RE:start train   作:コドコド

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思ったけどオリジナル作品描いてるときって楽しいね


第二話 条件

僕は帰りの電車に乗りながら思った。

「バンドって、どうやって組むんだ?」

友達には断られてしまったし、あてにする人もいない。

しかし、せっかく自分で志した夢だからなるべく自分の力で頑張ろうと思った。

なので僕はTwitterで日々の練習を投稿し始めた。なぜTwitterを選んだかというと、自分の趣味などをよく発揮できると思ったからだ。実際、僕自身高校の時はアニメのことや絵のことをよく上げていた事がある。その時に最高1万人のフォロワー数を出したからだ。

その経験を使ってまたやろうと思った。

しかし最初はやはり伸びない。内心「はぁ…」と思いながら投稿を続けた。

ある日会社で伊吹と一緒にご飯に行くことがあったので彼に相談することにした。

伊吹は会社の後輩でフルネームでは伊吹雄太(いぶきゆうた)と言う。

一昨年に会社に入って来て、同じ部署の先輩として僕を慕ってくれている。

そしてよく一緒に昼休みにご飯を食べに行ってる関係だ。

僕達は会社の近くにある蕎麦屋に入って一緒に山かけ蕎麦を頼んだ。

「あのさ…今高校の時の夢追いかけててTwitterとかでエレキの練習がてら、弾いてみた動画とか上げてるんだけどあまり認知されないだよね…」

すると伊吹は「先輩は特に何を弾いたりしてるんですか?」と聞いてきた。

僕は「まぁOEENとかの90年代にはやった洋楽かな。」と言った。

それに対して伊吹は「伸ばしたいなら、今流行ってるものとかをカバーしていかなきゃいけないですよ!」と言われた。

それに続いて「僕も高校の時にバンド組んでてベースやってて、その影響でたまにyoutubeとかでベースの動画上げてるんですよぉ~」と少し自慢げに話していた。

しかし伊吹がyoutubeをやっていたのは驚きだったが、それよりも驚いたのが彼がバンドをやっていたということだ。

なので、「伊吹!ちょっとだけで良いから仲間集めてバンドやらない?」

「まぁ…」と言ったときに「山かけ二つね~」とそばを持って来た。

「ありがとうございます!」と言い食べ始めた。

食べ終わって会社への帰り道、伊吹が「さっきのバンドの話ですけど、やってもいいですよ」とい言った。

「マジで⁈」と僕は驚いた。内心とても嬉しかった。

伊吹は「しかし一つ条件があります。先輩が29歳になるまでにライブで成功出来なかったら僕はバンドをやめます。」という条件だった。

僕は単純に「成功ってなんだ?」と聞いた。

すると、「ライブハウスが半分埋まるくらいかな。」と言った。

「あれ?意外と簡単じゃね?」と思いつつ僕はその条件を飲んだ。

仕事が終わって、家に帰って早速伊吹が言ってた通りに最近流行っている曲を見つけて

練習し始めた。選んだのは Mr.red appleのハイラックという曲にした。

この曲はイントロのエレキのソロが一番カッコ良いと話題だったので、弾こうと思った。

そして1週間練習の動画を上げていたら気づいたら、アカウントへのアクセス数が増えていって、フォロワーが15000人を突破した。リプ欄では感心やこれがきっかけでギターを始めた人も居るなどの励みになるような温かい言葉がたくさんあった。

これを伊吹に話したら「これを機にyoutube一緒にやりましょうよ!」と勧められた。

僕はそれに乗って空いてる時間を見つけ、二人での練習動画を発信してった。

このような段階を踏んで、この前伊吹が昔ライブやってたライブハウスでライブすることになった。この時SNSなどでも告知したが、定員200人のところに20人ちょっとと酷いデビューライブで終わった。この後何回も同じようなライブでを行ったが多くて4/1程度と少なかった。そして仕事と両方でやってたこともあり、精神的に疲れてしまった。

夕方6時のチャイムが響くころ、僕は会社に営業から遅れることを伝えて、公園の光る街路灯の下のベンチで死んだようなオーラを出しながら座っていた。

その時、幻覚なのだろうか。子供の描くような元気いっぱいのペンで描いた線路が現れた。ぼくは「なんだ?」と思い、周りを見ていると実家でみた子供の時に描いた電車が目の前を通り過ぎていった。僕は咄嗟に追いかけた。何だかこの追いかけてる感覚が僕の何かを刺激したのだ。しかし、追いかけていた電車はいつの間にか消えていた。

その追いかけた先にあったのは高校の時に無理して東京まで自転車を漕いで来た楽器屋さんだった。

《続く》

 




眠いなー
アーティストの名前を上手く似せるのに時間かかった(笑)
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