超次元に舞い降りし龍の名を持つ者   作:天龍神

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分子世界の真実の探求者

ノワールは雷華の時練爆鐘を受けて足をやれたのにも関わらず、漸毅狼影陣を繰り出して、命からがら勝利したのだ。

 

「わたし、負けちゃったんだ、わたし、サイボーグなのに、泣いてるの?」

 

「何言ってるの、あなたは、泣けるのよ」

 

デスマッチに負けた雷華は唯一の生身である目から涙を流しながら、光になって消えていくのであった。

 

そして、雷華が負けたことによって星龍達との間の結界が崩壊して、

 

「お姉ちゃん‼ 確か、龍空翔さんからもらったライフボトルを使えば」

 

「ありがとう、ユニ」

 

「流石に、ライフボトルを使ったとはいえ、病院に運んだ方が良いよ」

 

「わかりました」

 

「取り敢えず、戦利品として、この刀は貰って行くよ」

 

星龍達は両足から夥しい出血と酷い火傷を負ったノワールに近付き前日に龍空翔から渡されたライフボトルをノワールに飲ませたら、痛みが限界だったらしく、ノワールは気を失ってしまった。

 

ユニはノワールをお姫様抱っこで病院へ向かうことにしたのだ。

 

星龍は雷華が残して行った刃渡り二尺三寸の刀を拾って粒子化してしまった。

 

ノワールが決着を付けている頃

 

「お待ちしてました、グリーンハート様」

 

「わたくしも、自分の国を守るためですから‼ それといい加減、顔を見せて欲しいのですわ」

 

「それは失礼しました‼ わたしの名はランです」

 

「‼」

 

「そんな、その体」

 

「これは、犯罪神様によって新たに与えられた体ですよ‼」

 

「やはり、犯罪神は人を道具としてしか見てないんだ」

 

「そんなことはどうでもいい、あなたはわたしの母の形見であるこの「蜻蛉切」の餌食になってもらいます」

 

「失礼ですけど、あなたのお母様とは認識はないですわ」

 

「そうだろうな、なぜなら、わたしの母は、わたしが幼き頃に、先代女神に殺さたんだからな‼」

 

「それ、どう言うこと?」

 

「どうやら、話過ぎたようだ、それと、わたしか、あなた様がどちらか一方が命尽きるまでここから出れらませんから」

 

「しまった‼ これじゃあ、ベールを助けられませんわ‼」

 

「さぁ、始めましょう、グリーンハート様」

 

「どうやら、戦うしかないようですね」

 

トリニティ湿原に到着した神子龍は指定された場所に待ち構えていたのは髪が赤いぼさぼさ頭に両腕が義肢のサイボーグ少女ランが待ち構えていた。

 

ランは母がベールの先代の女神に母を殺されたと言い、ベールと同じ長さの三大名槍の一本「蜻蛉切」を構えた。

 

おまけに神子龍達が助太刀出ないようにベールと自分だけ結界の中に閉じ込めて、デスマッチを仕掛けて来たのだ。

 

戦うしか道が無くなってしまったので、ベールは女神化して槍を構えた。

 

そして、

 

「行きますよ‼ 瞬迅槍‼」

 

「この技は‼ 神子龍達しか教えられないはず」

 

「何を言ってるのですか、グリーンハート様、犯罪神様が女神を殺すためわたしに授けてくださったんですから‼ 旋風槍‼」

 

「くっ‼ やりますわね、こちらからも行きますわよ‼ 轟破槍‼」

 

なんとランは神子龍達しか教えられないはずの槍術を使いこなしてきたのだ。

 

ベールは一瞬、呆気に取られたが、かわしたのだが、空かさずランは槍を薙ぎ払って鎌鼬で攻撃する特技「旋風槍」で追撃してきたが、ベールは槍で受け流して、槍を地面に突き刺して岩の槍で攻撃する特技「轟破槍」で反撃した。

 

「一気に決めさしてもらいます‼」

 

「あれはオーバーリミッツ‼」

 

「行きます‼ 雷神旋風槍‼」

 

「キャァァァ‼」

 

「ベール‼」

 

ランは戦闘術「オーバーリミッツ」まで修得していたのだ。

 

オーバーリミッツLv3を発動したランは槍で敵を突き上げて雷と竜巻を熾す奥義「雷神旋風槍」をベールに仕掛けて来たのだ。

 

ベールはランの雷神旋風槍をまともに喰らってしまったのだ。

 

そして、

 

「ふっ‼ てやっ‼ はっ‼ せい‼ うおりゃゃぁぁぁ‼ うおおおお‼ マターデストライト‼」

 

「きゃぁぁあぁ‼」

 

「ベールうぅうぅぅ‼」

 

ランは虚空から無数の槍を生み出し、それを敵に目掛けて投げつけて、最後は渾身の一突きで貫く秘奥義「マターデストライト」をベールに叩き込んだのだ。

 

それをまともに喰らってしまったベールはある部分が無くなっていた。

 

「わたくしの胸が‼」

 

「いけませんね、そんなに脂肪を付けては、わたしが削り取らせてもらいました」

 

「あのままでは、ベールが失血死してしまいますわ(ですが、ここで正体を明かすわけには)」

 

ランは秘奥義でベールの豊満な胸をプロフェッサーユニットごと削ぎっ取っていたのだ。

 

そこから、夥しい血が流れてしまっているベールは血を流しすぎた所為で気を失ってしまった。

 

神子龍達は只見守るしか打つ手がなかったように思われていたのだが、ベールの脳裏にある光景が映ったのだ。

 

「・・・わたしの道だから」

 

「あの方は、髪が青いですけど、わたくしに似ていますわ」

 

青い髪の長身でベールのような肉体を持った槍使いがあるものを壊して仲間に別れを言ってどこかへ去って行く光景だった。

 

それは場所を変え、

 

「強行な手段は許さないものを生む、わかるわよね?」

 

「確かにそうですわね・・・」

 

とある建物で、すべてを壊そうとした騎士団長に向かって言い放った台詞が聞こえてきたのだ。

 

そして、

 

「馬鹿な‼ あれ程、血を流してるいるのに、まだ立つと言いうのか‼」

 

「これでも、わたくしは往生際が悪いんですわよ‼ 本気で行かせてもらいますわ‼」

 

「ベール‼ 今のあなたがそんなことした」

 

「・・・わたしの道ですわ‼」

 

ランは驚きを隠せないでいた。

 

なぜなら、ベールが意識を取り戻し、立ち上がってきたうえに、オーバーリミッツLv3を発動させたのだ。

 

「どうやら、奥義と秘奥義を出すのが精一杯の様ですわ‼ 喰らいなさい‼ 翔舞蒼月閃‼」

 

「うわわわぁぁ‼」

 

ベールは最後の力を振り絞って飛び上り、そこから槍を叩き付ける奥義「翔舞蒼月閃」を繰り出して、

 

「あなたには此処で果てていただきますわ‼ 来たれ雷‼ 裁きを受けなさい‼ 煌華月衝閃‼ いかがです?」

 

「どうやら、わたしが間違っていたようです、グリーンハート様」

 

青い髪の長身の女槍使いの槍に雷を纏わせて一閃する秘奥義「煌華月衝閃」で勝負を決めたのだ。

 

「わたくしに会ったのが運の尽きですわ‼」

 

ベールは血を流しながら決め台詞を言って結果が消え、倒れそうになったのだが、

 

「しっかりしなさい‼ ベール‼ これを飲みなさい‼」

 

「どうしてでしょうか、あなた達が女神に見えるんですわ・・・あとは頼みましたわよみんな・・・」

 

「ふぅ、どうやら、気を失った見たいですわね、ライフボトルで止血したとはいえ、流石に、血を流しすぎてますわ、輝龍・飛龍はその槍を回収して、わたくしと一緒に病院にベールを搬送しますわよ‼」

 

「わかったよ‼ お姉ちゃん‼」

 

神子龍がベールを受け止め、龍空翔からもらったライフボトルをベールの口に流し込み何とか一命を取り止めたのだが、流石に、此処では本格的な手当てが出来なかったので、神子龍達はランの置き土産の「蜻蛉切」を回収してベールを近くの病院に搬送するのであった。

 

 

 

 

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