仮面ライダーガヴ&ひろがるスカイ!プリキュア   作:仮面大佐

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第39話IF ルートストマック

 これは、とある世界線の話。

 本来、ラーゲ9/仮面ライダーヴラム、ロクマ4/仮面ライダーヴェロは、ストマック家に家族を奪われ、復讐を誓った。

 そして、ソウマ達と共に戦う事を決めたのだった。

 だが、もし少しでも歯車が違っていたら、どうなっていたのか。

 これは、そんなIFの世界線の物語。

 


 

 とある建物の屋上。

 そこには、ラーゲ9とロクマ4の2人が少しだけ離れた場所に居た。

 ラーゲ9は。

 

「コメル……………お前はこんな物の為に…………」

 

 ラーゲ9は、報酬として受け取っていた闇菓子を見ながらそう呟くと、闇菓子を地面に捨てて、足で踏み潰す。

 そして、街の景色を見ながら口を開く。

 

「お前をやったのは誰なんだ…………」

 

 ラーゲ9はそう呟くと、懐のヴラスタムギアを見つめる。

 一方、ロクマ4は。

 

「こんなもんの為に……………俺の家族は……………」

 

 ロクマ4はそんな風に呟くと、嫌悪の表情を浮かべながら、闇菓子を捨てて、足で踏み潰していく。

 そして。

 

「…………こんな物を作ったストマック社は、いずれ潰してやる。どんな手を使ってもな………」

 

 ロクマ4はそんな風に呟き、懐のヴェロドライバーを見つめる。

 


 

 一方、ニエルブは。

 

「ラーゲ9、ロクマ4。ヴラスタムギアとヴェロドライバーを渡したのは良いけど…………どうも、あの目が引っかかるな…………。もう少し、彼らの事を調べておくべきか」

 

 ニエルブはそんな風に呟く。

 ヴラスタムギアとヴェロドライバーを渡した時のあの目が引っかかっており、タブレットを手に、2人を調べる。

 すると。

 

「ん?遺伝子データがラーゲ9とロクマ4のそれぞれ2人に一致しているグラニュートが居る…………?」

 

 ニエルブはそんなデータが出てきて、それをタップする。

 そこには、コメル・アマルガとロクマ4の父親であるゴーリの姿があった。

 

「コメル・アマルガに、ゴーリ…………うちのバイトで…………一年前に粛清済みか…………。ん〜…………?」

 

 それを見て、ニエルブはそんな唸り声を出す。

 少し考えると。

 

「もしかして…………」

 

 ニエルブはそんな風に呟くと、椅子から立ち上がり、どこかへと行こうとする。

 すると。

 

「あれ?ニエルブさん?どちらに向かうんですか?」

「ちょっとね。君は引き続き、仕事を頼むよ」

「分かりました!」

 

 そこに、黒ソラが現れる。

 黒ソラがそう聞くと、ニエルブはそう答える。

 


 

 ニエルブは、酸田の研究室の方に赴いていた。

 

「お〜…………ニエルブ君。君がわざわざ来るなんて…………なんかあった?」

「……………ちょっと、意見を聞きたくて」

「意見?」

「良いものが作れてね。改造したグラニュートに、酸田さんが作ったヴァレンと同じシステムを試してみたんだ」

 

 酸田は入ってきたニエルブにそう聞くと、ニエルブはそう言う。

 酸田が首を傾げると、ニエルブはタブレットを出して、ヴラスタムギアとヴェロドライバーの設計図を見せる。

 

「へぇ〜…………君に渡したあのプリンや、黒闇とウラッカが渡したあのジュースが役に立ったんだ〜……………。そもそも、基礎能力が人間以上のグラニュートを仮面ライダーに…………やるねぇ。ふふっ。えっ?えっ?えっ?って事は…………人間と戦わせるつもり?ちょちょちょ…………うちの子、まだ壊さないでよ?」

「さぁ、それはどうかな?実験は常に未知数だから」

「困るな〜……………あれは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 酸田はそんな風に言う。

 ヴラスタムギアとヴェロドライバーを見て興奮するも、辛一を壊さない様に釘を刺す。

 ニエルブがそんな風に言うと、酸田はそう言う。

 それを聞いたニエルブは、酸田に聞く。

 

「……………憎しみ?」

「そっ。憎しみは最強のスパイスだよ〜。それがあれば…………命だってかけてくれる」

 

 ニエルブは酸田の言葉に引っかかったのか、そんなふうに聞く。

 酸田がそんな風に言うと、ニエルブはある可能性に辿り着く。

 

「なるほど……」

「……あっ、そうだ。プリンとジュースで作ったんならさ…………今度は、コーヒーゼリーと、エスプレッソでどう?これね………コーヒーゼリーはお菓子なんだけど…………苦いんだよ」

「お菓子なのに苦い?」

「そっ。エスプレッソも、普通のコーヒーを濃縮した物だから、普通のコーヒーよりも強く苦い。最近、ハマってるんだよね」

「へぇ〜…………憎しみに似合うかもしれないな。いただくよ」

 

 ニエルブがそう呟くと、酸田はそう言って、コーヒーゼリーとエスプレッソの缶コーヒーを渡す。

 酸田の説明を聞いている中、ニエルブはインスピレーションが湧いていた。

 ニエルブがコーヒーゼリーとエスプレッソの缶コーヒーを鞄に仕舞う中、酸田は口を開く。

 

「……………で?聞きたい事って結局何?」

「ん〜…………もう解決したかも」

「あそう。上手くいくといいね」

 

 酸田がそんな風に聞くと、ニエルブはそう答える。

 ニエルブが去る中、酸田はエスプレッソを飲みながら、そんな風に言う。

 その後、ニエルブはある場所に向かっていた。

 

「やあ、調子はどうかな?ギューモ」

「ニエルブ様。あまり…………調子は…………」

 

 そこに居たのは、ギューモという牛の姿のグラニュートだった。

 ニエルブの質問に、ギューモはそう答える。

 すると。

 

「まあ、気にしないで。今日は、少し聞きたい事があってさ」

「聞きたい事…………ですか?」

「うん。君…………ゴーリってグラニュート…………知ってる?」

「っ⁉︎」

 

 ニエルブはギューモに対して、そんな風に言う。

 ゴーリという名前を出すと、ギューモは驚いた表情を浮かべる。

 

「何故、その男の名を…………⁉︎」

「個人的に気になっただけさ。で、どうなんだい?」

「そいつは…………俺の嫌いな奴だ」

 

 ギューモがそう聞くと、ニエルブは話をする様に促す。

 すると、ギューモは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべると、そんな風に言う。

 ギューモは昔、ゴーリの仕事の先輩であったが、自身よりも優秀で先に出世しているゴーリにギューモを妬んでいた。

 更に彼が惚れていた女性は、ゴーリに取られてしまった。

 欲しかった物を何かも奪われた彼は苛立ち、闇菓子をやけ食いする。

 食べ終わった彼は闇菓子が更に欲しくなってまた、誰から金を巻き上げて闇菓子を買おうと考えているとある事を思いつく。

 すると、ギューモはゴーリに美味しいお菓子があると言って、闇菓子を食べさせると、彼は闇菓子の虜になってしまう。

 ギューモはゴーリに金を用意させて、闇菓子を大量に購入して一緒に食べる。

 手持ちの金が無くなったゴーリは闇菓子が手に入らなかったことに苛立っていると、ギューモは家の金を使えばいいと提案する。

 それを聞いたゴーリは少し躊躇するが、ギューモは闇菓子がもう手に入らなくていいのか?と言って唆せる。

 その結果、彼は金を手に入れる為に妻に暴力を振るってしまう。

 自分の分の闇菓子が手に入り、気に入らないゴーリが破滅して、彼には一石二鳥であった。

 数日後、ギューモは妻と父親が死亡したと噂に聞いたギューモは愉快な気分となり、そのままストマック社とバイトとなり、ヒトプレスを集める様になった。

 

「…………と、こんな事があったんです」

「なるほどね…………ありがとう。魔石の件についても、頑張ってくれたまえ」

「はい!」

 

 ギューモはそう説明し終える。

 それを聞いたニエルブはそう言うと、その場から去っていく。

 


 

 その頃、ラーゲ9とロクマ4は、ダークミント/仮面ライダーバンカンと共に、ソウマ達と戦っていた。

 

「まさか…………俺たちと一緒に戦ってくれる⁉︎」

「そうなんですか⁉︎」

「バカ!グラニュートだぞ!んなわけねぇだろ!」

「だとすると…………!」

「そう。んなわけない」

「お前らの相手は俺だ」

「排除します」

 

 それを見て、ソウマがそう言うと、辛一はそんな風に言う。

 ましろがそう呟くと、ラーゲ9とロクマ4、ダークミントはそう言って、攻撃をする。

 ソウマ達が攻撃を躱すと。

 

「「うわっ⁉︎」」

「くっ⁉︎」

「ソウマ君!辛一さん!」

「触手…………⁉︎」

「来ます!」

 

 ラーゲ9が地面に攻撃すると、地面から触手が出てきて、ソウマと辛一が吹き飛ばされる。

 ロクマ4の方も、氷のようなエネルギーが出てきて、スイクスが吹き飛ばされる。

 ましろがそう叫ぶ中、ツバサがそう言うと、ソラ達にダークミント/仮面ライダーバンカンが迫る。

 ソウマ達が倒れる中。

 

「はっはっはっは!こいつらは………俺を守りに来たんだ!」

「何で…………俺らみたいな力を持ってるのはともかく…………ぶっ倒す相手が増えたのは確かだ!ふっ!はっ!」

 

 チョールはそんな風に笑いながら言うと、辛一はそう叫んで、クリスマックスで攻撃をしていく。

 だが。

 

「フッ!」

「うっ⁉︎」

「少し、羽を休めるか…………」

 

 ラーゲ9は辛一からクリスマックスを奪って、その場に捨てる。

 チョールがそう言って座ると。

 

「のわっ⁉︎うわっ⁉︎」

「ほら、どうした?」

「ううっ!」

 

 辛一は、ラーゲ9に二回ほど蹴られて、ラーゲ9は膝で滑りながら辛一に近寄ると、煽る様にそう言う。

 辛一は攻撃しようとするが、ラーゲ9に躱され、上に座られる。

 

「だ〜る…………」

 

 ラーゲ9はそう言うと、辛一の頭を地面に叩きつける。

 一方、スイクスとロクマ4は。

 

「フッ!はっ!」

「ハァァァァァ!ふっ!」

 

 スイクスはロクマ4に攻撃していく。

 だが、ロクマ4は的確に攻撃を躱しつつ、カウンターで攻撃をしていく。

 

「やるな…………!」

「ふっ。お前に格の違いを見せてやる」

 

 スイクスがそんな風に言うと、ロクマ4はそんな風に言う。

 一方、ソラ達とダークミントは。

 

「ハァァァァァ!」

「ふっ!はっ!」

「ハァァァァァ!」

「ハアッ!」

「フッ!」

 

 ソラ達は、連携してダークミントに向かう。

 だが。

 

「ふっ!ふっ!ハァァァァァ!」

「「「「きゃああああ⁉︎」」」」

「うわっ⁉︎」

 

 ダークミントは五人の攻撃を的確に避けると、地面に攻撃する。

 すると、竹型のエネルギーが出てきて、五人に攻撃する。

 

「強い…………!」

「水羊羹…………だから竹って事?」

 

 ソラがそう言う中、ましろはそう呟く。

 竹に入った水羊羹がモチーフなので、竹型のエネルギーを操れるのだ。

 一方、ラーゲ9の方は。

 

「ふぅぅぅ!ハァァァァァ!」

 

 ソウマがガヴガブレイドのブレイポンを押して、エネルギーを纏わせたガヴガブレイドで攻撃をする。

 ラーゲ9が、ソウマに引っ張られていくと、ラーゲ9はガヴガブレイドを踏んで、近くの柱に足を置く。

 それにより、ガヴガブレイドを抑えたのだ。

 

「なっ⁉︎」

「うっ!」

 

 それを見たソウマが驚く中、辛一はヴァレンバスターで銃撃をする。

 すると、ラーゲ9は一発目は顔を動かして躱し、二発目は瓦礫を使って弾き、弾丸を粉砕する。

 

「うっ⁉︎うわぁぁぁぁ⁉︎」

 

 すると、ラーゲ9はガヴガブレイドをソウマにぶつけて、ソウマにダメージを与える。

 

「ハッハッハッ…………!」

「こいつ…………!桁違いに強ぇ…………!」

 

 チョールがそれを見て高笑いする中、辛一はそう呟く。

 チョールとの戦闘の中、新たな仮面ライダーであるヴラム、ヴェロ、バンカンが現れて、状況は混迷していく。

 それを見たソウマとスイクスは。

 

「だったら!」

「これでいくか!」

 

 そう言って、それぞれのゴチゾウを装填する。

 

ケーキ!

EAT(イート) ケーキ!

ガヴ……ガヴ……

 

 ソウマはケーキングゴチゾウを、スイクスはパンケーキングゴチゾウを装填する。

 ガヴドルを回転させて、デリカッションを押す。

 

「(ゴチゾウの叫び声)」

 

ケーキング!アメイジング!

パンケーキング!ファンタジー!

 

 その音声が鳴ると、ゴチゾウが叫び声と共に展開して、ソウマはケーキングフォームに、スイクスはパンケーキングフォームに変身する。

 

「うっ…………⁉︎」

「強い…………!」

 

 すると、辛一とソラ達は倒れる。

 押されていたのだ。

 そこに、ソウマとスイクスが入ると。

 

ホイップパーティー!

 

 その音声と共に、ソウマはガヴホイッピアからホイップ兵を二体召喚して、スイクスはパンケーキ兵を四体召喚する。

 それを見ていたラーゲ9、ロクマ4、ダークミントは。

 

カップREADY(レディ)

ハイドレーション!

一切れ!

 

 二人はドライバーを操作して、ダークミントは剣を操作する。

 すると、ホイップ兵とパンケーキ兵がプリンとリンゴジュースと水羊羹型のエネルギーに閉じ込められる。

 そして、待機音が流れる中、三人は必殺技を発動する。

 

プディングクラッシュ!

ジューストライク!

水羊羹!壱斬り!

 

 その音声が鳴ると、ラーゲ9とロクマ4はライダーパンチ、ダークミントは斬撃を放ち、ホイップ兵とパンケーキ兵を撃破する。

 

「そんな…………⁉︎」

「一瞬で…………⁉︎」

「本当に…………私たちの敵なのですか………?」

 

 それを見たソウマとスイクスはそう反応する。

 そして、ソラがそう呟くと。

 

「あの鳥のグラニュートが居ません!」

「逃げられたか…………!」

「みたいだね…………」

 

 ツバサはそう叫ぶ。

 このゴタゴタの隙に、チョールは逃走していた。

 それを見て、辛一とあげはがそう言うと。

 

「上出来だよ!ラーゲ9!ロクマ4!ダークミント!いや…………人間風に言うと…………仮面ライダーヴラム、仮面ライダーヴェロ、仮面ライダーバンカンってとこか」

「あの人は…………!」

 

 そんな声と共に、一人の眼鏡をかけた男が現れる。

 その男は、ニエルブだった。

 エルちゃんがそんな反応をする中。

 

「これは……………僕が君たちを参考にして作った戦闘システムだ。どう?なかなかだったろ?赤ガヴ、青ガヴ」

「ニエルブ……………!」

「もしかして…………お前もストマック社の偉い奴か⁉︎」

「えっ…………⁉︎」

 

 ニエルブはヴラスタムギアに触れながらそう言うと、ソウマはそう言う。

 ソウマがそう言うのを聞いた辛一がそう聞くと、ましろは驚いた。

 すると。

 

「よく知ってるねぇ。君がヴァレンで…………君たちがひろがるスカイ!プリキュアだったか。会えて嬉しいよ」

「どうして…………⁉︎」

「恐らく、黒ソラから聞いたんだと思います」

 

 ニエルブは、辛一とソラ達を見ながらそう言う。

 ニエルブが自分達のことを知っている事に、エルちゃんが驚く中、ツバサはそう言う。

 すると、ソラが口を開く。

 

「ニエルブでしたね…………どうして、クーネスをグラニュートに改造したりしたんですか⁉︎」

「クーネス…………ああ、彼ね。別に良いんじゃない?クーネス君は強くなれたって喜んでいたし、ウラッカ君に再会できたから本望なんじゃないかな?」

「…………ぶっ倒す!」

 

 ソラはそう聞く。

 クーネス本人の口から、グラニュートに改造されたのだと聞いたのだ。

 それを聞いたニエルブは、そんな風に言う。

 すると、辛一はヴァレンバスターで銃撃するが、ラーゲ9によって弾かれる。

 

「今日はこの辺にしておこうか。行くよ。ヴラム、ヴェロ、バンカン」

「分かりました」

 

 ニエルブはそんな風に言うと、ラーゲ9、ロクマ4、ダークミントは撤退していく。

 


 

 撤退した後、ニエルブは。

 

「ダークミント。先に戻っておいて。ランゴ兄さんのエージェントに見つかると面倒だから」

「はい」

 

 ニエルブはそう言うと、ダークミントは先に戻った。

 すると。

 

「初陣は素晴らしかったじゃないか。僕が見込んだだけの事はある」

 

 ニエルブはラーゲ9とロクマ4の2人にそう言う。

 2人はそれを無視して去ろうとすると。

 

「ところで、君たちの事を調べさせてもらったよ。コメル・アマルガとゴーリって、君たちの家族?」

 

 ニエルブはそんな風に話しかける。

 それを聞いたラーゲ9とロクマ4の2人は、立ち止まり、ニエルブの方を見る。

 

「君たち、ストマック社に入ったのは、別の目的があるんじゃない?例えば…………敵討ち…………とか?」

「……………だとしたら、どうする?」

「僕は君たちと敵対するつもりはないよ。むしろ、君たちに協力したいんだ」

「…………協力だと?」

 

 ニエルブはそんな風に語っていく。

 ラーゲ9とロクマ4の2人が、敵討ちのためにストマック社に入ったのだと的中していた。

 ラーゲ9がそう聞くと、ニエルブはそう言い、ロクマ4はそう聞く。

 

「お前、何か知ってるのか⁉︎」

「落ち着いて……………君たちの家族を殺ったり、闇菓子の虜にしたのは、グラニュートハンターの3人の内の誰かだろうね。僕は、赤ガヴの方が怪しいと思うけど」

「赤ガヴ……………」

「へぇ〜………」

「いずれにせよ、あいつを倒すのは君達の役目だ。頼んだよ〜。君達の復讐に相応しい力も、用意しておくよ」

 

 ラーゲ9がニエルブに詰め寄る中、ニエルブはそんな風に言う。

 コメルとゴーリは、赤ガヴ…………ソウマが殺したのだと。

 ラーゲ9とロクマ4の2人がそう反応する中、ニエルブはそう言って去っていく。

 それを聞いて、2人は何を思ったのか。

 


 

 その後、研究室にて、ニエルブはコーヒーゼリーとエスプレッソを調べていた。

 すると。

 

「…………まあ、バイトを粛清したのは、どうせグロッタ姉さんだろうな。……………彼らが気づく前に、どうにかしないと……………」

 

 ニエルブはそう呟く。

 犯人はグロッタである可能性が高いと。

 そう呟いて、作業を進めていく。

 


 

 その頃、ラーゲ9とロクマ4は。

 

「赤ガヴ…………あいつがコメルを…………!」

 

 ラーゲ9はそんな風に呟いていた。

 ソウマがコメルを殺したのだと。

 すると。

 

『ごめんなさい…………俺が悪かった…………どうしよう…………俺…………とんでもない事………しちゃった…………』

 

 それは、コメルの最期だった。

 それを思い出したラーゲ9は。

 

『…………だが、ニエルブは信用出来るのか?あいつもストマック家だ』

 

 ラーゲ9はそんな風に考えていた。

 ニエルブの情報が嘘かもしれないと。

 実際、ニエルブの情報は全くもっての嘘なのだから。

 すると、ラーゲ9の元に二つのアタッシュケースを持ったダークミントが現れる。

 

「ニエルブ様からです。上手く使いなさい」

 

 ダークミントはそう言うと、片方のアタッシュケースをラーゲ9に渡して、そのまま去っていく。

 ラーゲ9は、そのアタッシュケースを開ける。

 その中には、ゴチゾウが入っていた。

 コーヒーゼリーがベースの、ぷるゼリーノワールゴチゾウだった。

 

「……………簡単に信じるわけにもいかないな」

 

 ラーゲ9はそんな風に呟いた。

 


 

 一方、ロクマ4は。

 

『…………あいつ、どうやら、父さんは俺が殺した事までは分からなかったみたいだな』

 

 ロクマ4はそんな風に考えていた。

 実際、父親であるゴーリを殺めたのは、ロクマ4自身なのだから。

 

『…………何の目的で、赤ガヴが殺したという偽の情報を渡したのかは知らんが…………精々利用させてもらうか』

 

 ロクマ4はそんな風に考える。

 すると、ダークミントが現れる。

 

「ニエルブ様からです。上手く使いなさい」

 

 ダークミントはそう言うと、もう片方のアタッシュケースをロクマ4に渡して、そのまま去っていく。

 ロクマ4がアタッシュケースを開けると、そこには缶コーヒーのゴチゾウが入っていた。

 入っていたのは、エスプレッソネロゴチゾウだった。

 それを見たロクマ4は。

 

「…………まあいいさ。精々利用してやるよ」

 

 ロクマ4はそんな風に呟いたのだった。

 


 

 そんな中、ソラシド市のとある道では。

 

「う〜ま!」

「本当に美味しそうに食べますよね」

「うん」

 

 ソウマ、ソラ、ましろの3人が歩いていた。

 ソウマがグミを食べ歩いていて、ソラとましろが一緒に歩いていると。

 

「(ゴチゾウの鳴き声)」

「ゴチゾウです!」

「何かあったのな…………?」

「え…………?ヴラムとヴェロっていうグラニュートを見つけたの?」

「(ゴチゾウの鳴き声)」

 

 そこに、ポッピングミゴチゾウが現れる。

 ソラとましろがそう首を傾げる中、ソウマはそう言う。

 ポッピングミゴチゾウは、ラーゲ9とロクマ4の2人を見つけたのだと。

 


 

 その頃、ヒトプレスの集積場の一つ。

 そこには、グロッタとグロッタのエージェント、バイトの1人がいた。

 グロッタがそのバイトが持ってきたヒトプレスを吟味していると。

 

「こんな質の悪い物しか納品出来ないで…………報酬を貰えると思ってんの?」

「あ…………あの…………ひ、一つでも良いんです!闇菓子を……………どうか!お願いします!…………っ⁉︎」

 

 グロッタはそんな風に呟く。

 バイトの1人は、闇菓子を貰えないかと交渉しようとしたが、グロッタは杖を突きつける。

 

「欲しけりゃ……………死ぬ気で、質のいいヒトプレスを集めなさい!」

「うわっ⁉︎ううっ…………⁉︎ううっ⁉︎うわぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

 グロッタはそう言うと、そのバイトを蹴る。

 バイトはそんな悲鳴を出しながら、脱兎の如く逃げ去っていく。

 すると。

 

「おい」

「ちょっといいか?」

「な、何だよお前ら⁉︎」

「俺たちもバイトだ」

「あ?何の用だよ?」

「用があるのは、厳密にはこっちだがな」

「聞きたい事がある」

 

 そのバイトを、ラーゲ9とロクマ4の2人は掴み止める。

 バイトが困惑する中、ラーゲ9は口を開く中、そこにソウマ達がやってくる。

 

「あの人って…………ヴラムとヴェロ?」

「何をしてるんでしょうか…………?」

「取り敢えず、隠れよう」

 

 ソウマ達は、ラーゲ9とロクマ4の2人が別のバイトと思われる人物に話しかけているのを見て、事情を把握するために、隠れる事に。

 すると、ラーゲ9はある紙を取り出す。

 

「お前…………こいつを知ってるか?ストマック社でバイトしてた俺の弟…………」

知るかよ!それどころじゃないんだよ!すぐにヒトプレスを集めないと、次こそグロッタ様に……………こ……………殺されちまうんだよ!」

「グロッタに?」

「ああ…………お前らも気をつけろよ!」

 

 ラーゲ9は、コメルの捜索願いを見せたが、そのバイトは地面に叩き落としながらそう言う。

 グロッタに殺されると聞き、ロクマ4が首を傾げると、バイトはそう言って去っていく。

 それを聞いていたラーゲ9とロクマ4は。

 

『グロッタが…………出来の悪いバイトを…………⁉︎』

『グロッタか…………。まずは、どうにかして潰すか…………』

 

 2人はそんな風に考えていた。

 ラーゲ9がコメルの捜索願いを拾おうとすると、別の手が伸びる。

 

「ヴラムとヴェロだよね?」

 

 そこに居たのは、ソウマとソラとましろだった。

 ソウマに気づいたラーゲ9は。

 

お前…………!

「ソウマ君!」

「何の用だ?」

「君がストマック社に居る目的は…………闇菓子じゃなくて…………弟君を探す為…………なの?」

「そうなんですか?」

 

 ラーゲ9は、ソウマの首元を掴み、室外機に押し当てる。

 ましろがそう言う中、ロクマ4がそう聞くと、ソウマとソラはそう言う。

 それを聞いたラーゲ9は。

 

ふざけんな………!お前がコメルを…………!

違う!俺じゃない。俺は弟君を知らない…………!」

「でも!その話が本当なら…………私たちも力になりたいんです!」

「そうだよ!私たち、戦う理由なんてないでしょ…………!」

 

 ラーゲ9がそう言う中、ソウマ、ソラ、ましろはそう言う。

 ラーゲ9が、闇菓子によって、家族を奪われた可能性があると思ったからだ。

 ソウマの言葉を聞き、ソウマが嘘をついていないと感じたのか、ソウマから手を離す。

 すると。

 

『こいつかニエルブ。どちらが嘘を言っている…………』

『……………こいつらを利用させてもらうか。グロッタを誘き出す為にも』

 

 ラーゲ9は、ソウマとニエルブのどちらが嘘を言っているのかを判断しかねていた。

 ロクマ4は、グロッタを誘き出す為に、ソウマ達を利用する事を考えていた。

 

「…………話は分かった。俺も、闇菓子が目的で入ったわけじゃないからな」

「…………それなら、ソラシドの廃工場で待ってろ。そこで全て話す」

「俺もそこで全てを話してやる。ここだと、何かと都合が悪いからな」

「分かった。待ってる」

「信じてますから」

「行こう」

 

 ロクマ4は、己の目的が闇菓子ではない事を明かした。

 そして、別の場所で話をする事を伝える。

 それを聞いたソウマ達は、そう言って去っていく。

 それを見ていたラーゲ9は。

 

「…………お前、どういうつもりだ?」

「別に。俺はストマック社を潰せればそれでいい。あいつらを利用してもな」

 

 ラーゲ9は、ロクマ4に目的を伝えた意図を聞くと、ロクマ4はそう言う。

 グロッタを誘き出す為に、ソウマ達を利用しようと。

 ラーゲ9は、コメルの捜索願いを拾うと、懐に閉まって、2人揃って中に入る。

 

「このバイトはどうなの?」

「期待通りとはいきませんが…………」

「「グロッタ様」」

「だ〜れ?アンタら」

 

 グロッタがエージェントにそう聞いて、エージェントがそう答える中、ラーゲ9とロクマ4の2人が入ってくる。

 グロッタがそう聞くと、2人はミミックキーを抜き、グラニュートとしての姿になる。

 それを見たグロッタは。

 

「ああ…………アンタらだったのね。ラーゲ9、ロクマ4。納品された上質なヒトプレス、見たわよ。随分と優秀じゃない」

「ありがとうございます」

「ただ…………例の…………グラニュートハンターとプリキュアに目をつけられてしまいまして…………」

 

 グロッタはそんなふうに言うと、ラーゲ9とロクマ4はそう言う。

 それを聞いたグロッタは、不機嫌気味な表情を浮かべながら口を開く。

 

「赤ガヴにプリキュア……………しつこい奴らね」

「ええ。アイツらがいると、支障が出て………」

「ただ、誘き寄せることには成功しました。グロッタ様…………力をお貸し頂けませんか…………?」

「ふっ。いいわよ」

 

 グロッタがそんなふうに言う中、ラーゲ9とロクマ4はそう言う。

 それを聞いたグロッタは、笑みを浮かべる。

 


 

 そんな中、ソラシド市にある廃工場。

 そこには、ソウマ、ソラ、ましろだけでなく、ツバサ、あげは、エルちゃんの姿があった。

 

「ここで待ってろと言ってたんだよね?」

「うん」

「でも、大丈夫なんですか?罠の可能性もありますよ?」

「分かんない……………」

「ですが、ヴラムの言葉には、嘘を感じませんでした」

「待つしかないよ」

 

 ソウマ達はそんな風に話をしていた。

 ツバサは、罠の可能性があると感じていた。

 そんな風に話をしていると。

 

「あっ…………!えっ…………⁉︎」

「久しぶりねぇ…………赤ガヴ」

「確か…………グロッタ…………だよね?」

「やっぱり、罠です!」

「そうなるか…………!」

 

 ソウマ達は、ラーゲ9とロクマ4の2人がやってきた気配を感じて、立ち上がる。

 だが、そこにはグロッタの姿もあって、ましろ、ツバサ、あげはがそう言う中。

 

「どういう事?」

「私たちを騙したんですか⁉︎」

「まあ…………そういう事だ」

「呑気に来る方が間違いだろ」

「赤ガヴ…………プリキュアと一緒に、随分と邪魔…………してくれるじゃない」

 

 ソウマとソラがそう聞くと、ラーゲ9とロクマ4はそう言う。

 すると、グロッタはそんな風に言うと。

 

「グロッタ……………お前らが人間に手を出し続ける限り……………俺は絶対に許さない」

「ヒーローの出番です!」

「お仕置きが必要ね…………!」

 

 ソウマとソラがそう言って、ましろ達も一緒に変身アイテムを構える中、グロッタはそう言うと、ミミックデバイザーからミミックキーを取り外す。

 グロッタが戦闘形態になる中。

 

「「「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」」」」

 

 ソラ達はスカイミラージュにスカイトーンを装填する。

 そして。

 

「変身!」

「ひろがるチェンジ!スカイ!(プリズム!)(ウィング!)(バタフライ!)(マジェスティ!)」

 

 ソウマは、ポッピングミゴチゾウとパンチングミゴチゾウを持って、ガヴに装填して変身する。

 

パンチングミ!

 

 ソウマはその音声と共に、ポッピングミフォーム・パンチングミアシストに変身する。

 一方、ソラ達は宇宙空間のようなエフェクトに包まれるステージへと降り立つ。

 5人の髪が伸びて、靴が現れる。

 

「きらめきホップ!」

 

 ソラのその言葉と共にステージ部分にHOPの文字が浮かび、5人の頭に装飾が付き、耳にも飾りがつく。

 

「さわやかステップ!」

 

 続けて、その言葉と共にステージがSTEPに変わると、5人にそれぞれの服が現れて、ソックスも現れ、ツバサは腰マントが付く。

 

「はればれジャンプ!」

 

 更に、その言葉と共にステージがJUMPに切り替わり、腕にグローブなどが付くと、ソラの左肩からマントが現れ、エルのスカートの後ろ側に星の意匠が付く。

 ソラがウインクをすると、5人は名乗りをあげる。

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」

「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」

「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」

「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」

「レディ…………!」

『ゴー!ひろがるスカイ!プリキュア!』

 

 ソラ達はプリキュアに変身し、そう名乗る。

 

「ふっ!はっ!」

「ハハハハッ!」

「ふっ!ハァァァァァ!」

「はっ!ふっ!」

「てやっ!はっ!」

「よっと!はっ!」

「はっ!はっ!」

 

 ソウマ達は、グロッタ、ラーゲ9、ロクマ4と応戦していく。

 応戦する中、ラーゲ9とロクマ4は。

 

『見極めろ…………!コメルを殺したのは…………どっちだ…………!』

『さて、いい感じに消耗されて欲しいんだけどな…………』

 

 ラーゲ9は、ソウマとグロッタのどちらがコメルを殺したのかを見極めようとしていて、ロクマ4はグロッタが消耗するのを見計らっていた。

 すると。

 

「うぉぉぉぉ!ハァァァァァ!」

 

キッキングミ!

 

「はあっ!」

「うっ⁉︎」

 

 ソウマはキッキングミアシストも使い、ラーゲ9とロクマ4にキックを、グロッタにパンチを叩き込み、ましろもプリズムショットを撃つ。

 そんな中。

 

「さてと…………それじゃあ、ギューモ。赤ガヴとプリキュアを魔石の力で倒してきて。上手く倒せたら、闇菓子をあげるよ」

「うぉぉぉぉ!あむっ!がぶっ!」

 

 それを陰から見ていたニエルブは、そんな風にギューモに言う。

 すると、ギューモは魔石を喰らう。

 

「うぉぉぉぉぉ!力が漲る…………!うぉぉぉぉぉぉ!」

「新手のグラニュート⁉︎」

「あれって…………カケルさん達が使っていた身体強化の魔法では⁉︎」

「どうなってるの⁉︎」

「ニエルブの差金かしら。まあいいわ」

 

 ギューモは身体強化魔法を発動しつつ、プリキュアに襲いかかっていく。

 あげは、ツバサ、エルちゃんがギューモが身体強化魔法を使った事に驚く中、グロッタはニエルブの差し金と気づきつつも、ソウマと戦闘をしていく。

 

「フッ!はっ!」

「うわっ⁉︎くっ⁉︎」

「ハァァァァァ!」

 

 グロッタが鎌でソウマに攻撃すると、ソウマは天井に叩きつけられ、グロッタは鎌で斬撃する。

 ソウマが回避する中、ラーゲ9は天井を見る。

 そこには、グロッタの鎌でできた斬撃痕が残っていた。

 それを見たラーゲ9は。

 

「っ!あの傷跡は…………!」

『…………こいつもそろそろ動くみたいだな』

「ふっ!ハァァァァァ!」

「うわっ⁉︎」

「ソウマ君⁉︎」

「余所見してんじゃねぇぞ!ゴラァァァァァ!」

「くっ…………!」

 

 ラーゲ9はそう反応する。

 天井に出来た傷痕が、コメルの傷痕と一致したのだ。

 ロクマ4がそう思う中、グロッタの猛攻に、ソウマは変身解除に追い込まれる。

 ましろがそう叫ぶ中、ギューモはソラ達に襲いかかり、何とか対応する。

 すると。

 

「っ⁉︎ゴーリ⁉︎テメェ生きてやがったのか⁉︎」

「は……?何でお前が親父のことを……⁉︎」

「親父?何だお前、アイツのガキか?」

 

 ギューモは、ロクマ4に気づいた。

 すると、ロクマ4の事をゴーリだと勘違いして、そんな風に言う。

 ロクマ4がそう聞くと、ギューモはロクマ4がゴーリの息子だと悟った。

 すると。

 

「お前なのか………親父に闇菓子を食わせたのは?」

「あ?ああ、そうだよ!俺が手に入れる筈だった地位も名誉も女も全部アイツが奪いやがったんだ!だから闇菓子の虜にさせたんだよ!」

「……………は?」

「えっ…………⁉︎」

「闇菓子の為に必死こいて金を集めた姿は実に無様だったぜ!あんなに大事にしていた女よりも闇菓子を優先してよ!本当に愉快でたまらなかったぞ!しかも暴力まで振るってよお!なあ、もしかてお前もアイツに痛めつけられたのか?気の毒だな〜!アッハハハハハ!」

 

 その口ぶりと、ニエルブから受け取った情報から、ギューモこそが、ゴーリを破滅させた原因だと悟った。

 すると、ギューモはそんな風に言う。

 それを聞いたロクマ4とツバサが驚く中、ギューモはそんな風に言う。

 グロッタが、ソウマにトドメを刺そうとする中。

 

「そうか…………!お前だったのか…………!」

「お前が…………!」

 

ヴラスタムギア!

ヴェロドライバー!

 

 2人はそう言うと、腰にドライバーを装着する。

 そして。

 

プディングヴラムシステム!

うるおいジュース!フルーティー!

 

「うぉぉぉぉ!」

「はっ!」

「っ⁉︎」

 

 ラーゲ9はヴラムに、ロクマ4はヴェロに変身し、ラーゲ9はヴラムブレイカーで、ヴェロはヴェロガンで攻撃して、グロッタとギューモに不意打ちを仕掛ける。

 グロッタは攻撃を避けると、口を開く。

 

「は…………?グラニュートハンター?ラーゲ9、ロクマ4。アンタら、どういうつもり?」

「テメェら…………!」

お前が…………!コメルを…………殺したんだな!

お前が……俺の家族の幸せを………壊したんだな!

 

 グロッタとギューモは、ラーゲ9とロクマ4の裏切りに対して、そう聞く中、ラーゲ9とロクマ4はそう言って、グロッタとギューモに襲いかかる。

 

「ハアッ!ふっ!」

「オラっ!ハァァァァァ!」

「コメル⁉︎誰それ⁉︎」

コメル・アマルガ!俺の弟だ!

「そんなの知らないわよ!」

 

 ラーゲ9はヴラムブレイカーで、ロクマ4がヴェロガンで攻撃する中、グロッタがそう聞くと、ラーゲ9とロクマ4はそう答える。

 グロッタが身に覚えがないと言わんがばかりの反応をする中。

 

「えっ?何で…………⁉︎」

「仲間割れでしょうか…………?」

「何で…………?」

「もしかして…………」

「あの2人は…………」

しらばっくれるな!闇菓子に誘われて、ストマック社で働いてたはずだ!

お前の所為で……!俺の母さんは……!絶対に許さねえ!

 

 ソラ達は、突然の仲間割れに困惑していた。

 ラーゲ9はグロッタに矢を、ロクマ4はギューモに弾丸をぶつけていく。

 それを聞いたグロッタは。

 

「ああ…………うちのバイト?」

「ぐっ⁉︎」

「くっ⁉︎」

「ならそうかもね。始末した役立たずのバイトなんて、腐るほどいるから、覚えてないわ!それに…………闇菓子で身を滅ぼすのは私たちのせいじゃ無い!み〜んな………自分で手を出すから、自己責任よ!」

「フッ!知るかよそんなこと!ゴーリは俺が手に入れる筈だった幸せを奪いやがったゴミ屑だ。だったらせめて罪滅ぼしとして、俺の為に金を集めて闇菓子を献上させる義務があるだろうが!」

 

 グロッタはラーゲ9とロクマ4の2人の首を鎌で引っ掛けると、ギューモと共にそんな風に言う。

 コメルを殺したかもしれないが、覚えていない事と、闇菓子で身を滅ぼすのは自己責任だと。

 そして、2人を蹴ると。

 

「ギューモだったわね。アンタも手伝いなさい!アイツらを始末したら、闇菓子をくれてやるわよ!」

「闇菓子…………!うぉぉぉぉぉ!」

「貴様…………!ハァァァァァ!」

「ぶっ潰してやる!」

 

 グロッタはギューモに対して、そんな風に言うと、ギューモはソラ達との戦闘をやめて、ロクマ4の方に向かう。

 ラーゲ9はグロッタと、ロクマ4はギューモと戦っていく。

 そんな中、ソラ達はソウマの元へと駆け寄る。

 

「大丈夫⁉︎」

「うん…………」

「あの2人も…………闇菓子によって、家族を…………」

「どうやら、本当だったみたいですね」

「そうだね…………」

「うん…………」

 

 ましろがソウマを介抱する中、ソラ達はそう話す。

 ラーゲ9とロクマ4の目的が、闇菓子ではなく、弟の敵討ちと、ストマック社を潰す為にと。

 ギューモは頭の二本の角を取り外して双剣に変えるとロクマ4を切り刻んでいく。 

 すると。

 

「おい、あの女は自殺したみたいだけどよお……ゴーリも自殺したのか?」

「……っ!」

「ん?その反応……まさか、テメェが殺したのか?……はっはははは‼︎マジかよ⁉︎アイツ自分のガキに殺されたのかよ⁉︎ダサすぎだろ⁉︎闇菓子買う為に必死こいて金を集めた時や闇菓子を食べる時に一滴も溢さない様に慎重に食べていた時みたいにみっともねえなぁ‼︎アッハハハ‼︎」

「うるせぇ!」

 

 ギューモがそう聞くと、ロクマ4はそんな風に反応する。

 その反応を見て、ゴーリは息子に殺されたと悟り、そんな風に叫んだ。

 それを聞いたロクマ4は飛び込むも切り飛ばされる。ギューモは剣を角に戻すと頭に収納する。

 そんな中、ラーゲ9とロクマ4は、それぞれの武器にゴチゾウを装填する。

 

SET(セット)

 

「ううっ!うぅぅぅぅっ!」

「邪魔すんな!」

 

ヴラムスラッシュ!

ヴェロスナイプ!

 

 2人は必殺技を発動して、グロッタとギューモに攻撃していく。

 だが。

 

「効かん!効かんぞ!」

「ふふっ………!」

 

 ラーゲ9の攻撃を受けて、グロッタは自分の能力でエネルギーを吸収して、蓄積させていく。

 ロクマ4の攻撃は、ギューモの身体強化魔法には効いておらず、接近を許してしまっていた。

 すると、グロッタはヴラムブレイカーからどっプリンゴチゾウを外した。

 

「なっ⁉︎」

「ハァァァァァ!」

「オラァァァァァ!」

「ぐっ⁉︎」

「ぐはっ⁉︎」

 

 ラーゲ9が驚くと、ヴラムスラッシュのエネルギーが消えて、無防備になってしまう。

 そして、グロッタはどっプリンゴチゾウを放り投げると、ラーゲ9と重なると同時にパンチをして、どっプリンゴチゾウを砕きつつ、ラーゲ9に攻撃する。

 ギューモも、身体強化魔法と炎の魔法を合わせたパンチを放ち、ロクマ4は防御しようとするが、威力が凄まじく、うるおいジュースゴチゾウを砕かれ、パンチを受けてしまう。

 2人は吹き飛び、変身解除に追い込まれる。

 ソウマ達が驚きながら見ていると。

 

「残念ねぇ。アンタらはその弟よりはよっぽど優秀なはずなのに…………失うのが惜しいけど…………赤ガヴとプリキュアと一緒に送ってあげるわ!」

「親子揃ってバカな奴らだ……俺の邪魔をするからこうなるんだよ………けど安心しろよ……お前を殺してアイツらの所に送ってやるよ!俺は優しいだろ?」

「くっ…………!」

 

 グロッタとギューモはそんな風に言う。

 ソラ達が歯軋りをする中、ラーゲ9とロクマ4は。

 

「コメルの仇を討つまでは…………やられる訳にはいかない…………!」

「ふざけんな!お父さんとお母さんの仇を討つまでは………まだ死んでられるか………!絶対にお前を殺してやる……!」

 

 2人はそう言うと、もう一つのゴチゾウをドライバーに装填する。

 

カップオン!

コーヒー!

DRINK(ドリンク) コーヒー!DRINK(ドリンク) コーヒー!

 

 そんな音声が鳴ると、ラーゲ9にはプリンカスタムと同様のカップ型のバリア、ロクマ4にはコップ型のバリアが現れる。

 そこに、コーヒーゼリーとエスプレッソが溜まっていく中、2人は口を開く。

 

「「変身…………!」」

 

 そう言うと、2人はベルトを操作する。

 

ゼリーノアールヴラムシステム!

エスプレッソネロ!ビター!

 

 そんな音声が鳴ると、ラーゲ9はヴラム・ゼリーカスタムノアール、ロクマ4はヴェロ・エスプレッソネロフォームに変身する。

 ラーゲ9の見た目は、本来の世界線のゼリーカスタムに酷似しているが、メインカラーが桃色から、黒ずんだ赤と白のカラーリングでミルクをかけたコーヒーゼリーを模したものになっている。

 その彩りはラーゲ9に宿る弟を討った存在への怒りと憎悪を彷彿とさせていた。

 ロクマ4の方も、本来の世界線のカンカンコーヒーフォームに酷似しているが、コーヒーからエスプレッソを模したデザインに変更されていた。

 

「何それ?」

「姿が変わったところで、貴様は勝てん!」

 

 グロッタとギューモはそう言うと、ラーゲ9とロクマ4と応戦していく。

 一進一退の攻防を繰り広げる中、ソウマ達は。

 

「…………っ!」

「あれは一体…………⁉︎」

「コーヒーゼリーとエスプレッソみたいだけど…………」

「まるで、あの2人から憎悪を感じます。ストマック社への…………」

「なんか怖い…………」

「……………」

 

 ソウマ達はそんな風に反応していた。

 ラーゲ9とロクマ4の憎悪と怒りの気配を感じて、怯えていた。

 

「ううっ!ハァァァァァ!」

「ハァァァァァ!」

「ふんっ!」

「はっ!」

 

 ラーゲ9とグロッタ、ロクマ4とギューモは一進一退の攻防を繰り広げていた。

 ラーゲ9とグロッタは、工場の素材を挟んで滑る中、グロッタは途中で鎌を引っ掛けた。

 

「ううっ!うっ!っ⁉︎」

「ハァァァァァ!」

「うわっ⁉︎ふっ!」

 

 ラーゲ9は、ヴラムブレイカーで攻撃しようとするが、グロッタの姿は無かった。

 ラーゲ9が驚く中、グロッタは上空から奇襲をして、ラーゲ9にダメージを与え、吹き飛ばす。

 ラーゲ9は、ヴラムブレイカーから矢を放つが、グロッタには当たらなかった。

 

「ふっ!ハァァァァァ!」

「ふんっ!ハァァァァァ!」

「ぐっ⁉︎」

 

 ロクマ4は、ヴェロガンで銃撃していくが、ギューモは身体強化に物を言わせて、そのまま銃撃を気にせずに突進していく。

 まるで、猛牛かのように。

 

「うっ⁉︎」

「はっ!」

「オラァァァァァ!」

「ぐっ⁉︎」

 

 ラーゲ9とロクマ4が倒れる中、グロッタの蹴りとギューモの体当たりを受ける。

 グロッタがラーゲ9を足蹴にして、ギューモが体当たりで壁にロクマ4をぶつけると。

 

「諦めたらどう?」

「ふざけるな!」

「俺の幸せの為に諦めて死ねよ」

「テメェなんかにくれてやる命はねぇんだよ!」

 

 グロッタとギューモの2人がそんな風に言うと、ラーゲ9とロクマ4はそう叫び、攻撃をしていく。

 ある部屋の中に入り、ラーゲ9とロクマ4がグロッタとギューモの攻撃を躱すと。

 

SET(セット)

 

 2人はそれぞれの武器にゴチゾウを装填する。

 そして。

 

ヴラムシューティング!

ヴェロスナイプ!

 

 その音声が鳴ると、ラーゲ9は地面に、ロクマ4はギューモに向かって攻撃をする。

 すると、ラーゲ9の矢は地面に黒渦を作り出し、電球から光が吸収されていく。

 ロクマ4の銃撃は、身体強化の力を打ち消していく。

 

「何…………⁉︎」

「身体強化の魔法が…………⁉︎」

 

 起こった現象に対して、グロッタとギューモはそう言う。

 すると。

 

「うっ!」

「ハァァァァァ!」

「ぐわっ⁉︎」

「何っ⁉︎」

 

 暗闇の中、ラーゲ9とロクマ4は奇襲攻撃を行う。

 どういう事かというと、本来の世界線のゼリーカスタムは、心臓を止めての透明化能力だったのだが、ゼリーカスタムノアールは黒渦を生成して、光やエネルギーを吸収する能力となっている。

 一方、本来の世界線のカンカンコーヒーフォームが高速移動に対して、エスプレッソネロフォームはエネルギーを発散させる能力となっている。

 つまり、身体強化魔法などに用いている魔力を霧散させて、無効化していたのだ。

 グロッタとギューモが2人の攻撃によって吹き飛ぶと。

 

「ううっ!ううっ!」

「ハァァァァァ!」

 

 ラーゲ9は斬撃を、ロクマ4は銃撃を行う。

 ラーゲ9とロクマ4は、これまでのダメージが蓄積しているのもあって、フラフラになりつつも、グロッタとギューモを追う。

 

「まだだ…………!もう一度、魔石を食えば…………!」

 

 ギューモはそんな風に言うと、もう一度魔石を食べる。

 そして、身体強化魔法を発動する。

 ラーゲ9とグロッタ、ロクマ4とギューモが一進一退の攻防を繰り広げていると。

 

「あ〜…………何でこんな事に…………。ラーゲ9とロクマ4、もうグロッタ姉さんとギューモの事、突き止めちゃったのか…………」

 

 それを見ていたニエルブは、そんな風に呟いた。

 どうして、こんな事になったのかと。

 そんな中、ラーゲ9とグロッタ、ロクマ4とギューモはそれぞれに攻撃して、倒れる。

 お互いに満身創痍であり、限界が近づいていた。

 ラーゲ9とロクマ4は、それぞれの武器に再度、ゴチゾウを装填する。

 

SET(セット)

 

 そんな音声が鳴る中、ラーゲ9はチェーンソースターターの如くレバーを3回引く。

 そして。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

ヴラムスラッシュ!

ヴェロスナイプ!

 

 ラーゲ9は、ヴラムブレイカーに赤黒いエネルギーを纏わせて斬撃を行い、ロクマ4はエスプレッソの様な色のエネルギーの銃撃を行う。

 ロクマ4の意思で、エネルギーの発散か、攻撃かを選べるのだ。

 

「ううっ…………!」

「貴様ァァァァァ!」

 

 グロッタが鎌を地面に突き刺し、ギューモがそう叫ぶと。

 

「ううっ!」

「ハァァァァァ!」

 

 2人は攻撃をするが、ダメージを与えたものの、2人は近くのドラム缶が置いてある場所に突っ込む。

 そして、グロッタは先ほどのヴラムスラッシュによるエネルギーを集約していき、ギューモは角に身体強化と炎の魔法を付与する。

 

「ふふっ…………!ははははっ…………!」

「これで…………お前らも終わりだ…………!」

 

 2人がそう言って、ラーゲ9とロクマ4の2人に近寄る。

 そんな中、2人はそれぞれのゴチゾウを空に放り投げ、キャッチする。

 

「これで…………!終わりよ…………!」

「お前らを倒して、闇菓子を食ってやるよ…………!」

 

SET(セット)

 

 グロッタとギューモがそんな風に言う中、ラーゲ9とロクマ4はゴチゾウを武器に装填して、ラーゲ9はレバーを長く引き、ロクマ4はトリガーを引く。

 

ヴラムシューティング!

ヴェロスナイプ!

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 その音声と共に、グロッタの背後に黒渦が発生したり、弾丸がギューモに命中する。

 その結果、グロッタのエネルギーが黒渦に吸収され、ギューモの魔力が再度霧散する。

 

「はっ⁉︎」

「またか…………⁉︎」

「姉さんの攻撃のエネルギーと、ギューモの魔力を無効化したのか…………」

「ふふっ…………!ふふっ…………!」

「終わるのは、そっちだ…………!」

 

 エネルギーが吸収され、魔力も霧散した結果、グロッタとギューモの攻撃は、ラーゲ9とロクマ4の2人に受け止められていた。

 それを見て、グロッタとギューモが驚く中、ニエルブはそんな風に分析をする。

 それを見て、ラーゲ9とロクマ4はそんな風に言い、立ち上がると、ベルトを操作する。

 

「「ハァァァァァ!」」

 

ゼリーロースト!

エスプレッソロースト!

 

 そんな音声と共に、連続パンチを叩き込んでいく。

 すると、グロッタは攻撃を受けながら、鎌を持った。

 

「ううっ…………⁉︎うわぁぁぁぁぁ⁉︎」

「ぐっ…………⁉︎クソォォォォッ⁉︎」

 

 2人のラッシュを受けたグロッタとギューモは、そんな風に叫ぶと、爆発する。

 だが、グロッタとギューモの爆発が起こると、鎌と角の剣が飛び出してくる。

 ラーゲ9とロクマ4が棒立ちになっていると。

 

「ぐっ⁉︎」

「がっ⁉︎」

 

 鎌と角の剣がラーゲ9とロクマ4のお腹に突き刺さり、変身解除する。

 すると。

 

「コメル…………!やったぞ…………!」

「父さん…………!母さん…………!俺、やったぞ…………!」

 

 ラーゲ9とロクマ4の2人はそんな風に呟く。

 それを見ていたニエルブは。

 

「はぁ……………」

 

 そんな風にため息を吐く。

 そして。

 

「あっ…………!ヴラム…………!ヴェロ………!」

「見ちゃダメ!」

「いやぁぁぁぁぁ⁉︎」

「そんな…………⁉︎」

「あっ…………⁉︎」

 

 それを見ていたソウマ達は驚き、あげははエルちゃんに見せない様に、視界を塞ぐ。

 ましろはそんな悲鳴を上げた。

 ソウマ達はダメージを受けた体に鞭を打ちつつ、ラーゲ9とロクマ4の元に向かう。

 ラーゲ9とロクマ4は、口から血が流れてくる。

 腹部を見ると、ラーゲ9にはグロッタの鎌が、ロクマ4にはギューモの角の剣が突き刺さっていた。

 鎌と角の剣が消えていく中、それが致命傷となり、2人はその場に倒れる。

 

「しっかりしろ!」

「復讐できたって…………あなた達が死んでしまったら…………弟さん…………コメル君や、家族だって…………喜びません!」

「しっかりして…………!」

 

 ソウマとソラ、ましろはラーゲ9とロクマ4の2人に向かって、そう叫ぶ。

 ツバサとあげはは、エルちゃんに見せない様にしていた。

 ラーゲ9とロクマ4が、ソウマ達の方を見て、ソウマが倒れる中、ニエルブが2人に近寄る。

 

「ニエルブ…………!」

「あ〜あ…………。せっかく、色々とお膳立てしてあげたのに…………滅茶苦茶にしちゃって…………!」

 

 ソウマがそう呟く中、ニエルブは苛立ち気味にそう言うと、ラーゲ9とロクマ4を足蹴にする。

 そして、2人に話しかける。

 

「まさか…………姉さんとギューモをね………。フフフフ…………。このままだとすぐ死んじゃうねぇ。どうする?僕の治療を受けて赤ガヴとプリキュアを始末するか……………それとも…………」

 

 ニエルブはそんな風に問いかける。

 治療を受けるか、この場で死ぬか。

 そんな選択を。

 そんなニエルブに対して、ラーゲ9とロクマ4の2人は。

 

誰が…………お前なんかと………!

ストマック社の奴に助けられるくらいなら…………死んだほうがマシだ。ぺっ!

 

 ラーゲ9とロクマ4の2人はそう答えると、ラーゲ9は傷口から出る血を触った右手でニエルブの左頬に血をつけ、ロクマ4は血反吐をニエルブに向かって吐く。

 それは、明確な拒絶だった。

 それを受けたニエルブは。

 

「……………そうか。残念だよ。ダークミント、ロクマ4の方は頼むよ」

「はい」

「やめろォォォォォッ!」

『やめてぇぇぇぇぇぇ!』

 

 ニエルブはそんな風に言うと、弓を取り出して、いつの間にか現れたダークミントは、バンカンの時の武器を取り出す。

 それを見て、ソウマ達とソラ達はそう絶叫する。

 ダメージが大きく、助けに行くことが出来ずにいた。

 そんな中、ラーゲ9とロクマ4は。

 

「……………だる」

「……………へっ」

 

 そんな風に呟いたり、鼻で笑ったりした。

 そんなラーゲ9とロクマ4に対して、ニエルブとダークミントの攻撃が当たり、2人は絶命した。

 こうして、ラーゲ9とロクマ4はその生涯に幕を閉じたのだった……………。

 だが、これは失われた可能性の世界。

 アナザーワールドとも呼べる。

 この世界線のソウマ達の運命はどうなるのか。

 それは……………誰にも分からない。




今回はここまでです。
今回は、ルートストマックの話です。
もし、ラキヤとフレッドもとい涼介が、ソウマ達の仲間にならなかったら。
そんな世界線の話です。
本編に先駆けて、ロクマ4/フレッドとギューモとの因縁が判明しました。
ギューモこそが、父親を豹変させた張本人であると。
本編での2人の因縁がどうなるのか、楽しみにしていて下さい。
この世界線は、本家ガヴもそうですが、バッドエンドとなります。
ボッカにすら勝てなくなるという。
プリキュアオールスターズが集まっても、ボッカに勝てる確率は、かなり低いでしょうから。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
スカイランドへ赴く話はまだ考えている最中なので、お待ち下さい。
今後の展開でリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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