第38話 カラメる触手は幸福味
辛一とギクシャクしたものの、無事にグラニュートを倒したソウマ。
黒ソラがニエルブのお使いでキュアミント/秋元こまちの実家兼和菓子屋である小町でお菓子を買い、カケル=パラケルス/仮面ライダーガッチャード達を巻き込んだ事件から数日が経過した。
人間界では正月を過ぎていた。
「まさか、君がやられるとはね。プリキュア達も、底を知れないね」
「油断しましたが…………次は勝ちます!」
「その意気だね」
ニエルブは、レインボーキュアスカイに変身したソラに敗北した黒ソラに対してそんな風に言うと、黒ソラはそう言う。
ニエルブの研究室では、ニエルブがデンテ・ストマックが残した赤ガヴの改造記録と、酸田満が作ったヴァレンバスターの制作記録を基に
飲み物を元にしたゴチゾウと、それを使うベルトが完成して、今はとある装置の調整をしていた。
「其れがプリキュアのクローン制作装置ですか?」
「その通りさ」
黒ソラが闇菓子を食べながら、ニエルブが作ったプリキュアのクローン制作装置を見ていた。
プリキュアのクローン制作装置のカプセルの中には、ニエルブの女性型のエージェントが一体が入って居た。
「肉体の方は僕のエージェントを器にして…………これだ」
ニエルブはそう言うと、机の上に置いてある緑色の液体が入って居るカプセルを手に取り、口を開く。
「…………黒ソラが回収したキュアミントの細胞をバイオ液で増幅させた液体が入ったカプセルを装置に取り付ける…………と」
ニエルブはそう言うと、プリキュアのクローン制作装置の如何にもカプセルがセットできるスペースに
すると、掃除機のホースの様な物を手に取る。
「後は黒ソラが出すアンダーグ・エナジーを此れで吸引すれば、後は勝手に装置が起動する。それじゃあ、頼むよ」
「成程!分かりました!」
ニエルブはそう言って、掃除機のホースの様な物を手に取り、黒ソラに向ける。
それを見て、黒ソラは自分の役割を理解したのか、アンダーグ・エナジーを集める。
「来なさい!アンダーグ・エナジー!」
黒ソラはそう叫ぶと、アンダーグ・エナジーが出てくる。
それを見たニエルブは。
「ふっ!」
ニエルブは、吸引口のスイッチを入れる。
吸引口のスイッチが入ると、吸引口から吸い込む為の風が流れて其れに合わせてアンダーグ・エナジーも風の流れに乗って、吸引口に入っていく。
装置に入ったアンダーグ・エナジーは最初に
すると、黒かったアンダーグ・エナジーは少し緑色が混ざる。
そのアンダーグ・エナジーは、ニエルブの女性型のエージェントが入っている部分に流れ着く。
黒い緑色のアンダーグ・エナジーがニエルブの女性型のエージェントが入っているカプセルに充満する。
すると。
「っ⁉︎」
ニエルブの女性型のエージェントが突然暴れ出す。
エージェントの人格が書き換えられていく。
其れに対して、黒ソラとニエルブは無言で見つめていた。
しばらくすると。
「……」
カプセル内で暴れていたニエルブの女性型のエージェントが大人しくなり、同時に装置も停止する。
ニエルブはカプセルの元へ向かうと。
「………さて、どうかな?」
ニエルブはそう言うと、カプセルのロックを解除する。
カプセルのロックが外れると、女性型のエージェントが出てくる。
「気分はどうかな?」
ニエルブは、目の前の女性型のエージェントにそう問いかける。
其れに対してニエルブの女性型のエージェントは起き上がり、ニエルブの方を向こうとした瞬間、エージェントの仮面の様な顔が外れる。
仮面の下から出てきたのは…………。
「おはようございます、ニエルブ様」
そこには、秋元こまちが変身するキュアミントに似た存在であるダークミントの顔となったエージェントが居た。
「成功ですね、ニエルブ!」
「ああ…………!さて、次はこれだ」
黒ソラがそう言うと、ニエルブは高揚しながらそう言う。
そう言いながら、ニエルブが向かった場所には、ドライバーとリンゴジュースの様な見た目のゴチゾウがあった。
「これも完成したし…………使いこなせそうなのは…………ラーゲ9の次にフィジカルデータが高い…………君かな?ロクマ4」
ニエルブはそう言うと、タブレットを操作する。
そこには、シロクマの様な見た目のグラニュートの写真が添付されていた。
ニエルブは、何らかの目的で動き出そうとしていた。
その頃、ソウマ達は。
「よいしょ!」
「はい!」
「よいしょ!」
「はい!」
ソウマ達は、ある体育館に来ていた。
それは、『新春 餅つき大会』と書かれていた。
参加しているのは、ソウマ、陽香、ソラ、ましろ、ツバサ、あげは、エルちゃん、スイクス、クリスだった。
「いい感じだよ、ソウマ君!ソラちゃん!」
「はい!」
「うん!」
「エルもやりたい〜!」
「ダメです!危ないんですから」
「あははは!」
ましろは、ソウマとソラにそう話しかけて、ソウマとソラがそう答える。
エルちゃんは、やりたいとごねるが、ツバサに止められる。
それを見て、あげはは笑っていた。
「こんな感じかな?」
「いい感じです」
スイクスとクリスも、餅を突いていた。
しばらくして、ソウマ達は餅を食べる事に。
「うわ〜!いただきま〜す!」
『いただきます!』
ソウマは、お汁粉を見ながらそう言うと、他の皆も、お汁粉を食べていく。
「美味っ!おおっ!見て見て!こんなに伸びる!」
「ふふふっ………!お餅つき体験出来て、良かったね」
「うん!伸びて楽しいし、色んな味も楽しめるし、お餅って凄いね!」
ソウマがそう言うと、陽香はそんな風に言う。
ソウマはそう言って、お汁粉を食べていく。
「美味しいです!」
「お餅って、色々な楽しみがあるよね!」
「はい!お汁粉だけじゃなく、お雑煮や磯辺焼きなど、色々ありますからね!」
「美味しいのはいいけど、喉に詰まらせない様にね」
「美味しい〜!」
ソラ達もそう言って、お汁粉を食べていく。
すると。
「御手洗さん家のタケシ君、まだ帰ってこないの?」
「ええ。バイトに行ったきり、連絡もないとか……………親切でいい子だし…………家出する様なタイプでもないのにね」
「そうね…………」
すると、背後のおばさん2人がそんな話をする。
それを聞いた陽香の表情が沈む中、あげはが陽香に話しかける。
「陽香?どうしたの?」
「あ、いや…………タケシ君…………何かあったのかなって…………」
「知ってる人?」
「うん。うちのご近所さん。依頼も何回かしてくれたんだよね…………ちょっと聞いてくる」
あげはがそう話しかけると、陽香はそう答える。
ソウマがそう聞くと、陽香はそう答えつつ、話を聞きに向かう。
それを聞いたソウマ達は。
「もしかして、グラニュートでしょうか………?」
「あり得るかも…………」
「急に失踪するっていうのは、グラニュートに攫われた可能性があるかも…………」
「大丈夫かな…………」
「……………」
それを見て、グラニュートが失踪に絡んでいるのではと推測した。
そんな中、ある路地では。
「ほらよ」
鳥のような見た目をしたグラニュート………グラニュート・チョールは、エージェントにヒトプレスを渡す。
そのヒトプレスの中には、タケシ君の姿があった……………。
「早く!さあ!」
「…………まあいいだろう」
チョールが、闇菓子を渡す様に急かすと、それを見たエージェントは、闇菓子の入った箱を渡す。
チョールがその箱を開けると、その中の闇菓子は一個だけだった。
「おい!これぽっち⁉︎」
たった一個しか闇菓子を渡されなかった事にチョールはそう言いながら、エージェントに迫るが、エージェントはチョールを突っぱねる。
それを見たチョールは。
「…………もっと収穫しろってか。ふん!上等だ!俺の腕を見せてやるよ!」
チョールはそう言うと、何処かへと飛び去っていく。
すると。
「…………あのバイト君、結構数集めてるね。って事は、そろそろ赤ガヴ達やプリキュアに気づかれるかもね。……………いよいよ僕の発明の出番かな?」
そんな風に呟きながら、ニエルブが現れる。
ニエルブのタブレットには、三つのベルトの図面が映っていた。
果たして、ニエルブの発明品とは…………。
その頃、ソウマ達はブンブンにて、辛一と情報共有を行なっていた。
「これが、タケシ君」
「行方不明の高校生か…………」
「家出する様な子でもないそうです」
「もしかしたら、グラニュートの仕業の可能性もあるかもしれないし………辛一さんにも、情報共有をしておこうと思って」
ソウマは、ガヴフォンで撮ったタケシ君の画像を辛一に見せながら、ソラ、ましろと共に話をする。
それを聞いた辛一は。
「……………大量失踪事件と関係があるのか?」
「大量失踪事件?」
「何があったの?」
「知らねぇか?最近、映画館や裁判所で人が消えたって話。しかも、大勢の人間が一気にまとめて」
「そういえば…………そんなニュースがありましたね…………」
辛一がそう呟くと、ソウマはそう首を傾げ、ましろもそう聞くと、辛一はそう言いながら、ニュース画面を見せる。
そこには、大量失踪事件のことが書かれていた。
それを見たツバサがそう言うと。
「それこそ、グラニュートの仕業じゃ………⁉︎」
「まだ確証はねぇが…………奴の目撃情報があれば…………」
「でも、グラニュートの可能性は高いよね………」
ソウマはそう叫ぶ。
それを聞いた辛一は、確証はないと前置きしつつ、そう言う。
それを聞いたエルちゃんが、そんな風に呟くと。
「あっ、社長は?なんか、化け物の情報を掴んでねぇか?…………ってか、あげはの姿もねぇな」
「あっ…………陽香さんは、タケシ君の行方を探してる。顔見知りのご近所さんなんだって」
「あげはちゃんも、陽香さんを手伝ってるんだ」
「この後、俺たちも探しにいくけど、辛一はどうする?」
「俺は…………大量失踪の方を追ってみるわ。タケシ君の事も気にかけとく」
辛一は、ブンブンに陽香とあげはの姿がない事に気付いたのか、そう聞くと、ソウマとましろはそう答える。
陽香は現在、あげはと共にタケシ君の捜索を行なっていたのだ。
ソウマがそう聞くと、辛一はそう答えながら、コートを手に取る。
「私たちも手伝います!」
「はい!二手に別れましょう。僕とソラさんは辛一さんの方に行きます。ましろさんとプリンセスは、ソウマさんと一緒に行動して下さい」
「分かった。気をつけてね」
「はい」
「助かる。じゃあ、何か分かったら連絡くれ」
ソラがそう言うと、ツバサはそう提案する。
そうして、辛一はソラとツバサを連れてブンブンから出ていく。
辛一とソラとツバサが出ていく中、ソウマはゴチゾウを取り出す。
「皆も、この人探してみて」
ソウマは、ポッピングミ、キッキングミ、ふわマロのゴチゾウにタケシ君の捜索を頼み込み、ゴチゾウも行動を開始する。
「行こう!」
「うん!」
「分かった」
ましろがそう言うと、エルちゃんとソウマもそう答えて、捜索を開始する。
一方、特殊詐欺防止セミナーが開催されているある部屋では。
「え〜…………代表的な特殊詐欺としましては、オレオレ詐欺、還付金詐欺、振り込め詐欺、架空請求…………あっ、申し訳ありません。こちら、ご高齢の方対象の講義でして…………」
特殊詐欺防止セミナーを開講している講師がそう言うと、1人の男が入ってくる。
講師がその男にそう言うと、その男………ラーゲ9はミミックキーを取り外し、グラニュートとしての姿になる。
『うわぁぁぁぁ⁉︎』
突如現れた怪物に、周囲の人たちがどよめくと、ラーゲ9は触手を伸ばす。
その触手から何かが流れ込んでくると。
「あははは…………!」
その人達は、幸せそうな表情を浮かべる。
それを見たラーゲ9は、その人たちをヒトプレスにしていき、回収する。
一方、別の場所では。
「え〜…………この様に、様々な種類の詐欺がありまして…………すいません。ここは高齢者の為のセミナーでして……………」
別の場所で、特殊詐欺防止セミナーが開催されていた。
そこに、1人の男が現れる。
そんな風に言うと。
「ふぅ。やるか」
その男…………ロクマ4はそう言うと、ミミックキーを取り外して、グラニュートとしての姿になる。
そのグラニュートの見た目は、シロクマを彷彿とさせるものだった。
『うわぁぁぁぁ⁉︎』
それを見て、人たちが慌てると、そのグラニュートは、冷気を吐く。
その冷気が人々に当たると。
「ふわぁ…………眠く…………?」
その冷気に当たった人たちは、次々と眠ってしまう。
しかも、何やら幸せそうに眠っていた。
それを見たロクマ4は、人たちをヒトプレスにして、回収していく。
その頃、ソウマ達は。
「すいません!この人、見ませんでしたか?御手洗タケシ君っていう高校生で、2日くらい前から行方不明で…………」
「「ごめんなさい、ちょっと分からないです…………」」
「分かりました」
「ありがとうございます」
ソウマ、ましろ、エルちゃんは、タケシ君の捜索を行なっていた。
だが、タケシ君を見ていない人が多く、なかなかうまくいかなかった。
すると、聞き込みをしていたソウマの近くに、黒い外套を身につけた男が通りかかる。
ソウマは、その人に話しかける。
「あ、あの!この辺でこの人、見かけませんでしたか?」
「……………だる」
「えっ?あ、あの!」
「行っちゃった…………」
ソウマがそう話しかけると、その男………ラーゲ9はそう呟いて、そのまま去っていく。
それを見て、ましろとエルちゃんが唖然となっていると。
「あの!すいません!この辺でこの人見ませんでしたか?2日くらい前から行方不明で…………」
「知らないなぁ…………最近、行方不明が多いよね。かみさんの知り合いも、娘さんが行方不明になったって」
ソウマがそう話しかけて、ましろとエルちゃんもソウマに近寄る。
すると、その人はそう答える。
「えっ……………?もしかして、映画館とかの大量失踪事件…………?」
「いや、そうじゃないらしいよ。優しくて良い子だから、心配だって…………」
「そうですか…………ありがとうございます」
「どういう事…………?」
ソウマがそう聞くと、その人はそう答える。
それを聞いて、ましろがそう言うと、その人は去っていく。
エルちゃんが首を傾げる中、聞き込みを再開する。
そんな中、ソウマ達の近くでは。
「大量失踪事件は、やはり閉鎖的な空間で引き起こされているみたいだな」
「ええ」
スイクスとクリスも、大量失踪事件を独自に調査していた。
すると。
「あっ、すいません…………」
「……………だる」
先ほどの男…………ラーゲ9がスイクスとぶつかる。
ラーゲ9がそう言って去っていくと。
「今のは…………追跡を頼む」
スイクスはそう言うと、ゴチゾウを地面に置いて、ラーゲ9の追跡を行わせる。
その後、ラーゲ9は。
「……………はぁ。こんなもん、あとどんだけ集めりゃ良いんだ」
ラーゲ9は、ヒトプレスを見ながら、そんな風に呟いた。
すると。
「やあ、ラーゲ9君」
「ニエルブ様」
「聞いたよ。ヒトプレス集め、優秀なんだって?」
「ありがとうございます。あっ、これ、今日の収穫です」
そこに、ニエルブがやってくる。
ニエルブが来た事に気づいたラーゲ9は、そんな風に言う。
ラーゲ9がヒトプレスをニエルブに渡そうとすると。
「ああ。それはランゴ兄さんのエージェントに渡して」
「では……………どうしてここへ?」
「…………君、もう一つ、秘密のアルバイトしない?」
「秘密?」
ニエルブはそんな風に言う。
ラーゲ9がそう聞くと、ニエルブはそんな風に聞いてくる。
ラーゲ9が首を傾げると、ニエルブは口を開く。
「そう。僕と君とあと1人だけの…………秘密」
「……………それは、ランゴ様だけに忠実に仕えるのと…………どっちが得なんです?」
ニエルブはそんな風に言う。
それを聞いたラーゲ9がそう聞くと、ニエルブは。
「ふっ。悪い目しちゃって。それが君の本性か。…………いいね、気に入った。僕の前では、素の君でいてよ」
「……………あ〜………あ。じゃっ、だるいんで遠慮なく」
ニエルブはラーゲ9の目を見て、ラーゲ9の本性を見抜いた。
気分を害するのではなく、逆に気に入り、そんな風に言う。
それを聞いたラーゲ9は、素の口調に戻りつつ、ソファーに寝転がる。
すると、ニエルブが口を開く。
「赤ガヴとヴァレンに青ガヴ、プリキュアの存在は知ってるだろう?」
「こっちにいるグラニュートハンターに、そのグラニュートハンターに協力する奴らだろ?」
「そう。君にはね……………そのハンター達を倒すハンターになって欲しいんだ」
ニエルブがそう聞くと、ラーゲ9はそう答える。
カケル達が入っていないのは、元の世界に戻ったことを確認したからだ。
すると、ニエルブはそう提案する。
それを聞いたラーゲ9は。
「はぁ〜…………だりぃ。随分と面倒な仕事じゃねぇか?」
「その分、報酬は弾むよ。闇菓子でも…………他の望みでも」
ラーゲ9がそんな風に言うと、ニエルブはそう言う。
それを聞いたラーゲ9がニエルブに顔を向けると。
「ふっ。交渉成立だ」
ニエルブはそう言うと、持っていたアタッシュケースを机に置いて、開ける。
その中には、ベルトが一つとプリンの形をしたゴチゾウが居た。
ラーゲ9がそれを受け取ると。
「じゃあ、僕は次の相手の方に行かないと。その彼と協力して、グラニュートハンター達を倒して欲しい」
「……………はぁ」
ニエルブはそう言うと、そのまま去っていき、ラーゲ9はそう呟く。
そして、別の場所では。
「ちまちまいま…………いつになったら、ストマック社の本陣に食い込める?」
ロクマ4は、ヒトプレスを見ながらそう言う。
すると。
「やあ、調子はどうだい?」
「ニエルブ様」
「聞いたよ。ヒトプレス集め、優秀なんだって?」
「ありがとうございます。あっ、これ、今日の収穫です」
そこにニエルブがやってきて、ニエルブがそう話しかけると、ロクマ4はそう言う。
そして、ロクマ4がヒトプレスを渡そうとすると。
「いや、それはランゴ兄さんのエージェントに渡して」
「では……………どうしてここへ?」
「…………君、もう一つ、秘密のアルバイトしない?」
「秘密?」
ニエルブはそんな風に言う。
それを聞いたロクマ4は、そんな風に聞く。
「そう。僕と君たちだけの秘密」
「それは…………ランゴ様に仕えるのと、どちらが得なんですか?」
ニエルブはそんな風に言うと、ロクマ4はそんな風に聞いてくる。
それを聞いたニエルブは。
「ふっ。悪い目しちゃって。それが君の本性か。…………いいね、気に入った。僕の前では、素の君でいてよ」
「……………そうか。なら、遠慮なく」
ニエルブはロクマ4の目を見て、ロクマ4の本性を見抜いた。
気分を害するのではなく、逆に気に入り、そんな風に言う。
それを聞いたロクマ4は、素の口調に戻りつつ、椅子に座る。
すると、ニエルブが口を開く。
「赤ガヴとヴァレンに青ガヴ、プリキュアの存在は知ってるだろう?」
「こっちにいるグラニュートハンターに、そのグラニュートハンターに協力する奴らだろ?」
「そう。君にはね……………そのハンター達を倒すハンターになって欲しいんだ」
ニエルブがそう聞くと、ロクマ4はそう答える。
カケル達が入っていないのは、元の世界に戻ったことを確認したからだ。
すると、ニエルブはそう提案する。
それを聞いたロクマ4は。
「はぁ〜…………随分と面倒な仕事だな。割に合うのか?」
「その分、報酬は弾むよ。闇菓子でも…………他の望みでも」
ロクマ4がそんな風に言うと、ニエルブはそう言う。
それを聞いたロクマ4がニエルブに顔を向けると。
「ふっ。交渉成立だ」
ニエルブはそう言うと、持っていたアタッシュケースを机に置いて、開ける。
その中には、ベルトが一つとリンゴジュースの形をしたゴチゾウが居た。
その頃、陽香とあげはは。
「タケシ君って、バイトの後、どっか行くとか言ってませんでしたか?」
「なんでも良いから、教えて欲しいの!」
「その日は確か…………あ!
陽香とあげはは、タケシ君が勤めていたバイト先の店長にそう聞く。
店長は、タケシ君がテニスの練習に行くと答えた。
「陽光の丘公園…………!タケシ君を見てる人が居るかも!」
「確かに!ありがとうございます!行ってみます!」
あげはがそう言うと、陽香はそうお礼を言い、陽光の丘公園に向かう。
その頃、辛一とソラとツバサは、大量失踪事件の調査の一環で、映画館を訪れていた。
ちなみに、ソラとツバサに関しては、辛一の助手見習いという形で、同行を許可してもらっている。
「中まで見せてもらってありがとうございます」
「いえ…………」
「人が消えたのは、スクリーン2番とスクリーン3番なんですよね?」
「ええ。上映終了後に掃除へ行ったら…………席に誰も居なくて…………」
辛一がそうお礼を言う中、ソラはそう聞く。
映画館のスタッフは、そう答える。
二つのスクリーンにて、人々が消えたのだ。
それを聞いたツバサは。
「他のスクリーンは無事だったんですか?」
「はい…………あっ!いや…………」
「何かあったんですか?」
「あの…………スタッフが1人、ここ数日連絡が取れなくて…………はぁ…………まあ、これは別の話か」
ツバサがそう聞くと、スタッフはそんな風に言う。
それを見たソラがそう聞くと、スタッフはそう伝える。
それを聞いた辛一は。
「聞かせてください!その日の上映中に消えたんじゃないって事ですか…………?」
「ええ。横井君は、とても気が利く優しい子で…………無断で休む様な子じゃないんです」
「それって…………」
「タケシ君と性格が似ていますね…………」
辛一がそう聞くと、スタッフはそんな風に答える。
それを聞いたソラとツバサは、そう話す。
横井という子も、性格はタケシ君と似ていると。
一方、ソウマ達の元には、ゴチゾウがいた。
だが、見つからなかった様だ。
「そっか…………」
「タケシ君、この辺に居ないのかも…………」
「そういえば、ましろって受験…………?は大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。もう受かったから!」
ソウマがそう言うと、ゴチゾウ達は捜索を再開する。
ましろがそう呟く中、エルちゃんがそう聞くと、ましろはそう答える。
ましろは中学3年生になり、受験のシーズンなのだが、高校には既に受かっていたのだ。
すると、ガヴフォンが鳴る。
ソウマが取り出して対応すると。
「陽香さん、あげはさん!今どこ?」
『もしもし、ウマソー?陽光の丘公園に向かう途中』
『今んとこ、タケシ君が行った場所…………』
ソウマがそう聞くと、陽香とあげははそう答える。
だが、あげはの言葉が途中で途切れた。
「陽香さん?」
「どうしたの?」
「切れちゃった…………」
「何かあったの⁉︎」
「分かんないけど…………」
ソウマがそう聞く中、ましろがそう聞くと、ソウマはそう答える。
途中で電話が切れた事に、エルちゃんがそう聞くと、ソウマはそう呟く。
すると、再び着信音が聞こえてくる。
ソウマが画面を見ると、『狩夜辛一』と書かれていた。
ソウマはすぐに電話に出る。
「辛一?」
「ソウマ!そっちは何か分かったか?」
「…………タケシ君の事は何も…………」
「こっちは、他にも行方不明の女の子の話を聞いたんだけど…………そっちはどうなのかなって」
ソウマがそう聞くと、辛一はそう聞く。
ソウマは辛一の問いにそう答えると、ましろはそう聞く。
すると。
「実は俺たちも、もう一件、行方不明の話を聞いた」
「大量失踪事件とは別件ですが…………」
「えっ?そうなの?」
「消えたのは、映画館の男性のスタッフで、気が利いて優しくて、無断で休む様なタイプじゃないそうです」
「気が利いて…………優しくて……………」
辛一とツバサがそう言うと、ソウマはそう反応する。
ソラがそんな風に特徴を伝えると、ソウマの中である言葉が蘇る。
『いや、そうじゃないらしいよ。優しくて良い子だから、心配だって…………』
『ええ。バイトに行ったきり、連絡もないとか……………親切でいい子だし…………家出する様なタイプでもないのにね』
それは、失踪事件に関する人が言った言葉だった。
どれも、失踪したのは良い子ばかりだった。
「タケシ君も女の子も、親切で優しいって!」
「そういえば…………特徴としては結構似てるね……………」
「偶然なのかな…………?」
「おい…………まさか、そういう人が狙われてるんじゃねぇのか⁉︎」
「えっ⁉︎」
「偶然とは思えませんね…………」
それを思い出したソウマがそう言うと、ましろとエルちゃんはそう呟く。
それを聞いて、辛一は優しい人が狙われているのではと言う。
ソラはそれを聞いて驚き、ツバサがそう言うと。
「だとしたら…………陽香さんとあげはさんが危ないかも!」
「あげはちゃん…………!」
「行こう!」
ソウマがそう言う。
実際、陽香もあげはも優しい性格で、狙われる可能性があったのだ。
それを聞いたましろとエルちゃんも、ソウマの後を追う。
その頃、チョールは。
「うん〜…………!うめぇ!はぁ………さて!そろそろ狩場で仕入れるか!」
チョールは闇菓子を食べると、そのままどこかへと向かう。
一方、陽光の丘公園では。
「じゃあ、タケシ君がここに来たのは確かなんですね?」
「はい。ストレッチして軽くラリーした後、すぐ解散しちゃったけど…………」
「ありがとうございます!行こう」
陽香とあげはは、そんな風に聞き込みを行っていた。
だが、すぐに解散してしまったと聞いて、2人はテニスコートを後にする。
「そっか…………充電も切れたし、どうしよう…………」
「とにかく、無事な事は連絡するよ」
「ありがとう!」
陽香はそう呟く。
電話が切れた理由は、単に電池切れだった。
あげははそう言うと、スマホを取り出す。
すると。
「げっ!こっちも充電切れだ…………」
「マジか…………どうしよっか…………」
あげはは、自分のスマホを見て、そう言う。
充電をし忘れてしまい、電池切れになってしまったのだ。
その頃、ソウマ達は。
「ダメだ…………やっぱり出ない!陽香さん、どこだ…………?」
「確か…………さっき、陽光の丘公園に行くって言ってたよね⁉︎」
「急ごう!」
ソウマはガヴフォンで連絡するが、電池切れなのも災いして、繋がらなかった。
ましろがそう言うと、陽光の丘公園の方へと向かう。
一方、陽香とあげはは。
「タケシ君の家はこっち方面だから…………」
「うわっ⁉︎風…………⁉︎」
陽香とあげはは、タケシ君の家に向かうルートを中心に探していた。
すると、風が吹いてきて、赤いスカーフが飛んでくる。
「あっ!私のスカーフ!」
「あっ!うちらに任せて!」
「行こう!」
その女性がそう言うと、それを見たあげはと陽香は、すぐにスカーフを追いかける。
「待って!」
「飛びすぎじゃ無い…………⁉︎」
陽香とあげははスカーフを追いかけるが、スカーフはどこまでも飛んでいた。
それには、あげはも訝しげな表情を浮かべる。
すると、スカーフは地面に落ちる。
「ハァ…………良かった…………」
「すいません!」
「いえ!気にしないで!」
「めっちゃ飛びましたね!」
陽香がスカーフを拾うと、その女性がやってくる。
あげはと陽香がそう答える中、その女性は腹を出そうとしたのか、服に手をかける。
すると。
「陽香さん!」
「あげはちゃん!」
「大丈夫⁉︎」
「あっ、ウマソー!ましろちゃんにエルちゃん!」
「どうしたの?」
「あ、ありがとうございました!」
そこに、ソウマ、ましろ、エルちゃんがやってくる。
それを見て、女性は服にかけてた手を外して、スカーフを受け取り、その場を去る。
そこには、辛一とソラとツバサも来ていた。
「今のって…………?」
「少し、怪しいですね」
ソラとツバサがそう話す中、辛一は2人と一緒に駆け出していく。
そんな中、ソウマが厳しい表情を浮かべる中、陽香はソウマに話しかける。
「どうした?」
「あっ、ううん!大丈夫。…………追って」
陽香がそう話しかけると、ソウマはそう答えて、ザクザクチップスゴチゾウに追跡させる。
すると。
「皆さん!」
「大丈夫ですか⁉︎」
「今の奴が怪しいんじゃねぇのか⁉︎」
「シンチー」
「えっ⁉︎」
そこに、辛一、ソラ、ツバサがやってきて、ソラとツバサがそう聞く中、辛一はそう叫ぶ。
ソウマが沈黙する中、あげはは驚いた声を出す。
辛一はその女性の方を見ると。
「おい、ちょっとアンタ!」
そう言って、追いかけて行った。
「ちょっと…………」
「陽香はここで待ってて!私たちは大丈夫だから!」
「どうしたん?」
ソウマとあげはがそう言うと、ソラ達と一緒に辛一を追いかけていき、陽香は首を傾げる。
その頃、辛一は。
「……………見失ったか…………」
辛一は、先ほどの女性を追っていたが、見失ってしまった。
そう呟くと。
「辛一!」
「お前ら…………何でさっきの女追わなかった⁉︎グラニュートだったかもしんねぇだろ!」
「それは…………」
「シンチー。あの場でグラニュートだって暴いても、陽香が居るから、危険な目に遭わせる事になっちゃうよ」
「でも、代わりにゴチゾウを尾行につけたよ」
ソウマ達が駆け寄ると、辛一は、先ほどの女性を追わなかった事を追求する。
ソウマが答えようとすると、あげははそう答える。
あの場で、仮にグラニュートだと暴いたら、陽香も巻き込まれる可能性があったのだと。
ソウマが、ゴチゾウを尾行につけた事を話すと。
「…………そうか。さっきの女見つけたら、また連絡くれ。…………悪かった」
辛一はそれを聞いて納得したのか、そんな風に謝りつつ、その場から去っていく。
辛一は、ソウマ達から少し距離が離れると。
「はぁ…………ダメだ。つい疑っちまう。職業病かもな…………。でも…………」
辛一はため息を吐きながら、そんな風に呟く。
すると、辛一の脳裏にある光景が蘇る。
『とにかく、早く逃げよう!』
『ああ…………待て待て待て!やめろって!話聞いてたか!?今なら、奴らの世界に………!』
『ダメだよ!』
『何でだよ⁉︎』
『えっ⁉︎いや…………どんな危険なところか分からないし、いきなり、でかい化け物に喰われちゃうかもしれないんだよ⁉︎』
『ソウマさん…………そうですよ!今は情報が無さすぎます!』
辛一がストマック社に乗り込もうとしていた中、ソウマとソラが反対していた事。
そして…………。
『グロッタ…………!』
『グロッタって…………』
『ストマック社の………⁉︎』
『あ?』
以前のウラッカ達の一件にて、グロッタと遭遇した際、スイクスはともかく、ソラとましろも、グロッタの名前を知っていた事だ。
「あの時のソウマは…………どうにも引っかかるんだよな。
辛一はそう呟く。
自分がかつて戦闘したグロッタの事を知っていたソラ達も、疑っていたのだ。
その頃、ソウマ達は。
「ソウマ君、大丈夫?」
「大丈夫…………でも、辛一が疑うのも無理ないよな…………。実際、俺がグラニュートだって事も…………ストマック家の一員だって事も黙ってるし…………」
ましろがそう話しかけると、ソウマはそう答える。
ソウマは、辛一に己が半分とはいえグラニュートである事、ストマック社の末っ子である事を黙っていた事を気にしていたのだ。
「それに…………あの場ですぐに変身しなかったのも…………陽香さんに正体バレたくないってのもあって…………結局、俺…………自分の事しか考えられてないのかも」
ソウマは自分を責める様にそんな風に言う。
正体がバレる事で、陽香が離れてしまうのを恐れたのだ。
ソウマがそんな自己嫌悪に陥る中、ソラ達は。
「こんな時、どんな風に声をかければいいんでしょうか…………」
「…………僕たちも、プリキュアの正体は公にしていませんからね」
「知っているのも、一部の人だけだもんね」
「ソウマ……………」
どんな風に声をかけるべきかを悩んでいた。
正体を秘密にしているのは、両方とも同じだからだ。
すると。
「そんな事ないよ!」
「ましろちゃん……………?」
「ソウマ君は、自分の事しか考えられてないって言ってるけど、それって…………陽香さんを巻き込みたくないって気持ちなんだよね?だったら…………自分だけを考えてる訳じゃないよ!だから…………そうやって自分を責めるのはやめて…………!」
ましろはそんな風に叫ぶ。
ましろは、ソウマが自分を責めているのを見て、耐えられなくなったのだ。
それを見たソウマは。
「……………ありがとう」
「うん」
ソウマはましろにお礼を言うと、ましろはそう答える。
それを、ソラ達は微笑ましそうに見守っていた。
一方、先ほどの女性は、ザクザクチップスゴチゾウに追跡されていると気づいておらず、口を開いた。
「あ〜…………!良いとこで邪魔が入った!…………っ!」
その女性はそう呟く。
すると、2人の男が近づいているのに気づいた。
それを見た女性がニヤリと笑うと、スカーフが飛んでいく。
「すいません、取って!」
「…………だる。手伝え」
「ったく」
その女性がそう言うと、その2人の男はそう呟くと、片方が手を組むと、黒の外套を着た男をジャンプさせて、その男はスカーフをキャッチする。
「ありがとう!優しい人ですね」
「どうも」
その女性がそう言うと、片方の男はそう言う。
すると、腹を出すと、口が出てきて、ベロを出し、2人を拘束する。
女性は、グラニュートだったのだ。
それを見ていたザクザクチップスゴチゾウは、慌ててソウマの元に向かう。
すると。
「ふっふっ…………アンタ、こんなやり方してるの?」
「ちまちまちまちま…………ご苦労なこった」
「っ⁉︎」
舌で拘束されている中、その2人はそう言う。
すると、2人がその女性を吹き飛ばす。
「お前ら、一体…………⁉︎」
「ピリピリすんなよ」
「……………一応、アンタの味方だからな。俺たちは」
その女性がそう聞く中、その2人の男………ラーゲ9とロクマ4はそう言う。
その頃、ブンブンでは、ソウマ達が戻ってきていた。
「ごめんね、皆。充電切れてたわ」
「私も充電が切れてた」
「でも、良かった。陽香さんとあげはさんまで消えたかと思って…………」
「安心しました…………!」
「全く!ちゃんと充電して下さいよ!」
陽香とあげはは、そんな風に謝る。
それを聞いて、ソウマとソラがそう言うと、ツバサはそう説教をする。
すると、ザクザクチップスゴチゾウが扉のそばにいた。
「俺たち、ちょっと辛一のとこに行ってくる!」
「取り敢えず、陽香は1人で外を出歩かないでね!」
「えっ⁉︎ちょっ⁉︎ウマソー⁉︎皆⁉︎」
それを見たソウマは、皆にアイコンタクトをして、そんな風に言って、ソラ達と一緒に出ていく。
陽香は、そんな風に戸惑っていた。
ザクザクチップスゴチゾウの案内のもと、どこかの通路に着いた。
「ここでしょうか…………?」
「ソウマ!お前ら!グラニュートは⁉︎」
「…………ごめん!あの時、俺が捕まえてれば…………!」
「気にしないで」
「私を探しているの?」
ソラがそう呟く中、そこに辛一がやってくる。
辛一がそう聞くと、ソウマはそんな風に謝る。
ましろがそう声をかける中、そんな風に声をかけられる。
そこには、スカーフを巻いた女性がいた。
「あなたは…………!」
「私の正体を知りたいんでしょ?」
ソラがそう呟く中、その女性はそう聞くと、ミミックキーを取り外す。
すると、鳥の様な見た目のグラニュート…………チョールの姿になる。
「ふふふ…………!バーン!」
「やっぱり、お前だったか!」
「ていうか、なんか、少年と見た目が似てるよね?」
「本当だ」
「僕はあんなじゃないですよ!」
「人の親切に漬け込んで攫うなんて…………!」
「絶対に許せません!」
「ふふふ…………!チョロくて助かったわ!ハッハッハッハ!」
チョールがそう言う中、辛一がそう言うと、あげはとエルちゃんはそう言い、ツバサはそう突っ込む。
ツバサも、オレンジ色の鳥だからだ。
ソウマとソラがそう言うと、チョールは嘲笑う様にそう言う。
すると。
「私も相手をしますよ!」
「黒ソラ!」
「来ましたね!」
「黒ソラは僕たちで抑えます!」
「なら、僕も行こう」
そこに、既にダークスカイに変身した状態で黒ソラが現れる。
黒ソラを見たソラ、ましろ、ツバサがそう言うと、そんな声が聞こえてくる。
そこには、スイクスの姿もあった。
「てめぇの手助けはいらねぇんだよ!ぶっ潰す!」
「よっしゃ!ガヴガヴいくぜ!」
『喋るんだ…………』
辛一がそう言うと、ブシュエルゴチゾウをヴァレンバスターに装填して、ソウマとスイクスも、ゴチゾウを取り出す。
『グミ!』
『
『ケーキ!』
『
『アイス!』
『
『ガヴ……ガヴ……』
それぞれのゴチゾウを装填して、駆け出すと、三人は叫ぶ。
「「「変身!」」」
そう言うと、変身を開始する。
『ポッピングミ!ジューシー!」
『ブシュエル!ふわふわ!』
『アイスボックス!ジャリジャリ!』
ソウマはガヴ・ポッピングミフォーム、辛一はヴァレン・ブシュエルフォーム、スイクスはアイスガヴ・アイスボックスフォームに変身する。
三人は、チョールと応戦する。
そして、ソラ達も。
「「「「「スカイミラージュ!」」」」」
5人はスカイミラージュを取り出すと、スカイトーンを装填する。
「トーンコネクト!ひろがるチェンジ!スカイ!(プリズム!)(ウィング!)(バタフライ!)(マジェスティ!)」
5人はそう言うと、変身を開始し、宇宙空間のようなエフェクトに包まれるステージへと5人は降り立つ。
5人の髪が伸びて、靴が現れる。
「きらめきホップ!」
ソラのその言葉と共にステージ部分にHOPの文字が浮かび、5人の頭に装飾が付き、耳にも飾りがつく。
「さわやかステップ!」
続けて、その言葉と共にステージがSTEPに変わると、5人にそれぞれの服が現れて、ソックスも現れ、ツバサは腰マントが付く。
「はればれジャンプ!」
更に、その言葉と共にステージがJUMPに切り替わり、腕にグローブなどが付くと、ソラの左肩からマントが現れ、エルのスカートの後ろ側に星の意匠が付く。
ソラがウインクをすると、5人は名乗りをあげる。
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
「レディ…………!」
『ゴー!ひろがるスカイ!プリキュア!』
ソラ達はプリキュアに変身し、そう名乗る。
そして、黒ソラと応戦していく。
「ふっ!はっ!」
「おりゃっ!ハァァァァァ!」
「ふっ!はっ!」
ソウマは徒手空拳で、辛一はクリスマックスで、スイクスはアイスボックスバスターで攻撃する。
「おりゃっ!」
「「っ!」」
「うわっ⁉︎」
すると、辛一はクリスマックスを投擲して、2人は体を伏せる。
クリスマックスは、チョールに命中する。
「ヴァレン!」
「しゃあ!おらっ!」
「ふっ!」
ソウマは足でクリスマックスを持ち上げて、辛一が回収しやすい様にする。
辛一は、そのクリスマックスで攻撃して、スイクスはアイスボックスバスターで銃撃する。
「ぐぅぅぅ!こうなったら!バッサバッサ!バッサバッサ!バッサバッサ!バッサバッサ!」
チョールはそう言うと、飛行をして、辛一に体当たりすると、羽で攻撃していく。
すると。
「ガヴ!それを、あれしろ!こう!ほら!」
「うん?あっ………え…………?」
「だから!」
辛一はそう叫びながら、足を上げながら何かをアピールする。
ソウマの足元には、車止めにクリスマックスが置かれていた。
それを見て、ソウマが困惑すると、辛一は必死に何かを伝える。
「ああ…………!分かった!」
「なるほど…………僕も行こう」
ソウマは、辛一の意図を理解して、キッキングミゴチゾウを取り出す。
スイクスも、パンチングアイスゴチゾウと呼ばれるゴチゾウを取り出す。
「しゃあっ!」
それを見て、辛一が駆け出す中、2人はガヴを操作する。
『グミ!』
『
『アイス!』
『
『ガヴ……ガヴ……』
2人は操作すると、デリカッションを押す。
『キッキングミ!』
『パンチングアイス!』
その音声が鳴ると、それぞれの追い菓子チェンジが発動して、ソウマは辛一がクリスマックスに乗ったと同時に持ち手を踏む。
すると、シーソーの要領で辛一が飛び上がり、チョールを掴む。
「のわっ⁉︎」
「オリャアーッ!」
「ハァァァァァ!」
「うわっ⁉︎バカな⁉︎」
チョールが驚く中、辛一の重さとシュワパンチングアイスによって、チョールは落とされる。
「ハアッ!」
「ぐわっ⁉︎」
チョールが怯む中、ソウマはガヴガブレイドで攻撃して、チョールを吹き飛ばす。
一方、ソラ達は。
「ハァァァァァ!」
「ふっ!はっ!」
「ハァァァァァ!」
「ハアッ!」
「フッ!」
「ハァァァァァ!」
ソラ達は、黒ソラと戦っていた。
戦況はソラ達の方が優勢だった。
「やりますね…………!」
「私たちは、1人じゃないです!」
「皆と一緒なら、絶対に負けない!」
黒ソラがそう言う中、ソラとましろはそう叫ぶ。
そんな中。
「2人とも、気合い入ってるね!」
「どうしたの?ツバサ」
「いえ…………黒ソラはなぜ、ランボーグを生み出さないんでしょうか…………?」
「それは気になるけど、戦いに集中しよ!」
「は、はい!」
あげはがそう言う中、ツバサは浮かない顔をして、エルちゃんはそう聞く。
ツバサは、そんな風に言う。
これまで、ランボーグを使役していた黒ソラが、ランボーグを出さない事に違和感を感じたのだ。
あげはの言葉に、ツバサも意識を切り替える。
そして、チョールは追い詰められていた。
ソウマがガヴガブレイドのブレイポンを押す中、辛一はヴァレンバスターを操作し、スイクスもガヴドルを回転させる。
『ガヴ……ガヴ……』
『
スイクスがデリカッションを押す。
すると、チョールは丸太型のエネルギーで拘束される。
「うわぁぁぁぁ⁉︎ま、待て!ううっ!羽が…………!動かない…………⁉︎」
チョールが動こうとするが、動けなかった。
そんな中、三人は必殺技を発動しようとしていた。
すると、2人の男がソウマ達とチョールの間に入る。
「「「ハァァァァァ!っ⁉︎」」」
『ブシュエル!』
『パンチングアイスパンチ!』
三人は攻撃しようとしたが、人が間に入ったのを見て、必殺技を逸らす。
一方、ソラ達は。
「くっ…………!」
「これで決めます!ヒーローガール!スカイパンチ!ハァァァァァ!」
黒ソラが追い詰められ、ソラはスカイパンチを放とうとする。
すると。
「ふっ!はっ!」
「きゃっ⁉︎」
黒ソラとソラの間に誰かが入り、ソラの必殺技を晒せると、ソウマ達の方へと吹き飛ばす。
「スカイ!」
「誰なんですか⁉︎」
「あれって…………エージェント⁉︎」
「でも…………なんか気配が違う様な………?」
「来ましたね」
ましろ達はそう言いながら、ソラの元へと向かう。
そのエージェントの様な人物を見て、黒ソラはそう呟く。
一方、ソウマ達の方は。
「あっぶねぇ………⁉︎」
「あっ…………!」
辛一が、一般人を巻き込みそうになったと思ったのか、そう一息吐きながらそう言う中、ソウマはある事に気づいた。
黒の外套の男は、タケシ君の捜索の際に出会った男だと。
「さっき見た人…………⁉︎」
「あの男は…………⁉︎」
「ううっ…………⁉︎」
「スカイ!」
「大丈夫ですか⁉︎」
ソウマとスイクスがそう呟くと、そこにソラが倒れてくる。
ましろ達も駆け寄る中、2人の男の横にそのエージェントが並び立つ。
すると、スカイパンチの拳圧を受けたのか、仮面にヒビが入り、崩れていく。
「えっ…………⁉︎」
「嘘…………⁉︎」
「ええっ⁉︎」
「そんな…………⁉︎」
「あなたは…………キュアミント⁉︎」
そのエージェントの様な存在を見たソラ達は、そんな風に驚いた。
何故なら、そのエージェントの様な人物の顔が…………以前に出会った事があるプリキュアのうちの1人…………秋元こまち/キュアミントに酷似していたのだから…………。
「えっ?知り合い?」
「はい…………ある一件で、出会ったんです。ですが…………」
「どうしたんですか⁉︎」
「待って…………こまちって人にしては、少し気配が違う…………!」
「あなたは…………何者なの…………?」
ソウマがそう聞くと、ソラはそう答える。
かつて、プリム/キュアシュプリームが引き起こした騒動。
その際、ソラ達はふたりはプリキュアから、デリシャスパーティ♡プリキュアの面々と出会ったのだが、秋元こまち/キュアミントは、プリキュア5のうちの1人なのだ。
そんな彼女が、ソラを妨害したのに困惑していた。
だが、気配が違うとあげはがそう言い、ましろがそう聞くと。
「…………私は…………ダークミント」
「ダーク…………⁉︎」
「ミント…………⁉︎」
秋元こまちに似た人物は、ダークミントと名乗り、ソラとましろがそう言う。
すると。
「ここは危ねぇ!早く逃げろ!」
「ふ〜ん…………お前らが…………グラニュートハンターとプリキュア…………って奴?」
「グラニュートの事、知ってる…………?」
辛一がそう呼びかける中、チューリップハットを被った男がそう言う。
それを聞いたソウマがそう呟くと。
「ふふふ…………知ってるに決まってんだろ」
もう1人の男は少し笑うと、そんな風に言う。
その2人が外套を脱ぐと、下には服が着てられていた。
その2人は腹を捲ると、そこにはガヴがあった。
ガヴからミミックキーを取り外すと、その2人はグラニュートとしての姿になる。
クラゲの様な見た目のラーゲ9、シロクマの様な見た目のロクマ4に。
「グラニュート…………!」
「あの人たちも…………⁉︎」
「マジで…………⁉︎」
それを見たソウマ、ソラ、あげははそう言いつつも、構える。
すると。
「ニエルブ様の命により、排除します」
「はぁ…………じゃあ…………やるか」
「そうだな」
その三人はそう言うと、ある物を取り出す。
ラーゲ9が取り出したのは、青とオレンジを基調とした溶鉱炉を模したような円錐台型の外観のベルト。
ロクマ4は、中央に何かを装填する様なスロットが付いていて、メーターの様な物がついているベルト。
ダークミントが取り出したのは、どこか、仮面ライダー鎧武の戦極ドライバーに似た様な見た目のベルトだった。
『ヴラスタムギア!』
『ヴェロドライバー!」
『バンカンドライバー!』
三人が腰にそのベルトを当てると、そんな音声が鳴り響く。
「あれって…………⁉︎」
「ベルト…………⁉︎」
「カケルさん達のベルトみたいですね………!」
それを見たソウマとましろ、ツバサは、そんな風に言う。
つい最近、別の世界の仮面ライダーであるカケル達を見ていたからだ。
すると、三体のゴチゾウがやってくる。
それぞれ、プリンの形、リンゴジュースの形、水羊羹の形だった。
三人はそれをキャッチすると。
「ガヴと…………ゴチゾウ…………⁉︎」
「一体、何を…………⁉︎」
それを見たソウマとソラがそう呟く中、三人はゴチゾウをそれぞれのドライバーに装填する。
『カップオン!』
『ジュース!」
『
『水羊羹!』
『
それぞれのゴチゾウを装填すると、ラーゲ9にはの足元に白い皿状の、周囲には下向きになったガラスコップ状のバリアが展開される。
ロクマ4には、飲み物を入れるコップの様なバリアが展開される。
ダークミントには、竹の様なエネルギーが周囲を包む。
待機音が流れる中、三人は口を開く。
「「「変身」」」
三人はそう言うと、ラーゲ9はヴラスタムギアのフォルタネイターを下ろし、ロクマ4はリンゴジュースのゴチゾウが乗った台ごと倒し、ダークミントは竹割ブレイドと呼ばれる刀を操作する。
『プディングヴラムシステム!』
『うるおいジュース!フルーティー!」
『
『水羊羹!』
その音声が鳴ると、ラーゲ9の方はバリアの内部に巨大なプリンの様なエネルギーに包まれて、それがスプーンでバラバラになると、ラーゲ9に装着されていき、耳の部分にスプーンが突き刺さる。
ロクマ4は、コップの内部にリンゴジュースが注がれていき、一定量に達すると、エネルギーが解放されてバリアが吹き飛ぶと同時に飲み物が溢れ出て、変身者の身体に纏わりつき、水滴を飛ばしながら姿を現して変身完了する。
ダークミントは、ゴチゾウから水羊羹の様なエネルギーが出てくると、変身者を包み込みアンダースーツを生成。
更に周囲の竹に羊羹が出現して包み込むと羊羹が放出して変身者のアーマーを生成され頭部が竹から羊羹の液体らしきものが飛び出し、複眼が出現する。
右腕と両脚に羊羹が入った竹を纏うと変身が完了した。
ラーゲ9は仮面ライダーヴラム、ロクマ4は仮面ライダーヴェロ、ダークミントは仮面ライダーバンカンに変身した。
「変身した…………⁉︎」
「あいつらも…………仮面ライダー…………⁉︎」
「えぇぇぇぇ⁉︎」
「何で⁉︎どうなってるの⁉︎」
「わ、分かりません!」
「嘘…………⁉︎」
「えぇぇっ⁉︎」
「そう来るか…………!」
それを見て、ソウマ達が驚いた声を出す。
グラニュートやエージェントの様な存在が変身したのだから。
「おぉぉぉ…………!フハハハハハ!」
それを見ていたチョールは、そんな風に笑う。
「まさか…………俺たちと一緒に戦ってくれる⁉︎」
「そうなんですか⁉︎」
「バカ!グラニュートだぞ!んなわけねぇだろ!」
「だとすると…………!」
「そう。んなわけない」
「お前らの相手は俺だ」
「排除します」
それを見て、ソウマがそう言うと、辛一はそんな風に言う。
ましろがそう呟くと、ラーゲ9とロクマ4、ダークミントはそう言って、攻撃をする。
ソウマ達が攻撃を躱すと。
「「うわっ⁉︎」」
「くっ⁉︎」
「ソウマ君!辛一さん!」
「触手…………⁉︎」
「来ます!」
ラーゲ9が地面に攻撃すると、地面から触手が出てきて、ソウマと辛一が吹き飛ばされる。
ロクマ4の方も、氷のようなエネルギーが出てきて、スイクスが吹き飛ばされる。
ましろがそう叫ぶ中、ツバサがそう言うと、ソラ達にダークミント/仮面ライダーバンカンが迫る。
ソウマ達が倒れる中。
「はっはっはっは!こいつらは………俺を守りに来たんだ!」
「何で…………俺らみたいな力を持ってるのはともかく…………ぶっ倒す相手が増えたのは確かだ!ふっ!はっ!」
チョールはそんな風に笑いながら言うと、辛一はそう叫んで、クリスマックスで攻撃をしていく。
だが。
「フッ!」
「うっ⁉︎」
「少し、羽を休めるか…………」
ラーゲ9は辛一からクリスマックスを奪って、その場に捨てる。
チョールがそう言って座ると。
「のわっ⁉︎うわっ⁉︎」
「ほら、どうした?」
「ううっ!」
辛一は、ラーゲ9に二回ほど蹴られて、ラーゲ9は膝で滑りながら辛一に近寄ると、煽る様にそう言う。
辛一は攻撃しようとするが、ラーゲ9に躱され、上に座られる。
「だ〜る…………」
ラーゲ9はそう言うと、辛一の頭を地面に叩きつける。
一方、スイクスとロクマ4は。
「フッ!はっ!」
「ハァァァァァ!ふっ!」
スイクスはロクマ4に攻撃していく。
だが、ロクマ4は的確に攻撃を躱しつつ、カウンターで攻撃をしていく。
「やるな…………!」
「ふっ。お前に格の違いを見せてやる」
スイクスがそんな風に言うと、ロクマ4はそんな風に言う。
一方、ソラ達とダークミントは。
「ハァァァァァ!」
「ふっ!はっ!」
「ハァァァァァ!」
「ハアッ!」
「フッ!」
ソラ達は、連携してダークミントに向かう。
だが。
「ふっ!ふっ!ハァァァァァ!」
「「「「きゃああああ⁉︎」」」」
「うわっ⁉︎」
ダークミントは五人の攻撃を的確に避けると、地面に攻撃する。
すると、竹型のエネルギーが出てきて、五人に攻撃する。
「強い…………!」
「水羊羹…………だから竹って事?」
ソラがそう言う中、ましろはそう呟く。
竹に入った水羊羹がモチーフなので、竹型のエネルギーを操れるのだ。
一方、ラーゲ9の方は。
「ふぅぅぅ!ハァァァァァ!」
ソウマがガヴガブレイドのブレイポンを押して、エネルギーを纏わせたガヴガブレイドで攻撃をする。
ラーゲ9が、ソウマに引っ張られていくと、ラーゲ9はガヴガブレイドを踏んで、近くの柱に足を置く。
それにより、ガヴガブレイドを抑えたのだ。
「なっ⁉︎」
「うっ!」
それを見たソウマが驚く中、辛一はヴァレンバスターで銃撃をする。
すると、ラーゲ9は一発目は顔を動かして躱し、二発目は瓦礫を使って弾き、弾丸を粉砕する。
「うっ⁉︎うわぁぁぁぁ⁉︎」
すると、ラーゲ9はガヴガブレイドをソウマにぶつけて、ソウマにダメージを与える。
「ハッハッハッ…………!」
「こいつ…………!桁違いに強ぇ…………!」
チョールがそれを見て高笑いする中、辛一はそう呟く。
チョールとの戦闘の中、新たな仮面ライダーであるヴラム、ヴェロ、バンカンが現れて、状況は混迷していくのだった…………。
今回はここまでです。
今回は、ガヴの本筋のストーリーに戻っていきます。
遂に、仮面ライダーヴラムが登場しました。
そして、新たな仮面ライダーであるヴェロとバンカンも登場しました。
バンカンは、秋元こまちの細胞を元に作られたので、オリジナルのダークミントとは別の存在です。
ロクマ4の冷気能力は、ラキアの毒素と同じく、悪用される予定です。
ましろは、中学3年生に上がっていて、既に受験は終えているという設定です。
次回は、チョール撃破回です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。
ギルティ・パルフェでのゲストキャラが判明しましたね。
果たして、絆斗はどうなるのか。
そして、現在公開中のキミプリの映画でも、ひろプリが登場していますが、去年のわんぷりの映画の話も含めて、ガヴのキャラを交えてやるのかどうかは未定です。