「たっだいまぁ〜疲れたぁ〜〜〜……」
「おう。ちょいと邪魔すんぜ」
「いやおかしいでしょ」
聖杯戦争の説明を受け、その参加を決意したあたしは、激動の一日を終えて自室へと戻った。ドアを開けて部屋の灯りを点けるあたしの背を追うようにして、何の気なしに年頃の女子の部屋に上がり込んだセイバーにツッコんだ
「あ?何もおかしいことあるか。マスターとサーヴァントは基本的に行動を共にするモンだ。ここがマスターの拠点だってンなら、俺もここにいるのが筋ってモンだろうが」
「セイバーさんはそれで良くても、あたしは良くねぇの!ていうか、サーヴァントは霊体化できるって話でしょ!透明になって部屋の前にいてくれればそれでいいですから!ここ仮にも女子の!部屋!です!」
顔を赤らめながら自分の胸に掌を当てて力説するあたしに対し、セイバーはバツが悪そうな顔で後ろ頭を掻き回して言った
「そうしたいのは儂も山々なんだがな。というか、霊体化できるモンならとうにしてる。だがいかんせん、マスターが魔術師として未熟なせいか、儂ぁ霊体になれねんだよ」
「うぅ…!それは確かにあたしが悪いし仕方ないかもですけど…じゃあせめてあたしがシャワー浴び終わって掃除終わるまで部屋の前で大人しく待ってて下さい!これ以上は譲れません!」
「分かった分かったそれでいいっての」
「あ、でも寒くなったり廊下を誰か通りがかりそうになったら中にいるあたしに声掛けて下さいね!」
「あのなぁ…霊体のサーヴァントが寒さで風邪なんぞ引く道理はねぇし、誰か来たら上か下の階に飛べる。ったく…現界してるとはいえ、儂ぁもう死人だぞ。何をそんな気にすることがあんだか…年頃の女心ってぇのは、野郎が一回くたばったくれえじゃ分かりゃしねえってことか」
ぶつくさと呟きながら、セイバーはドアノブを捻って部屋を出た。あたしはその背中を一度見送って大きくため息を吐くと、ワイシャツを除き汚れた制服を脱いでハンガーラックに掛け、そのまま脱衣所で全ての衣類を洗濯かごに放り込み、風呂場へと直行した
女の命であり、あたしのアイデンティティーでもあるキューティクルな金髪を洗い、入念に全身の汚れを落として、掛け湯程度にシャワーを浴びた後に風呂場を出る。脱衣所のバスタオルで全身の水をくまなく拭き取り、引き出しから肌着を引っ掴もうとした時、あたしの思考は一度停止した
(・・・いや別に意識とかしてねーし!そりゃ流石に緊張しないとまではいかねーけど!)
とは思いつつも、ちょっとだけお気に入りの下着を身に付ける。単純に自分が着たかっただけだと心に言い聞かせながら、湿った髪をドライヤーで乾かす。体を冷やさない内に部屋に戻りクローゼットを開けて、少しだけ自分でもいい感じだと思うパジャマに袖を通してみる
(お…おーけーおーけー。誰かに見せるために買った服じゃないけど悪くはない…)
姿鏡の前に立って全身を確認して、ゆっくりとターン。目立った皺や汚れもなし。となればあとは部屋の汚れだけだ。流石に深夜の掃除機はご近所迷惑なので、目に見える汚れや埃をティッシュと雑巾で拭き取っていく。それから散らかっていた物を元の場所に戻して、少し散らかっていたゴミをゴミ箱に放り込む。最後に換気のためにベランダの窓を少し開けて、キッチンの換気扇に電源を入れ、あたしは部屋のドアノブを押し捻った
「お、お待たせしました〜…どうぞ〜…」
「おう。今度こそ邪魔すんぜ」
転がり込む形ではなく、我が家へ正式に招かれたセイバーは、足袋のような靴を脱いでフロアへと上がった。と同時にあたしはキッチンでお茶をコップに注いで、一人部屋は全室1Kの学生寮の女子部屋にはあまりに不釣り合いな…というか寮の規則的にはまず入れるのもアウトな彼を、いよいよあたしは自分のベッドもある洋室へと通した
「と、とりあえず適当に座って。お茶もよかったら飲んじゃって」
「おう、気遣わせて悪りぃな。だが英霊に飲食は基本的に必要ねえ。その気になれば味覚から何まで生前通りだが、今後はこういうのは儂自身で解決するから気にすんな」
1メートル四方くらいの簡易的なテーブルの前に敷いたクッションに、セイバーを腰掛けるように誘導する。目の前にお茶を置いて、あたしも彼の真向かいにとりあえず正座で座った
「・・・えと、ご趣味は…?」
「見合いか阿呆」
正面に向かい合って座ったはいいものの、改まった会話の切り口が思い浮かばず、意識するなという方が無理な状況に、あたしは思わず意図せず引き合わされた男女の定型文を口走った
「いや、とは言ってもあたしまだまだセイバーさんのこと全然知らないですし…」
「というかそう、ソレだソレ。契約を端折った儂もそうだが、儂達ぁまだ一番大事な挨拶を済ませてねぇだろうが」
「一番大事な挨拶…?あ、そっか」
ソレと言いながら宙空で指を揺らすセイバーにに言われて、あたしはなんの事かと数秒考えてから、コホンと一つ咳払いをして背筋を伸ばしてお辞儀をしながら言った
「改めまして、藤田ことねです。セイバーさん、聖杯戦争終了までの短い間ではございますが、何とぞよろしくお願いします」
「お、おう…何かと堅苦しいな。普通によろしくセイバーでいい。さん付けなんか必要ねぇ。儂は生前も今も、そんな敬称で呼ばれるような高尚な生き方してねぇからな。儂もことねで呼ぶからよ、話し方も今後はもっと砕けた感じでいい。こっちこそよろしくな、ことね」
英霊は生前最も強いとされる全盛期の姿で現界するのだから、若い姿であるのは当然なのだが、それにしたって自分と同年代くらいに見える男性に名前で呼ばれたあたしは、少し頬が紅潮して心がざわつくようなムズムズするような感覚に、顔がニヤケそうになるのを堪えて口を開いた
「そ、そんじゃあ〜ね。そっちがそう言うことなら?そんな感じでよろしくセイバー。それでちなみに、セイバーの真名…本来の名前ってヤツは?」
「・・・あ〜。それについてなんだが、少し真面目な話をすると、ことねは歳の割に人として中々に自立していて、それなりに芯がある人間ってぇのは、その人とナリから、ランサーとの戦いまで見ていて分かった。だがマスターとして、まず魔術師だって前提がねぇ。現界時に聖杯から知識を得た儂ぁいいが、ことねはその聖杯戦争ないしは魔術って概念への理解と意識が、さっきの監督さんからの説明以外何も入ってねぇ。つまりだ」
「・・・敵のマスターとサーヴァントから魔術的な干渉を受けた時、魔術に対する防衛知識がないあたしがセイバーの真名を知ってると、逆に容易に看破される可能性がある…ってね」
「そうだ。儂自身も名乗れねぇのは心苦しいが、ことねが本気で聖杯を取りに行くなら、ベストを尽くすなら、今ここで儂が真名を明かすのはベストじゃねぇ。どうだ?」
「まぁ、それならそれでいいでしょ。あたしが呼ぶ分には困らないし。そういえばサーヴァントは現界に必要な魔力をマスターから供給してもらうって話だったけど、魔術師じゃないあたしにそんなモノないでしょ?じゃあセイバーが予め持ってる魔力がなくなったら、現界出来なくなって跡形もなく消えちゃうってこと?」
「いや、それに関しちゃ正直あまり問題ねぇ。セイバーなんて大層なクラスで現界してるが、儂ぁただの鍛治師だ。鍛冶場がなきゃどうにもならねぇってんで、陣地作成スキルを授かってる。元はキャスタークラスが持つ、魔術工房や結界を張るのに役立つ能力だ。今はまだ敷くつもりはねぇが、この部屋に儂の結界ないし工房を張ってそこに居れば、時間はそれなりに要るが消費した魔力を回復できるって話だ」
「なるほど、セイバーは鍛治師なんだ。まぁそれなら、あたしが学校行って帰るまでの間に結界でも敷いといてよ。その方があたしも安全安心だし」
「んな便利なモンじゃねぇんだがな…あと一応教えといて欲しいんだが、ことねが聖杯に掛ける願いってのは一体何だ?一般人だってのに、こんなイかれた儀式に身を投じようと思うほどの願いってのは。儂ぁ死人だし文句を言うつもりはねぇが、もし邪な願いだってんなら、付き合い方は考えなきゃならん」
「・・・あ〜…聴きますソレ?」
テーブルに肘を置いて頬杖を付いたセイバーに聞かれて、あたしは思わず口籠った。どんな願いも叶うと聞いて、とりあえず一番最初に浮かんだ願い。他人が聞いたら笑うだろうな、なんてのは自分でも分かってる。開き直るつもりではいるけど、それでもやっぱり恥ずかしくってあたしは舌を噛みまくりながら言った
「・・・ぅお、お、おきゃねっ…!」
「は、はぁ?なんだ、噛みすぎてよく聞こえなかった。もう一回言ってくれ」
「あ、あのぉ…そのぉ…ですね。お金がちょっと、欲しくてですね…いや。ちょっとどころかたくさん…結構…いっぱい………」
「・・・はぁ。なるほど、金。ね。ってぇと何かい、儂はことねの小遣い稼ぎの為の小間使いをこれからやらされるって事になるのかねぇ」
モジモジしながら、目線を逸らしておまけに冷や汗までかきながら言ったあたしに、心底ガッカリしたように、セイバーはため息を吐いた。そしてほんの少しだけ何かを諦めたかのような、どこか侮蔑的な笑いであたしに言った
「ち、違う!いや、違わないけど……で、でもあたしにだってちゃんと理由はある!」
「・・・あぁすまん、今のぁ儂が悪かった。仮にも自分のタマ賭けようって願いなんだ、理由もなしに本人の覚悟なんざ分かりゃしねぇわな。ならその理由ってのまで聞かせてくれやしねぇかい、最後までちゃんと聞く」
「・・・うん。ありがと、聞いてくれて。セイバーさ、アイドルって知ってる?」
「アイドルな…聖杯からの知識で歌って踊る芸人だってのぁ知ってるが、そんなのは結局辞典で引いたようなモンだ。実際がどうなのかは知らんし、正直言っちゃあさほど興味もねえ」
どこまでもドライに、自分に嘘がないセイバーに、あたしは少しだけ安心したように笑って。ランサーとの一件で画面が罅割れたスマホをポケットから取り出して、一枚の家族写真を映した画面をセイバーに見せながら言った
「これ、あたしの家族。あたしと、お母さんと、下の子3人。下の子の中でも一番上の子は、もうすぐ中学生になる。つまりあたしには、もうあんまり時間が残されてない」
「時間が残されてない…ってのは?」
「ウチね、あんま裕福な家庭じゃないの。最後に外食したのなんていつだったか記憶にないし、妹達はあたしのお下がりばっか着てる。それにあたしが気づいた小学生の頃だったかな」
「あたしは顔も可愛いってみんなから言われてたから、アイドルになって超大金持ちになって人生大逆転!家族のことも全部あたしが何とかしてやる!なんてことを考えついたわけ。だからその為に、アイドルを養成する専門学校の初星学園に入学したいって、お父さんとお母さんに頼み込んで、入学させてもらったの」
「でもあたしは、ウチがお金持ちじゃないってこと以外、お金のことなんて全然分かってなかった。お金を稼ぐのがどれだけ大変か、あたしが学園に通うのにどれだけの費用がかかるか、4人いる娘を養うのにどれだけお金がかかるかなんて、考えもしなかった」
「あたしがアイドルになって超売れてお金を稼げば、そんなの屁のカッパなんて思ってたんだけど、現実はそんなに甘くなくて。あたしはちっともアイドルの芽が出なくて、妹達はどんどん大きくなって、お金はどんどん掛かるようになって、お腹いっぱいご飯を食べれるようになる日は減って、借金だけは増えていって…」
「・・・だから、あたしのせいで。ある日、お父さんは出て行っちゃったんです」
自分で言っていて、死にたくなる。口にして改めて分かる、幼さと比例する愚かさ。自分のことを何にも分かってないくせに、自分で何でも出来ると思っていた自分を、タイムスリップして全力でぶん殴ってやりたくなる
「お父さんがいなくなっちゃって、お母さんは女手一つであたし達を育てないといけなくなって、家計はさらに苦しくなって。あたしが自分の学費だけはなんとかしなくちゃって、あたしは余計に頑張ろうとして、高校生になってからはバイトだって始めて、睡眠時間とかゴリゴリ削って、レッスンは怒られてばっかりで、いつまで経っても落ちこぼれのままで、家族の期待を…いつまでも、裏切ってばっかりで……」
「だから、全部あたしのせいなの。あたしの家族が…今の家族になっちゃったのは、全部、あたしの…あたしの…!!」
あ、ヤバ。もう限界。もう無理。泣く。そう思って視界が滲み始めた時、あたしの肩に手が置かれた。セイバーの、あったかくて、ゴツゴツした強い右手。でもそれは、慰めるために頭を撫でるんじゃなくて。鼓舞する為に、肩を強く支えるようにしてあたしに触れていた
セイバーは、絶対負けるな。って、そう言ってくれているような顔をしていた。泣いてもいいって柔らかな笑顔じゃなくて、立ち上がれって言ってるような険しい顔。琥珀色の瞳の奥に、篝火があるような、真っ直ぐで強い目。慰めてるワケでも、励ましてくれてるワケでもない
ただ絶対に自分に負けるなって、自分が決めた道を貫けって言っている彼の瞳に、あたしは潤いそうになった瞳をゴシゴシ擦って、一回思いっきり鼻を啜って話し始めた
「とどのつまり!あたしは今まで、好き勝手やってきたんです。そんなあたしが、妹達には我慢しろだなんて、口が裂けても言えない。妹達にだって、自分がなりたいモノになって欲しい。その為の進路を、お金を理由に諦めてほしくない」
「だからあたしは、自分の学費だけバイトで稼いでるようじゃまだまだダメなんです。下の子の進路だけじゃなくて、その下の子二人の進路もそう。それでお母さんにも今まで本当にありがとう、稼ぎはあたしに任せてって親孝行するんです。それでいつか家族一緒に、美味しいご飯をお腹いっぱい食べるんだってのが、あたしの夢なんです。あたしの、責任なんです」
「でも、アイドルになるって決めたあたしの道は、まだまだ現実味がない。妹はもうすぐ中学入る歳になるし、お母さんは今も限界まで仕事してくれてる。時間は待ってくれないし、あたしのバイトの仕送りだけじゃ、全然どうにもなりそうにない」
「そう思ってたところに、この聖杯戦争。始めはおかしな格好した、バカみたいなアイドル名乗るランサーに殺されかけて、なんなら泣かされましたけど。それでもセイバーが助けに来てくれて、何とかなるかもしれない!そう思わせてくれた。だから掴めるチャンスは、藁に縋ってでも掴みたい。って、あたしは思ったの」
「だから。あたしが聖杯に願うのは、たくさんのお金。あたし達家族が、この先困らなくなるようなお金。一度目指したアイドルは、願いじゃなく、自分の実力で成り上がる。落ちこぼれが何をと思うかもしれないけど、これに関しては自分でならないと意味がない」
「じゃないと、今まで自分で努力してアイドルになった人達に、今も全力でアイドルを目指してる人達に、あたしは顔向けできないから。聖杯に叶えてもらったアイドルじゃ、いつか卒業する初星学園を、子どもの時に自分で選んだ学校を、笑顔で飛び立てそうにないから」
「だからもし、あたしとセイバーが聖杯戦争で勝って、家族が不自由しないお金を手に入れたら、あたしもバイトを…まぁ、お小遣い稼ぎくらいまで減らして、全力でアイドルを目指す。そしてあたしが本当にアイドルになって、必要以上にお金が手に入ったら…その時は、あたしみたいな境遇の子に寄付でもしようかな!」
「それで、いつか出て行ったお父さんがひょっこり顔出した時に…へへ〜ん!成り上がるついでに、借金返しといたぞ!って。あたしをこんなに可愛く育ててくれたお礼に、一回くらいは回らない寿司奢ってやるよ〜って、そう言ってやるのが、あたしの野望。世界一可愛いアイドル藤田ことねの、大いなる野望なんです」
「な〜んて。聖杯戦争に勝ってもない、アイドルになってもないあたしの、取らぬ狸の皮算用だけど」
「・・・あたしは、本気だから。このお先真っ暗な人生、大逆転させる為なら。この命、いくらだって賭けてみせる」
自分で言ったことは、飲み込まない。あたしは真っ直ぐな目でセイバーに言った。しばらくして、彼はあたしの肩に置いていた手を外して、とてつもなくバツが悪そうな顔で、ガシガシと自分の後ろ頭を掻いた。それから胡座をかいた自分の両膝にバン!と手を叩きつけて、あたしに向かって思いっきり頭を下げた
「悪かった!小遣い稼ぎだの、小間使いだの言った発言は撤回させてくれ!儂の刀を金としか見なかった商人とことねを、少しでも重ねた儂が間違ってた!本当にすまなかった!」
「うぇぇ!?そんなそんな、頭なんて下げないでください!誰だって最初は絶対そう思いますから〜!」
「いいや!それじゃあ儂の気が済まねえ!お前の覚悟を甘く見た儂が悪かった!許してくれとは言わん!一発儂を全力で殴れ!」
「う、うわぁ〜…この漢気めんどくせぇ〜…」
テコでも自分の意思を曲げようとしないセイバーに、あたしはほんの少しだけ本音が漏れた。いつまで経っても頭を上げようとしないセイバーに、あたしは小指を差し出しながら言った
「じゃあ、指切りしよう。セイバー、これからもあたしと一緒に戦って下さい。それで、必ず勝って、あたしに聖杯をプレゼントして下さい。そうしたら、さっきの発言は撤回させてあげます」
「・・・あぁ、約束する。ことね、儂はこれから何があっても、お前を守る。そして必ず、お前の願いを叶えさせてやる」
「はい。期待してます!それではあたしに続いてご唱和下さい!せーの!」
「「ゆーびきりげんまん!嘘ついたら針千本のーます!指切った!」」
「・・・ちなみに言うが、こいつぁ心中立てを約束する為に女が指を切るって儀式で、破れば言葉通り拳骨で一万回殴って、針を千本飲ませるってぇ呪いだぞ」
「いや言い方ァ!」
こうして、あたしはセイバーとの契約と約束を新たに。運命の夜と、激動の1日は終わりを迎えたのだった。今までずっと一人で疲れ果てて寝ていただけの部屋の夜が、少しだけ楽しく、温かく感じていたのは、あたしだけの秘密