仮面ライダーガヴ&ひろがるスカイ!プリキュア   作:仮面大佐

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第33話 ウラッカ達への殴り込み

 ウラッカ達との最終決戦に向かう前に、カケル達とソウマ達は、腹拵えをする事に。

 すると。

 

「ソウマ」

「どうしたの?」

「これ、食べてみてくれ」

 

 最終決戦に向かう前に、カケルはソウマにある物を渡す。

 それは、ガッチャード、マジェード、ヴァルバラド、テックス、レジェンド、ルーラート、メディック、スカーレット、B1、マイティ、ネクストW、ナールイド、キビル、ジロソニア、シャドウ達の形をした仮面ライダーのグミだった。

 

「これって…………ガッチャードとかのグミ⁉︎どうしたの?」

「ああ。朝早く起きて、皆でソウマの為に作ったんだ」

「少しでも力になりたくてな」

 

 ソウマがそう聞くと、シンとオーグはそう答える。

 このグミは、朝早く起きてカケル達がソウマの為に作ったのだ。

 因みにシシリーは変なことをしないか、ジロソニアとクロムに監視されていた。

 

「まあ、シシリーはジロソニアとクロムに監視されてたんだけどね。変な事しない様に」

「そんな…………流石に変な事はしませんよ」

 

 マリアがそんな風に言うと、シシリーはそんな風に言う。

 すると。

 

「ほう?回復魔法で無理矢理復元させて、ゲロマズ料理を私とお姉様に食べさせようとしたのは何処の馬鹿だ?」

「ぐふっ⁉︎」

「しかも形は復元できるのに味はゴミ屑のままなんて、ある意味天才だな。最悪な意味で」

「かはっ⁉︎」

「ちょっ⁉︎それ以上はシシリーの為にやめてあげて!」

 

 ジロソニアはシシリーをジト目で見ながらそんな風に言う。

 容赦なくストレートに言うジロソニアを、マリアが慌てて止める。

 

「もしかして…………シシリーさんって、料理が下手なんですか?」

「ま、まあね……………」

 

 ソラがそう聞くと、クリアは苦笑しながらそう言う。

 因みに当時、キビルとジロソニアはシシリーに提供された菓子を見て異変を感じて、シンとオーグに無理矢理食べさせて、難を逃れたのだった。

 

「ありがとう…………!いただきます!」

 

 ソウマはお礼を言って、グミを食べる。

 

「う〜ん…………!美味しい!どんどん行けちゃう!」

 

 ソウマはそんな風に言う。

 グミの味はとても美味しく、ソウマはどんどん食べていく。

 すると。

 

「あれ…………?虹色のグミ…………?」

「レインボーガッチャードの形にしてみました!」

「ちょっと苦労したんだよな…………」

 

 ソウマは虹色のグミに気づいた。

 それを見たソラとカケルはそんな風に言う。

 形はレインボーガッチャードの顔だった。

 

「あむ。これ…………!ミックスフルーツ味かな?いろんな果物の味がする…………!」

 

 ソウマはレインボーガッチャードのグミを食べると、そんな風に言う。

 レインボーガッチャードのグミの味は、ミックスフルーツ味で色んな果物の味がした。

 

「ちょっと待て。ゴチゾウ、一体も出てきてなくねぇか?」

「えっ?」

「あっ、本当だ」

「何でだろう…………?」

 

 辛一は、ある事に気づいた。

 それは、ソウマのガヴから、ゴチゾウが一体も出てこない事だった。

 皆が首を傾げながら疑問を抱く中、ジロソニアはシシリーに詰め寄る。

 

「おい、貴様‼︎また変な物を入れたのか⁉︎素人がアレンジをするなっとあれ程言った筈だろ⁉︎この耳は飾りなのか⁉︎ああ⁉︎」

「痛い、痛いです!何もしてませんよ!」

「嘘をつくな、嘘を‼︎」

 

 ジロソニアは、シシリーの耳をつねりながら、そんな風に怒鳴る。

 シシリーはやっていないと否定するが、全然信用されなかった。

 すると、クロムはジロソニアに話しかける。

 

「落ち着いて下さい!ジロソニアさん!シシリーさんは本当に何もしていません!………そうですよね?」

 

 クロムはジロソニアを落ち着かせつつも、そんな風に聞く。

 少しだけ疑っており、他の一同も同じだった。

 すると、クリアはシシリーが作ったグミを口に運ぶ。

 

「いや、普通に美味しいわよ?シシリーが作ったグミも」

「え?あ…………本当だ」

「しかし…………なぜ、ゴチゾウが生成されないのでしょうか?」

「分からんでござる……………」

 

 クリアはシシリーが作ったグミを食べると、そんな風に言う。

 普通に美味しかったのだ。

 マリア達も食べてみると味は良くて、全員が驚く。

 シシリーは、料理の腕が壊滅的であるのを知っているからだ。

 ちなみに、ジロソニア、クロム、イアン、元の世界に残っているシーデェという仲間がみっちり指導したので多少はマシになった。

 なお、その内容は厳しかった。

 特にイアンとジロソニアが。

 

「それにしても…………どうしてゴチゾウが生まれないのでしょうか?」

「私たちも、何でゴチゾウが生まれるのかは分からないし…………」

「ごめん…………」

「気にしないで下さい。とにかく、ソウマさんの体力を高める目的は達成しています」

「うんうん!アゲてこ!お母さんを取り戻す為に!」

「私たちも力を貸すから」

「ありがとう…………!」

 

 ソラとましろは、そんな風に話す。

 ひろプリ達は、ゴチゾウがソウマから生まれるのは知っているが、原理を知らないのだ。

 ソウマがそう謝ると、ツバサ達はそうフォローする。

 ソウマがそう言うと。

 

「おい。俺の事を忘れんなよな」

「僕の事もね」

「うん。皆…………行こう!」

「ああ」

 

 辛一とスイクスはそんな風に言う。

 それを聞いたソウマがそう言うと、ソウマ達はウラッカ達がいるタワーへと向かう。

 タワーに到着すると。

 

「それにしても…………随分と禍々しい見た目だな」

「悪趣味ですよね」

 

 そのタワーを見て、オーグとクロムはそう話す。

 そのタワーは、禍々しい雰囲気を漂わせていた。

 

「とにかく、ゲートで中に入ろう!」

 

 シンはそう言うと、ゲートの魔法を発動する。

 中に入ろうとすると。

 

「イッテ⁉︎」

「大丈夫か⁉︎」

 

 すると、ゲートの魔法の中に入ろうとしたシンが弾かれてしまった。

 カケルがシンに駆け寄ると。

 

「どうなっている⁉︎」

「もしかして…………ウラッカが何か細工をしたのでは…………⁉︎」

「恐らくな。ゲートで侵入ができない様にしたか」

「という事は、正面突破しかないですね!」

 

 オーグがそう叫ぶと、ツバサはそう推測する。

 ゲートで侵入できないようにウラッカが細工をしていたのだ。

 イアンがそう言うと、ソラはそう言う。

 すると。

 

「ふむ。おい」

「「え?イダダダダダ⁉︎」」

「シン君⁉︎」

「「殿下‼︎」」

 

 ジロソニアはシンとオーグを掴むと、ゲートに押し込む。

 シシリー、ユリウス、トールがそう叫ぶが、2人はゲートを通れなかった。

 

「ちっ!役立たずが」

「おい!無理矢理やらせといて、そんな反応はねぇだろ!」

「全くだ!」

「流石に、ちょっと可哀想じゃない?」

「そうですよ!仲間なんですから、そんな事はめっ!ですよ!」

 

 ジロソニアが舌打ちしながらそう言うと、シンとオーグは文句を言う。

 それを見ていたましろとソラがそう言うと。

 

「……………分かった。善処する」

「おい!何でソラとましろには素直なんだよ!」

「あははは……………」

「とにかく、タワーの近くに行きましょう!」

「どこかに、突破口があるかもしれないしね!」

「行こう」

「そうだね」

 

 ジロソニアがそう言うと、シンはそう叫ぶ。

 マリアが苦笑する中、ツバサとあげははそう言う。

 そこから、塔の近くに移動する。

 すると、カケルが口を開く。

 

「……………イアン。マッドウィールを貸して」

「……………高くつくぞ」

「行こう!マッドウィール!パイレッツ!」

「ウィール!」

「パイレッツ!」

 

 カケルはイアンにそう話しかけると、イアンはマッドウィールをカケルに渡す。

 カケルはマッドウィールとパイレッツをガッチャードライバーに装填する。

 

『PILETS(パイレッツ)!』

『MADWHEEL(マッドウィール)!』

 

 その二枚を操作すると、カケルは変身ポーズを取る。

 

「変身!」

 

 そう叫ぶと、ガッチャードライバーのアルトヴォークを操作する。

 

『ガッチャーンコ!』

『マッドパイレーツ!』

 

 カケルはその音声と共に、ガッチャード・マッドパイレーツワイルドに変身する。

 

「えぇぇぇぇぇ⁉︎」

「車に変身しましたよ⁉︎」

「嘘…………⁉︎」

「凄い…………!」

「かっこいいです!」

「うん!なんかかっこいい!」

 

 マッドパイレーツワイルドに変身したカケルを見て、ましろ達は驚き、ソラとソウマは目を輝かせる。

 実際、カケルはソウマ達の前では、ワイルドモードには変身していなかったからだ。

 すると。

 

「私たちのカケルとケミー達だから、当然でしょ!」

「「「「うんうん!」」」」

「ドヤ顔すんなよ…………」

「やれやれ………」

 

 キビルはドヤ顔でそんな風に言うと、エレナ達も頷き、シン達は呆れる。

 すると。

 

「なるほど。カケルに乗って、強行突破する訳だな」

「なら、早く行こう」

「そうですね」

 

 それを見た辛一、スイクス、クリスはそう話す。

 全員が乗り込もうとすると。

 

「タワーから何か出て来ます!」

「あれは…………ドレットルーパー⁉︎」

「しかも、ランボーグがいっぱい⁉︎」

「デストロイヤーとやらも居るのか…………!」

 

 すると、塔の中から大量のドレットルーパーとエージェントとランボーグ達がやってきて、更に街に大量デストロイヤーが現れた。

 それを見て、そんな風に話をすると。

 

「行くわよ」

「はい、お姉様」

 

 すると、キビルとジロソニアが、カケルから降りる。

 

「キビル、ジロソニア⁉︎」

「どうしたんだよ⁉︎」

「この有象無象共は、私たちが引き受けるわ。カケル、ついでにソウマ……あのゴミ屑をぶっ飛ばして、アンタ達のお気に入りを取り戻しなさい!」

 

 ソウマとカケルがそう言うと、キビルはそう叫ぶ。

 デストロイヤーなどの相手は、キビルとジロソニアがするという事だ。

 それを見たカケル達は。

 

「ああ!」

「うん」

「クロム、死ぬんじゃないわよ!」

「ええ!」

 

 カケルとソウマはそう答えて、キビルはクロムにそう言う。

 すると、ジロソニアがカケルとソウマに話しかける。

 

「おい」

「ん?」

「…………負けたら殺す」

「わかってるさ」

「ジロソニアとキビルも頑張って!」

「…………フン」

 

 ジロソニアがカケルとソウマにそう言うと、カケルとソウマはそう答える。

 それに対して、ジロソニアは鼻を鳴らすと、口を開く。

 

「神聖」

「深淵」

「「魔装!」」

 

『アロガントブラスト!』

『arrogant(アロガント)!GOD(ゴッド)・GRILUCIFER(グリルシファー)!』

『When the divine light shines, the goddess of arrogance appears. 』

『キビル・デア!』

『エンヴィースラッシュ!』

『ENVY(エンヴィー)!LEVIAMERMAID(レヴィアマーメイド)・SISTER(シスター)!』

『When the ferocious darkness overflows, jealous believers appear. 』

『ジロソニア・ヴェーラ!』

 

 キビルとジロソニアはそう叫ぶと、それぞれの強化形態に変身してデストロイヤーの方へ飛んで行く。

 そんな中、ドレットルーパーが迫ってくると。

 

「「変身!」」

「ひろがるチェンジ!ウィング(バタフライ)!」

 

『ネクストW(ダブル)!』

 

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」

 

 アリス、リン、ツバサ、あげはがそれぞれで変身すると、ドレットルーパー達に攻撃する。

 

「アリス、リン!」

「ウィング!バタフライ!」

「皆、先に行って!あいつらが追いかけて来たら、後ろと前で挟み撃ちにされる!ここで私…………いや、私たちが食い止めておくよ!」

「皆さんは、早くタワーの中へ!」

 

 シンとソラがそう叫ぶと、あげはとツバサはそう答える。

 ドレットルーパーを放置すれば、タワーの中にいるであろう敵と挟み撃ちに遭うのは目に見えていた。

 だからこそ、足止めをする事にしたのだ。

 

「……………分かりました」

「無理しちゃダメだよ!」

「分かってるって!」

「……………ツバサ。あなたは私のナイトだよ。こんなとこで倒れたら、許さないんだから!」

「プリンセスのご命令とあらば」

「アリス、リン!絶対に負けないでよ!特にリン!あんたは無理をした前科があるんだから!」

「分かってるよ!」

「うん。こんな所で死なない」

 

 それを聞いたソラ達は、そんな風に話す。

 リンは以前、敵の魔人を倒す為に、自爆覚悟の攻撃をした為、そんな風に言われていた。

 ドレッド達はアリス、リン、ツバサ、あげはが引き受ける事になり、カケル達に乗り、タワーへと向かう。

 カケルがそのまま進んで行くとドレッド達が気づいて向かってくる。

 

「ハァァァァァ!」

「行って来て!」

「必ず、大切な人を取り戻してください!」

「ここは私たちが」

「任せてよ!」

「頼んだぞ!」

 

 カケルは大砲を連射しながら突っ込んでいき、アリス達は飛び降りて、ドレットルーパーなどに立ち向かっていく。

 

「ハァァァァァ!」

 

 カケルの砲弾の連射により、結界が崩れる。

 カケル達はそのまま塔の中にへ侵入する。

 

「ありがとう」

「ふん」

 

 カケルは変身を解いて、マッドウィールをイアンに返す。

 カケル達は、周囲を見渡す。

 

「誰1人…………居ませんね」

「こんな事態だ。人がいる方がおかしいだろう」

「さて…………どこから向かうか…………」

 

 周囲を見渡して、ソラ達がそう話す。

 すると、近くにあったモニターから映像が流れてくる。

 

『は〜い!まさか、結界を強行突破するなんてね。なかなかやるじゃん!』

「ウラッカ!」

 

 その映像に映ったのは、ウラッカであった。

 カケルがそう叫ぶ中、ソラ達も口を開く。

 

「カケルさんとソウマさんのお母さんは絶対に返してもらいます!」

「うん!」

「お前は、一発ぶん殴ってやらないと気がすまねぇ!」

『そうカリカリしないの!見せたいものがあるんだ!』

「見せたいものだと?」

 

 シン達はカケルとソウマの為に怒っており、そんな風に叫ぶ。

 それに対して、ウラッカはそう言う。

 オーグが首を傾げると、黒ソラとクーネスが現れて、ケースを開く。

 そこに入っていたのは…………。

 

「あれって…………ヒトプレス⁉︎」

「何であいつらが持ってるんだ⁉︎」

 

 それを見たソウマと辛一はそう叫ぶ.

 黒ソラとクーネスが持って来たケースの中身は、ヒトプレスだった。

 実は、ランゴ達に頼んだ質の悪いヒトプレスを受け取っていたのだ。

 

『昨日、黒闇君とクーネス君と一緒にストマック社に行った時に交換したんだよ。クーネス君がお世話になったお礼に用意した質の良いヒトプレス………200万人分をね』

「200万人…………⁉︎」

「そんな数の人間をどこから…………⁉︎」

『色んな世界から集めたんだよ!あ!因みに毎月沢山のヒトプレスを送ったり、50億個の世界をプレゼントする約束もしたんだよ!』

「えっ…………⁉︎」

 

 ウラッカはそんな風に嬉々として語っていく。

 ランゴ達との取引の事を話すと、辛一とシンが口を開く。

 

「てめぇ………!そんな事してやがんのか!」

「人の命を何だと思ってるんだ!」

『何を言っている?人間だって他の生き物を食い物にしているだろう?弱肉強食………どの世界でもそうだ!弱い奴に生きる価値は無い』

『弱者は強者の為に餌となって、強者は何をしても許される!そう!強さこそが全てなんですよ‼︎』

 

 辛一とシンは、ウラッカ達の所業に、そんな怒りの声を出す。

 それに対して、クーネスと黒ソラはそう答える。

 全員が怒りを抱いていると、ウラッカが口を開く。

 

『まあでも君たちはどんな人間でも助けるでしょ?この子達を助けたかったら上までおいで?辿り着けたら、このケースの中に入っているものには手を出さないよ』

 

 ウラッカがそう言うと、モニターが切れる。

 

「早く止めないと!」

「あそこだ!階段で上がっていくぞ!」

「うん!」

 

 ソウマ達は、階段を登っていく。

 ウラッカ達がいる最上階を目指して。

 しばらく進んでいくと。

 

「止まれ!」

「うわっ⁉︎」

 

 シンがそう叫び、ソラが止まろうとする。

 すると、ソラの足元に攻撃が飛んでくる。

 

「ありがとうございます!」

「今のは…………?」

 

 ソラがシンにお礼を言う中、カケル達が前に出ると、そこには敵がいた.

 居たのは、黒影トルーパーを引き連れた黒影・真と、コマンド達を引き連れたアンツマルガムだった。

 

「マルガムと仮面ライダー!」

「黒闇とウラッカが放った存在か!」

「行くぞ!」

「ああ!」

 

 エルちゃんとオーグがそう叫ぶ中、カケル達も変身しようとすると。

 

「皆のもの、ここは拙者達が食い止めるでござる!」

「皆さんは、上の階に向かって下さい!」

 

 トールとユリウスがそう言いながら、前に出る。

 

「アンタ達…………⁉︎」

「ウラッカと黒闇は強敵でござる。なるべくは体力の消耗を抑えて進むべきでござる!」

「それに…………バタフライが言っていた様に、挟み撃ちになる事は避けましょう!僕たちが抑えます!殿下を頼みます!」

 

 マリアが驚く中、ユリウスとトールはそう叫ぶ。

 それを聞いて。

 

「…………分かった」

「ユリウス、トール。こんな所で倒れるな。お前達は、私の護衛なのだ。絶対に…………生きて戻ってこい!」

「「はっ!仰せのままに!」」

 

 シンがそう言う中、オーグはそう叫ぶ。

 それに対して、ユリウスとトールがそう叫ぶと、カケル達は階段を登っていく。

 

「さあ、行くでござるよ!」

「ええ!」

 

 2人はそう言うと、変身アイテムを取り出す。

 

『ZERO-ONE(ゼロワン)!CHANGE(チェンジ) BULLET(バレット) RELOAD(リロード)』

 

 それぞれのケミーカードをドライバーなどに装填する。

 そこから。

 

「「変身!」」

 

 2人はそう叫んで、変身を開始する。

 

『CHANGE(チェンジ) BULLET(バレット) SHOOT(シュート)』

『(アークル音)』

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 二人はそれぞれの仮面ライダーに変身して、黒影・真とマルガムに立ち向かっていく。

 ソウマ達とカケル達が次の階へ向かうと。

 

「今度は…………レベルナンバー10のレプリケミーを使ったマルガムに、仮面ライダーゴーダか…………」

「多いですね…………」

 

 それを見て、クリアとソラはそう言う。

 そのフロアには、レベル10のレプリケミーの20体全てのマルガムと仮面ライダーゴーダが待ち構えていた。

 

「ここは私に任せて」

「私たちもサポートします!」

「アンタ達は、早く行きなさい!」

 

 そう言って、クリア、マリア、シシリーがそう叫ぶ。

 

「お前ら…………」

「やっぱり、ウィザードマルガムは許せないから。あと、カケル。レベルナンバー10を全て私に託して」

「……………分かった」

「シシリー!絶対にやられんなよ!」

「ええ!」

 

 辛一がそう言う中、クリアはそう言う。

 クリアの頼みを聞き、カケルは自分が持っているレベルナンバー10のカードをクリアに託す。

 シンとシシリーがそう話すと、カケル達は階段を登っていく。

 

「さあ、いくわよ!」

「うん!マリアも!」

「OK!」

 

 三人はそう話すと、それぞれで変身を開始する。

 

『X(クロス) WIZARD(ウィザード)!レベルX・インストール・クリア!』

 

 それぞれのライドケミーカードを装填すると、三人は叫ぶ。

 

「「「変身!」」」

 

 そう言って、変身を開始する。

 

『Xアップ!』

『ウィザードXフォームアップクリア!』

『EX-AID(エグゼイド)!OPERATION(オペレーション) START(スタート)』

『DRIVE(ドライブ)!TYPE(タイプ)-SCARLET(スカーレット)!』

『レディ⋯⋯GO(ゴー)!』

 

 クリア、マリア、シシリーは仮面ライダーに変身して、ゴーダ達と応戦していく。

 ソウマ達が次の階に向かっていると。

 

「危ない!」

「きゃっ⁉︎」

 

 ソウマが何かに気づいて、ましろを抱えながら避ける。

 すると、ソウマが居た場所に斬撃が届いていた。

 

「大丈夫⁉︎」

「う、うん…………!」

「今のは…………⁉︎」

「来たわね…………赤ガヴに異世界の仮面ライダー…………!」

 

 ソウマがましろにそう話しかけられると、ましろは顔を赤くしつつも、そう答える。

 すると、そんな声が聞こえてくる。

 そこに居たのは…………。

 

「グロッタ…………!」

「グロッタって…………」

「ストマック社の………⁉︎」

「あ?」

 

 グロッタ・ストマックだった。

 それを見て、スイクスとソラ、ましろがそう言うと、辛一は首を傾げる。

 すると。

 

「アンタ達が異世界の人間共ね」

「それが何だよ?」

「強そうじゃない!相手してもらおうじゃないの!」

 

 グロッタがそう聞くと、シンはそう問いかける。

 グロッタはそう叫ぶと、鎌で攻撃してくる。

 その場にいる全員がそれを避けると。

 

「ここは、僕に任せてほしい」

「私も手伝います!皆さんは上に向かって下さい!」

「…………分かった」

「お願い!」

 

 スイクスとクロムはグロッタの相手を務める事になった。

 ソウマ達とカケル達は、上へと向かう。

 

『シャドウリンク』

 

 クロムがアルケミストリングをドライバーにスキャンすると、カードを装填する。

 

『DARK(ダーク) KAGEROU(カゲロウ)!』

『NISNIPER(ナイスナイパー)!』

『アイス!』

『EAT(イート)アイス!EAT(イート)アイス!』

 

 それぞれが変身準備を終えると、2人は叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言うと、変身を開始する。

 

『ガッチャーンコ!』

『シャドウライフル!』

『ダークスナイパー!』

『CRASH(クラッシュ)・ON(オン)!』

『アイスボックス!ジャリジャリ!』

 

 2人は、それぞれの仮面ライダーに変身する。

 それを見たグロッタは。

 

「へぇ〜…………少しは楽しめると良いわね!」

 

 そんな風に叫びながら、鎌を振り上げて生身で二人に挑む。

 次の階に到着すると…………。

 

「こいつらは…………!」

「これまで倒してきたグラニュート共だな…………!」

 

 ソウマと辛一は、そんな風に言う。

 そこには、ロジョー、アーリー、ヤード、ディーン、ハウンド、ボンがいたのだ。

 どれもソウマ達が倒したグラニュートである。

 

「恐らく、レプリエンジェリードの力で蘇らせたんだな」

「だろうな」

 

 それを見たシンとオーグはそう話す。

 ウラッカがレプリエンジェリードの力で蘇らせたのだ。

 ディーンが小魚を飛ばしてくると。

 

「ふっ!」

 

 イアンは白銀の炎で小魚を焼き払う。

 

「イアン!」

「お前達に道を譲ってやる!行け!」

「おっと。俺も行くぜ。グラニュートは残らずぶっ潰してやる!」

「辛一…………頼んだよ!」

「イアンも頼む!」

 

 イアンと辛一はそんな風に叫ぶ。

 それを聞いたソウマ達は、先を急ぐ。

 

「お前にやれるのか?」

「誰に聞いてんだ。何度でもぶっ潰してやるよ!」

 

 2人はそう話すと、それぞれの変身アイテムを取り出す。

 イアンが取り出したのは…………。

 

『ヴァルバラドライバー黒鋼!』

 

 強化フォームに変身する為のベルトであるヴァルバラドライバー黒鋼だった。

 2人は、変身準備に入る。

 

『MACHWHEEL(マッハウィール)!ガキン!』

『DAIOHNI(ダイオーニ)!ゴキン!』

『チョコ!』

『SET(セット) チョコ!SET(セット) チョコ!SET(セット) チョコ!SET(セット) チョコ!SET(セット) チョコ!SET(セット) チョコ!』

 

 それぞれの変身アイテムを装填すると、2人は叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言って、2人は変身を開始する。

 

『ガッチャーンコ!バースト!』

『オーバートップギア!黒鋼!』

『チョコドン!パキパキ!』

 

 辛一はヴァレン・チョコドンフォーム、イアンはヴァルバラドの最強フォームであるヴァルバラド黒鋼に変身する。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 2人はそう叫び、グラニュートに立ち向かっていく。

 次のフロアに向かうと。

 

「やあ、来たんだな」

「クーネス…………!」

 

 そこには、クーネスの姿があった。

 

「ここは俺に任せろ!」

「皆、行って!」

「エルちゃん⁉︎」

 

 すると、シンとエルちゃんが前に出る。

 

「大丈夫。シンさんも居るから」

「お前達は、大切な人たちを取り戻してこい!」

「……………分かった」

「絶対に取り戻すから!」

 

 シンとエルちゃんがそう言うと、カケルとソウマはそう答えて、他のメンツと共に階段を上がっていく。

 

「行こう!」

「おう!」

 

 2人はそう言うと、それぞれの変身アイテムを取り出す。

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!マジェスティ!」

「変身!」

 

『WIZARD(ウィザード)!SCANUP(スキャンアップ)』

 

「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」

 

 その音声が鳴ると、シンは仮面ライダールーラートに変身して、エルちゃんはキュアマジェスティに変身する。

 すると。

 

「まずは貴様らからだ!」

 

 クーネスはそう言うと、ミミックキーを取り外す。

 すると、クーネスは巨大な蛇に変わる。

 

「あれ⁉︎姿が違うよ⁉︎」

「多分、冥黒王の力を取り込んだ影響だ!」

「まずは捻り潰してやろう!」

 

 それを見たエルちゃんがそう言うと、シンはそう叫ぶ。

 冥黒王の力を取り込んだ事により、クーネスの姿が変わったのだ。

 クーネスはそう言うと、眷属の蛇達を召喚する。

 眷属の蛇達も大きくなっていた。

 その頃、ソウマ達は。

 

「ここが…………最上階」

「行きましょう!」

「ああ!」

 

 ソウマ、ソラ、カケルはそんな風に話す。

 その場にいる全員が頷くと、部屋の中に突入する。

 

「へぇ〜!ここまで来れたんだ!」

「少しはやりますね」

 

 部屋の中に突入すると、ウラッカと黒ソラはそう言う。

 そんな中、黒闇はまだ食事を楽しんでいた。

 

「なかなかやるじゃん!ここまで来るなんてさ!」

「ウラッカ……………ヒトプレスは返してもらう!」

「あ?いいよ」

「え?随分とあっさり…………?」

 

 ウラッカはカケル達を褒めると、ソウマはヒトプレスを返す様に伝える。

 すると、ウラッカはヒトプレスが入ったケースをあっさり渡す。

 

「どういう事…………?」

「ていうか…………これって…………ヒトプレスの破片⁉︎」

「えっ⁉︎」

 

 ウラッカがあっさりとケースを渡した事に全員が疑問を抱く中、ましろは自分の足元に何かが落ちている事に気づいた。

 拾うとそれはヒトプレスの破片であった。

 それを聞いて、皆は驚く。

 

「どうやら、一つだけではないらしい…………!」

「こんな数のヒトプレスが…………⁉︎」

「これは一体…………⁉︎」

「どういう事だ⁉︎」

 

 オーグがそう言うと、ソウマとソラはそう言う。

 よく見渡すと破片が沢山散らばっていた。

 カケルが問いただそうとすると。

 

「どういう事かって?こういう事だよ!」

『えっ⁉︎』

 

 ウラッカはそんな風に叫び、ある光景が目に入る。

 それは、オルタケミー達がヒトプレスを食べており、全員が驚いた。

 

「いやー!ヒトプレスっていいね!アークホッパー達が美味しく頂いているしね!」

「お前…………!どういう事だ⁉︎」

 

 ウラッカは能天気にそんな風に言う。

 そんなウラッカに怒りを抱く中、カケルがそんな風に叫ぶと。

 

「あっれ〜?最初に言ったじゃん!辿り着けたら、こ(・)の(・)ケ(・)ー(・)ス(・)の(・)中(・)に(・)入っているものには手を出さないよ………って。だから約束どおり、そのケースの中のヒトプレスは無事じゃん!」

「えっ⁉︎本当だ……………」

 

 ウラッカはそんな風に言う。

 最初から、渡したケースの中に入っているヒトプレス以外は、オルタケミーに食べさせるつもりだったのだ。

 ましろが確認してそう言う中、ウラッカは口を開く。

 

「その他のゴミ屑ちゃん達には餌になって貰ったんだよ!質が悪くても、アークホッパー達にはご馳走だからね!」

「お前…………!」

「人間を食べさせるなんて…………!」

「許せません!」

 

 ウラッカはそんな風に言う。

 そんなウラッカの所業には、全員がウラッカに怒りを向ける。

 すると。

 

「さて、食事も済んだ。腹ごなしと行くか!」

 

 黒闇も食事を終わったのか、ナイフなどを置いて立ち上がると、ウラッカ達は変身を開始する。

 

『ARCHOPPER(アークホッパー)!オルタ!』

『STEAMLINER(スチームライナー)!レプリ!』

『DARK(ダーク) CHEMYRIDE(ケミーライド)』

 

「ダークミラージュ!トーンコネクト!」

 

 それぞれのドライバーにカードを装填したり、ダークミラージュにスカイトーンを装填すると、三人は叫ぶ。

 

「「変身!」」

「アンダーグチェンジ!ダークスカイ!」

 

 そう言うと、ドライバーを操作したり、変身を開始する。

 

『ガッチャーンコ!オルタ!』

『スチームホッパー!オルタ!』

『NE(ネ)-NE(ネ)-NE(ネ)-NEGAD(ネガド)』

 

「無限に染まる暗黒の空!ダークスカイ!」

 

 ウラッカはガッチャードオルタ、黒闇はネガド、黒ソラはダークスカイに変身する。

 

「あの人たちは絶対に許せません!」

「これ以上、奴らの好きにさせるか!」

「皆、行こう!」

「絶対に…………助ける!」

 

 それを見たソラ、オーグ、ソウマ、カケルはそう叫び、変身準備を始める。

 

『EXTRA(エクストラ) !』

『SPECIAL(スペシャル)!』

『グミ!』

『EAT(イート) グミ!』

『UNICON(ユニコン)!』

『THE(ザ) SUN(サン)!』

『WONDERFULCAT(ワンダフルキャット)!』

『KAMINOMIKO(カミノミコ)!』

『CHEMYRIDE(ケミーライド)』

 

 カケル達がカードをドライバーに装填して、ソウマはゴチゾウをガヴに装填する。

 そして、ソラとましろも動いた。

 

「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」

 

 ソラとましろがそう叫ぶと、スカイミラージュにスカイトーンを装填する。

 そして、カケルはニジゴンをキャッチすると、変形させる。

 

『ガッチェンジ!』

『You(ユー) Reday(レディ)?ゴン!』

 

 カケルはドライバーにニジゴンを装填する。

 それぞれの待機音が流れる中、カケル達は叫ぶ。

 

「「「「「変身!」」」」」

「ひろがるチェンジ!スカイ(プリズム)!」

 

 カケル達とソウマ達はそう叫ぶと、変身を開始する。

 

『『ガッチャーンコ!』』

『ガッチャ!&(アンド)ゴー!』

『レインボーガッチャード!ガッチャード!ガッチャード!』

『ポッピングミ!ジューシー!」

『ガガガガッチャーンコ!』

『ガッチャーンコ!』

『プロミネンスホーン!』

『サンユニコーン!』

『メディウムキャット!』

『カミノネコ!』

『LE(レ)-LE(レ)-LE(レ)-LEGEND(レジェンド)』

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

「レディ…………!」

「「ゴー!ひろがるスカイ!プリキュア!」」

 

 ソウマとカケル達は仮面ライダーに変身して、ソラとましろは、プリキュアに変身する。

 少し、静寂が走ると。

 

『ハァァァァァ!』

 

 そんな叫び声と共に、戦闘が始まる。

 この世界とさまざまな世界の命運がかかった戦いが。




今回はここまでです。
今回は、ウラッカ達との戦いが始まるまでです。
仮面ライダーの形をしたグミを食べましたが、何故かゴチゾウは生成されず。
そんな事がありながらも、様々な敵を相手に、足止めを買って出る事になった。
そして、いよいよウラッカ達との戦いが始まる。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のガヴは、ストマック社のルーツなどが分かりましたね。
ブーシュは、ランゴによって暗殺されていたという。
ランゴからしたら、ブーシュは家族を狂わせた存在として、許せなかったんでしょうね。
そんな中、ミューターが動き出す。
そして、次回ではニエルブがショウマに接触して、何かを提案する。
果たして、ニエルブがショウマに接触した理由は。
そして、ショウマの決断は。
この小説だと、ソウマのヒロインはましろですが、場合によっては引き離される感じになりそうです。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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