子供を狙う卑劣な行いをしたヤードを撃破して、黒ソラに一矢報いる事が出来た。
その後、ソウマはソラ達と一緒に寿司屋に来ていた。
ソウマがバイト代を貯めて、寿司屋に行くと聞いたので、ソラ達も来る事にしたのだ。
ちなみに、ソウマとましろがカウンター席で、ソラ達はテーブル席に座っていた。
「お待ちです」
『これが…………お寿司!おにぎりより小さくて、色とりどりでピッカピカ!お菓子みたい!』
『ソウマ君、嬉しそう。でも、ソウマ君の顔を見てると、顔が熱くなってくるよ…………』
店員さんがお寿司を持ってくると、ソウマはそんな風に思っていた。
それを見ていたましろは、顔を赤くしていた。
「お寿司、美味しいです!」
「はい!」
「美味しい!」
「うんうん!やっぱり美味しい!」
テーブル席のソラ達は、お寿司を食べていた。
ソウマは食べようとすると、手が止まる。
「ねぇ、お寿司ってどう食べるの?」
「えっ!?そ、そうだね。お寿司は、こうやって食べるんだよ」
「ありがとう!いただきます」
ソウマが小声でましろにそう聞くと、ましろは驚きつつも、ソウマにお寿司の食べ方を教える。
それを聞いたソウマは、お寿司を食べる。
『うま〜っ!』
ソウマはお寿司を食べて感動していると、あっという間に食べていく。
ましろも、ソウマの横顔を見ながら、お寿司を食べる。
「はぁ……………ごちそうさまでした」
「おっ!良い食べっぷりだね!」
「でも…………良いんですか?奢ってくれるって言ってましたけど…………」
「良いの良いの!助けてもらったお礼にね。ね、ましろん!」
「うん!助けてくれてありがとう!」
「そっか!」
ソウマがそう言うと、あげははそんな風に言う。
ソウマはそう聞く。
あげはが奢ってくれるという事になっていたのだ。
すると、あげはがそう言うと、ましろはそう言う。
ソウマがそう頷き、ノートに記載していくと、話し声が聞こえてくる。
「ちゃんと調べたほうがいいって!」
「大丈夫だから、ほっといて」
「ん?何の話でしょうか?」
そんな声が聞こえてきて、ソラはそう言う。
その声の主は、2人の女性だった。
「でも、お姉ちゃん、騙されやすいから」
「心配しなくても、変な人だったら、すぐお別れするから」
その2人の女性は姉妹であり、そんな風に話していた。
すると、ソウマが話しかける。
「こんにちは!」
「「えっ!?」」
「何かお困りなら、お手伝いします!」
ソウマはそう言うと、ブンブンの名刺を渡す。
その姉妹は困惑して、それを見ていたソラ達は。
「早いですね!?」
「さっすが、陽香の教えを受けたソウマ君だねぇ」
「でも、一歩間違えれば、怪しい人に見えますよ?」
「確かに…………」
「それがソウマ君だよね」
ソラ達はそんな風に話した。
その後、ソラ達も気になるという事で、ブンブンに同行した。
「陽香さん、お連れしました!」
「はいは〜い!」
「どうぞ、どうぞ!」
ソウマがそう言うと、陽香はそう答えて、ソウマが姉妹とソラ達を中に入れる。
「お姉さんの栄美さんと、妹さんの葉奈さん!」
「どうも〜!あっ、何でも屋ブンブンの社長の甘義陽香です!ってか、あげはじゃん!」
「久しぶり!たまたま一緒に寿司屋に行ってたんだけど、私たちも気になって!」
ソウマはそう言う。
姉妹の名前は、姉の鳥谷栄美と、妹の鳥谷葉奈だ。
陽香は、あげはに気づくと、そんな風に話す。
ソウマが飲み物を用意している中、陽香は口を開く。
「あっ、こちら、簡単で良いんで、ご記入お願いします!」
「は〜い」
「で、ええと…………今日はお姉さんの栄美さんの彼ピが胡散臭いって事であってます?」
「別に胡散臭くはないんですけど…………」
「そうなんです!ていうか、まだ会った事も無いのに、彼氏とか言ってるんですよ、この人」
「ああ…………はいはい。ネットで知り合った系?」
「はい。SNSで、告白されてOKしたんです」
陽香がそう聞くと、栄美さんは否定しかけるが、食い気味に葉奈さんはそう言う。
栄美さんは、SNSでその彼氏と出会ったのだ。
すると、ソウマが口を開く。
「明日、相手の人と初めて会うんだって」
「ああ…………」
「でも、正直怪しいじゃないですか?だから、ロマンス詐欺か何かじゃ無いかって調べて欲しくて」
ソウマがそう言い、ソラ達にも飲み物を配ると、葉奈さんはそう言う。
それを聞いたソラが口を開く。
「ロマンス詐欺って何ですか?」
「ロマンス詐欺っていうのは、相手の結婚願望を利用して、結婚する意思は無いのに、結婚を出汁にして、金品とかを要求する詐欺の事」
「ああ……………最近、そんな詐欺が多いって聞くもんね」
「でも、結婚って、お互いが想い合って、する物でしょ?何で、そんな事をする人がいるの……………!?」
「プリンセス……………」
ソラがそう聞くと、あげはとましろはそう言う。
すると、エルはそんな風に言う。
エルは前に、テレビで結婚式の映像を見て、憧れて、ツバサと結婚をしたという事があった事もあり、ロマンス詐欺に関しては、憤りを感じていた。
ツバサがそんな風に呟くと、栄美さんが口を開く。
「だから、大丈夫だって。お金も要求されてないんだし」
「お姉ちゃん。いいから、スマホ」
「えぇ〜!どんな彼ピなんだろ!」
「えっと……………あ、この人です」
栄美さんがそう言うと、葉奈さんはスマホを出すように言う。
陽香がそう言うと、栄美さんはスマホを見せる。
その画面には。
「こ、これって……………」
ソウマはそう呟く。
名前の部分は『ニワ』と書かれていたのだが、下の方には写真が添付されていた。
その写真とは……………。
「狩夜さんだ!」
「シンチーじゃん!」
「えっ!?あっ、本当だ」
それを見たソウマと陽香はそう叫び、あげはもそう言う。
そう。
その写真は、狩夜辛一だったのだ。
「この人、知り合いなの!?」
「やば……………運命的」
葉奈さんが驚くと、栄美さんはそう言う。
それを見ていたソラ達は。
「辛一って……………あげはさんが話してたフリーのライターの人ですよね?」
「そうだよね?」
「そうだよ。でも、ロマンス詐欺をやるような人じゃ無いはずなんだけど……………」
「どうなってるの?」
「さぁ……………?」
ソラとましろがそう聞くと、あげはは首を傾げながらそう言い、ツバサとエルは困惑する。
辛一の人となりを、あげは以外は知らないからだ。
すると、ソウマと陽香は話をする。
「狩夜さんが、栄美さん騙してるって事?」
「いや、ちょっと待って、落ち着こ。登録ネームは……………ニワって書いてあるし、顔が激似かもしれない」
「じゃあじゃあ、ねえ、この人とお姉ちゃんとの会話見て」
「ちょっと…………!?」
「会話の感じとかどう?知り合いっぽい?」
ソウマと陽香がそう話すと、トークを見せる事に。
それをソラ達も見ていくと、会話が特徴的だった。
『君が寝るまで、愛を囁くよ』などと書いてあったのだ。
「いや、誰!?」
「とにかく、まだ続きがあるみたいだし、見てみよ!」
それを見た陽香は、そんな風に突っ込む。
あげはがそう言うと、そのやり取りの続きを見る。
『栄美さん、愛しい君に早く会いたい』
『僕の心は……………砂漠も当然だった。そこで栄美さん。君というオアシスが現れた。たどり着いたその時には、たちまち花が咲き乱れ、森を越えて、海へと変わるだろう』
相手のニワは、そんな風に返信してきたのだ。
それを聞いた陽香達は。
「えっと……………何の話?」
「さっぱり分かりません…………」
「よく分かんない」
「えっと…………地球温暖化?」
「でしょ〜。キモいんだって」
「確かに……………」
「キモくない。詩的と言って」
それを聞いたましろ、ソラ、エルが困惑気味にそう言うと、あげはと陽香がそう聞くと、葉奈さんがそう言う。
そんな中、栄美さんがそう言うと、ソウマが口を開く。
「栄美さんと狩夜さんって、実は情熱的だったんですね!」
「確かに、よく分かんないですけど、情熱的な感じがしますね!」
「いや……………それは違うと思うよ!?」
「ちっともシンチーっぽくないけど…………まあ確かに、うちら、シンチーの事知らないし……………よし!ここはサクッと本人呼び出しだ〜!」
ソラとソウマのズレた発言に、ましろがそう突っ込むと、陽香はそう言いながら、辛一に連絡をする。
その頃、グラニュート界のストマック社では、ランゴが口を開く。
「……………約束通り、本日付でお前達を正式に解雇する」
「「待って、ランゴ兄さん!」」
「もう一回、チャンスをくれ!」
「次こそ、上手くやるから!」
ランゴがそう言うと、シータとジープはそう叫ぶ。
それを聞いたランゴは、嘲笑いながら口を開く。
「ふっ。自分で出した条件も守れなかった奴が何を」
「「それは……………」」
「それに、お前達よりも、黒ソラの方が役に立っているからな」
「はっ?どういう事だよ!?」
「プリキュアや赤ガヴに負けたのに?」
ランゴがそう言うと、2人は何も返せなかった。
黒ソラの方が役に立っていると聞くと、2人はそう言う。
「だが、バイトを逃がす時間を稼いでいるし、人間界やスカイランド、アンダーグ帝国の人間の仕入れも、シータとジープの時よりも増えている。アイツも言っていただろう?弱い奴に価値はない」
「「……………っ!」」
ランゴはそう言う。
黒ソラは他でリカバリーしていたのだ。
シータとジープが歯を食いしばる中、ランゴが口を開く。
「……………一応言っておくが、遊んでる暇はないぞ」
ランゴがそう言うと、指を鳴らす。
すると、ランゴのエージェントの一体が、シータとジープの目の前に本の山を置く。
「何……………これ?」
「全て読んでおけ。上流社会のグラニュートに必要な知識だ。お前達にはそれぞれ、富裕層に嫁いでもらう」
「「えっ!?」」
「結婚しろってのか!?どっかの知らねぇ偉い奴と!?」
「私たち、離れ離れになっちゃうじゃない!」
ジープがそう聞くと、ランゴはそう言う。
富裕層とのパイプを繋げる為に、シータとジープに政略結婚をさせようとしていた。
シータとジープがそう言うと。
「我がストマック家の立場をより盤石の物にする為、パイプ役が必要だからな。そのくらいは役に立てるだろ?」
ランゴはそう言う。
それを聞いたシータとジープは、お互いに手を握り合う。
自分たちの運命に恐怖するかのように。
その頃、ブンブンでは。
「いや、これはどう見てもシンチーでしょ!」
「まあ、写真はそうなるね」
陽香とあげはの2人はそう話す。
すると。
「ちゃーす。何だよ、社長。急用って…………?」
そんな風に言いながら、辛一が入ってくると、全員の視線が辛一に集まっており、辛一は困惑していた。
すると。
「あぁ…………!」
「ちょっ!?」
「初めまして、栄美です!すいません!明日、お会いするはずだったのに、こんな急に…………!あの……………えっと……………あの、大好きです!」
栄美さんは辛一に近づき、辛一が避ける中、栄美さんは辛一にそう言って抱きつこうとするが、辛一は避ける。
「お姉ちゃん!?」
「誰!?」
「あなたですよね!?栄美さんにあんなキザなメッセージを送ったのは!?」
「いや、何の話だよ!?」
葉奈さんが驚く中、辛一はそう聞く。
すると、栄美さんがショックを受ける中、ソラは辛一にそう聞く。
辛一は事情を聞く事に。
栄美さんのスマホを見ていると、辛一は口を開く。
「……………これは俺じゃない」
「「「「「「「「そうなんだ!」」」」」」」」
「そんな……………」
辛一はそう断言して、ソウマ達がそう言う中、栄美さんは落ち込んでいた。
やっと会えたと思ったら、別人だったのだから。
「ん〜…………じゃあ、この画像は何なんだろうね?」
「確かに!どうして辛一さんの画像が使われているんでしょうか?」
「ネットで拾ったんだろ。仕事で顔を載せた事あるし」
「ああ〜…………所謂、なりすましね」
「出会い系だと、よく聞く話だよね」
陽香がそう言うと、ソラはそう言う。
すると、辛一はそう言う。
仕事で顔を載せた事があり、それを利用されたのだ。
あげはとましろがそう言う中、栄美さんが口を開く。
「じゃあ……………このニワさんは…………?」
「やっぱり、詐欺?」
「そうなりますね」
「まあ……………詐欺じゃなくても、他人の写真を勝手に使う時点で、やめとけ案件ですかね」
「ありがとうございます。おかげで助かりました。姉ちゃん。明日、会っちゃダメだからね」
「うん……………」
「この人とは、終わりにしとくから」
栄美さんがそう言うと、ソウマはそう言い、ツバサもそう言う。
他人の写真を勝手に使うのは、肖像権の侵害にあたる場合があり、あまりよろしくないのだ。
葉奈さんがそう言うと、メッセージを送ろうとする。
すると、辛一が口を開く。
「待った。もうちょい、そのままにしといて貰えます?」
「えっ?」
「何をするつもりなの?」
「明日の待ち合わせ…………俺が行きます」
辛一は待ったをかける。
陽香とあげはがそう聞くと、辛一はそう言う。
「じゃあ、狩夜さんがニワさんとデート?」
「そうなんですか!?」
「そうなの!?」
「違う!勝手に人の写真を使いやがって…………お返しに取材して、記事にしてやんだよ!」
ソウマがそう聞くと、ソラとエルがそう反応して、辛一はそう叫ぶ。
辛一の目的は、記事にして、白日の元に晒すつもりなのだ。
「ぜひ!ぜひお願いします!」
「任せて下さい。待ち合わせは何時からですか?」
「えっと……………何時ですかね?」
葉奈さんはそんな風に言う。
だが、栄美さんは落ち込んでおり、ソウマはそれを見ていた。
その頃、ストマック社では、ランゴとエージェントが歩いていた。
「アルバイト共に通達しておけ。仕入れ統括は俺に変わったと」
「はっ。この後のご予定は?」
「シータとジープの見合い相手を探しがてら、富裕層のご機嫌伺いだな。……………いや、その前に一度、視察に行かなくてはな」
ランゴはエージェントにそう命じる。
エージェントがそう聞くと、ランゴはそう言う。
ランゴは、人間界に赴こうとしていた。
その翌日、辛一は待ち合わせ場所の喫茶店がある建物に来ていた。
「この店か…………覚悟しとけよ、ロマンス詐欺野郎…………!」
辛一はそう呟くと、建物の中に入る。
喫茶店は建物の中にあり、その途中の廊下には、小学生が居た。
その頃、ブンブンでは。
「よいしょっと…………ウマソー、いいよ。そんな焦んなくて。納品、来週だし」
陽香はそんな風に言う。
現在、2人は折り紙で小物を作成していた。
すると、ソウマが口を開く。
「陽香さん」
「うん?」
「やっぱり栄美さん、会いに行っちゃうんじゃないかな?」
「え?」
ソウマはそんな風に言う。
陽香が首を傾げると、ソウマは口を開く。
「葉奈さんに何言われても、栄美さんはニワさんの事、信じてたし。俺ならきっと、自分で確かめたいって思うから」
「分かった。じゃあ、とりあえず電話してみよ」
ソウマはそんな風に言う。
それを聞いた陽香は、葉奈さんに電話をする。
ソウマの元にゴチゾウが出てきて、ソウマはゴチゾウを撫でる。
すると、陽香の声が聞こえてくる。
「あっ、もしかして、葉奈さん?どうも〜!何でも屋、ブンブンです!昨日はご依頼ありが……………えっ?」
陽香はそんな風に言う中、途中で言葉に戸惑いの色が浮かぶ。
その理由は……………。
「気づいたら、姉が居なくて。電話したら、やっぱり待ち合わせに行くって!」
栄美さんは、待ち合わせ場所に向かっていたのだ。
その理由は。
『…………好きになったのは、彼の言葉だから。本当のニワに会って、どんな人か確かめたい』
との事だ。
その頃、辛一は。
「あちっ!」
辛一が暑がる中、誰も来ていなかった。
喫茶店がある建物の前に、葉奈さんが居たが、そこにソウマ、陽香、ソラ、ましろ、ツバサ、あげは、エルがやってくる。
「葉奈さん!」
「すいません、一緒に来てもらっちゃって」
「ううん。俺も心配だし」
「そうですよ!」
「あの喫茶店だよね?行こう!」
葉奈さんがそう言う中、ソウマとソラはそう言う。
ソラ達は、グラニュートが関与している可能性があると見て、同行を申し出たのだ。
ソウマ達がその喫茶店に向かおうとすると。
「うおっ!?行こう!」
途中、子供が通ってきて、ソウマ達が道を譲ると、すぐに喫茶店に向かう。
喫茶店に着くと。
「あっ、居た!シンチー!」
「何でお前らも来てんだ!?」
「栄美さんが心配になって」
「栄美さん、来なかった?」
「えっ?いや……………俺が来てから、お前らが来るまで、1時間くらい、誰も来てねぇ」
陽香がそう言うと、辛一は困惑する。
エルがそう答えると、ソウマはそう聞く。
だが、辛一曰く、誰も来なかったそうだ。
「えっ?追い越しちゃったのかな?」
「相手の男の人も来てないんですか?」
「待ち合わせ時間、当に過ぎてんのに…………」
葉奈さんがそう言う中、ツバサがそう聞くと、陽香はそう言う。
「お姉ちゃん、繋がらない。電源切ってるのかも」
「嘘…………途中で事故ってないよね?」
葉奈さんは栄美さんに電話するが、繋がらなかった。
その光景は、辛一の脳裏にある光景が蘇った。
『おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか…………』
それは、師匠である総司の時と同じだった。
「まさか……………」
「そうだ!あの子!あの子が何か見てるかも!俺、探してくる!」
「私たちも手伝います!」
「ありがとう!行こう!」
辛一がそう呟く中、ソウマはそう言う。
途中で降りて行った子供が、栄美さんを見ていたかもしれないと思ったからだ。
ソウマ、ソラ達は店から出て行く。
「俺も見てくる!」
「ああ!うちらで探すから!葉奈さんはここに居て!栄美さん来るかもしれないし!」
「分かった。お願い」
それを見た辛一と陽香も、後を追う。
「すいません!」
「栄美さん!」
「どこにいるんですか!?」
ソウマとソラとましろは、市街地を走っていた。
「栄美さん!」
「どこに居ますか!?」
「これ……………本当にグラニュートが関わってるかもしれないね…………!」
ツバサ、あげは、エルは別の場所を走っていた。
辛一は、市街地から少し離れた場所を走っていた。
「栄美さん!鳥谷栄美さん!…………ん?」
陽香は、人が多い場所で栄美さんの名前を叫びながら、走っていた。
すると、ある気配に気づく。
陽香の向かい側から、人混みを割くように歩いていた人物がいた。
それは、ランゴだった。
その異様な気配には、周囲の人たちもランゴを見ていた。
ランゴは、陽香には目もくれずにすれ違う。
「何今の……………?うわっ!鳥肌、やばっ!」
陽香はそんなふうに言う。
その頃、ソウマとソラとましろは。
「栄美さんは居ましたか!?」
「まだ見つかってない!」
「……………あっ!居た!」
「えっ!?あっ、さっきの子ですね」
「何か知ってるかもしれないね」
三人は合流して、そんな風に話す。
すると、先ほど、すれ違った子供を見つけた。
三人はその子の方に向かうと。
「あれは……………!」
「確か、エージェント!」
「ふっ!」
すると、子供の向かい側からエージェントが現れる。
それを見たソウマは、エージェントに蹴りかかる。
「大丈夫ですか!?」
「邪魔すんなよ!」
「…………っ!この子の手……………!」
ソラがその子に話しかけるが、子供とは思えない声でそう言う。
ましろは、その子供の手に栄美さんのヒトプレスがある事に気付いた。
「栄美さん…………!?」
「ふっ!」
ソラが驚く中、ソウマが攻撃する。
「お前…………グラニュートだったのか…………!って事は……………!」
「あのビルで、栄美さんをヒトプレスにしたのですね!」
「まさか、栄美さんの相手のニワって…………あの子!」
ソウマはそう呟くと、真相に気付いた。
それは、栄美さんがその喫茶店に向かう中、学習塾に通う子供のふりをして待ち伏せしており、来たと同時にヒトプレスにしていたのだ。
「お前、やけに詳しいな。そこのプリキュア2人と同じで」
「えっ!?」
「そいつが例の赤ガヴだ」
「へぇ〜…………大した事なさそうだけどな!」
その子がそう言うと、ソラは驚いた。
エージェントがそう言うと、その子は本当の姿になる。
それは、ワニのグラニュートだったのだ。
「ましろさん、あのグラニュートは…………!」
「以前、取り逃しちゃったグラニュート!」
「それはどうかな…………?」
「ほぉ……………それがお前の眷属か」
ソラとましろは、気付いた。
目の前にいるグラニュート・アーリーは、黒ソラの介入で逃がしてしまった個体だと。
ソウマがそう言うと、そんな声が響いてくる。
ソウマ達が視線を声のした方に向けると、そこにはランゴが居た。
「俺たちの眷属とは随分違うな。そこの
ランゴはそう言うと、エージェントを更に三体召喚する。
「ランゴ兄さん…………!」
「ランゴってまさか!?」
「ストマック社の社長…………!?」
「うん。何でここに?」
ソウマがそう言うと、ソラとましろはそう言う。
以前に話に聞いていた、ランゴ・ストマック本人である事に。
ソウマがそう聞くと、ランゴは答える。
「うん?シータとジープをクビにしたからな。仕入れ業務の統括を引き継いだんだ」
「クビ…………!?俺だけじゃなく、シータ姉さん達にまでそんな扱いを!?」
「家族なんですよね!?どうしてそんな事を!?」
ランゴはそう言う。
それを聞いたソウマとソラはそう叫ぶ。
すると。
「ふっ。お前らが怒るか。誰のせいだと思ってる。お前らだ、赤ガヴ、プリキュア。俺の目を掻い潜って逃げ仰せ、人間界に潜み、プリキュアと共に人間どもの収穫を邪魔したお前のせいだろう」
「それは……………」
「何を言ってるの!そもそも、人間を材料に、闇菓子なんて危険な物を作るのはおかしいよ!」
「煩わしいな。人間は俺たちが作る闇菓子の材料に過ぎん。お前らのことなんざ、知るか」
「……………話が通じませんね……………!」
ランゴは怒るソウマに対して、そんな風に言う。
ましろが怒りながらそう言うが、どこ吹く風と言わんがばかりに、そんな風に吐き捨てる。
ソラは、人間をとことん見下しているランゴには、話が通じないと感じていた。
それと同時に、アンダーグ帝国に居たスキアヘッドと似たような存在でもあると。
すると。
「さあ、見せてもらおう!人間の子が手に入れた力とプリキュアの力とやらを」
「……………見たければ、見てろ。俺はアンタ達から人間を守るだけだ!」
「ヒーローとして、負けるわけにはいきません!ましろさん!」
「うん!」
ランゴはそんな風に言う。
それを聞いたソウマ達はそう答える。
そして、それぞれの変身の準備に入る。
『グミ!』
『
「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」
ソウマはガヴにポッピングミゴチゾウを、ソラとましろは、スカイミラージュにスカイトーンを装填する。
そして、三人は叫ぶ。
「変身!」
「ひろがるチェンジ!スカイ(プリズム)!」
3人はそう言うと、変身を開始する。
『ポッピングミ!ジューシー!」
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「レディ…………!」
「「ゴー!ひろがるスカイ!プリキュア!」」
ソウマはガヴ・ポッピングミフォーム、ソラはキュアスカイ、ましろはキュアプリズムになる。
ソウマ達は、エージェントやアーリーと応戦して行く。
その頃、ツバサ達は。
「見つかりましたか!?」
「ダメ!見つからない!」
「どこに居るの…………?」
ツバサ達はそんな風に話す。
すると。
「ちっ!どれもこれもイマイチだな…………ランゴ様に変わってから、質を重視しろってうるさいんだよな…………」
そんな声が聞こえてくる。
ツバサ達はその声の方を見ると、そこにはカニのような見た目のグラニュートがいた。
「あれは…………グラニュートですよね?」
「ヒトプレスがあるわね」
「早く助けよう!」
ツバサ達はそう話すと、スカイミラージュを構える。
「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」」
三人はスカイミラージュにスカイトーンを装填する。
「トーンコネクト!ひろがるチェンジ!ウィング(バタフライ)(マジェスティ)!」
三人はそう言うと、プリキュアに変身する。
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
三人はそう名乗ると、グラニュートの方へと向かう。
「ちょっと!そこのグラニュート!」
「うわっ!?何だ!?お前らがプリキュアって奴らか!?」
「その人たちを返してもらいますよ!」
「行くわよ!」
「うわぁぁぁ!待って、待って!」
あげはがそう言うと、そのグラニュート・ロジョーがそう言うと、ツバサとエルはそう言い、ロジョーに向かう。
その頃、ソウマ、ソラ、ましろは。
「ふっ!ハアッ!」
「はっ!はっ!」
「ハアッ!てやっ!」
三人はエージェント4体とアーリーと応戦しており、ソウマはエージェントの一体が持っている栄美さんのヒトプレスを奪い取ろうとする。
だが、別のエージェントがヒトプレスを持って行く。
「ハアッ!」
ソウマはヒトプレスを持ってたエージェントを蹴ると、ヒトプレスを持ってる別個体のエージェントの方に向かおうとするが、アーリーによって室外機から落とされる。
「ハアッ!ソウマ君の邪魔はさせないよ!」
「あなたの相手は、私たちです!」
「邪魔すんじゃねぇよ!」
アーリーには、ソラとましろが向かう。
エージェントの一体が、ソウマに向かって室外機を落とすと、ソウマはそれを躱し、エージェントが居る高台へと向かう。
だが、エージェントの一体に足で抑えられ、別のエージェントが銃撃でポッピングミフォームのアーマーを破壊する。
「ふっ!」
ソウマはガヴガブレイドを回転させながら出して、銃を持っているエージェントを怯ませると、ガヴガブレイドでエージェントと戦って行く。
途中、連携で押し倒されるが、ソウマは押し倒してきたエージェントを、壁キックの反動で吹き飛ばす。
「こっちだ!」
「させません!」
「邪魔しないで!」
すると、アーリーはそう叫ぶ。
アーリーの意図を察したソラ達は妨害しようとするが、2体のエージェントに阻まれる。
ヒトプレスを持っているエージェントが投げようとすると、ソウマが攻撃する。
そのエージェントは、上に吊り下げられている紐を足に絡ませて、ガヴガブレイドを壁に押し付ける。
それに対して、ソウマは。
『グミ!』
『
『パンチングミ!』
ソウマはパンチングミアシストになると、シュワパンチングで攻撃する。
エージェントが倒れると、アーリーに向かって栄美さんのヒトプレスを投げる。
「はっ!?ふっ!」
ソウマはパンチングミアシストを解除すると、栄美さんのヒトプレスを取ろうとする。
だが、エージェントに足を押さえられ、栄美さんのヒトプレスは、アーリーの元に渡ってしまう。
「ほぉ…………おい、アルバイト。そのヒトプレスを守り切ったら、報酬の闇菓子を弾んでやるぞ」
「約束ですよ。ランゴ様!」
ランゴは、アーリーに対してそう焚き付ける。
それを聞いたアーリーは、逃げようとするが、ソウマのガヴガブレイドの斬撃、ましろの光弾を受けて倒れる。
「逃がしません!」
ソラはそう言う。
ソウマが後を追おうとするが、エージェントが自販機をソウマに向かって倒す。
ソウマが脱出する中、アーリーは既に逃げていた。
「待て!流石は…………ランゴ兄さんの眷属」
「強い…………!」
「でも、例えどんなに強い相手でも、絶対に諦めません!」
ソウマ達はそう言うと、ひとまずはランゴのエージェントを倒す事に。
その頃、辛一が走っていた。
「栄美さん…………無事で居てくれよ…………!っ!?」
辛一がそう言うと、目の前にアーリーが現れる。
その手には、栄美さんのヒトプレスが握られていた。
「グラニュート…………!まだ間に合う!」
辛一はそう叫ぶ。
まだ、ストマック社に納品されていない為、間に合うと判断したのだ。
辛一は、チョコドンゴチゾウをヴァレンバスターに装填する。
『チョコ!』
『
「変身!」
チョコドンゴチゾウを装填すると、そんな待機音が流れ、走りながら、クラッキジャッキを操作すると、銃口みたいな形になり、ゴチゾウが展開する。
電気ショックの様な音と、ゴチゾウの悲鳴の様な音が鳴る中、辛一はヴァレンバスターをアーリーに向けながら放つ。
『チョコドン!パキパキ!』
辛一はヴァレンに変身すると、アーリーに攻撃する。
「おりゃああ!」
辛一はアーリーに銃撃すると、ドロップキックを放つ。
「うぉわぁぁ!?赤ガヴ!?…………じゃないな、貴様!」
「後輩のヴァレンだ!よろしくな!」
「うざってぇ…………!」
アーリーはそう言うと、辛一はそう言いながら、キックをする。
アーリーが辛一を吹き飛ばすと、辛一は銃撃する。
だが、アーリーの胸にある大きな口に阻まれる。
「全然効かねぇな!」
「野郎…………!ハァァァァァ!」
アーリーが余裕にそう言うと、辛一はそう言って、アーリーと応戦する。
その頃、ソウマ達は。
「ハァァァァァ!」
「てやっ!」
「ハァァァァァ!」
ソウマ達は、連携してエージェント達と戦って行く。
だが、エージェントも連携して、ソウマ達と互角に戦って行く。
「強い……………!」
「ソウマさん!少しでいいですから、隙を作ってくれませんか!?」
「分かった!」
ましろがそう言うと、ソラはソウマにそう言う。
それを聞いたソウマは、ゴチスピーダーにチョコダンゴチゾウを装填する。
『チョコ!』
『
『チョコダン!』
「チョコダン!頼む!」
『
そんな音声が流れると、ソウマはそう叫び、プレイボンを押す。
チョコダンを乗せたゴチスピーダーは、チョコをばら撒きながら、ソウマ達の周りを走って行く。
エージェントの足がチョコに取られて滑るが、エージェントの一体に蹴られて、チョコダンゴチゾウは涙を流しながら、吹き飛んでいった。
すると、エージェント達の前にブルキャンバギーが現れる。
『キャンディ!』
『
ソウマはガヴにグルキャンゴチゾウを装填させて、ガヴドルを回転させると、ソウマは大量のキャンディに囲まれて、デリカッションを押す。
「ハァァァァァ……………!」
『グルキャン!ペロペロ!』
『ガトリング!』
ソウマは、グルキャンフォームになり、ブルキャンガトリングを装備する。
そして、ソラとましろも必殺技の準備に入る。
必殺技用のスカイトーンWシャイニングをスカイミラージュにセットする。
「スカイブルー!」
「プリズムホワイト!」
それぞれのスカイミラージュに『BLUE』、『WHITE』と表示される。
2人が互いの手を握り、ミラージュを天に掲げると、青とピンクの光が放射され、頭上に円盤が出現する。
ソウマは、ブルキャンガトリングのウィーループを三回転させ、地面に固定する。
「ハァァァァァ!」
「「プリキュア!アップドラフト・シャイニング!!」」
ソウマはブルキャンガトリングからキャンディ型の弾丸を2体のエージェントに向かって発射して、ソラとましろがそう叫ぶと、円盤の中心から注がれた光が2体のエージェントを包み、爆風が発生。
2人が滑り出すように離れる。
『ドッカーン!』
その音声が鳴ると、ランゴのエージェントは全員撃破された。
「あっ!栄美さん!」
「いきましょう、プリズム!」
「うん!」
3人はそう話すと、アーリーの後を追う。
それを見ていたランゴは、頷いていた。
その頃、ロジョーと応戦していたツバサ達は。
「ハァァァァァ!」
「ふっ!ハアッ!」
「はっ!てやっ!」
「うわっ!?このっ!?」
ツバサ達は、ロジョーと応戦していた。
だが。
「っ!?硬いです…………!?」
ツバサはロジョーに攻撃するが、ロジョーの甲殻に阻まれ、その硬さに逆にダメージを受けて、涙目になる。
「このっ!硬過ぎでしょ!?」
あげはも、ロジョーに対して蹴るが、ツバサと同様にダメージは入っておらず、痛がっていた。
「ハァァァァァ!」
「横歩き!」
エルも、ロジョーに攻撃するが、横移動で躱される。
「泡攻撃!からの、必殺!横歩き!」
「うわぁぁぁぁ!?」
「「キャアアアア!?」」
ロジョーは泡を吹いて、3人の目を眩ませると、エネルギーを纏って、3人を吹き飛ばす。
「おいおい!思ったより大した事無いな!!もしかしたら…………勝てるんじゃね?プリキュアを倒したら、闇菓子を沢山貰えるんじゃね!?」
ロジョーは、プリキュアを圧倒している事によって、調子に乗ってそう言う。
「それはどうかな?行くわよ!ミックスパレット!二つの色を一つに!レッド!ホワイト!」
あげははそう言うと、ミックスパレットを取り出す。
ペンで赤と白のボタンをタッチする。
「元気の力!アゲてこ!」
あげはがそう叫ぶと、バフがツバサとエルの2人にかかる。
「ありがとうございます!バタフライ!」
「行くわよ!」
2人はそう言うと、ロジョーに攻撃する。
すると、先ほどと違い、ダメージを与える事が出来た。
ロジョーは吹き飛び、ヒトプレスを落とす。
「なっ!?ずるいぞ!そんなのがあるなんて!」
「アンタなんかに言われたくない!」
「とにかく、この人たちは返して貰いますよ!」
「ええ!」
「くっ!こうなったら…………逃げるが勝ちだ!」
ロジョーはそんな風に抗議すると、あげは達はヒトプレスを拾いながら、そう言う。
ロジョーはそう言うと、逃げて行く。
「あっ!待ちなさい!」
「この人たちは、プリンセス!頼みます!」
「ええ!」
あげはとツバサがそう言うと、ロジョーを追撃して、エルはヒトプレスにされた人たちを解放する為に残った。
ロジョーは逃げて、建物の影に隠れると、人間の姿に変わる。
その人が出てくると、ツバサとあげはが現れる。
「あの、すいません!ここで化け物を見ませんでしたか!?」
「アンタ達がプリキュアか!?化け物なら、あっちに行ったぞ!」
「あっちね!ありがとう!」
ツバサがそう聞くと、その人…………可児という人物はそう言い、あげはがそう言うと、その方向に向かう。
「ハァァァァ…………!馬鹿な奴らだ!まんまと騙されやがって!」
可児はそんな風に言う。
その頃、ヴァレンの方は。
「うわっ!?」
「ふんっ!」
辛一は、アーリーに吹き飛ばされ、アーリーは胸の口で攻撃しようとする。
辛一は躱すが、近くにあったドラム缶が食べられる。
「うわっ!?」
アーリーは、口に溜めたドラム缶の破片などを吹き飛ばして、辛一にダメージを与える。
「くっ…………!」
「そろそろ退きやがれ!お前の相手してる場合じゃねぇんだよ!」
辛一がヴァレンバスターを向ける中、アーリーは苛立ち気味にそう言う。
すると、アーリーが胸の口を開けて迫ってくる中、辛一は覚悟を決めた。
アーリーが迫ると、わざと手を広げる。
すると、アーリーの胸の口に挟まれてしまい、ダメージを受ける。
「うわっ!?くっ!ううっ!っしゃあ!」
辛一がダメージを受ける中、アーリーから栄美さんのヒトプレスを手に入れる。
「てめぇ!返しやがれ!」
「絶対、返さねぇ!」
アーリーが辛一から、栄美さんのヒトプレスを奪還しようとすると、辛一はそう叫ぶ。
すると。
「ヴァレン!」
「大丈夫ですか!?」
「いいとこ、来た…………!先輩!プリキュア!」
そこに、ソウマ達が到着する。
それを見た辛一は、栄美さんのヒトプレスを投げ渡す。
「っ!待ってて!」
「すぐに戻るから!」
ソウマとましろがそう言うと、どこかへと移動する。
「てめぇ…………!」
「あとは、お前をぶっ倒すだけだな!」
アーリーが怒って攻撃すると、辛一はそう言う。
ソウマは、栄美さんを解放する。
「……………あれ?何で私…………?いやぁぁぁぁ!」
「大丈夫!」
「大丈夫ですよ!」
「プ…………プリキュア!?何でこの化け物と一緒に居るの!?」
「とにかく、今はあっちに逃げて下さい!」
栄美さんが困惑する中、ソウマに気づいて、悲鳴を上げる。
「………………」
「ソウマ君、大丈夫だよ。化け物じゃなくて、ヒーローなんだから」
「……………うん、ありがとう」
「皆〜!」
ソウマは、化け物と言われた事にショックを受ける中、ましろが励ます。
すると、ツバサ、あげは、エルの3人がやってくる。
「ウィング!バタフライ!マジェスティ!」
「ここに、蟹のグラニュートがやって来ませんでしたか!?」
「えっ?見てないけど…………」
「逃げられちゃったか…………」
「別のグラニュートが居たの!?」
ソラがそう言うと、ツバサはそう聞き、ソウマはそう答える。
あげはがそう呟くと、ましろはそう聞く。
「うん。でも、そのグラニュートが集めてた人たちは助けたよ!」
「よかったです…………!あっ!早くヴァレンの元に!」
「そうだった!」
エルがそう言うと、ソラは安堵するが、すぐにヴァレンの事を思い出し、全員で辛一の元に向かう。
「うわっ!?ううっ…………!」
辛一は倒れて、ヴァレンバスターも辛一の手元から離れてしまった。
必死に起きあがろうとする中、アーリーが口を開く。
「ああっ!せっかく、たんまり闇菓子を貰えるチャンスだったのによぉ!どうしてくれんだよ!!」
「「ハァァァァァ!」」
「うわぁぁぁ!?」
アーリーがそう叫ぶと、火球を放出しようとする。
ソウマ達が駆けつけるが、一歩遅く火球が発射されて、ヴァレンはそれを受ける。
「ヴァレン!」
ソウマがそう叫ぶ中、炎が消えて行く。
すると、ヴァレンが居た場所には、狩夜辛一の姿があった。
「ああっ…………ううっ!?」
「えっ…………狩夜さん!?」
「あの人が…………ヴァレン!?」
「ええっ!?」
「えっ!?」
「嘘……………!?」
「っ!?」
ヴァレンの正体が辛一だった事に、驚いたソウマとプリキュア達だった。
今回はここまでです。
遂に、ソウマとひろプリの面々に正体がバレたヴァレン。
果たして、どうなるのか。
ソウマとソラとましろの連携で、ランゴのエージェントを撃破しました。
そして、ロジョーも先行登場しました。
次回は、アーリーを撃破させます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日、新たなおもちゃが発表されましたね。
ビターガヴ関連のドライバーと武器が。
キービジュアルに載っていた黒いガヴのおもちゃが発表されましたね。
あの闇堕ちヴァレンは、チョコルドゴチゾウを使うみたいですが、どういう経緯で使う事になるのかは、気になりますね。
ヴラムも、仲間になるかもしれませんし。
ビターガヴも誰が変身するするのか気になりますしね。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。
ひろプリの強化はどんな感じにするか
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デンテが作ったアイテムで強化
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スカイミラージュにゴチゾウの力が宿る
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ゴチゾウがスカイトーンに変化する
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スカイトーンとゴチゾウが融合する
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スカイトーンにゴチゾウが取り込れる
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ダイヤモンドリボンスタイルみたいな感じ
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強化なし