俺は碓氷家の血筋なんて俺の代で途絶えるべきだと思っている。あっ、それと俺が今直ぐ死ぬとかは別な? なんで赤の他人のためにそこまでしなきゃなんねーだってなるだろ。
それで次の代で魔法とかから切り離せば良いって思えるが、血が繋がる者とその婚姻関係者は本人の意思を関係無しに秘伝の魔法と適正にあった真拳が与えられる。
要するに魔法と切り離すっていう事は実弾込めた拳銃を何もわからない子供の前に放置するって事さ。
天の助のプルプル真拳? あれは……うん。そもそも生きて喋り
るところてんって時点でアレだから。
まぁ簡単に纏めると後々災いの種が芽吹かないように根本から種を絶やすって事さ。
「はぁーい! 由良ちゃん、ご指名有難うねー!」
「裸エプロン3Pコースのご依頼承りましたぁ」
「ヒュー! 待ってましたー!!」
それはそうと欲望は普通に満たしたいから金稼ぎに魔法は使うし、こうしてサキュパスを召喚して性欲を解消する。
ボンッキュボン! な美女二人は俺が結構な頻度で依頼してる性欲発散系依頼専門のサキュパス達で、一応避妊と絶倫は魔法とどうとでもなる。
「じゃあ、先に気持ち良くなってからお風呂に入りましょうか。左右から綺麗にしてあげる」
「手加減はしてねぇ? 由良ちゃんったら何時も足腰立たなくするんだもん。チップ沢山くれるからたぁっぷりサービスはしてあげるけれどねぇ」
ひゃっほー! 天の助は封印してるから今夜は邪魔が入らねぇし、とことん楽しむ……あれ? あれれ……?
街に張った結界を誰かが通り抜けた事が伝わって来る。こりゃ興醒めも良いところ。少なくても幹部クラスの堕天使に聖なる気配が幾つかと、もう厄介事のオンパレードだ。
「この前の中級が妾かなんかで私怨で来たか? アザゼルは戦争よりも研究がしていたいってタイプだし……」
伝わって来る情報に気分はゲンナリ、俺が対応する事じゃねぇが、街で何かあれば私財持ってトンズラも有りだと悩んでいた時、勝手知ったる人の家とばかりに寝室に向かっていた二人が扉の向こうから顔を覗かせる。
「どうかした?」
「受けか攻めかで悩んでるなら流れで決めれば良くない?」
俺の悩みなんか知らずに呑気そうな様子で谷間を見せるボンッキュボンの美女二人。
まっ、逃げたくなったら逃げりゃあ良いし、戦う時は戦えば良い。今は楽しむか。
この後、足腰立たなくなった二人は朝飯食って帰って行った。飯の時間まで延長料金を請求されたのはちょっと財布に痛かったな。
「それにしてもとんだ顔合わせになったわね……」
その日の放課後、視聴覚室には俺とアーシア、リアス先輩や生徒会長と眷属一同、そして裏の世界に関わりのある生徒達だ。
そうそう、ちゃんと宇治金TOKIOも資料片手に居て無駄に視線を集めてる。
それと……。
「それでは昨夜に発覚した侵入者について説明するわね」
議題は昨夜俺が感じた侵入者について。悪魔として縄張りを管理、裏の関係者を学校に受け入れているからな。そりゃ何かあったら周知するのは当然か。
パイセンもまさか生徒会側が悪魔だなんて驚いちゃいるが、基本的に互いに干渉せずだったからな。
政治的理由って面倒だよ。
問題は悪魔側が何処まで把握しているか、か。漸く張るのを許可された結界も最低限の物だし、説明も何時頃に反応があったとか、向こうからの接触は無いとか、そんな感じだ。
何人かは気が付いてるな……。
それでもって学園に通ってるのは一般人に溶け込むのに都合が良いからで、傘下でも庇護対象でも無いから争いには関わりたく無いって所か、同感だねぇ。
右手でペンをクルクル回しながら話を聞くが、腹芸の下手なリアス先輩からじゃ今以上の情報は引き出せそうに無いし、超シスコンの姉貴が魔王の会長じゃ何かあれば既に動きがある訳で……。
「まあ、そんな訳で侵入者に関してはわい達が対応するさかい、そっちも危険な相手の可能性を考慮して欲しいんや」
喋る宇治金時が何か言ってらって空気だけれど、一応強いんだよな、この宇治金時。
「もう直ぐ高校では球技大会もあるさかい、折角のイベントを台無しにせんようにあまり気にせんようにして……これでも食っておいてや」
宇治金TOKIOが空中から出したのは人数分の宇治金時、梅雨の時期ってのもあって蒸し暑くなる中で嬉しい一品だろう。
それに猛毒が仕込んでなけりゃな。
「何ものかは知らんけれど好きなだけ食っとけっ!」
あの氷も容器も全部宇治金TOKIOの魔力で構成された物、それに異空間に仕舞っていた抹茶とかを乗せつつ出現させて高速で放つ。
向かう先は俺達が背を向けていた方の壁、それに高速で飛ぶ宇治金時が殺到した。
いや、宇治金時にする意味って……。
「あ、あのかき氷ってこんなに強かったのかよっ!?」
生徒会の新入りで……匙だったか? それが部屋の様子に思わず呟いていた。
宇治金時が壁に殺到した途端に部屋中に霜が張る程に室温が急低下し、俺が咄嗟に部屋にいる連中の周囲の気温を操作した時には壁は氷に覆われながら毒でグズグズに溶け始めている。
「氷で閉じ込めて毒で犯すか。二代前の覇龍もこれで追い詰めたのか?」
「いやいや、追い詰めとらへんって。十分足止めしただけや。その後で疲弊した所を増援が倒したんやけれどな」
まあ、簡単な話だ。こんな珍妙なだけで公爵直轄の部下なんてやっていられる訳がない。
強いんだよ、この宇治金時は。
「サジ、見た目で判断しないように。彼は魔王レベルに成長したクラーケンの討伐に貢献した程です。最上級悪魔クラスはあると思いなさい」
「う、うっす! ……そのクラーケンってそんなに強くなたんっすね」
「強いだけでなく知能も高く言葉も発したそうです。……その内容は意味不明だったそうですが」
魔王クラスのクラーケンか。知能が高くて宴会芸まで身に付けたって話だったよな。
イカがどんな芸をしたのか気になるけれど……今は潜んでた奴への対応が先だ。
凍った床に張り付いているのは壁と同じ模様の布、これを広げて擬態してたんだよなぁ。
そりゃ気が付いてる奴が指摘したくない筈だわ。
馬鹿に関わりたくねぇだろうさ。
「ひぃいいいいっ!?」
「なんだありゃ……」
「何ものっ!?」
リアス先輩の叫びと共に其奴はムクリと起き上がる。
「つけものですぅううううっ!!」
それと侵入者は沢庵だった。……関わりたくねぇ。
一人で五百万人の毛を刈った旧Fブロック隊長が弱いはずもない
かんそうまってます
何も聞かずに
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疾風のゲハ
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宇治金TOKIO
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マコちゃん
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地獄のイルカの
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コンバットブルース