ウラッカの手によって、ソウマのお母さんである井上みちると、1人の女性がホッパー101とギガントライナーのマルガムへと変貌してしまう。
「ハァァァァァ!」
カケルは、ソウマのお母さんとその女性を助ける為に戦っていく。
だが。
「がぁぁぁ!」
「くっ⁉︎」
ホッパー101マルガムはピカホタルの力で身体を発光させ、目を眩せると、ギガントライナーマルガムがフブユキオンナの力で足を凍らせる。
「ハァァァァァ!」
「うわっ⁉︎」
そのままウラッカがX字の斬撃を飛ばしてくる。
それを受けたカケルは、変身解除こそは免れたが、倒れてしまう。
「あははは!さて、行こっか!」
ウラッカと2体のマルガムは、何処かに向かっていく。
「待て…………!」
「母さん!」
ソウマとカケルは必死に呼び止めるが止まることはなかった。
「くっ!ハアッ!」
カケルは歯軋りしつつも、立ち上がり、ソウマの鎖を斬る。
「大丈夫か⁉︎」
「母さん……………」
カケルがそう聞くと、ソウマは膝から崩れ落ちる。
母親であるみちるを失った時のことを思い出してしまった。
「…………俺が行く」
カケルは、ソウマにそう言うと、ウラッカ達の跡を追う。
一方、エレナ達はイアン達と合流して共にジャーオと黒闇と戦っていた。
「行くぞ!」
オーグはそう言うと、メダガブリューにセルメダルを投入する。
『ガブッ!ゴックン!』
メダガブリューにセルメダルを投入すると、バズーカモードに変形させる。
すると、砲口部分にエネルギーが集約していく。
『プ・ト・ティラノ・ヒッサ〜ツ!』
オーグはメダガブリューを使った必殺技であるストレインドゥームを発動して、黒闇に向けて破壊光線を放つ。
だが。
「甘えんだよ……」
『
「ハァァァァァ!」
「なっ⁉︎」
黒闇は必殺技を発動してグロンバリャムに赤黒いオーラを纏わせて、スレインドゥームを一刀両断する。
それを見たオーグが驚いていると。
「「「「ハァァァァァ!」」」」
「甘い」
イアン、エル、クリア、マリアが接近して攻撃を仕掛ける。
すると、黒闇は自身の体を霧に変えて四人を捕まえる。
「はっ!はっ!ハァァァァァ!」
「「「きゃあああ⁉︎」」」
「くっ⁉︎」
黒闇は霧に捉えた四人を何度も壁にぶつけて、地面に叩きつける。
「イアン殿!プリンセス・エル!マリア殿!クリア殿!」
「あんな事が出来るのでござるか⁉︎」
「俺たちも行くぞ!」
それを見て、ユリウスとトールがそう叫ぶと、辛一はそう叫ぶ。
ユリウス、トール、辛一も向かうとする。
すると、何者かが接近してくる。
「のわっ⁉︎」
「くっ⁉︎」
「「うわっ⁉︎」」
「「「きゃっ⁉︎」」」
ユリウス、トール、辛一、マリア、ツバサ、あげは、エルちゃんが吹き飛ばされる。
そこに現れたのは…………。
「「ぐわぁぁぁぁ‼︎」
ホッパー101マルガムとギガントライナーマルガムだった。
「あれ、ホッパー1とスチームライナーじゃないの⁉︎」
「笑えないジョークだ!」
「どういう事ですか⁉︎」
「レインボーガッチャードは、全てのケミーが揃ってないと、力を発揮できないの」
「まさか、さっきの分身のガッチャードが消えたのって、それが理由⁉︎」
ホッパー1とスチームライナーがマルガムにされた事に驚いていた。
イアンは、嫌な予感が的中したのを見て、そんな風に毒づく。
ツバサがそう聞くと、エレナはそう答えて、あげははそう叫ぶ。
レインボーガッチャードは、全てのケミーが揃ってないと、フルスペックを発揮出来ないのだ。
すると、一同の前にウラッカが現れる。
「ウラッカ!ホッパー1とスチームライナーをマルガムにしたのか⁉︎」
「そうだよ!どうかな?未来の冥黒王を倒せる力を持ったケミー2体がマルガムになった感想は?」
「お前の仕業か!」
「アンタねぇ…………!」
「ハァァァァァ!」
「カケル君⁉︎」
ウラッカが現れると、オーグはそう聞き、ウラッカはそんな風にあっけらかんと言う。
ウラッカに怒りを向ける中、カケルが現れる。
すると、カケルはマルガムの方へ向かっていく。
ホッパー101がバレットバーンの力でブラッディーBBを錬成して、それでカケルを撃つ。
「ハァァァァァ!」
「ちょっと⁉︎弾が当たってるのに⁉︎」
しかし、カケルは銃弾を喰らっても止まらず向かって行く。
それを見て、ましろがそう叫ぶ中、カケルは二体のマルガムに攻撃していく。
「なんか、様子が変………」
「はい…………」
「どうしたのよ⁉︎無鉄砲すぎるでしょ⁉︎」
「カケル…………?」
いつもと様子の違うカケルに戸惑っていると、ウラッカが口を開く。
「ふふふふ!実はね、ギガントライナーマルガムは、ソウマ君のお母さんなんだよ!」
「なっ⁉︎」
「貴様…………!」
「どういう事なの⁉︎ソウマ君のお母さんは亡くなったんじゃないの⁉︎」
「どういう事だよ⁉︎」
それを聞いた一同は驚く。
ましろ達はソウマの母親について聞かされていたので疑問を抱いていたのか、そんな風に叫ぶ。
すると、ウラッカが口を開く。
「知りたい?答えはね…………レプリエンジェリードの力で蘇らせたんだ!」
「なっ⁉︎」
「そんな事が出来んのかよ…………⁉︎」
「やはり、イアン殿の時と同じ…………!」
「どうして⁉︎どうしてそんな事をするの⁉︎」
ウラッカはそんな風に叫ぶ。
レプリエンジェリードの力で蘇らせたと事を聞くと衝撃を受ける。
ましろがウラッカにそう聞くと、ウラッカは答える。
「そんなの決まってるでしょ?………僕は最高のガッチャが見たい、そして、それをぶっ壊したい!!」
「……………は?」
「怪物にされたお母さんと戦って助ける………最高のガッチャが見れるシチュエーションだと思わない?僕は最高のガッチャが見れて、ぶっ壊せるなら、なんだってやるよ!」
ましろの問いに対して、ウラッカはそう答える。
最高のガッチャを壊す為に、こんな事をしたのだ。
そんな悪辣極まりない発言に。
「そんな…………⁉︎」
「……………はっきりと分かりました。あなたは、スキアヘッドやバッタモンダーをも上回る最低な人です!」
「許さないんだから!」
「うん!」
「ふふふふ!僕がどういう奴かなんてさぁ…………君達が一番知っているでしょ?」
それを聞いたましろが唖然となる中、ツバサはそう叫ぶ。
バッタモンダーは、ソラの心をへし折る為に、目指す目標であるシャララ隊長をランボーグにして、ソラの心をへし折った。
それをも上回る所業をいとも容易く行うウラッカには、ツバサ達は怒った。
それに対して、ウラッカはそう答える。
「ソウマ君のお母さんは、絶対に助ける!」
「助けたいなら助ければいいじゃん!ヒーローなんだからさ!ソウマ君はお母さんを助けられる。僕は最高のガッチャを壊せる………いい事しかないじゃん!」
「てめぇ…………!グラニュートよりもよっぽど悪辣じゃねぇか!」
「お前は……………悪魔だ」
ましろがそう叫ぶと、ウラッカはそんな風に言う。
それを聞いた辛一がそう叫び、ウラッカを悪魔呼びするスイクスだった。
すると。
「えー?人間らしいでしょ?平気で他人の命や幸せを奪ったり、騙したり、壊したり、身勝手な君達人間と僕……何にも変わらないじゃ〜ん!!アッハハハハハ!!」
「こいつ…………!」
「ちっとも変わってないわね!」
「ええ…………!」
「ああ…………!あいつは人類の敵だ!」
ウラッカはそんな風に叫ぶ。
そんなウラッカにシン達は怒りを向ける。
そんな中、カケルはというと。
「くっ⁉︎ハァァァァァ!」
「カケル!落ち着くゴン!」
カケルは二体の攻撃を喰らおうが、お構いなしでひたすらに殴っていく。
ニジゴンの静止も聞かずに戦っていた。
「ちょっと様子がおかしい……」
「無理もないですよ。ホッパー1にスチームライナー、ソウマのお母さんを助ける為に焦っているんでしょうから」
「そうでござる。ホッパー1とスチームライナーは、カケル殿にとって、大切な友でござるからな」
「そうなんだけど…………でも」
「それだけではないと思うんです……」
「カケル君………」
「…………」
カケルの戦闘を見ていたミコがそう言うと、トールとユリウスはそう言う。
実際、ホッパー1がブライス一派に奪われたり、マルガムにされた際、カケルは冷静さを欠いていたのだ。
だが、エレナ、ミコ、クロム、キビル、ユキは何か違和感を感じていたのか、なんとも言えない表情を浮かべていた。
「絶対に…………助ける!」
カケルはそう叫ぶと、必殺技を発動しようとして、ドライバーを操作しようとする。
だが。
「「がぁぁぁ!」」
「くっ⁉︎」
ホッパー101のマルガムが、ゼグドラシルの空間操作で壁に叩きつけると、ギガントライナーのマルガムはハードXプラント・ドラゴンの力で壁から木の根を伸ばして拘束する。
「カケル!きゃっ⁉︎」
エレナが飛んでカケルの元へ向かうが、別の壁から木の根が伸びてきて邪魔をする。
「貴様!」
「止めるわよ!」
それを見たイアンとクリアが切り掛かる。
だが。
「キャアアアア⁉︎」
「何すんのよ⁉︎」
「ちっ!ワープテラの力か!」
「ごめん!」
ワープテラの力でマリアとシシリーと入れ替わり、二人に当たってしまう。
マリアがそう文句を言う中、クリアはマリアに謝り、イアンはそう呟く。
「ぬんっ!」
それを見たユリウスは、すぐに殴りかかる。
だが。
「ガアアア!」
「のわっ⁉︎」
ホッパー101のマルガムは、ユリウスの拳を受け止めて、ゴリラセンセイとレスラーGの力で強化された風車式バックブリーカーを喰らわせると、そのままラリアットで吹き飛ばす。
「ハァァァァァ!」
「がぁぁぁぁぁ!」
「くっ⁉︎」
トールはそれを見て、すぐに魔法を飛ばす。
だが、ホッパー101のマルガムは、ミテミラーの力で鏡を出して跳ね返す。
それをトールが回避すると。
「「がぁぁぁぁぁぁ‼︎」」
ホッパー101のマルガムは、カマンティスの力で、ギガンライナーのマルガムは、カゼイタチの力で両腕を鎌に変えて構える。
すると。
「「がぁぁぁぁぁぁ‼︎」」
「「キャアアアア⁉︎」」
スケボーズとスピーディノニクスの力で高速で動いて、シシリー、マリアを切り刻む。
「ちょっと⁉︎どうなってんの⁉︎」
「なんで、ホッパー1とスチームライナーが、他のケミー達の力を⁉︎」
「ホッパーさんは100体のケミーさん達の力を持っています!」
「ギガントライナーも新世代のケミー達の力を持っているの!」
「嘘っ⁉︎」
「笑えないジョークだ!全てのケミーの力を使えるのか!」
アリスとクリアが、二枚のマルガムが他のケミーの力も使える事に困惑していると、クロムとエレナはそう叫ぶ。
クロムとエレナは未来に行って、ホッパー101とギガントライナーがケミー達から力を託されたのを知っていたのだ。
「野郎…………!」
「ハァァァァァ!」
辛一とエルが立ち向かう。
だが。
「のわっ⁉︎くっ⁉︎」
「きゃっ⁉︎」
「プリンセス!」
二人はリクシオンの電撃を喰らって麻痺してしまい、リッチリッチーの魔力弾を喰らって吹き飛ぶ。
ツバサがそう叫ぶと。
「行くぞ!ハァァァァァ!」
「私たちも!」
「うん!」
それを見ていたスイクスが冷気を放つと、リンとアリスは風魔法で援護する。
だが。
「「がぁぁぁぁぁ‼︎」」
「くっ⁉︎」
「うわっ⁉︎」
「引き寄せられる………⁉︎」
2体のマルガムは、クロアナとシルバキュームの力で冷気と風を吸収すると、ブラックホールと掃除機の吸引力で3人を引き寄せる。
3人が耐えていると。
「熱っ⁉︎熱いって⁉︎」
「くっ⁉︎」
「くっ…………⁉︎」
ホッパー101のマルガムは、ザ・サンの太陽の熱で、3人を焼いていく。
アリスとリンはともかく、スイクスは熱によって、大ダメージを受ける。
「スイクス!アリスさん!リンさん!」
「助けに行くよ!」
「はい!」
それを見たツバサとあげはは、スイクス達を助けようとする。
だが。
「うわぁぁぁぁ⁉︎」
「風、強…………⁉︎」
ギガントライナーのマルガムのトルネードターボの力で、竜巻を生み出して閉じ込められる。
「皆!ヒーローガール!プリズムショット!」
それを見たましろは、すぐに必殺技を放つ。
だが。
「がぁぁぁぁ!」
「えっ⁉︎噛み砕いた…………⁉︎」
ギガントライナーのマルガムは、カミツキインセクトの力で、プリズムショットを噛み砕く。
それを見て、ましろは驚いた。
「今助けに行くからな!」
「私も行こう!」
「おい、俺の事を放置するなよ」
シンがスイクス達を救おうと向かっていく。
オーグも向かうとするが、黒闇が妨害する。
「させませんよ!」
「シンさんの邪魔はさせないよ!」
黒ソラがシンを止めようとするが、ましろが妨害する。
そこから、黒闇とオーグは。
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
黒闇とオーグはそれぞれのブジンソードに変身する。
黒闇はダークネスブラックタイクーンの、オーグはゴージャスタイクーンの。
「ハァァァァァ!」
「フッ!はっ!」
黒闇とオーグは、共に武刃で斬り合っていく。
「はっ!」
「ふっ!」
キビルは大量の神具を飛ばしていくが、黒闇は弾いていく。
オーグが切り掛かるが、避けて掴むと。
「よっと」
「ちっ!」
オーグの事を盾にして、神具を喰らわせて蹴り飛ばす。
「行け!熾天使兵達!」
キビルが熾天使兵達を召喚して、神具を持たせて共に立ち向かって行く。
「ふっ!はっ!」
「ハァァァァァ!」
クロムは空中歩行でジロソニアは飛行で竜巻に接近して吹き飛ばすと、ツバサとあげはを救出する。
「助かりました…………!」
「ありがとうね!」
「礼はいい」
「いえ」
ツバサとあげはがそう言うと、ジロソニアとクロムはそう答える。
一方、シンは。
「このっ!ハァァァァァ!」
シンはホッパー101のマルガムから、リン達を引き剥がして救出する。
「危なかった…………!」
「ありがとう」
「おう…………って、すげぇ火傷してるぞ!」
「こんな物…………!」
アリスとリンがそう言うと、シンはそんな風に叫ぶを
3人は火傷していたのだ。
「コウさん、お願いします!」
「治療してやる、ありがたく思え」
クロムはコウキリンの咆哮を、ジロソニアはレヴィアマーメイド・シスターの歌声で3人を治療する。
すると、突然ホッパー101マルガムが苦しみ出す。
「あのマルガム、苦しんでませんか?」
「えっ?あの女性の顔って…………?」
それを見たシシリーとマリアはそう話す。
すると、一瞬女性の顔が浮かび上がる。
「…………っ!」
「何はともあれ、マルガムにされたホッパー1と女性を助けるぞ!」
カケルがその顔を見て、息を呑むと、シンはそう叫ぶ。
すると、必殺技を発動する。
『
「ハァァァァァ!」
シンはホッパー1と女性を助ける為に必殺技を発動する。
シンの周りにウィザードラゴン、ドラグレッダー、ブレイブドラゴンが旋回すると、龍騎のドラゴンライダーキックの要領で、キックを喰らわせようとする。
だが。
「ハァァァァァ!」
「何っ⁉︎くっ!」
ジャーオによって、熾天使兵達の方へ向かってしまう。
熾天使兵達は神具で何とか防いでいく。
すると。
『
『
『
黒闇が上半身をライトニングフォームのアーマーに変える。
武刃を鞘に戻して居合の構えを取る。
「ふっ!ハァァァァァ!」
「くっ⁉︎」
「のわっ⁉︎」
雷を纏って高速で動いて、オーグとシンと熾天使兵達の後ろで止まって納刀すると、オーグとシンはダメージを喰らって膝をつき、熾天使兵達は消滅する。
すれ違い様に雷の居合斬りを喰らわせたのだ。
「こんな事が…………!」
「ふぅ。ハァァァァァ!」
「ハァァァァァ!」
黒闇はアーマーを戻して切り掛かるが、キビルがタブーブラスターで防ぐ。
すると。
「この程度でくたばるんじゃないわよ‼︎」
キビルはそう叫ぶと、神聖魔法で二人を回復させる。
「助かる!」
「行くぞ!」
シンとオーグはそう言うと、二人も加勢する。
「これで…………!」
「させるか!!」
ジャーオが再び禁術を使おうとすると、ジロソニアがジャーオを切り飛ばす。
「貴様!あのゴミ屑の技をお姉様の下僕達に喰らわせるとは………余程死にたいらしいな!!」
「落ち着いて、ジロソニア!」
「お前はクロムの加勢をしろ!」
ジロソニアは激昂しながらそう叫ぶ。
ミコが落ち着かせようとするが、ジロソニアはそんな風に言う。
「加勢します!」
「助かります!」
「行くぞ!」
ミコは、クロム、クリア、イアン、アリス、リン、スイクスと共に、ホッパー101のマルガムとギガントライナーのマルガムの相手をする。
「ふっ!大丈夫、カケル?」
エレナが何とか全ての木の根を切ってカケルが自由になる。
すると。
「ああ…………ありがとう。っ!」
「ちょっ⁉︎ちょっと⁉︎」
カケルはそのまま、マルガムの方へ向かっていき、エレナは慌てて追いかける。
「「がぁぁぁぁぁ!」」
「くっ⁉︎」
「今度は、ゴキゲンメテオンとナガレスターの力⁉︎」
「厄介ね…………!」
ホッパー101とギガントライナーはゴキゲンメテオとナガレスターの力で隕石と流れ星を降らせてダメージを与えていく。
すると。
「ハァァァァァ!」
「カケルさん⁉︎」
「ちょっと⁉︎」
そこにカケルがやってきて、マルガムに攻撃していく。
ツバサとあげはがそう言う中、エレナは。
「カケル、落ち着いて!」
「絶対に……………助ける!」
『ゴン!』
エレナは落ち着かせようとするが、カケルはニジゴンの頭を一回押して、アルトヴォークを操作する。
『レインボーフィーバー!』
「ハァァァァァ!」
カケルはそのまま必殺技を発動してライダーキックを喰らわせようとする。
だが。
「がァァァァァ!!」
「くっ⁉︎」
ホッパー101のマルガムは、テンライナーの力でヘビーエクスプレッシャーを飛ばしてくる。
カケルはそれに当たってしまい、体制を崩して、そのまま落下する。
「くっ…………!もう一度……………っ⁉︎」
カケルは立ち上がり、もう一度、必殺技を発動しようとする。
だが、クロスウィザードの魔法で動きを封じられてしまう。
「がァァァァァ!!」
そのまま、マッドウィールの力で炎を纏ったホイールを、ネコマタキメラの力でヤマアラシの針と共に飛ばす。
カケルに迫ると。
「何やってるの!」
「笑えないジョークだ!」
「イアン、クリア⁉︎」
そんな風に言い、イアンとクリアが前に出て、カケルを守ろうとする。
すると、二人は吹き飛ばされて、強制変身解除してしまう。
そんな中、ソウマとソラは。
「私が…………原因…………?」
「母さん……………」
悪意を向けられて、ソウマとソラは落ち込んでいた。
すると、そこにウラッカがやってくる。
「あれれ〜?なんで戦わないの?」
「お前…………!」
ウラッカは二人にそう聞くと、ソウマは激昂して、ウラッカに殴り掛かる。
だが。
「そい」
「うわっ⁉︎」
「ソウマさん⁉︎」
ソウマはウラッカに殴り返されてしまう。
ソウマが倒れて、ソラが駆け寄ると。
「ヒーローの癖に戦わないなんて、屑だね〜!あははは!」
「っ!」
「俺は……………母さんと…………戦えないよ…………」
「ソウマさん……………」
ウラッカが煽るようにそう言うと、ソラはウラッカを睨む。
すると、ソウマはそんな風に呟く。
ソラは、ソウマを見ながらそう言う。
ソウマの気持ちは痛いほど分かったのだ。
かつて、ソラもバッタモンダーによって、シャララ隊長をランボーグにされ、人質同然に取られてしまった際には、プリキュアの力が喪失したのだから。
すると。
「フッ……ハハハ……アッハハハハハハハ‼︎」
「何がおかしいんだ⁉︎」
ウラッカは突然、そんな風に笑い出す。
ソウマがそう聞くと、ウラッカはソウマに近づき、しゃがむと口を開く。
「
「っ⁉︎」
「今更そんなことを気にすんの〜?君も身勝手だね〜!」
「それは…………⁉︎」
ウラッカはそんな風に言う。
そう。
ソウマは、ケーキングフォームの力で、シータを撃破したのだ。
腹違いの姉を。
ウラッカはそれを身勝手だと言う。
すると。
「ソウマ君、ソラちゃん!」
「大丈夫ですか⁉︎」
そこに辛一、シシリー、マリア、ユリウス、トール、ましろ、エルがやってきて、ウラッカと戦う。
「てめぇ…………!人の家族に手を出しやがって…………!グラニュートよりも化け物じゃねぇか‼︎」
「そうだよ……化け物だよ!僕も、君達もね!」
辛一はそんな風に叫ぶ。
特に辛一はウラッカに激怒しており、辛一がそう言うと、ウラッカは、そんな風に答える。
その言葉は奇しくも、ソウマが初めて変身した際、他の人に化け物と言われ、ハウンドに化け物と言われた時にソウマが返した言葉に酷似していた。
すると、ウラッカの近くにジャーオが転がってきた。
「うわぁぁぁ⁉︎」
「よっと」
ジャーオが転がってきて、ウラッカが足で止めると、ジロソニアもやってくる。
「申し訳ありません!」
「気にしないでって。そうだ!これ、食べてみて!」
「あれは……………⁉︎」
「賢者の石⁉︎」
ジャーオが謝罪しているとウラッカは異空間からある物を取り出す。
それを見た一同が驚く。
ウラッカが取り出したのは、賢者の石だった。
「なんであいつが⁉︎」
「まさか、未来の冥黒王から奪ったのか⁉︎」
「ピンポーン!未来の君が倒した後、こーっそり貰ったの!」
シンがそう言うと、それに気づいたカケルはそう言う。
それを聞いて、ウラッカはそう肯定する。
実は、未来世界の冥黒王が過去に飛び、それを追ったデイブレイクが倒した時にこっそり奪っていたのだ。
「はぐっ!うぉぉぉぉぉぉぉ!」
ジャーオは賢者の石を食うと、そんな風に叫ぶ。
すると、力がみなぎったのか、頭に冥黒王の様な角が生え、額にもう一つの目が開く。
「あれって…………⁉︎」
「冥黒王と同等の力を手に入れたのか⁉︎」
「クソ蛇は私が殺る!有象無象共はあのゴミを始末しろ!」
それを見ていたクリアとイアンがそう言うと、ジロソニアはそう叫ぶ。
ウラッカの事をマリア達に任せ、ジャーオと戦う。
「アハハハ!アハハハ!」
『きゃああああ⁉︎』
『くっ⁉︎』
ウラッカはそんな風に高笑いしながら、マリア達を切り刻んでいく。
「ハァァァァァ!」
「ふっ!……………何っ⁉︎」
ジャーオが巨大な光線を放つと、ジロソニアは額の角から黒雷を飛ばして対抗する。
だが、冥黒王に相当する力を得た事で、ジロソニアは押し負けていく。
魔剣とタブースラッシャーで切ろうとするが、徐々に押されていく。
「くっ!ハァァァァァ!」
「無駄だ!」
「ちっ⁉︎」
ジロソニアは、光線を何とか切り落とすが、ジャーオは巨大な蛇に変貌する。
そこから、ジロソニアを捕まえて締め付ける。
ジロソニアは液状化してすり抜けると、タブースラッシャーに黒雷を纏って切り刻む。
「無駄だと言ったはずだ」
「ちっ!面倒な能力だ…………!」
しかし、ジロソニアによって与えられたダメージは、すぐに再生する。
再生や蘇生能力を消す己の力を無効化したことに、ジロソニアは苛立っていく。
何度も切り刻んでいくが、すぐに再生してしまう。
『クロスドゥームズ!フィーバーエンド!』
「ハァァァァァ!」
「うわぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
「きゃああああ⁉︎」
ウラッカは必殺技を発動して、斬撃波を放つ。
それにより、辛一達は強制変身解除する。
ホッパー101のマルガムとギガントライナーのマルガムは、カケル以外を吹き飛ばしていた。
「ハァァァァァ!」
「くっ⁉︎きゃっ⁉︎」
黒ソラはましろを痛めつけていく。
「トドメです!」
「「がぁぁぁぁぁ!」」
「っ⁉︎」
黒ソラとマルガムがカケルとましろにとどめを刺そうとした瞬間。
「やめてぇぇぇぇぇ‼︎」
「やめろぉぉぉぉぉ‼︎」
「ソウマ!」
「ソウマ君!ソラちゃん!」
そんな叫び声が聞こえてきて、カケルとましろには、ダメージが入らなかった。
何故なら、ソラとソウマが二人を庇っていたからだ。
「母さん!俺だよ!目を覚まして!うわっ⁉︎」
「ソウマさん!」
ソウマは母親であるみちるに呼びかける。
だが、無情にもソウマを殴り飛ばす。
ソラが駆け寄ると。
「これで終わりだよ!」
「死ね」
「ハァァァァ……………!」
ウラッカと黒闇が必殺技を発動して、ジャーオも光線を放とうとしていた。
全員を葬る為に。
すると。
「キビル!頼む!」
「ええ!ハァァァァァ!」
カケルはキビルにそう叫ぶ。
それを聞いたキビルは、全員を転移させる。
それを見ていたウラッカ達は。
「あ〜あ。逃げられちゃったか」
「放っておけ」
「そうですね」
それを見て、ウラッカ達はそう言う。
一方、一同は虹ヶ丘邸の前に到着する。
「ここは…………私の家?」
「マジかよ……………」
「助かった……………」
「ありがとう」
ましろと辛一は、そう呟く。
いつの間に、虹ヶ丘邸に転送されていた事に驚いていた。
ツバサが一息つくと、あげははそんな風にお礼を言う。
すると。
「母さん…………!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「………………」
ソウマがそんな風に叫ぶと、カケルは拳を握りしめる。
それをエレナ、ミコ、ユキ、クロム、キビルが見つめていた。
カケル達とソウマ達が撤退した後、グラニュート界では。
「へぇ〜…………これが魔石とやらか。興味深いねぇ…………」
ニエルブは、研究室で魔石を調べていた。
グラニュート界では存在しない物に興味を抱いていると、オーロラカーテンが現れる。
ニエルブがオーロラカーテンの方を向くと、オーロラカーテンからウラッカと黒闇がやってくる。
「やあ、君たちか。魔石をくれた事、感謝するよ」
「そっか〜!それで、どう?使えそう?」
ニエルブは二人にそんな風に言うと、ウラッカはそう聞く。
そう聞かれたニエルブは。
「そうだね〜……………この魔石を食べたグラニュートは魔法が使えるようになるけど、短時間でしか使用できない。しかも、君たちの言う付与魔法、飛行魔法、ゲートなどの複雑な物や特殊な物は使えないみたいだ」
「そうなんだ」
「グラニュートには元々、魔力という物が存在しないからね。彼らの様には上手く扱えないようで、精々、自分を強化したり、炎や雷を出す程度だ。まあ、使用者の技量によっては彼らの様に扱える可能性もあるね。でも、強化剤としては十分使えるよ。それでも、暴走するリスクはあるみたいだけど」
ニエルブはそう話す。
グラニュートが魔石を摂取すれば、魔法が短時間とはいえ、使えるようになるのだ。
ただ、暴走するリスクを孕んでいる為、完全に使えるわけではないのだ。
「そうか…………お前にこれをやるよ」
「ん?」
それを聞いた黒闇はそう言うと、テーブルにあるものを置く。
置いたのは、リンゴジュース、缶コーヒー、コーラ、サイダーと二つの瓶だった。
「これは?」
「人間の飲み物と、オルタ属性のケミー因子とネガドのケミー因子が入った瓶だ」
「それを使って、作ったお菓子を知り合いに渡してみたら?」
ニエルブがそう聞くと、黒闇とウラッカはそう答える。
それを聞いたニエルブは。
「いや…………ありがとう。それにしても、こんなに貰っても良いのかな?」
「いや、気にしなくて良いよ。君の改造のおかげで、クーネス君が強くなったわけだし!」
「ああ。おかげで、禁術をノーリスクで使えるからな!」
ニエルブはそんな風に聞くと、ウラッカとジャーオはそう答える。
ジャーオとしても、禁術をノーリスクで使えるようになったのは大きいのだ。
「そうか…………僕としても、君を拾ったおかげで、彼らと出会えたから、嬉しいよ」
ニエルブはそんな風に言う。
どうして、ストマック社と黒闇達が手を組んでいるのか。
時は少し遡り、ストマック社にオーロラカーテンが現れた所まで戻る。
ランゴ達の前に、黒闇が現れる。
「お前は何者だ?」
「俺は黒闇・クロック、異世界の破壊者だ」
「黒闇・クロックだって?」
ランゴがそう聞くと、黒闇はそう名乗る。
それを聞いたニエルブは、そんな風に反応する。
すると、グロッタは口を開く。
「ニエルブ。あんた、あいつの事知ってるの?」
「ああ。異世界の事を調べてたんだけど、その時に色々と名前が出ていた。本当に実在するとは、思わなかったけど」
「それで?人間ごときが何しに来た」
グロッタがそう聞くと、ニエルブはそう答える。
すると、ランゴが警戒しながら口を開く。
それを聞いた黒闇は。
「そう警戒するな………っと言うのは無理な話か………」
そんな風に言うと、ランゴの前に立つ。
黒闇は口を開く。
「ランゴ・ストマック、俺達と取引しないか?」
「取引だと?」
黒闇は、ランゴに取引を持ちかける。
黒闇の言葉に首を傾げていると、オーロラカーテンからウラッカとジャーオがやってくる。
「ジャーオ。何故、そいつと一緒にいる?」
「こいつは、ウラッカの信者だ」
「信者?」
ランゴがそう聞くと、黒闇はそう答える。
それを聞いたストマック社の面々が首を傾げると。
「ニエルブ君に黒ソラちゃんだっけ?ありがとうね!これをあげるよ!」
ウラッカはニエルブと黒ソラにお礼を言うと、異空間収納から大量の魔石を出す。
「何よこれ?」
「これあげるよ♪グラニュートって石が大好きだから、気にいると思うよ!この魔石!」
グロッタがそう聞くと、ウラッカはそう答える。
それを聞いたニエルブは、魔石を手に取る。
「魔石か……………興味深いね」
ニエルブは魔石を手に取って見つめて、興味を示したのか、そう呟く。
それを見たランゴは。
「それで?取引とは何だ?」
「クーネスを連れて行ってもいいか?コイツも俺たちの旅に着いていきたいらいくてな。あと、闇菓子をいくつかよこせ」
「は?人間のくせに勝手な事言うんじゃないわよ」
「勿論タダでとは言わないねぇよ。毎月、沢山のヒトプレスを用意してやる」
ランゴがそう聞くと、黒闇はそう言う。
その要求に対して、グロッタがそう言うと、黒闇はそう言って、異空間から大量のケースを出す。
「あ?これ…………ヒトプレス⁉︎どれもこれもが質がいいじゃない⁉︎」
「大体200万人分くらいあるぞ」
「どうやって、こんなに集めた?」
グロッタはそう言うと、ヒトプレスを手に取る。
黒闇がそう言う中、ランゴ達は驚き、そう聞くと。
「そいつらは俺の世界にいた奴らだ。俺は色んな世界を支配しているからな……この程度は朝飯前だぜ?奴らを殺したら、俺が支配した世界を50億個くらいお前らにやるよ」
「50億…………⁉︎」
「そうすりゃあ、ヒトプレスを集め放題、闇菓子も作り放題でクーネスも闇菓子食べ放題で最高だろ?」
黒闇はそう答える。
そのヒトプレスは、黒闇の世界にいた人たちだった。
黒闇は、自分が支配した世界を渡す事を約束する。
「勿論、それだけじゃない。グラニュートハンター狩り………俺達にもやらせろよ」
「何だと?」
「お前の部下が言っていただろ?15人くらい増えたって、ソイツらコイツの世界にいた知り合いでな」
「うんうん!久しぶりにあの子達と遊びたくてね〜!」
黒闇は、グラニュートハンター…………仮面ライダーとプリキュアの討伐をしようとしていた。
ウラッカがそう言うと、タブレットを取り出してカケル達の画像を見せる。
「お前の世界にいた奴らが何しに来たんだ?」
「それがね…………クーネス君を狙って来たんだよ」
ランゴがそう聞くと、ウラッカはそう答える。
事実、桐ヶ谷湊翔/仮面ライダーギーツから依頼されたとはいえ、クーネスを狙っていたのは事実なのだから。
それを聞いたランゴは。
「……………異世界の奴らを相手にするのは、少し面倒だな。…………分かった。その取引を受けよう」
「取引成立だな」
ランゴはそう呟く。
いくら人間とはいえ、多数の仮面ライダーやプリキュアに押される可能性もあったのだ。
事実、バイトのグラニュートは、次々に撃破されていたのだから。
更に、黒闇の条件は、ランゴ達にとっては、闇菓子の大量生産に繋げることが出来るのだ。
それを考慮して、取引を受け入れた。
「あ!それとね〜!質の悪い人プレスって貰えるかな?」
「あ?」
ウラッカはそう言い、ランゴは首を傾げる。
そんなやりとりがあったのだ。
時は現在に戻り、ニエルブは黒闇とウラッカが持ってきた飲み物を見ていた。
「これを使って…………新しいベルトを作るのもありかな」
ニエルブはそう言って、作業を始めようとする。
すると。
「あれ?何これ?」
「それかい?今、僕が作り上げた二つのベルトさ」
「ふ〜ん……………」
ウラッカは、テーブルに置かれていた二つのドライバーを見ると、そう聞く。
それに対して、ニエルブはそう答える。
すると。
「ねぇ!思いついた事があるんだけど!」
「うん?」
ウラッカは、何かを思いついたのか、ニエルブにそう話しかける。
それに対して、ニエルブは首を傾げる。
その頃、グロッタとランゴは。
「本当に
「心配ない。恩恵は大いにある。このヒトプレスと、あのバイトのヒトプレスも合わせれば、当分は、高級品の闇菓子を量産できるだろう。それに…………いずれ、奴は始末して、奴らの全てを手に入れるだけだ」
「ふふふ…………!それもそうね」
グロッタがそう聞くと、ランゴはそう答える。
最初から、黒闇を信用しているのではなく、いずれは始末して、黒闇が持っている物を全て手に入れるつもりだったのだ。
それを聞いて、グロッタは笑みを浮かべる。
ウラッカと黒闇の悪巧みは、加速していく。
今回はここまでです。
今回は、撤退するまでです。
ソウマのお母さんがマルガムにされてしまい、ジャーオも冥黒王に相当する力を手に入れてしまった。
撤退したものの、ソウマの心に負ったダメージは大きすぎた。
そして、ストマック社は、黒闇達と手を組む事に。
黒闇は、さまざまな世界を侵略している為、ヒトプレスの用意が楽に行われる。
果たして、ソウマとソラは、立ち直る事が出来るのか。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
絆斗は、酸賀によって催眠を受けてしまうが、持ち前の根性で解除したと言う。
そんな中、井上みちるの兄である井上優も、グラニュートや仮面ライダーの事を知り、ショウマも、優さんこそが、みちる側の伯父であると知る。
そして、ボッカ・ジャルダックも、人間界に赴く。
果たして、どうなるのか。
ガヴの次の仮面ライダーである仮面ライダーゼッツが発表されましたね。
何と、仮面ライダーの歴史では初の腰ではなく胸にベルトがつく仮面ライダー。
厳密に言えば、ベルトが腰にないという意味では、真、ZO、Jも居ますが。
どんな仮面ライダーなのか、楽しみです。