ソウマとひろプリの面々は、合流をして、ヴァレンを助けようとした。
その時に、ヴァレンの正体が、狩夜辛一であると知った。
辛一が倒れていると、アーリーが辛一へと向かう。
「ううっ!やめろ!」
「させません!」
ソウマとソラの2人が、アーリーに攻撃して、アーリーを弾く。
ソウマはブルキャンバギーを出して、口を開く。
「狩夜さん、乗って!」
ソウマはそんな風に叫ぶ。
辛一は、ましろ達が肩を貸して運び、ヴァレンバスターは、ゴチゾウたちが運ぶ。
「待ちやがれ!」
アーリーはドラム缶などの破片を吹き飛ばして攻撃するが、躱されて、撤退を許してしまう。
「ああっ!ううっ…………!」
アーリーがそんな声を出す中、ランゴはそれを見ていた。
「……………なるほどな」
ランゴはそう呟くと、何処かへと去っていく。
その頃、ソウマ達はどこかの路地へと向かい、辛一を壁に横たわらせる。
「……………バタフライ、頼みます」
「任せて!ミックスパレット!二つの色を一つに!イエロー!ブルー!癒しの力、アゲてこ!」
ソラがそう言うと、あげははミックスパレットの力で、辛一を回復させる。
「これで大丈夫だけど…………」
「一応、病院とか行ったほうがいいのかな…………」
「行きたくねぇな……………。普通の体じゃ、なくなったし…………」
「そうだな…………」
あげはがそう言うと、ソウマはそう呟く。
それに対して、辛一がそう言う。
ソウマ達が考える中、辛一が口を開く。
「……………ってか、やっぱりお前…………俺の事知ってんだろ?」
「え?いや……………」
「いやじゃねぇ。さっき、狩夜さんって呼んでんの、聞いてんだ、こっちは」
辛一がそう聞くと、ソウマは誤魔化そうとする。
だが、逃げる際にそう呼んだ為、辛一はガヴの正体を察したのだ。
ソウマ達が去ろうとすると。
「俺ばっかが正体バレてんの、フェアじゃねぇだろ……………」
辛一は、ソウマ達の正体を明かす様に言う。
それを聞いたソウマ達は。
「……………俺が、暴いたわけじゃない」
「私たちも、さっき初めて知ったんです!」
「……………やっぱ、お前らか…………」
ソウマとソラがそう言うと、変身を解除する。
それを見た辛一がそう呟くと、そのまま倒れてしまう。
「狩夜さん!?狩夜さん!」
「これ、治ってるの?」
「多分、傷は治りましたが、疲労が溜まってたんでしょうね……………」
ソウマが駆け寄ると、エルは思わずそう言い、ツバサはそう語る。
その頃、陽香は。
「どうしよう!栄美さんも小学生も見つからない!一旦、葉奈さん所戻って…………っ!?」
陽香はそう言いながら走っていく。
すると、駐車場に人影が見えた。
それを見た陽香が駆け寄ると、そこには栄美さんが居た。
「栄美さん!」
「陽香さん…………?陽香さん!」
「うわっ!?栄美さん、大丈夫!?どうした?」
「化け物が…………!化け物が…………!」
陽香が駆け寄ると、栄美さんは陽香に抱きつく。
それを見て、陽香は困惑した。
その頃、ブンブンでは、ツバサが辛一の手当てをしていた。
「…………ひとまず、これで大丈夫な筈です」
「流石、少年!」
「でも……………この人がヴァレンって事?」
ツバサは色々な知識を持っており、応急処置ではあるが、治療をした。
あげはがそう言うと、エルはそう呟く。
そんな中、ソウマは辛一のお腹を見て、ある事を思った。
『…………これは、グラニュートのお腹じゃないよな。あの言い方…………前は普通に病院に行ってた感じだった。って事は…………』
ソウマはそう考える。
それと同時に、ヴァレンとの初邂逅の時のやり取りが甦る。
『ねぇ、君は…………』
『俺は……………アンタの、後輩みたいなもんだ』
『後輩…………?じゃあ、君も改造されてその力を?』
『ああ』
そんなやり取りを思い出した。
「あれはヴァレンに変身できる力を得たってだけで、狩夜さんは元々、人間…………」
「そうなんですね……………」
「でも、誰が狩夜さんを改造したんだろ?」
「そんな事が出来るのは、かなり限られますからね」
「限られるどころか、普通じゃ出来ないわよ」
「誰が……………?」
ソウマがそう呟くと、ソラ達はそう話す。
誰が、狩夜辛一を改造したのかと。
すると、ガヴフォンに連絡が入る。
ソウマは対応する。
『あっ、ウマソー?栄美さん居たよ。ちょっとパニックになってて…………栄美さん家に送ったんだけど、うちもしばらくこっちに居るから』
「分かった。ありがとう。狩夜さんやソラちゃん達には、俺が話しとく」
電話の相手は、陽香だった。
陽香がそう言うと、ソウマはそう答える。
すると、ソラが話しかけてくる。
「陽香さんですか?」
「うん。栄美さん、見つかったって。陽香さんは栄美さん達に付き添うって」
「そっか…………」
ソラがそう聞くと、ソウマはそう答えて、あげはが一息吐く。
すると。
「…………社長は、お前達が仮面ライダーやプリキュアだって知らないんだな」
「起きてたんだ…………」
「うん。陽香には伝えてないよ」
「まあ、知ってたらあんな感じじゃねぇか」
辛一がそう呟く。
ソウマがそう言うと、あげははそう言う。
あげはの言葉に対して、辛一がそう言うと、起きあがろうとする。
「取り敢えず、応急処置はしておきましたが…………」
「ううっ…………おう」
ツバサがそう話しかけると、辛一は起き上がってそう言う。
すると、辛一が口を開く。
「…………助けてもらった事は、一応礼は言う。でも…………なんであの場でグラニュートを倒さなかった?」
「…………え?それは君が危なかったからで…………」
「そんなのは別にいい!」
辛一はそんな風にソウマに聞く。
ソウマがそう言うと、辛一はそう叫ぶと、ソウマが口を開く。
「よくない…………」
「あいつを野放しにしたら、また誰かが攫われて食われるんだぞ!1日でも早く、1匹でも多くのグラニュートを倒さねぇと、どんどん被害者が増えるんだ!!お前達は、俺なんか放っておいて、グラニュートを…………!!」
「ダメだよ!!」
ソウマがそう言うと、辛一はそう叫びながら、ソウマをテーブルに押し付ける。
その辛一の叫びは、ソラ達にも辛一の焦燥感や不甲斐なさが伝わってくる様に感じた。
それを聞いたソウマは、そんな風に叫ぶ。
「…………気持ちは分かる。でも、生きてるから……………誰かを助けたり、グラニュートを倒したり出来るんだ。生き残ったから、出来る事があるんだ……………」
「それにですよ。あなたを助けないなんて事は……………ヒーローには出来ません。グラニュートの被害者が、目の前で増える事になってしまうんですから……………」
ソウマとソラは、そんな風に語る。
生き残っているからこそ、グラニュートと戦う事が出来る。
そんな風に語っていく。
それを聞いた辛一は、口を開く。
「……………そうか。そうだな。悪かった。自分の不甲斐なさを、お前達に押し付けようとした。
「…………ううん」
辛一は、そんなふうに謝る。
自分の不甲斐なさを、ソウマやソラ達に押し付けようとした事を。
ソウマがそう言うと、辛一は服を手に取る。
すると。
「私たちは、あのグラニュートを探してきます!」
「とはいっても、夜だからできる事は限られるけどね」
「でも、できる事はやりましょう」
「OK!」
「そうね」
ソラ達はそう言って、アーリーの追跡を行うことに。
ソラ達がブンブンから去ると、辛一は口を開く。
「……………もしかして、お前も目の前で誰かやられたのか?」
「母さんが……………闇菓子のスパイスに…………」
辛一がそう聞くと、ソウマはそんなふうに答える。
事実、目の前でヒトプレスにされたからだ。
それを聞いた辛一は。
「…………俺もだ。子供ん時、母親が攫われた。たった1人の家族だった…………!」
辛一はそう言うと、母親と一緒に写った写真を取り出す。
それを見たソウマは、脳裏にノイズが走る様な感覚に襲われる。
「なんだ…………?今の…………?」
ソウマが困惑しながらそう言う。
すると、辛一が口を開く。
「奪われたのは母親だけじゃねぇ…………!グラニュートども…………!絶対許さねぇ!!」
辛一はそんな風に叫ぶ。
その言葉には、グラニュートに対する激しい憎悪や怒りが滲み出ていた。
それを聞いたソウマは、パーカーのお腹の部分を握る。
自分が人間とグラニュートのハーフである事を、辛一には話せないと悟ったのだった。
その頃、陽香達の方では、SNSで仮面ライダーの事を教えていた。
「へぇぇ〜…………仮面ライダー?」
「そっ。これが化け物のことを倒してくれんの。ウチも実物見たし。プリキュアも一緒にね」
「じゃあ、大丈夫だよ。お姉ちゃん、プリキュアと一緒にいたこいつに助けられたんでしょ?」
葉奈さんがそう言うと、陽香はそんな風に言う。
葉奈さんが栄美さんにそう聞くと、栄美さんが口を開く。
「…………うん。でももし、本当にニワさんが化け物で、私の事を騙してたんだったら、また狙われるかもしれない……………どうしよう…………私が最初っから、葉奈ちゃんの言う事を聞いとけばよかったんだ…………」
栄美さんはそんな後悔の念を口にする。
それを聞いた葉奈さんは。
「………大丈夫。大丈夫だよ。しばらく、私が一緒に居るから」
「ごめんね……………」
葉奈さんはそう言うと、栄美さんはそんな風に謝る。
それを見ていた陽香は、何かを決めた表情を浮かべる。
その頃、グラニュート界では、闇菓子を売っているエージェントの元に、クラゲの様な見た目のグラニュートが現れる。
「……………あれをくれ」
そのクラゲの様なグラニュートがそう言うと、エージェントは闇菓子を出す。
すると、そのクラゲの様なグラニュートが闇菓子を奪うと、エージェントに取り押さえられる。
「うっ…………!?頼む…………!もう金が無いんだ…………!」
「では、お売り出来ません」
「どうしても食いたいんだ…………!何でもするから、頼む…………!」
「ここでは迷惑になりますから、こちらへ」
「この通りだ!頼む!頼むよ!」
「ダメですよ!」
そのクラゲの様なグラニュートがそう言うと、エージェントは拒否する。
闇菓子の虜にされてしまったのか、そう言うと、もう1人のエージェントと黒ソラによって連行されていった。
ちなみに、黒ソラはそのクラゲの様なグラニュートに見られない為に、エージェントの影に隠れていた。
その頃、ソウマは自分の口とガヴに歯磨きをしていた。
すると、陽香が入ってくる。
「おっはよ〜う」
「よ、陽香さん、おはようございます!」
「ウマソー。うち、今日こいつと会うから」
陽香が入ってくると、ソウマはガヴを隠しながら、そう言う。
すると、陽香はスマホの画面をソウマに見せる。
「ゲタロウ?誰?」
「多分、栄美さん襲ったのと同じやつ」
「えっ!?」
「だって、絶対被害者1人じゃ無いでしょ〜。他にも絶対同じ事やってるって思ってさ。だから色んなトークルーム潜りまくって、怪しげな奴全員釣ってみた。したら、こいつ、ゲタロウ!見てよ、この温暖化トーク!」
ソウマが首を傾げると、陽香はそう言う。
被害者が1人では無い事を予想して、様々なトークルームに潜りまくったのだ。
その結果、栄美さんに対しての似た様なコメントを入れる相手がいたのだ。
「…………なんか、栄美さんが騙されたのと似てる」
「でしょ?だから速攻待ち合わせ決めてやった。あとは、その時間になったら、『化け物いたかも〜!助けて、仮面ライダー、プリキュア!』って、SNSに投げたら、仮面ライダーにプリキュアが助けてくれるかなと思って」
「凄い…………!凄いよ陽香さん!」
「栄美さん達に安心してほしいからね〜………。ふわぁ……………」
ソウマがそう言うと、陽香はそう話す。
SNSを使って、仮面ライダーとプリキュアに助けを求めようとしているのだ。
ソウマがそう言うと、陽香は欠伸をしながらそう言う。
「もしかしてこれ、徹夜で?」
「ウマソー、うちちょっと仮眠する。時間になったら起こして〜」
ソウマがそう聞くと、陽香はそう言う。
徹夜で行っていた為、仮眠を取ることにした。
それを見たソウマは。
「陽香さんはゆっくり寝て。あとは俺が引き継ぐ」
「…………よろしく」
ソウマはそう言うと、陽香はそう答えて、仮眠を取ることに。
その頃、酸田の研究室では、辛一が念の為に、診察してもらっていたのだ。
「…………診てくれて助かった。誰かさんのせいで病院行き辛ぇからな」
「当然のアフターケアだ。これからも、頼ってくれたまえ」
辛一がそう言うと、酸田は指を鳴らしながらそう言う。
すると、ソウマから連絡が入る。
「…………はい、狩夜。…………あ?ちょっと待て。詳しい話はそっちだ。ああ、今から行く」
辛一は酸田の事をチラリと見ながらそう言うと、出かける準備をする。
それを見た酸田は。
「忙しいね」
「まあな」
酸田がそう言うと、辛一はそう答えて、研究室から出ていく。
それを見た酸田は。
「…………この回復の速さ、やっぱ改造の影響かな?」
そんな風に呟いた。
その頃、ストマック社では。
「…………で?赤ガヴやプリキュアはどうだったわけ?」
「想像だにしない成長ぶりだ。あの強さにシータとジープが手を焼いたのも分からんでもない。プリキュアの方もかなり強かった」
「へぇ〜…………」
「だが、それは身体的な話。精神面はまだ甘い。プリキュアも、年相応といった所だろうな。そこでだ」
グロッタがそう聞くと、ランゴはそう答える。
ランゴとしては、身体能力の強さには脅威的と言えるが、精神面ではまだ甘さがあると判断したのだ。
すると、エージェントと黒ソラがやってくる。
「これです!」
「どうぞ」
「何これ?」
「今いるアルバイト共とは別に、新たにアルバイトを雇う。とびきり有能な奴を選びたい。グロッタ、手を貸せ」
「ふ〜ん……………いいわよ。面白そうじゃない」
「黒ソラはアーリーの援護をしてこい」
「分かりました!」
黒ソラとエージェントがそう言うと、グロッタはタブレットを見る。
そこには、名前が書かれており、新たなアルバイト候補だった。
グロッタとランゴがそう言うと、黒ソラは何処かへと赴き、ランゴとグロッタは、ミミックデバイザーからミミックキーを取り外して、顔だけを本来のグラニュートの姿にする。
すると、エージェントが誰かを連れてきた。
それは、先ほどのクラゲの様なグラニュートだった。
そのエージェントが跪かせると。
「ここは…………!?」
「ようこそ、ストマック社へ」
そのクラゲの様なグラニュートがそう言うと、グロッタはそう言う。
その後、ソラシド市のある建物の中。
その廊下には子供がいた。
すると、ある女性が入ってくる。
その女性が通る中、子供は服を捲ると、腹から舌を伸ばす。
その女性が躱すと、子供はその女性の正体に気がつく。
その女性の正体は、女装をしたソウマだった。
「赤ガヴ!?」
「見つけたぞ、グラニュート」
「くっ…………!」
その子供…………アーリーの人間態がそう言うと、ソウマはそう言う。
嵌められたと気づいたアーリーは、逃げようとする。
すると。
「おっと。昨日はよくもやってくれたな」
「逃しませんよ!」
そこには、辛一、ソラ、ましろの3人がいた。
ソウマは、その3人に連絡を取り、アーリーを嵌める作戦を思いついたのだ。
「今日こそ倒す!お前が騙してきた人の為にも!」
「これ以上、やらせないよ!」
「めんどくせぇな…………!俺は闇菓子が食いたいんだ!邪魔するんじゃねぇ!!」
ソウマとましろがそう言うと、アーリーはミミックキーを取り外し、本来の姿になる。
アーリーは辛一達の方に向かい、3人は躱すと、元の格好に戻ったソウマも合流する。
ソウマは、ポッピングミゴチゾウをガヴに装填する。
『グミ!』
『
その音声が鳴る中、辛一もヴァレンバスターにチョコドンゴチゾウを装填する。
『チョコ!』
『
そんな音声が鳴る中、ソラとましろもスカイミラージュを取り出す。
「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」
待機音が流れる中、2人はスカイトーンをスカイミラージュに装填する。
ある程度鳴ると、4人は叫ぶ。
「「変身!」」
「ひろがるチェンジ!スカイ(プリズム)!」
そう叫ぶと、変身を開始する。
『ポッピングミ!ジューシー!」
『チョコドン!パキパキ!』
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「レディ…………!」
「「ゴー!ひろがるスカイ!プリキュア!」」
ソウマはガヴに、辛一はヴァレンに、ソラはキュアスカイ、ましろはキュアプリズムになる。
「ぶっ潰す!」
「ヒーローの出番です!」
辛一とソラがそう言うと、4人はアーリーに向かっていく。
その頃、ツバサ達の方には、ゴチゾウがやってきていた。
「グラニュートが現れたみたいです!」
「じゃあ、引っかかったんだ!」
「行こう!」
ゴチゾウがやってきたのを見て、ツバサ達は、ソウマ達がアーリーと応戦を始めたと悟り、向かおうとする。
すると。
「行かせませんよ!」
「あなたは…………黒ソラ!」
そんな声が聞こえてくる。
そこには、飛行機のラジコンと怪獣の人形を持った黒ソラがいた。
「あなた達の相手は、こいつです!来なさい!アンダーグ・エナジー!」
黒ソラはそう言うと、持っていた飛行機のラジコンと怪獣の人形にアンダーグ・エナジーを注ぎ込む。
その二つが合わさり、飛行機の翼が生えた怪獣のキョーボーグを召喚する。
「キョーボーグ!」
そのキョーボーグは暴れ始めて、街を破壊していく。
「キョーボーグ!」
「どうしましょうか!?」
「とりあえず、まずはこいつを倒すよ!」
それを見たツバサ達は、ひとまずキョーボーグを倒す事にした。
ツバサ達は、スカイミラージュを構える。
「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」」
三人はスカイミラージュにスカイトーンを装填する。
「トーンコネクト!ひろがるチェンジ!ウィング(バタフライ)(マジェスティ)!」
三人はそう言うと、プリキュアに変身する。
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
三人はそう名乗ると、キョーボーグと応戦していく。
それを見ていたゴチゾウは、すぐにどこかへと向かう。
その頃、ソウマ達は、アーリーによって地下にいた。
「気をつけろ。こいつ、かなり頑丈だぞ」
「ああ!なら、これでどうだ!」
辛一がそう言うと、ソウマはザクザクチップスゴチゾウをガヴに装填する。
『スナック!』
『
その音声が鳴ると、ガヴドルを回転させ、デリカッションを押す。
『ザクザクチップス!ザックザク〜!』
「スカイとプリズムも、これ使って!」
「はい!」
「分かった!」
ソウマはザクザクチップスフォームに変身すると、ザクザクチップスラッシャーを4本生成して、2本をソラとましろに一本ずつ渡す。
ソウマはザクザクチップスラッシャーで攻撃するが、アーリーはあっさりと砕いてしまう。
「えぇぇぇぇぇっ!?」
「折れましたよ!?」
「そうだ!あげはちゃんが言ってた!この剣、使い方が少し難しいって!」
ソウマとソラが驚く中、ましろはそう叫ぶ。
すると。
「だったら、たまには!」
辛一はそう言うと、ヴァレンバスターのクラックジャッキを操作する。
窪んでいる場所を見つけると、そこに向かってトリガーを引く。
『チョコドン!』
その音声が鳴ると、その場所にチョコが溜まっていく。
「ガヴ!スカイ!プリズム!」
辛一がそう言うと、3人は辛一の元に向かう。
「ほら、早く!ちょっ、貸せ!ほら、これをこうして…………」
「そういう事か!」
「なんか、美味しそうですね」
「流石に食べちゃダメだよ!?」
辛一はザクザクチップスラッシャーをソウマ達から借りると、それにチョコレートでコーティングしていく。
ソラがそう呟くと、ましろはそう叫ぶ。
4本のザクザクチップスラッシャーがコーティングされると、ソウマ達は攻撃する。
「はっ!ふっ!ハアッ!」
「はっ!てやっ!」
「ハアッ!はっ!」
3人の攻撃に、アーリーは怯む。
チョコレートでコーティングされた事で、耐久性が上がり、アーリーに効いていた。
「効いてます!」
「ありがとう!」
「ああ」
「頑丈な剣もいいな!」
ソラがそう言う中、ソウマは辛一にお礼を言う。
アーリーは近くにあった建材を食べると、射出してくる。
ソウマ達がそれを回避したりする中、辛一は当たって倒れてしまい、アーリーは攻撃しようとする。
すると、ソウマがアーリーの攻撃を防ぐ。
「今度は俺が助ける番だ!試しにどれか使ってみて!」
「えっ!?」
「どうする!?」
ソウマはそう言うと、一本のザクザクチップスラッシャーにドーマル、バブルラムネ、まるマロの3体を乗せて、辛一にそう聞く。
辛一は悩むと。
「ああ…………!じゃあ、お前だ!」
辛一はそう言うと、ドーマルゴチゾウを手に取り、ソウマ達はアーリーを離す。
辛一は、ドーマルゴチゾウをヴァレンバスターに装填する。
『ドーナッツ!』
『
その音声が鳴ると、辛一はヴァレンバスターのクラックジャッキを操作する。
ゴチゾウが展開されると、辛一はヴァレンバスターを上に向けて、トリガーを引く。
すると、六つのドーナッツが現れる。
『ドーマル!もふもふ!』
その音声が鳴ると、六つのドーナッツが両腕、胸、顔に装着されて、チョコスプレーが降りかかる。
ヴァレン・ドーマルフォームになった。
「あぁぁぁぁぁ!」
「くっ!?」
アーリーがソウマ達に迫ろうとした瞬間、辛一は近くの梯子に足を置いて、両腕のドーマルグラブリングを巨大化させて、アーリーの顎を止めた。
「何っ!?」
「凄いです!」
「これが…………ドーナツのゴチゾウの力…………!」
「当たりだったな…………!ふっ!おらっ!」
アーリーが驚く中、ソラとましろはそう言う。
辛一はそう言うと、アーリーを殴る。
アーリーが瓦礫とかを飛ばしてくる中、辛一はドーマルグラブリングを使って、跳ね返す。
「これなら行ける!」
「行こう!」
「はい!」
「うん!」
ソウマ達はそう言うと、アーリーに向かっていく。
辛一がアーリーの攻撃によって、転びかけるが体勢を立て直して、アーリーを殴る。
ソウマ達がザクザクチップスラッシャーで斬撃する中、辛一はアーリーに飛びかかる。
クラックジャッキを操作すると、胸部のドーマルチェストリングと両腕のドーマルグラブリングが外れる。
「どけ!」
アーリーがそう言うと、辛一はアーリーの上に飛び、アーリーは仰向けの状態で、炎の球を発射しようとする。
辛一はクラックジャッキを操作して、ヴァレンバスターをアーリーに向けて、トリガーを引く。
『ドーマル!』
その音声が鳴ると、アーリーの顎にドーナツを出現させて、顎を拘束する。
「ううっ…………!?」
「はっ!」
「ああぁぁ………!?」
アーリーが戸惑う中、四つのドーナツがアーリーの体に追加で拘束する。
「ガヴ!今だ!」
「よし!」
辛一がそう言うと、ソウマはグルキャンフォームのバクキャンアシストになって、ブルキャンガトリングを出していた。
『ガトリング!』
「ううっ!」
ソウマはブルキャンガトリングのウィーループを三回転させる。
ブルキャンガトリングを固定すると、ガヴドルを回転させる。
『
その音声が鳴ると、デリカッションを押す。
「これで終わりだ!」
『バクキャンブラスト!』
「ハァァァァァ!」
「どわぁぁぁぁぁ!?」
「オーバーキルかも…………」
ソウマはそう言うと、一斉射撃を行う。
それを受けたアーリーは爆発して、ましろはそう呟く。
全員が一息つくと、そこにゴチゾウがやってくる。
「ゴチゾウです!」
「どうしたのかな?」
「もしかして、ツバサ達が襲われてるの!?」
「何っ!?」
ソラとましろがそう言うと、ソウマはそう言う。
それを聞いたソウマ達は、すぐにツバサ達の元へと向かう。
それを見ていた人物がいた。
「……………どうやら、手助けはいらなかったみたいだな」
スイクスだった。
スイクスはそう呟くと、どこかへと向かう。
ソウマ達は、ツバサ達の元に到着する。
「ウィング!バタフライ!マジェスティ!」
「大丈夫!?」
「大丈夫です!」
「そっちはグラニュートを倒したみたいね!」
「よかった…………無事で」
「お前が黒ソラだな。グラニュートはぶっ潰してやったぞ!」
ソラ達がそんな風に話すと、辛一はソラ達から事情を聞いたのか、黒ソラに対してそう叫ぶ。
「そうですか。なら、今ここであなた達を倒します!キョーボーグ!」
「キョーボーグ!」
黒ソラはそう言うと、キョーボーグは空を飛んで空中からミサイルと炎のブレスを飛ばしてくる。
ソウマ達は躱した。
「なんだあいつ!?あれがグラニュートよりも前に噂になってたバケモンか!」
「あれはキョーボーグです!二つのものがアンダーグ・エナジーによって合わさったんです!」
「空を飛んでるなら、これで!」
辛一がそう言うと、ツバサはそう叫ぶ。
それを聞いた辛一は、ヴァレンバスターで銃撃する。
だが、キョーボーグにはあっさり回避されてしまう。
「だぁぁぁぁ!当たらねぇ!!」
「くそっ!俺も空を飛べたら…………!」
辛一がそう叫ぶ中、ソウマはそう呟く。
ガヴのフォームに、空中戦ができる物がないからだ。
すると。
「君は…………スカイグミのゴチゾウ?」
ソウマの肩にスカイグミのゴチゾウが現れる。
すると、そのゴチゾウが光り出して、キュアウィングの様な絵柄が浮かび上がる。
「これは…………!?」
「今度はウィングの!?」
「使ってみて下さい!」
「分かった!」
ソウマが驚くと、ましろとソラはそう言い、ソウマはキュアウィングのゴチゾウをガヴに装填する。
『プリキュア!』
『レジェンドプリキュア!』
その音声が鳴ると、ソウマはガヴドルを回転させる。
そして、デリカッションを押すと、ゴチゾウが展開する。
『天高くひろがる勇気!キュアウィング!』
『ウィング!』
その音声が鳴ると、ソウマの姿が変わる。
その姿は、ポッピングミフォームをベースにしつつ、キュアウィングの意匠が落とし込まれたフォームになった。
「今度は少年の力!?」
「凄い…………!」
「おお、姿が変わった」
「これなら行ける!」
それを見たあげは、エル、辛一がそう言うと、ソウマはそう叫んで飛び上がり、ツバサと合流する。
「ソウマさん!?どうして僕の力を………!?」
「話は後!とにかく、行こう!」
「そうですね!」
ソウマの姿を見て、ツバサは驚きながらそう聞くと、ソウマはそう言う。
そうして、2人はキョーボーグの方へと向かう。
「キョーボーグ!」
「ハァァァァァ!」
「はあっ!」
キョーボーグはミサイルを発射すると、ソウマはガヴガブレイドで斬撃して、ミサイルを破壊する。
そのまま、ソウマはガヴガブレイドで、ツバサは殴打で攻撃する。
「キョーボーグ!」
「させるか!」
2人の攻撃に怒ったキョーボーグは、炎を吐いてくるが、ソウマはガヴガブレイドのプレイボンを押して、炎を躱しつつ、斬撃波を放つ。
それを見ていたソラ達は。
「効いてます!」
「辛一さん!一緒に行きましょう!」
「おう!」
ソラがそう言う中、ましろがそう言うと、辛一はそう答えて、両方とも、必殺技の体勢に入る。
辛一がヴァレンバスターのクラックジャッキを操作すると、チョコのエネルギーが球状に集まってくる。
「ヒーローガール!プリズムショット!」
「行っけぇぇぇぇぇ!!」
『チョコドン!』
ましろはプリズムショットを、辛一はチョコの球体を発射する。
それを見たソラは。
「任せて下さい!ヒーローガール…………!スカイパンチ!!ハァァァァァ!!」
「キョー!?」
即座にヒーローガールスカイパンチを放ち、二つのエネルギーの球体を加速させる。
キョーボーグは大ダメージを受ける。
「キョーボーグ!」
「任せて!マジェスティックベール!」
キョーボーグは、地上にいるソラ達に向かって、ミサイルを発射する。
だが、エルのマジェスティックベールによって、阻まれる。
「よし!サポートしちゃうよ!ミックスパレット!二つの色を一つに!ホワイト!イエロー!速さの力、アゲてこ!」
あげははすぐにミックスパレットを取り出して、支援をソウマとツバサにかける。
「ありがとうございます!」
「行こう!」
「はい!」
ツバサがあげはにお礼を言うと、二人は一緒に加速して、キョーボーグの周りを飛び回って、キョーボーグ錯乱させる。
キョーボーグは二人を目で追おうとする。
だが……………。
「キョ、キョ〜……ボ〜……グ〜………」
「なっ!?」
キョーボーグはあまりにも速すぎる2人に目が追いつかず、目を回していた。
黒ソラが驚く中、ソウマはガヴドルを回転させる。
『
その音声が鳴ると、デリカッションを押す。
『ウィング!ツヨイ〜!』
「ひろがる!ウィングアタック!」
「行っけぇぇぇっ!!」
2人は、ひろがるウィングアタックを発動して、キョーボーグの翼を破壊する。
キョーボーグが落ちていく中、ソウマはパンチングミゴチゾウを使って、パンチングミアシストを発動する。
『
ソウマはガヴドルを回転させて、デリカッションを押す。
『パンチングミパンチ!』
「これでフィニッシュだ!ハァァァァァ!」
ソウマはシュワパンチングで強烈なパンチを叩き込む。
それを受けたキョーボーグは。
「スミキッタ〜…………」
そう言うと、キョーボーグは浄化されて、周囲が修復される。
それを見た黒ソラは、いつの間にか撤退した。
「すごいですよ、ソウマさん!」
「ありがとう!」
「でも、あのキョーボーグって奴、爆発しなかったな」
「浄化されたのよ」
「でも、どうしてプリキュアでもないソウマさんが?」
「多分、キュアウィングの力を直前に使ってたから、出来たんだと思うよ」
「そういう事…………」
ソウマ達はそう話す。
プリキュアではなく、仮面ライダーであるソウマがキョーボーグを浄化出来たのは、プリキュアであるキュアウィングの力を直前に使っていたと推測された。
その後、ブンブンでは。
「ありがとうございます」
「座って下さい」
栄美さんと葉奈さんの2人がやってきていて、辛一はある映像を見せる。
それは、アーリーがソウマに撃破される瞬間の映像だった。
「ほい。…………て感じで、仮面ライダーがしっかり倒してくれたから」
「だって…………お姉ちゃん!もう大丈夫だね!」
「うん。本当にありがとうございました!葉奈ちゃん、ごめんね」
「ううん」
辛一がそう言うと、葉奈さんはそう言い、栄美さんはお礼を言う。
「よかったぁ…………!2人が笑顔になって!」
「ありがとうね、ウマソー。上手くやってくれて」
「狩夜さんのカメラの腕が良いんだよ!」
ソウマが安堵すると、陽香はそう言う。
ソウマの言葉を聞いた陽香は、口を開く。
「ふ〜ん…………ん?ってか、よく近くの最高アングルで撮れたね。見せて。ほら!」
陽香はそう言うと、辛一のスマホをひったくる。
その理由は…………。
「よっしゃ!ベストアングル!」
辛一が、それを証拠映像として収めたのだ。
「今日は…………運が良かったな」
辛一はそう誤魔化すと、ソウマの方へと向かう。
「……………正直、ホッとしてるよ。なんつうか……………分かる奴が居るんだなって」
「狩夜さん…………」
「…………辛一で良い。これからは、よろしくな。ソウマ」
「……………分かった」
辛一はソウマにそう言う。
2人は握手をして、仲を深めた。
だが、ソウマの内心は複雑だった。
『辛一は人間で、俺の事も人間だと思ってる。だから信用してくれてる…………。俺は、ストマック家のグラニュートなのに…………』
ソウマはそう思っていた。
辛一が信用してくれてるのは、ソウマも人間だと思っているからで、ソウマは人間とグラニュートのハーフだ。
もし、グラニュートである事を知られたら、この関係が終わってしまう。
そんな予感を、ソウマは感じていた。
そして、その予感は、遠くない未来に的中してしまう事は、この時のソウマ達は知らなかった。
その頃、シータとジープは、外から雨の音が鳴る中、集積所の一つにいた。
「…………シータ。私、家に帰りたくない」
「…………俺もだよ、ジープ。帰ったら、ランゴ兄さんの選んだ相手と結婚させられる」
「私たち、離れ離れになっちゃう…………!」
「生まれてからずっと一緒だったのに…………そんなのは絶対嫌だ!」
シータとジープはそんな風に話していた。
現在、2人は家出をしていたのだ。
そんなふうに話す中、ランゴのエージェント二体と黒ソラが現れる。
「…………ん?シータ様、ジープ様。ここは関係者以外、立ち入り禁止です」
「は?何言ってんだ、お前」
「ここは私たちが用意した拠点でしょ?」
「はぁ…………お二人はもう、ストマック社の社員ではありませんので」
「は?」
「ちょっと!?」
「やめて………!?」
ランゴのエージェントがそう言うと、2人はそう反論する。
すると、ため息を吐いて、そう言うと、2人を追い出そうとする。
2人が抵抗すると。
「ふっ!はっ!」
「「うっ!?」」
「弱い者に価値なんて無い……って言いましたよね?」
黒ソラは2人の腹を殴り、悶絶させると、そう嘲笑う。
すると、2人の手が離されてしまい、外に追い出される。
「どうしよう…………もう行き場がない…………!」
「全部、赤ガヴのせいだ…………!」
「そう……………全部、赤ガヴのせい………!」
シータとジープは、そんな風に言う。
ソウマへの苛立ちが高まっていた。
すると、雨に濡れながらも、2人は手を握り合う。
「許さない…………!」
「許さねえ…………!」
「許さない…………!」
「許さねえ…………!」
2人は、ソウマへの憎悪を滾らせつつ、どこかへと向かっていく。
悪意がソウマに迫りつつあった。
今回はここまでです。
今回は、ドーマルフォームの初登場です。
辛一も、ガヴの正体とひろプリの正体を知りました。
そして、連携してアーリーを撃破して、キュアウィングのゴチゾウを使って、キョーボーグの撃破に成功しました。
だが、危うい均衡の上に成り立っているこの共闘関係。
最新話で分かるように、崩れてしまいます。
次回は、オリジナルの話になります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
最新話では、グロッタの何気ない発言によって、ショウマの身分が絆斗とラキアにバレてしまう。
絆斗は、ショウマと敵対してしまうのか。
そして、新たに現れるビターガヴ。
変身者はショウマですが、酸賀研造が生み出したクローンなのか。
この小説では、ソウマの出自を聞いているひろプリが、ソウマを庇う為、ヴァレンと敵対する予定です。
辛一も、グラニュートへの憎しみに飲み込まれて、ひろプリも潰すと宣言する予定です。
どうするのかは、今後のガヴ次第ですね。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。
ひろプリの強化はどんな感じにするか
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デンテが作ったアイテムで強化
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スカイミラージュにゴチゾウの力が宿る
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ゴチゾウがスカイトーンに変化する
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スカイトーンとゴチゾウが融合する
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スカイトーンにゴチゾウが取り込れる
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ダイヤモンドリボンスタイルみたいな感じ
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強化なし