模試、考査が重なってしまい3ヶ月近く空いてしまいました…(^人^)
かなり長めに書けたつもりです。
今回は会話、外交がメインです。やっとムー国と会えた…
パーパルディア皇国 デュロ自治区 (旧工業都市デュロ)
デュロ陥落により本格的に上陸団は一斉に上陸を開始。辺り一帯の砂浜は車両で溢れかえっていたという。地域の治安維持に努めようとした。又、日本政府は緊急で記者会見を開き、自衛隊が東部都市の制圧に成功したと報道。初めてそこがデュロと言う工業都市であったことを表明。初めは国会で明らかな戦争行為だとかの声が上がったが、食料不足の解決を考慮した上での判断と発言すると左派は何も言えなくなる。ひもじい思いをしているのは国民だけではなかったのだ。
「一部の班が北部の穀倉地帯の警備と調査に向かい始めたそうだが、順調か?」現地で司令官を務める大内田が問う
「はい。報告によれば収穫前だったみたいで、一面小麦でいっぱいだそうです。」
「そうか、それはラッキーだ。政府から糧食を少しでいいから解決しろとの耳にタコができるほど要請がきていたもんで、少し安心したよ。」
大内田達がいるのは、かつて皇国が誇った3大陸軍基地の1つ、旧デュロ陸軍基地。防衛省が倉庫以外の設備がほぼ無傷だったことから自治司令部をここに設置。ただし電気設備が存在しないため、大型の自家発電機10台を使って、仮設のレーダーを設置し対空警戒を行っていた。
「そう言えば、軍港の方はどうなっている?鹵獲した軍船がたくさんあったはずだが。」
「先ほど技研の職員達が到着しまして、そりゃ驚いてましたよ。何せ大英帝国海軍に魔法を足したような兵器ばかりですから。」
「魔法ねぇ、日本はマジで異世界に来てしまったわけか…。前世界がすでに恋しいが、日本はもう一からスタートか。悪くないな。」
かつてはアジア最強とも言われた日本は大東亜戦争で敗北したことにより、その座から転落。GHQによって順調に日本弱体化計画は現代で完了したと言っていい。アメリカに太刀打ちできないように牙を抜かれ、アメリカとは対等とは言えない関係だった。しかし今は日本の影響力拡大が可能かもしれないのだ。
「その前に、今直面している問題を解決しないといけません。食べ物はまだ全然足りないし、経済は不安定のままです。」
株は暴落し、街は失業者で溢れ、治安は悪化し最悪なコンディションになっている日本。ただそれでも、自衛隊の方では食べ物も仕事にも困っていない。今はまさに天職だろう。
「陸将!ヘスコの設置完了しました!」若い隊員が指揮室入ってくる
「ご苦労。これで多少周囲の脅威はなんとか対処できるな。」
前にも言ったように、デュロ自治区の周囲全域が未知の領域である以上防御のために都市全体を囲んで防衛する必要があった。そこで注目されたのがヘスコ防壁。アメリカのヘスコ社が開発した大型土嚢だ。一般的な土嚢が布だけでできているのに対して、ヘスコ防壁は筒状の金網の内側に耐火材質の布袋を張り、複数連結した構造をしている。簡単に展開でき、表面こそ金網と布だが、中身の土砂によって火器などに対する防壁として金網や有刺鉄線、コンクリート壁以上の強度を発揮する事もある万能者だ。
「おそらく、パーパルディア皇国と言う国のお偉いさんも黙ってはおらんだろうな。報告によればかなり他国を下に見るらしいし。」壁にかかった新しい周辺地域の地図を眺めながら言う
「となるとここの法整備もしないといけませんね、今後の統制に支障が出てしまいますので。」
「課題は山積みだな、はぁ。」
デュロ一帯を占領できた今、司令官大内田はデスクワークに追われていた。十分な睡眠も取れていない。
「じゃあ、今現在の装備を報告報告してもらおうか。」
「はっ!では先ず、陸の方です。普通科が約2300名、野戦特科の約1000名、戦車15両、装甲車25両、歩兵戦闘車5両、自走砲10両、戦闘ヘリ10機、輸送ヘリ10機、小型偵察兼攻撃用ドローン20機で、主に中部方面隊からを中心に派遣されています。又、海は沿岸警備のため配置された海保の巡視船5隻、護衛艦2隻、ミサイル艇2隻がすでに掌握した港に集結しています。」
「ほう、こんな短時間でそんなに派遣が決定されるとは思わなかったな。」
「はい、上の者もかなり真剣に捉えているようです。ただし、ここには空自の機体に耐えれるぐらいの滑走路がないので航空戦力は皆無です。」
確かに、デュロ陸軍基地にワイバーン用の滑走路はあるが、すでに自衛隊の攻撃によって破壊されており、使えるとしてもワイバーンの数倍ある鉄の塊の離着陸に耐えれるものではなかった。なので、今回デュロ自治区に配置が決定している航空戦力はヘリぐらいしかなかったのである。
「制空権が取れないと今後の作戦は厳しいと思うんだよなぁ。」
「確かにそうですが、相手は中世レベルの国家です。対空火器で対処可能だと思いますよ。」
「そうだといいんだが…。」
(一応本部に防衛用の中SAM頼んでおくか?)
大内田の仕事は終わらない。
海上のどこか ムー国所属 大型旅客機ラ・ムーの機内
政府からの指示で急遽ニホンに向かうことになったマイラス達。彼らはニホンが同じ機械文明だと言う情報を知って胸を高鳴らせていたが、普段陸上勤務の人間には3日間空の上を飛行するのは辛い。
「おぇ、まだ着かないのですか…。う、」
「仕方ないだろう、おおまかな位置しかわかっていないのだから。」マイラスが言う
以前皇国と会談を行った際、おおまかな日本の位置しか把握しておらず、大体ここだろうというぐらいだった。なので、マイラス達はとりあえず皇国に向かえば日本にぶつかるだろうと考えた。かなりリスキーではあるが。
「本国を飛び立ってから3日、島さえ見えんぞ。パ皇どもの幻覚なんじゃないか?」陸軍将校が言う
「関係者はかなり怒り狂っていたので嘘ではいないと思うのですが…。」
みんなご存知パーパルディア皇国はプライドの塊と称せれるぐらい放漫な国柄。そんな国にある時一国が自国の一部を占領されちゃいました、なんて言ったら怒り心頭に発するのである。ただしルディアス以外。
「そろそろ見えてきてもいいはず…。」
そう言ってマイラスが窓を覗いたその時、操縦していた操縦士が叫ぶ。
「あっ!レーダーで複数の光源を確認!」
「何だって!?」
「猛スピードでこちらに向かってきます!」
マイラスがレーダーを直接確認しようとコックピットに走る。
「ほ、ほんとだ。間違いなく2機向かっている…。って、何だこの速さは!?」目を完全に見開いてレーダーに食いつくマイラス
計器は2000km/hを示していた。しかも少しずつ速くなっている。
「これ、ぶっ壊れてるんじゃないか!?」
「他の計器は正常なのでそれはないかと…。」
(何だこれは!我が最新鋭のマリンと比べ物にならないじゃないか!)
戦闘機マリン、ムーの最新鋭戦闘機。複葉機で陸上機型と艦載機型がある。九〇式艦上戦闘機もしくは九五式艦上戦闘機に酷似していて、主力武装は7.92mm機銃、最高速度は380km/hだ。
「来たぞ!!」
黒い滑らかな機体をした2機のF-35Aが轟音と衝撃波を発しながらラ・ムーの左側を通過する。
「うおおぉぉぉ!!」聞いたことのない轟音で衝撃を受けるマイラス達
いつの間にか2機のF-35Aはマイラス達の両横に、挟み込むように横に並んで飛行していた。
「何だあの形をした飛行機は!プロペラが無いぞ!?」将軍は驚きを隠せない
「しかもあれは全金属飛行機か!」
「どう言うことだ?文明圏外の新興国家じゃなかったのか!なぜそんな国が全金属製の飛行機なんぞ持っておるんじゃ!?」
飛行機内は大騒ぎだった。するとコックピットにあったムーの最新の無線機から声が流れた。
『こちらは日本国航空自衛隊である。これより先は日本国の領空である、直ちに引き返せ。さもなければ撃墜する。繰り返す、直ちにに引き返せ。』
全員に激震が走る。最新装備である無線機を、相手が使用していることに。
「おい、これ結構まずいんじゃ無いか!?」
「早く応答しろ!」
副機長が応答する。
「こちらはムー国所属の外交使節団である。目的は貴国との国交開設。我々に敵意はない。着陸可能の滑走路までの誘導をお願いしたい。」
しばらく無線から沈黙が続く。
『こちら日本国航空自衛隊、貴機の目的は承知した。許可が下りたため、これより滑走路まで誘導する。』
「誘導、感謝する。」
マイラス達は安堵する。
1機のF-35Aはマイラス達の前方、もう1機は後方についた。
「すごいぞ、エンジンはまさか神聖ミリシアル帝国に似ている見た目だ。まさかミリシアルと関係があるのか?」
「それはないだろう。まだただの新興国家が第1文明圏の長、かつ世界の頂点と言われる国とそう簡単に国交なんぞ結べるわけがなかろう。」
「じゃあ独自で開発したのか?なんか信じられんな。」
と、まぁこんな感じに話していたらあっという間に千葉県成田国際空港に到着する。
「ひ、広すぎる…!!」着陸して窓に頬をペタリとくっつけて外を見るマイラス
成田国際空港、千葉県成田市にある日本最大の国際空港。東京都区部から東へ約60キロメートルに位置している。東京国際空港(羽田空港)と共に首都圏並びに日本の空の玄関口であり、敷地面積は東京国際空港に次いで日本第2位である。しばらくして、空港警備隊のパトカー、政府専用車両が次々と空港内に入る。マイラス達の乗ったラ・ムーの近くに停める。
「ニホンにいる今、ここは友好的に接するべきだ。展開が早すぎるな。」
「あぁ、私も賛成です。ここからは外交官の我々に任せてください。」ベテラン外交官の1人が言う
ラ・ムーの扉が開き、折り畳まれたアルミ製の階段が展開される。
「ニホンの皆さん!我々ムー国は先程通告した通り国交開設のためにやってきたところです!平和的に行こうではありませんか!」近づけるわけがないので大声で話す
隊員らが顔を見合わせる。
「そうでありましたか!私、日本国外務省外交官の朝田泰治と申します!我々日本は是非、貴国と友好的に交流したいものです!」
空気はさっきと違って和やかな雰囲気に変わる。
「突然このようなことになってしまい申し訳ございません。私、ムー国外交官のユウヒと申します。どうぞよろしくお願いします。」地上に降りて握手をする
「いえ、こちらこそ騒々しくなってしまいました。我々実はパーパルディア皇国と紛争中でして、かなり警戒にはピリピリしている状況でして…。」
「何と!あの皇国とですか!?となると大使館からの情報は正しかったのか…。」
「?すでにご存知でしたか?」
「そりゃもちろんです。何せ高速の飛行機械を飛ばす、と聞いていますので…。と言うか、我々実に驚いてますよ!この世界に科学技術を駆使している国家があるなんて!」
「となりますと貴国も機械文明なのですか。確かにあの大型の複葉機、ロマンありますね〜。」朝田がラ・ムーを見て言う
「えぇこいつはすごいもんです、何せ我が国初の大型複葉旅客機ですから!」自信満々に言うユウヒ
「是非いつか乗ってみたいものですね。おっと、話をし過ぎてしまいましたね。ここは周りの目もありますし、場所を移しましょう。我々日本は貴国を歓迎いたしますよ。」
「ありがとうございます。」
「ではこちらに乗っていただきますので、どうぞ。」朝田が政府専用車に案内する
そこにあったのは黒塗りのトヨタ自動車製のセンチュリー。防弾ガラスや爆発物にも耐えられる特殊鋼の装甲が施された防弾車仕様である。
(なっ、ニホンは自動車まで持っているのか!?しかも洗練されたデザインで美しいじゃないか…。)形に魅了されるマイラス
ムー国使節団の一向が3台のセンチュリーに分かれて乗る。
「しかし、美しいデザインですな、この自動車は。」陸軍将校が内装に関心を示す
「我が国の自動車産業の誇り、トヨタ製です。国交が成立すれば他の車両の輸出もできるでしょう。」
「なんと!それは真か!」
(上手くいけば内部を分解して調査してみるのもありだな…。)
ムー国使節団を乗せた車列は空港敷地内を出て、首都東京に向かうために高速に向かう。
1時間後…
東京都に入ったマイラス達は首都の街並みを見て、驚きを隠せなかった。高層ビルが建ち並び、整備の行き届いている道路、いろんな店が出店してはいたが…。
「なんか、こう、静かですね。人があまり見られない。」何気なく言うマイラス
「あぁ、実は、信じてくれないかもしれませんが、」と朝田が一息置いて
「10日程前にこの世界に国ごと転移してしまいまして。前世界では国内のほとんどの食料を外国からの輸入に頼っていたのですが、今は完全にストップ。食料の統制、外出を自粛させているんです。そのせいで飲食店はほぼ営業停止、活気は無くなってしまいました…。」ため息を吐きながら言う
「何と!?と言うことは転移国家ですか!?」
「はい、そう言うことにはなりますが…?」
「実は我々ムー国も遥か昔、この惑星に転移したのですよ!これは運命ですかねぇ。」嬉しそうに言う将軍
「それはさておき、今ニホン国の現状はかなり厳しいのですね…。もし国交が樹立すれば、多少なら穀物等の輸出は可能かと思いますよ。」外交官が言う
「それは本当ですか!?本当に、本当にお願いします…。」
こんな感じに車内では会話が行われる。するとあっという間に外交の舞台、港区元赤坂にある迎賓館赤坂離宮に到着する。
「しかし本当にニホン国は素晴らしいですなぁ!建築様式が我々の常識からかけ離れておる!」
「ありがとうございます、ここ迎賓館赤坂離宮、通称赤坂迎賓館はイタリア、フランス産の白と黒の大理石をふんだんに使用しております。」ニコニコと説明する朝田
「はて?いたりあ?ふらんす?何ですかそれは?」
「あ、失礼しました。前世界の国名です。料理、芸術の国ですね。」
「ほう、ニホンがいた世界はかなり発展していたのだろうなぁ!素晴らしいの言葉他ない!」超ご機嫌いい強面将軍
玄関ホールを通過して、広々とした豪華に装飾された会談室に入る。
「ムー国使節団の皆さん、日本にようこそお越しくださいました。私、日本国の内閣総理大臣を務めております石間茂と申します。どうぞよろしくお願いします。」ニコニコと迎え入れる石間
「厚い歓迎、ありがとうございます。私、ムー国外交官をしておりますユウヒです。よろしくお願いします。」握手で答える
さぁ始まった、転移後初の本当の外交。パーパルディア皇国とはわけが違う。
「単刀直入に申しますが、我々日本は今食糧危機に瀕しております。そこでムー国にお願いです、食料の輸出を我々にお願いしたい。」頭を下げる日本側一同
「そ、そんな顔をあげてください。同じ転移国家と聞いています。困っている国がいたら助ける、それが我が国のモットーです。品目によりますが食料の輸出は可能です。」
「あぁ、ありがとうございます。本当にありがとう…。」目に涙を浮かべる石間
他の外交官が日本国の地理的歴史的の紹介、輸入していた食料品目の書かれた書類などを渡す。
「…あれ、これらの字読めませんね。」受け取ったユウヒが言う
「あ、これは失礼しました。日本語を話しているのでてっきりそうかと。」
「いえ、実はあなた方が話しているのも我々からすれば第3文明圏語を話しているように聞こえますぞ。」将軍が言う
「えぇ、それでは口頭で説明致します。日本は国土面積は約38万平方キロ。人口は1億2千万人以上。首都は東京都。国土の3分の2は森林です。1年間で春夏秋冬と四季があり、地域によって気候帯が異なります。」
「なっ!人口が1億人以上ですか!?」驚くユウヒ
「はい、ただ今は少子化で減少傾向ではありますが。」ケロッと言う朝田
(思っていたよりも多いな。)
「うーん、困りましたね。1億人以上の人の分まで食料の輸出はかなり厳しいかもしれないです。我が国はクワ・トイネ公国と違って有り余っているわけではないので…。」言いにくそうに言うユウヒ
「その、今出たクワ・トイネとは何ですか?」朝田が問う
「少なくとも我々の倍以上食糧を生産している国ですよ。」
「ちなみにその国と国交を結ぶことって…。」
「可能ではあると思いますが、実は今現地では不穏な空気が漂っていまして。」鞄から1枚の地図を取り出す
描かれていた地図はみんなご存知第3文明圏の国々の位置と名前が記載された地図だった。ユウヒは指を指しながら説明する。
「この大陸がフィルディアス大陸と言い、主にパーパルディア皇国が大陸を占めています。そしてこの大陸の下にある小さめの大陸がロデニウス大陸、ここの右側にクワ・トイネ公国とクイラ王国が位置しています 。」
日本側がざわつく。
(え?めっちゃ国あるやん。偵察の時は全然気づかなかったって聞いたが?)
(勾玉みたいな国がパ皇のもっと手前にあるじゃないか、はぁ。)
「そしてクワ・トイネ公国の左に位置する国、ロウリア王国で不審な動きがあるようなのです。噂によれば皇国の支援の下、クワ・トイネ公国と大陸統一を目論んでいるとか。」
「ほう、と言うことは領土拡大、ですか…。」
ウクライナ紛争中の2022年2月24日にロシア連邦がウクライナに軍事侵攻を開始。自国民の民族保護という名の明らかな領土拡大を行った。どの国も1ヶ月は持たない、そう予想をしていたがウクライナは各国の支援の下、3年以上持ちこたえる。さらにドイツがウクライナを支援するため派兵を決定。独宇軍は順調にロシア軍を国境付近まで押し返し、ドネツク州を初めとする併合された州を次々と奪還。ロシア軍を首都モスクワまで押し返すことに成功する。ロシア連邦は無条件降伏し、プーチンは国際法違反で逮捕され、4年続いたウクライナ侵攻は終わりを迎えた。又、この戦争でかつての戦略を大きく覆したのは世界に衝撃を与えたドローンだ。戦車に対抗するのに高額な対戦車ロケット弾より、小型で安価で大量生産可能な自爆型ドローンの方が遥かに有用性が高かった。まぁそれらはともかくとして、領土拡大というワードには嫌気をさしていた日本。それを日本に生命線となろうとしているクワ・トイネ公国等の国を侵略するなんて言語道断!
「防衛省に直ちに連絡、クワ・トイネ公国、クイラ王国と直ちに接触せよと!」石間首相が言う
慌ただしく動く側近達
(この二国のと関わりがあれば、たとえロウリア王国が侵攻しても助っ人役として活躍すれば外交が有利になるはずだな。)内心思う石間
「こちらの地図、写真を撮ってもいいでしょうか?」朝田が問う
「え、あ、まぁいいですが。」ユウヒが言う
(魔写機を保有しているのか。持ってくるの大変だよなぁ。)
そう思っていたその時、朝田がポケットからスマホを取り出して机の上にある地図を上からパシャリ。
「ありがとうございます。」ニコリと返す
「え、え?」
「どうされましたか?」
「えっと、朝田さんの今出した小さい板は何ですか?」
「あぁ、これですか。これはスマートフォン、略してスマホです。通話からゲーム、動画視聴もできる小型機械です。」
ムー国側に衝撃が走る
「小型機械!?それはさぞかし高価な物でしょうね…。」ニホンの技術力に驚きを隠せないユウヒ達
「確かに高いものは高いですが、国民のほぼ全員が持っているぐらい我々には必需品ですね。」
(な!大量生産が可能な小型機械だと!?)
(これは、ニホンは我が国を上回っていると言うことか…。)
列強第2位のプライドが崩れるムー国。ただパーパルディア皇国と違って、相手は見下さない。
本会議でムー国との間で決定された事項は以下の通り
・ムー国は穀物を初めとする食料や燃料を日本国に緊急支援物資として限定的に提供する
・その見返りとして日本は、鉄道、航空技術の一部を提供、指導する
・日本国、ムー国間とで産業進出を認める
・ムー国との為替ルートを早急に確立させる
・二国の大使館を早急に設置する
・空海ルートが決定次第、双方の観光客の入出国を認める
・可能な限り、早急に互いにより良い信頼構築のため使節団を派遣すること
このニュースは全国に速報でテレビで放送された。国民は安堵した、話の通じる国家が存在することに。
やっとムー国と会えた日本。
本格的に動くパーパルディア皇国。
日本はどう対応するのか…。
皆さんのおかげでUAが5000を超えております!お気に入り登録、投票も是非していってください!!
ロウリア王国、どうしたい?
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クワ・トイネに侵攻→日本が報復
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原作通り民主化
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ナレ死
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パ皇に援軍→日本がボコボコに
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難癖つけて植民地化
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