RE:start train   作:コドコド

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たくさん読んでくれ


第三話 バンド名

僕が追いかけていった手書きの電車が消えた先はなんと、高校生時代にわざわざ何十キロとチャリを漕いでいったレコード屋さんに着いた。

そこは高校生のときとは違って看板がくすんで結構廃れたような外観になっていた。

「なんでここなんだ?」と不思議に思いつつ扉を開ける。

扉が「ギィィ」となりながら鈴が「リンリン」と鳴る。

中をみると高校生の時と変わらない光景があった。

綺麗に並んだレコードやCD、アコギやエレキや当時のアーティストのポスターなど高校生のときまんまだ。

レジには一人の老人が居る。僕はこの老人店員にお世話になっていた。僕は高校生の時によく聞いていた、アーティストのレコードをレジに持っていった。すると老人店員は気づいたようで、「まさか、あの時の高校生か?」と言った。

僕は、笑顔で「はい!」と言った。

老「大きくなったなぁ」

僕「おかげさまで今バンドを始めたんですよ!」

老「おぉ!なんて名でやってるんだ?」

僕「まだ特に名前はないけど今は、無名でやってます」

老「頑張れよ!高校生!」

僕は「高校生では無いけどね」と思いながら、名刺を渡して店を後にした。あの電車は何故あそこにたどり着いたのか考えながら、帰った。

そして翌日、伊吹と昼ごはんを食べてるときに伊吹が言った。「今週末バンドイベントがライブハウスであるらしいんで出て見ます?」

これを聞いて即答で「あぁ!」と答えた。

そこからは練習を2人でずっとしていた。

そして迎えた当日、僕達の前の組が終わり僕達の番がきた。

このとき僕は伊吹とqueenの「don't stop me now」を歌った。歌い出す前、2人で「迫力のある演奏をしよう。」そう約束した。2人だったから迫力に一部欠けたところはあったけど、自分らの演奏は歓声が多く上がった。それからは言うと、今まで20人ほどしかいなかったライブハウスが定員200の所を1/4以上に埋まるようになった。

次第に僕らのバンドを「爆心」という名前で呼ぶ人が増えた。何故その名前かを聞いたら2人なのに爆発的に迫力のある音を出すかららしい。僕らはその名前を採用して改めて「爆心」という名前になった。そしてある大きなイベントの時に初めて作ったオリジナル曲を歌った。

その曲は落ち着いた曲調ながら凄くロックという曲で、観客からは好評だった。ライブ終わり、伊吹と一緒に帰ってるときに、楽器屋があった。そしたら伊吹がベースを変えたいと言ったから、寄ることにした。無事に買えて交差点で伊吹が

「このままライブハウスの中で1番人気になろう!」と言った。僕は「あぁ!」と言った。そして別れた時に笑顔で手を振る伊吹に猛スピードで高級車が突っ込んできた。

「ドンッ!」高級車はそのまま電柱に突っ込んだ。

周りから「事故だ!」「人がひかれたぞ!」「キャーッ!!!」

などの声が響き渡った。

《続く》




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