日本国戦記   作:駆逐艦雪風

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初投稿です。


太陽神の使いか、古の魔法帝国か
転移!!


   2029年12月31日21時  日本 首都・東京

 

東京は新年を迎えようと、大にぎわいだった。道路はイルミネーションでライトアップされ、家族連れも多く見られる。もちろん、新年を祝おうとしていたのは国民だけではない。

 

   首相官邸

 

「新年明けましておめでとう御座います、今年もよろしくお願いしますね。」

 

「おいおい青山君、新年を明けるのはまだ早いんじゃないか?」

 

青山紗由理、石間首相の秘書官として勤務している女性秘書官。高学歴のエリートであり、性格は真面目。何事にもガチガチに働くタイプである。

 

「何を言っているのですか、総理になった今、残り3時間なんてあっという間ですよ石間首相。」

 

石間茂治、第102代目の日本国内閣総理大臣。趣味は料理と読書。三ヶ月前の総裁選で見事に勝ち取り就任。無類の酒好きの元飲んべえである。

 

「まあ、確かにそうだな。来年からは公約を達成できるように本格的に動くべきだな…。」

 

と、まあこんな感じに話されているがこの後日本の歴史にとって最大の出来事が起こるなどまだ誰も知らない…

   

   2030年1月1日

 

それは突然起こった。東京の空に歪みができたと思ったら、空にとてつもない明るい光が一面を覆った。イルミネーションにしては明るすぎる、誰もがそう思った。光が弱まったかと顔をあげる日本人。

しかし、見上げた空は明るかった。空は明るく、星は見えず、代わりに太陽が見える。

日本は大混乱に陥った。

携帯やパソコンのネットで情報を得ようとするも、インターネット回線が動かず使えない状態。事故も所々起きている。

これは後からの知ったのだが、どうやら当時車のGPS機能が全く役に立たなかったそう。

 

   首相官邸

 

「これより臨時閣議を始めます。まず経済産業省からお願いします。」

 

「はい、まず報告がででいます各大手企業から海外の支社と連絡が取れないと上がっております。」

 

「何だって!?こちらもJAXAから国際宇宙ステーションから応答がないと聞いているぞ!ただの通信障害ではないのか!?」総務省の者が声を上げる。

 

「その可能性はかなり低いと思われます。海外との連絡ができない他、各国にある大使館にいくら応答を呼び掛けても出ないのです、全て。」と外務省。

 

「人工衛星とも通信途絶しているんだ!今は原因を突き止めることに尽力するべきだ。」

 

「それについてですが…その…」と防衛省。

 

「なんだ?」全員が問う。

 

「信じられないのですが、沿岸に出ていた護衛艦から水平線が遠くなったように見える、と報告が来ています…地球が巨大化したんじゃないかと。未確認情報ですが。」

 

しばらく間が空く

 

「「はい?」」

 

「…ですから、水平線が遠くなったかm」

 

「そんなの非現実的すぎるだろ、ここは閣議会議の場だぞ!仮に、地球が巨大化したとしても地殻が大移動したような揺れは確認されていない!それに人工衛星の通信途絶についてはどう説明する?!」と環境相。

 

「で、す、か、ら!、未確認情報だとi」

 

「まあ落ち着け、なにも情報がない今、今は情報収集に徹するべきだろう。それについてはどう思う、防衛省?」と石間総理。

 

「命令があれば、いつでも自衛隊機を発進できます。」

 

「では早急に発進させろ!」

 

「了解です!」

 

防衛省の者たちが慌ただしく会議室を退出する。

 

「会議は続けてくれ。」

 

「はい、では続きまして農林水産省お願いします。」

 

「はい、我々が現在把握している限り食料不足が見え始めているとのことです。原因としては食料自給率が低い我が国は、以前は輸入に頼っていましたが各国との連絡ができていないため輸入しようがないと見ています。」

 

部屋全体に衝撃が走る。食料のほとんどを輸入に頼っている日本は、輸入できないがために国内で餓死者を出しかねないのだ。

 

「備蓄も含めて、どのくらいもちそうだ?」

 

「…長くても半年、統制を行えば1年といったところです。」

 

「かなりやばいな、早急に解決しなければ国民に餓死者をだすことになるぞ!」

 

「それは絶対に避けなければならん…」

 

「どうすれば…」

 

省の者たちも焦りが見えていた。訳のわからないことになった今、解決策が見つからないのだ。

しばらくざわつく。

 

「…統制させよう」と首相。

 

部屋はシンと静まり返る。

 

「統制ということはやはり…」

 

「そうだ、食料は一定の量で決め、各自治体に配給制にしろと連絡しろ。配給の回数もな。これしか…方法はなかろう。」

 

「とりあえず今は自衛隊機による周辺の情報収集を命じている。あとはそれらの情報次第だ。」

 

   埼玉県 入間基地

 

作業員たちは慌ただしく動いていた。先ほど入った連絡によれば、日本海に面している韓国とロシア連邦があると予想する方面をC2を利用して確認する任務が出たのである。燃料を満タンにして滑走路に向かったC2はだんだん加速しながら西と北の空に飛び立って行ったのであった。 

 

 

 

ロウリア王国、どうしたい?

  • クワ・トイネに侵攻→日本が報復
  • 原作通り民主化
  • ナレ死
  • パ皇に援軍→日本がボコボコに
  • 難癖つけて植民地化
  • その他(コメントで教えて)
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