共に撤退したのだ。

 

そして、あのナメック星で新たな問題が出現した。否、前々からその様子を見ていた。歴史に存在しない、ベジータの双子の妹だ。ベジータにはターブルという弟が居るが、そのベジータに双子の妹が、この世界に居るのだ。お嬢様口調のブラコンで、特にベジータに対しては崇拝に等しい程の愛を向けている。ベジータが地球に向かうだけで、やせ細って栄養失調になるレベルだ。

 

それだけでなく、孫悟空の双子の姉も、孫悟空達と共にナメック星へやって来た。地球の仲間達と共に、クリリンを生き返らせる為に。

 

しかし、歴史はさほど変わらない。ラディッツやナッパが生きてるだけで、ベジータが撤退してナメック星へ来るのは変わってない。孫悟空達がナメック星へ来るのも歴史通りだ。

 

トワ「……まあ、私からすればどの道嬉しい出来事だわ。エネルギーが溜められて、私達には得しかないもの」

 

予想外の事があったが、それはそれで嬉しい出来事だ。ならば、その出来事に便乗してエネルギーを集めれば良い。

 

トワ「問題はタイムパトローラーね」

 

彼等が来る事も想定しなくては。

 

トワは警戒しながら、ビッグゲテスターで繰り広げられるフィーリアとクウラの死闘を見届けるのだった。




フィーリアのステータスを更新します。

名前:フィーリア

能力:ビッグゲテスター
ビッグゲテスターを自在に操り、兵器やロボット、武器を素材や資源の限りいくらでも量産可能。また、他の兵器やロボットと精神を移す事が出来る上に、一部だけ精神を渡した上で時間を掛ければ別の人格を作り出せる。ボンドルドやウルトロン等を組み合わせたようなやり方もある。他にもハッキングもお手の物なので、自分の知らないネットワークにさえも入り込める。
別の星に降り立つ時は、星に影響が無いような軌道に留まる。また、原作ビッグゲテスターのように星に取り付く事も可能だが、主に中性子星や人の住めない無人惑星を取り込んで資源を確保している。エネルギーは永久式エネルギー炉によって解決しており、ビッグゲテスターとビッグゲテスター製の兵器やロボット、施設等といった総てに取り付けている。

専用機:対外星人用ビッグゲテスター製決戦兵器:スペースメカゴジラ→スペメカ
フリーザや大猿サイヤ人、ヒルデガーン等といった強敵に対抗する為にビッグゲテスターの科学力で作り上げた人工怪獣。大きさはMMD作品や原点と比べて、30メートルしか無い小型のメカゴジラ。しかし、その分速度も非常に優れており、身体に搭載した重力操作システムによって重力を歪め自在に操作し、飛行も可能となった。操縦席は存在せず、遠隔操作もAI制御も困難な欠陥兵器だったが、フィーリアが意識を移す又は一体化する事で、最強でありながら欠陥兵器たるメカゴジラを真の最強の兵器に変えた。
尚、咆哮を上げるのは生物的な声ではなく、金属を擦り合わせた音を咆哮のように発しているだけである。フィーリアが付けたロマン機能。
武装:スペースブレード、スペースレールガン、ニュートロンブラスター、ミサイルランチャー、ゴジラドリル等、武装はフィーリア次第。
専用技:スパイダーコード
テンタクルコードとは違い、気を使って打ち出す糸。手首だけでなく指先や掌からも放てるが、指先や手首と比べて掌から放つとコントロールが難しくなる。スパイダーマンのようにその種類を変化させられる。当てた相手に糸を着けて拘束する『スパイダーショット』、『スパイダーショット』を連射する『スパイダーマシンガン』体内電気を放つ際に使用する『サンダースパイダー』、弾速は遅いが当たれば力強く吹き飛ばしながら拘束出来る『スパイダーグレネード』、クモの巣のようなフィールドを形成する『スパイダーフィールド』等、スパイダーマンが使用する糸の能力をほぼ使用可能。テンタクルコードは己の身体を使うが、この技は自分の気を使用する。
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