ダダダダダダダダダダダダダダダ!!
ドンッ!!
「よーし、戦車はそのまま前進!!」
「このまま学校を乗っ取れ!!」
「数はこっちが上だ!!進めぇ!!」
ヘルメット団、学園から退学や停学を食らった悪い生徒達が集団と化し暴徒のことを言う。
一人一人の力は弱いが問題はその数の多さ。倒しても倒しても無限と言っていいほどの数がキヴォトス中に潜んでいる。
安心するのはいくつものヘルメット団があり、日夜争っており手を組んだりすることが少ないおかげで撃退しやすいことだ。
今、アビドス高校を襲っているのはガラガラヘルメット団、何処がガラガラか分からないがきっと彼女らの心の中にガラガラがあるのだろう。
「あははははははは撃て撃て!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダ!!
彼女らが襲ってるのには理由がある、ひとつは依頼があったから。その依頼はアビドス高校を襲撃、そのまま占用しろというもの。2つ目は武器等の支援がある。3つ目は賞金稼ぎとしてしょっぴかれたから、即ち逆ギレである。
ダダダダダダダダダダダダダダダ!!
「くっ、数がおおい」
「はぁ、はぁ・・・また来たッ!」
とにかく撃って隠れて近づかれたらソイツを盾にしたり蹴り飛ばして何とか時間と距離を稼ぐ。
だがじわじわと戦線が校舎の方に後退していく。
こっちは前線に立つのが2人に援護射撃が1人、対して相手は何十人もの集団が銃弾を景気よくバラまいている。
「ん、流石にキツイ・・・」
「あとちょっとで必ず最強の援軍が来ますから頑張ってくださいシロコちゃん」
「ん、分かってる」
ダダダダダダダダダダダダダダダ!!
「アハハハハ、そのまま降伏しろー!!」
「絶対嫌!!」
敵のリーダーらしきヘルメットが嘲笑うが、こっちは何年も前からある借金に青春と反骨精神全開で抗っているアビドス高校の先鋭、こんな所で終わってたまるかと吐き捨てる。
「なら戦車隊!!吹き飛ばせ!!」
「ん!!」
「シロコちゃん!!」
どんなに強くても戦車の砲弾が直撃すれば大怪我は免れないだろう。そうなってしまえばここの戦線は崩壊し、校舎内にコイツらがなだれ込んでくる。
それは私達の負けを意味する。
それは嫌だ、まだ先輩達も来ていないのに私達のせいで負けるなんで絶対に嫌だ!!
ならば立っていよう、砲弾が当たっても倒れなきゃ問題無い!!
そう覚悟を決め・・
「大丈夫だよ・・」
優しい声がした、あの雪の降る日にかけてくれたマフラーのような安心感のする声が。だから射線から外れるように後ろに下がる。
ドンッ!!
ガキィッーーン!!
「案外上手くいくんだねぇ・・」
衝撃によって生み出された白煙の中から現れたのは、アビドス高校生徒会副会長小鳥遊ホシノ。
後輩思いでアビドス一の暴力装置が出撃だ。
「てっテメェ!!一体何を!!」
「ん〜見て分からないかなぁ〜」
ホシノはただ左手を突き出し、
だが握られている物を知っているヘルメット団達はそんなはずは無い、と藁にもすがる思いで見る。
「ただ、砲弾を掴んで止めただけだよぉ〜」
「なッ・・・・」
なんてことは無い日常の一幕の様に、ただただ欠伸するついでの様に言い放つ姿に動揺が走る。
その姿は痛みをこらえるものは無く、痩せ我慢すらない圧倒的強者の余裕。
「そういえば、おじさん達に注目していていいのかなぁ〜」
「はっ?」
ズッガガガガガガガガガガガガガガン!!
「なっ・・」
ズカッン!!BOMB!!
「キャアアアアアアアア!!」
「にっ・・逃げろッ!!」
頭上から2本のレーザービームらしき物が降り注ぎ、ありとあらゆる物を蹂躙する。戦車は穴あきチーズなったかと思えば内側から破裂するかのように爆発し、歩兵は大型トラックに衝突したみたいに吹っ飛ばされ、中には腕がありえない方向に曲がっているのもいる。
あぁ、手を出すべきではなかった。
そう理解すると同時に。
ドカン!!
大破炎上している戦車の上に人が降り立った。
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
数分前
「おー、派手にやってるなぁ」
「ひぃん、せっかく補修したのに・・」ドンッ
アビドス高校屋上で2人が下を見ていた。
1人は梔子ユメ、さっきから頑張って固定砲台を操り援護射撃を繰り返しているが、反動を上手く受け流せずにくらっているせいで成果がなかなか出ない。これが終わったら使い方を一から説明しようと思う。
そしてもう1人は史哲サイモン、これから行う予定のために時期を見計らっている。
「まぁまぁ、あいつら全員ヴァルキューレに突き出せば賞金が貰えるはずだから」
「どれぐらいになるんだろうね〜」
「さぁ?」
「あっ!そろそろホシノちゃん出てくるよ」
「見えてねぇのになんで分かるんだよ、これが絆の力か?」
「ふふん!!」
少しそのドヤ顔がウザいと思ったからデコピンをくらわしとく。なんで〜て顔で見てくるが無視だ無視。
銃のグリップを握る手に力が入る。
右手にゴットレッド、左手にスマジャーを構え神秘を注ぎ込む。
ゴットレッドには破壊力を、スマジャーにはちょっと特殊な効果を付与する。
「・・・・・・・」シューー
「いつ見ても凄いねそれ、体が暑くて辛くないの?」
バルブが開く、ポンプから押し出される血液は熱湯となり全身を駆け巡る。
肌からは汗ではなく、蒸気がもうもうと立ち上る。
その姿はまるで・・・
話は少し変わるが。
このキヴォトスのネームドキャラには皆何かしらの元ネタがあると前世では考察されていた、小鳥遊ホシノは分かりやすくホルス、まだ会ったことはないが陸八魔アルはベリアル、なんて具合に。
ならば私の、俺が宿ったこの体の元ネタは・・?
煮えたぎるような闘争心、吹き出す蒸気。
そしてこの名前。
自ずと答えは出てきた。
下ではちょうどホシノが砲弾を片手で受け止めたところだ。まさか私がネタとして言ったことを実践して、しかも成功させるとは。バケモンかよ、私でも殴って逸らすぐらいしか出来ないのに。
まっ、そろそろ頃合か。
「んじゃ行ってくる」
「はーい、行ってらっしゃい」
タンッ
しっかり銃のグリップを握りしめ、屋上から飛び降りる。翼があるトリニティ生やゲヘナ生だったらこのまま滑空したり出来そうだが、生憎今の私には翼は無いのでこのまま自由落下と洒落込むことにする。
「ニィ・・・・」
カチン!カチン!
スローモーションになる世界で2回音が鳴る。
銃身からは大量に込めた神秘によって漏れ出た光が光量を強めていく。
そして臨界点を突破する。
ズッガガガガガガガガガガガガガガン!!
二丁の銃から放たれる弾が、圧倒的物量と神秘によって光り輝き2本のレーザーと化す。
ゴットレッドからはマゼンダ色の破壊力を帯びた光線が重装甲だろうが関係なく装甲を食い破り、破壊していく。
スマジャーからはディープグリーンの特殊な神秘を帯びた光線が、どんな装甲や装備も関係なく当たった箇所を錆が腐蝕していく。
そして、大破炎上を起こした戦車の上に着地するまでの間には大半のヘルメット団員が戦闘不能及び行動不能になっていた。
「いっちょあがり、っと」
topic
【史哲サイモンの悩み】
・神秘の影響と場所のせいでそうゆうものが見えるようになった
・無意識に神秘が発動したせいで左手に持ってた物が錆びることがある
・稀にスクラップ置き場に、想定外の物がいきなり置かれることがあり解体に困る
この後の話をしよう。
まず最初に、ホシノに蹴り飛ばされた挙句怒られた。「おじさんの分も残してくれ」と言われた時、自らをおじさんと言うギャップで笑わなかった俺を褒めて欲しい。ガチ開眼、短髪でおじさんはあまり合わんよ。
ヘルメット団は全員ヴァルキューレに引き渡すことが出来たが「やりすぎ」と注意を受けてしまった。
まぁ、何人か腕へし折れているしトラウマ植え付けてしまった自覚があるから反省はする、後悔はしてないがな。
賞金はある程度貰えたが、重症を負った子の治療費とかで諸々のあれこれで相殺され、手元に残ったのがほんの少しになってしまったのは申し訳ないと思うから今度、まだ動くのにスクラップ置き場に放置されていたヘリコプターと修繕用の資材を持っていこうと思う。
そして、ヘルメット団に武器を支援した奴らについては未だに解っていないどころか、たった数日でブラックマーケットで手に入れたと判断し終わってしまった。
キヴォトスではよくあることで終わるが、前世を知っている私からすれば原因は何となく思い当たるが。
いいガラクタを提供してくれてありがとう、
いつの日かテメェらが
「あっ、柴の大将!!替え玉くださーい!!」
「おうよ」
まっ、今は美味いラーメンを食うか。
史哲サイモン
・今回、新たな能力を使った
・カイザーは元ネタをある神話関係として考察しており、嫌っている
・攻撃手段の多さならキヴォトス一だと思ってる
・アルちゃんに会ってみたいが、今どこにいるか推測できないため断念してる
・ラーメン美味しい
小鳥遊ホシノ
・かっこよく出たのに一瞬で持ってかれた
・一人称と見た目が合ってないと言われ、髪を伸ばそうか考え中
梔子ユメ
・援護射撃、成果戦車一両
・この後、反動を抑えるための特訓が開始した
・賞金が余り入らなくて悲しんだ
アビドス後輩一年s
・とにかく頑張って抑えました
ヘルメット団
・もう、何があっても絶対アビドスは襲いたくない!!(ガラガラヘルメット団一同)
【史哲サイモンの考察】
・神秘を持つ生徒にはそれ相応の元ネタがある
↑・なら俺の持つ神秘は何?
名前はセントサイモン
所属してる学園のモデルは多分イギリスの私鉄時代か?
武器は汽車のえほんのキャラクター
・戦闘時の高揚と蒸気が出てくるのはセントサイモン
・擬似的死によりヘイローを砕き回復や攻撃が出来る←多分ペルソナ3※【ちょっとした疑問1】
・神秘を左手で込めたら錆るのか?←不明
自分の本来の神秘は体から蒸気が出てくる
理由・セントサイモンの2つ名から
ペルソナ3は自分の魂が入る前の転生者が望んだ特典か?ならペルソナ自体は?
左手の神秘で錆びる理由は擬似的死と自分の所属場所が要因か?
機械の死=『錆びるorスクラップ』が近くにあるから?
【 神秘は自己の認知によって変わる? 】
違う、確実に腕だけに何かしらの神秘【■■■】 が宿ってる
私の身体は一体何人の転生者が死んで行った?
今現時点で断定することが出来るのは、塵となった転生特典が階段状のように重なり、表面が出てる部分を今の私が使っている状況。
もし十全に
※【ちょっとした疑問1】
ペルソナだと仮定した場合、ベルベットルームはあるのか?
ペルソナの世界終了系ラスボスが居るのか?
■月×日追記
最っ悪だ!!
カイザーのマークを見て思い出した!!タコに侵略者、そして神話系
あのクソ傍迷惑な神話かよ!!
ペルソナにも関わってたなぁ!!ア゙ア゙ちくしょう祈るしかねぇ
関わってこないことを祈りつつ
カイザーは潰さないと駄目だ!!
あぁ、ちくしょう・・・めんどくさい