龍姫達をマジ切れさせてしまったワレチューは、
「此処は任せたでチュー‼ε=ε=ε=┏(゚ロ゚;)┛ダダダッ!! 」
「コラ‼(゚Д゚#)ゴルァ!!待ちやがれ‼」
「ワォーン‼」
犬型の魔物を見捨てて逃げてしまったのだ。それをブランが追いかけようとしたら、犬型の魔物に行く手を阻まれてしまったのだ。
「ワォーン‼」
「来るぞ‼おまえら構えろ‼」
犬型の魔物は戦闘態勢に入ったのを見たブランは龍姫達に指示を出し、各々に得物を構えた。
その時
「マスター‼」
「どうしたの?」
龍姫達のデバイスが話しかけてきたのである。
「あの魔物は人間です‼」
「それって‼ つまり」
「無理やり、ワレチューが不適合者に女神メモリーを使ったてこと」
「そうです‼」
「なら、ボク達が囮になってる間に」
「わかった、治癒術を掛ければいいんだよね」
「流石、龍姫が率いる鳴流神家だな‼」
なんとあの犬型の魔物はワレチューが無理やり不適合者に女神メモリーを使わせて魔物化した人間だと言ってきたのだ。
武龍達が囮を引き受けてくれたので、龍姫達は治癒術の詠唱を始めた。
「ワォーン‼(助けて~誰かを・・・殺す前に・・・殺して‼)」
「道具として死ぬ気なの‼」
「ワーォン‼(わたしはまだ・・・人と・・・して・・・生きて・・・いたい‼)」
「まだ詠唱終わらないのかよ‼」
どうやら魔物化した女の子は薄れていく意識の中で龍姫達に自分を誰かを傷付けてしまう前に殺してと涙を流しながらテレパシーで訴えてきたのだ。
プルルートが道具としてこのまま死ぬつもりか問いただしたら、まだ人として生きていたいと、遠吠えをしながらテレパシーで訴えてきたのだ。
ブランと秋龍がまだかと焦っていた。
「ワォーン‼」
「しまった‼斧が」
「ブラン‼(間に合わへん‼)」
「お姉ちゃん‼」
ブランが不意を突かれ、得物の斧が粉々に砕け散ったのだ。武龍が助けに入ろうとしたが時すでに遅しであった。
「不甲斐ないぜ」
「ワォーン‼(殺したくない‼)」
ブランが覚悟を決めたのだ。
その時だった
「わしの名を呼べ‼」
「誰だ‼」
「死にたくなかったらわしの名を」
「こうなったら自棄だ‼」
ブランに誰が語りけてきたのだ。そして
「わしの名は」
「おまえの名は」
「「グランヴェール‼」」
「なんや‼」
ブランは語り掛けてきた主の名を何も疑問にならず叫んだのだ。
すると
「あれが新しいブランの武器なの‼」
「これがわたしの武器、まぁいい‼行くぞ‼」
ブランの目の前に一本の片方の刃が小さい両刃斧が現れたのだ。それをブランは手に取り、
「ワォーン‼」
「今だ‼」
「彼の者を死の淵より呼び戻せ‼ レイズデット‼」
攻撃を受け止め、その隙にネプギアが治癒術「レイズデット」を掛けたのだ。
「元に戻って行くよ‼」
「よかった‼」
すると、犬型の魔物は髪が菫色の二つ結びで咲耶と同い年くらいで胸が龍姫ほどではないが、大きい女の子の姿に戻ったのだ。
「さて、この子教会に運ばんと‼」
「そうだね‼七賢人今度会ったら許さない」
龍姫達は女の子を保護し、女神メモリーを回収し教会に戻るのであった。