デュエカツ!—デュエルカツドウ!—   作:PowaPuRi

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第6話

「負けました〜……」

 

力が抜けたようにヘナヘナとテーブルにもたれかかるおとめ。しかし彼女はすぐに両腕を頭上に掲げると、叫んだ。

 

「悔しいです〜!。しおんたん!次はしおんたんとデュエルします!」

「ええっ!私!?」

「おとめ、勝つまでやめないのです!」

 

おとめはしおんの背中を押し、反対側のテーブルまで連れて行く。

 

「ふふっ、おとめちゃん達楽しそう」

「ああ」

「それにわたしもレアショットいっぱいとれて嬉しい!」

「おいおい」

 

はしゃぐおとめ達を見ながら――約1名はアイカツフォンを構えながら――3人は談笑する。

 

「〜〜〜!おとめちゃん達見てたらわたしもデュエルモンスターズしたくなってきた!あおい!」

「うん!今度の日曜日はみんなお仕事入ってないみたいだし、その日に色々買いに行こう?」

「ああ。それがいいな」

 

 

 

「私は、《アレキサンドライドラゴン》で攻撃!!」

「また負けたです〜〜!」

「お見事です!しおん様!」

「次は、蘭たん!おとめとデュエルするのです……!」

 

蘭の方を向いてデッキを向け、勝負を挑むおとめ。

 

「……あたしかよ。いいよ。受けて立つ!」

 

しおんからデッキを受け取り、テーブルの前に行く蘭。

互いにデッキをテーブルの上に置く。

 

「蘭、頑張って!」

「頑張れ、蘭!」

「ああ」

「おとめ様、ご健闘お祈りします」

「おとめちゃん、ファイト!」

「勝つです……!」

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

 

 

時間は流れ、夜。寮の自室に戻ったいちご達はベッドに座りくつろいでいた。

 

「今日は楽しかったー!」

「うん!わたしも!」

 

レアな写真いっぱい撮れたし、と付け足すあおい。

「しかし、キャンペーンデュエリストオーディションか……」

 

部屋に遊びに来ていた蘭――彼女はいちご達2人とは部屋が違う――は椅子にもたれかかりながら言う。

 

「デュエリストなら誰でもオッケーだから、きっといろんな人が参加するんだろうね」

「手強い戦いになりそう」

「ああ。穏やかじゃないな」

 

あおいの口癖を真似、蘭は同調する。

いちごはぐっと拳を握りしめ、立ち上がった。

 

「でもワクワクするよね!どんな人達と一緒にアイカツできるのか!どんなアイカツがあるのか!」

「アイカツではないけどな」

 

あっ、そっか。と両手を叩くいちご。

 

「デュエル活動だから、アイカツじゃなくて、"デュエカツ"だね!」

 

「デュエカツ、穏やかじゃない!」

「デュエカツか……おもしろいな」

 

いちごのネーミングに頷く2人。デュエカツというネーミングは悪くないようだ。

いちごは2人の手を取り、立ち上がらせる。そして掌を3人で重ねた。

 

「よーし!みんなで一緒に優勝目指して頑張ろう!デュエ!」

 

「「「カーツ!!!」」」

 

 

こうして、いちご達のデュエル活動、デュエカツが始まった。

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