私の朝は早いとは言えない。
ここに時計を置くと、何故かすぐ壊れてしまうせいだ。デジタル等も試して見たが時間がバラけてしまう。
なのにスマホは扱えるって凄いご都合主義的なものを感じるが。
『ちゃんと聞いてんですか?!』
「すまんすまん、今急いで車飛ばしてるっ!?」
ズドンッ!!ガガガガ!!!
「ちょっ!まっ!!ッッッ12時には着くウッ!!」
『まっピッ
向こうで何か言い切る前に切っちゃった、やっべ。
あとが怖いが今の状況も怖い。
アビドス砂漠は元々市街地だった区域が多い。それにより砂の下に車が埋まってたり、家が砂の奥底に沈んでたりするがそれのせいで変な坂道になったりする。
今、私が運転している車は砂地も走れる様に魔改造した大型トラックだ。免許?バレなきゃ問題ない。あと1年で二十歳だからその時に取れりゃ良いだろ。
「うっわ・・荷台がグラグラしてる、どっかのバランス崩れたな?」
問題はこのトラック、荷台のバランスがシビアなことだ。砂丘乗り上げてからのジャンプしちゃったせいでさっきから右へ左へ、こりゃあどっかに止めて積み治さないといけないか。中身大丈夫かな?
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アビドス高校、対策委員会本部はたった一人生徒により地獄の様を見せていた。
「・・・・・・・・・」イライライラ
「ひぃん、ホシノちゃんが切れてるよ・・」
「あの〜、シロコちゃん見ませんでしたか?」
「シロコちゃんはね、さっき『ん、勝負しろホシノ』って言ってたから、今は隣の部屋の床に転がってると思うよ」
ちなみに勝負は1秒も掛からずに零距離ショットガン射撃からのアッパーというコンボを食らってのKOだった。雉も鳴かずば撃たれまい。
「にしても、サイモンさんってどんな方なんでしょうか?、私初めて会うので・・・」
「バカ」
「えっ?」
「賭け値なしの大馬鹿」
「事実でも言ったらだめだと思うな・・」
ホシノも大概だが、ユメも相当酷いことを言ってる自覚はあるのだろうか?、本人が聞いたら「口酸っぱく何度も忘れんなって言ったコンパスと水筒を忘れるマヌケにバカと言われたくない」と返すだろう。
「そもそも、あの人hBoo!!Booo!!!!
「あっ、来た」
「来ましたね」
「・・・・・」(怒)ピク
手に持っていたショットガンに弾丸をセット。
大丈夫、1発だけなら誤射だから。
「ダメだよ!!ホシノちゃん!!」
「ちょっ!!止まってくださいホシノ先輩!!」
「離してください!!ユメ先輩!!ノノミちゃん!!あのバカに少しお話するだけですから!!」
ユメ先輩と可愛い後輩のお願いにより何とかこの場は抑えました、この場は。
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「わぁーー」
「いつ見ても厳ついですね」
アビドス高校、校庭にその化け物は停められた。
運転席部分は普通のペイントだが、コンテナのある部分はバチバチに塗装されていた。
だがその中で1番主張しているのはコンテナの上に取り付けられた20mm機関砲『M61バルカン』だろう。
取り付けた本人でさえやりすぎたと思ったのだから。
「おーい!!ホシノちゃん持ってきたぞー!!」
「うへへ、ありがとうございます」
「それと」
「ん?何?お礼!?いーてことよ!!」
「違います、・・電話その他諸々、後でお話ですからね」
「はぃ・・・・」
残念、暁のホルスからは逃げられない。
「あの〜、初めまして私は十六夜ノノミです」
「ノノミちゃんか、よろしく頼むよ。
聞いてると思うが私は、デッドエンド解体場の史哲サイモンだ」
にしても十六夜か・・・、ネフ何とかの偉い人で似た苗字を見た気がするが無視でいいか。ホシノちゃんも何も言ってないらしいし。
しかしやっぱりおっぱい星人だなホシノ。おじさんか、趣味が。
「うへ〜、殺しますよ」
「ワタシハナニモカンガエテマセン」
怖っわ、笑顔なのに笑顔じゃない。
笑顔とは本来攻撃的ほにゃらら・とはこういうことを言うのか。
「馬鹿なこと考えてないで、鉄板だとか運び出しますよ」
「へいへい、・・・あれ?そういやユメちゃんは?」
「ユメ先輩は後でシロコちゃんが起きしだい来ますよ」
「ふーん、まあ量が量だしそのシロコちゃんが起きてくるまでには終わらんな」
「うへぇ〜」
「このコンテナ、どれぐらい入るのですか?」
「統合整備計画後のザクIIとケンプファーぐらいだったら余裕で?」
「???」
そもそも、このトラック自体スクラップ置き場に放置されていたのをツギハギで修理したキメラみてぇな物だから細かいスペック分かんねえだよな。
おかげで車検とか通らんし。
そんなこんなで・・・
「この鉄板はどうする?」
「それは売却用なので体育館のシートがひいてある所までお願いします」
「ホシノ先輩、コレは何処に」
「それは補強用なので校舎2階の物置室に」
とにかく運んで。
「♪〜♪〜♪〜♪〜♪」
「おぉ、ノノミちゃん力持ちだな」
「えぇ、鍛えてますから」
「そうかい、ちなみに武器は何を」
「ミニガンです♪」
「おお、怖っ!」
運んで。
「偽装はこっちが上手いことやるからこの武器を・・・」ムシャムシャ
「だとしたらココにはコレを・・・・」モグモグ
「でしたら相手に混乱させる目的で・・」パクパク
「おーいお待たせ!!」
「ん、完全復活」
少し休憩のおやつタイム兼武装設置場所会議。
「固定砲台を屋上に設置するから誰か手伝って!!」
「ん、手伝う」
「じゃあ私は残りの鉄板運び込んどきますね」
「では私達は補強作業をやりましょうかユメ先輩」
「わかったよホシノちゃん」
そしてまた作業を再開する。
「んで、また夜にまで時間がかかりました」
「誰に向かって言ってます?」
少しメタいことを言いつつも全作業が終わり、現在夜の7時。2日連続ラーメンはキツイので近く(アビドス基準)のコンビニで買った弁当を夕飯にすることに決定。
これもまた青春か。友達と一緒に夜の学校で過ごす。
ちなみに今日はアビドス高校の一室を借りて泊まることになりました。
夜の砂漠で操作性の悪いトラックは死ねるので。
走らせるならレーシングカーが良いな。WRCみたいな感じで、今度提案してみるか。
topic
《乗り物紹介》
・化け物トラック
サイモンがスクラップ置き場で放置されていたトラックを改造、修理して出来たキメラ。
塗装を擦ったら前はい〇ゞが、後ろのコンテナ部はカイザーのマークが出てくる。
操作性は劣悪だが一度に運べる量が多いため使ってる。
コンテナ部の屋根にバルカン砲がついてる。これのおかげでヘルメット団にはまだ襲われてない。
車検は通らなかった。
ガンガンガンガンガンガンッッッ!!!
「ウオオオオアアアアアッッッッ!!!!!」
「えっ?何?この音!?」
ガンガンガンガンガンガンッッッ!!!
「いや、うるせぇ!!」
晴れやかな空が広がる朝8時半、目覚ましなどのアラームをかけずに爆睡していたところに騒音に等しい音が鳴り響く。
おかげでベットから転げ落ちて頭打ったわ。
「・・・・・・」
だがそんな煩わしいと思っていた気持ちに冷水をぶっかけられた気分になった。
外からドタバタと忙しなく動く音と微かに聞こえる金属音、昨日設置した補強用の鉄板に銃弾が当たる音が耳に入る。
襲撃か。
銃の動作確認・・・OK
弾薬数・・・問題なし
近接用ナイフ・・・刃こぼれ無し
最後に左手用指ぬきグローブ・・・ほつれ無し
「ここにいたんですね!!」
「おー、ホシノちゃん俺も出ろってことだろ分かってる分かってる」
「話が早いですね、敵はヘルメット団、シロコちゃんとノノミちゃんが何とか正門前で抑えています。
ユメ先輩は屋上に設置した砲台を使って戦車を潰していますが数が多いです」
「待って、戦車使ってるの?ヘルメット団が」
「はい、何故か最新式の見たことないやつを・・・」
ヘルメット団は学校に合わず退学または停学されてる奴らが名乗る不良集団だ。もしかしたら、この身体の持ち主もそうなっていたかもしれないが、そうはならずに自死を選んだ時点でこのキヴォトスにおいての不良の評価が分かるが。
根無し草である彼らが戦車を使うのは偶にあると聞くが、大体はブラックマーケットに裏ルートで流された訳ありだったりする。
そんな彼女等が最新式のを使ってる時点できな臭いことこの上ない。絶対裏があるだろ。
「まあいい、とりあえず暴れるぞ」
「そうですね、やっぱりその方が性に合いますね」
目がかち合う、目の奥底に秘めるは怒りの意思。
ひとつは暁が如く紅く燃える太陽。
ひとつは幽鬼の如く蒼き冷ややかな月。
「煮えたぎりすぎて自爆しないでよ蒸気機関車」
「そっちこそ太陽に近付きすぎて堕ちるなよホルス」
「「ふっ・・・」」
考えることは同じ、細かいことは後回し。
「さて初めよっかぁ〜」
「敵は全員スクラップヤード送りだ」
作戦開始
史哲サイモン
・スクラップ置き場にあった物で化け物を作ったバカ
・あと2台、解体場の倉庫に修理して置いてある
・基本趣味に全振りの改造車
・免許は普通のしか持ってない
・化け物トラックは校舎裏の駐車場に駐車してるため攻撃を受けてないことに安堵した
小鳥遊ホシノ
・基本的にオリ主の前では過去おじ状態になりやすい
・何とか後輩のために親しみを持たせるため一人称を《おじさん》にしようと努力中
・襲撃されてブチ切れ中
・お話♡はシロコを巻き込んで大暴れした
・性癖をデカパイだと思われてる
梔子ユメ
・今回シロコちゃんと並び影が薄い人
・語ることがほとんどない*1
・固定砲台の威力が強すぎて反動を抑えきれてない*2
十六夜ノノミ
・少しはオリ主と関われた
・力持ちでミニガンを持てるってスゲーと思われてる
・シロコちゃんと校門前でヘルメットモブ相手に無双中、戦車は足止め
砂狼シロコ
・圧倒的影の薄さ
・オリ主にも「ん、強いひとにしか従わない」をやり無事OHANASIされた
・史哲サイモンのお話にも巻き込まれた
・モブ相手には無双はできるが戦車はまだ無理
《
史哲サイモンが使う武器
モデルはワルサーP90
銃身は短く切られてる
弾は入っておらず引き金を引いても出ない
ただ、勇気を持って引き金を引け
「コレはそういうモノ、あの人にはなれないパチモンだから、仕方がない、これで何か出るんだったらそれは世界の破滅だろよ」
「ただまぁ、死は身近にある証明であり」
「己を変えるペルソナとなる」
「なんて、らしくない」
「ホント、らしくない・・・」