平成ジェネレーションズWORLD   作:Naniro

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更にお詫び
毎度毎度申し訳ありません。色々とどうするべきか考えていたのですが、結局オーズニキの設定をまたもや変更するという手段を取りました。いいアイデアを思い付いちゃって、あー、これはちょっと失敗だったなー、もうちょっと早くこれを思いついていればなー、でもどうしようかと悩みに悩んでストーリーに影響ないくらいに変更しました。


メダルと引っ越しとテンペスト

オーロラカーテンに映ったのは、仮面ライダーオーズが巨大な赤いアリ型の魔物の集団に追い詰められている様子だった。オーズは2人の男と1人の女性を庇いながら戦っている。ソーゴはこの状況に焦りを覚える。

 

「これってヤバくない!?」

 

「いや、待てソーゴ、アレを見ろ」

 

ソーゴが助けに行こうとした瞬間、コウヘイが止める。よく見ると、オーズの手には3枚の緑色のメダルが握られていた。

 

 

オーズは3枚の緑のメダルを取り出し、オーズドライバーにセットするとオースキャナーでスキャンする。

 

クワガタ!カマキリ!バッタ!

 

ガ~タガタガタキリッバ!ガタキリバ!

 

オーズは緑のメダルのコンボ、ガタキリバコンボとなり、アリ型の魔物に駆け出すと同時に分身する。アリ型の魔物達は分身したオーズ ガタキリバコンボに驚き、一瞬動きが止まる。その隙に分身したオーズ達がカマキリソードで切り裂き、気がつけば、あっという間に数を減らしていた。

 

タカ! トラ! バッタ!

 

バ!バ!

 

オーズはタトバコンボにフォームチェンジするとメダジャリバーにセルメダルを3枚挿入し、オースキャナーでスキャンする。

 

トリプル!スキャニングチャージ!

 

ドォオオオオオオン!!

 

メダジャリバーの必殺技、オーズバッシュがアリ型モンスターに炸裂し、残り1体となり、オーズは再びオースキャナーを取り出すと、今度はオーズドライバーをスキャンする。

 

スキャニングチャージ!

 

「セイヤー!!」

 

ドォオオオオオオン!!

 

最後の1体はタトバコンボの必殺技、タトバキックにより倒され、アリ型の魔物は全滅した。それを見ていた3人の男女、カバル、ギド、エレン*1は唖然としながら見ていた。オーズは変身を解除すると3人に駆け寄る。

 

「終わりましたよ、大丈夫ですか?」

 

「あ、はい、大丈夫です……」

 

「た、助かりやした……」

 

「それはなにより」

 

彼は3人がなんともないことを確認すると、一安心する。するとカバルが彼に問いかけた。

 

「なぁ、アンタ、さっき変身とか言ってたな?もしかして、ソードオブロゴスの聖剣使いか?」

 

「…!詳しく聞かせて貰えます?」

 

彼は3人からソードオブロゴスのことを聞いた。依頼に応じて聖剣使いを派遣する組織で、聖剣使いは仮面ライダーと呼ばれることもあると、その聖剣使いの1人がジュラの森のテンペストという町にいることを聞いた。

 

「なるほど、じゃあそのテンペストっていうのはどこに?」

 

「確かここから……」

 

彼は3人からテンペストの場所を聞き出すと早速その場所に向かうことにした。すると目の前に灰色のオーロラカーテンが現れ、彼は咄嗟に身構える。

 

「……っ!?」

 

「待て、俺達は敵じゃない」

 

オーロラカーテンから現れたのはジオウとネオディケイドだった。

 

「ジオウにネオバージョンのディケイド…!?」

 

「あぁ、…うん?お前、掲示板使えることに気付いてないのか?」

 

「掲示板…?」

 

 

1:転生者ハンターDCD

これが掲示板だ。これにより他の世界の転生者とも連絡が取れる優れものだ。

 

2:名無しの転生者

これが、掲示板…。

 

3:オリジンジオウ

さて、オーズ、取り敢えずコテハンつけてみて。念じればいいから。

 

4:オーズ

これでいいかな。

 

5:転生者ハンターDCD

上出来。

 

6:オーズ

ちょっといきなり過ぎて混乱してるんだ。何がなんだか…。

 

7:オリジンジオウ

まあ、いきなりそんなこと言われても混乱するよね。君、転生者でしょ?俺も彼もそう。

 

8:オーズ

マジか…、まさかの同じ境遇の人がいたとは…。

 

9:転生者ハンターDCD

取り敢えず自己紹介といくか。俺はツナギ コウヘイ。仮面ライダーディケイド。もっともネオディケイドライバーだからネオディケイドって言った方がいいか。

 

10:オリジンジオウ

俺はソーゴ。仮面ライダージオウ。自分の世界を救う為に平成ライダー達の力を集めている。

 

11:オーズ

俺は金山大輝(かなやまたいき)、仮面ライダーオーズ。まあ、転生者ではあるが、俺はこれで2度目の転生かな?

 

12:オリジンジオウ

2度目?どういうこと?

 

13:オーズ

かなりかいつまんで話すけど、一度目は普通の現実的な世界で2度目の人生を満喫してたら、事故で死んで今度はファンタジーな世界に転生してた。

 

14:転生者ハンターDCD

珍しいな、まさか2度も転生とはな…。

 

15:オーズ

そんで色々旅してたらオーズになって今はグリード達の身体を修復するためにヤミーを使った商売しつつ、セルメダルを集めている。

 

16:転生者ハンターDCD

グリードだと?

 

17:オリジンジオウ

ちょっと大丈夫なのそれ?

 

18:オーズ

大丈夫、彼らはオーズ本編のような野心はないみたいだから。

 

 

掲示板で状況を説明したあと、オーズこと大輝はソーゴとコウヘイに連れられて、例の魔物の国に向かう。すると1人の剣士が走ってきた。

 

「おーい!」

 

「お、来た来た。彼はセイバーだ」

 

「ほ、本当にセイバーがいるんだ…」

 

大輝はカバル達が言っていた通り、セイバーがいることは聞いていたが、実際に目にして目を丸くしてしまう。

 

「掲示板から連絡は受けてる。金山大輝、オーズだろ?俺はフレマン・ゲブラー、仮面ライダーセイバーだ」

 

ソーゴとコウヘイは、大輝をフレマンに任せ、彼は大輝をテンペストに案内した。そこには日本の料理などもあり、大輝は終始、目を輝かせていた。

 

「ここに住みたいです」

 

すっかり気に入ってしまった大輝はテンペストに移住することを決意し、フレマンはある人物の元に案内した。そこにいたのは水色のスライムだった。

 

「スライム…?」

 

「どうもリムルさん」

 

「お、フレマンじゃないか。そこにいるのは誰だ?」

 

「彼もリムルさんや俺と同じ転生者ですよ」

 

「マジか!?お前も転生者なのか!俺はリムル=テンペスト!よろしくな!」

 

魔物の国の主、リムル=テンペストは大輝に自己紹介をしながら人の姿になった。すると大輝は人の姿になったリムルを見て目を丸くしていた。

 

「ん?どうした?」

 

「……静江さん?」

 

「えっ!?」

 

大輝が静江と呟き、リムルは目を見開く。それはフレマンも同様で彼に詰め寄る。

 

「シズ先生を知っているのか!?」

 

「あぁ、そんな呼ばれ方もしてたっけな…。実は一時期彼女の世話になったことがあって……、リムルさんでしたっけ?あなたは静江さんとよく似てますけど、関係あったりします?」

 

大輝の指摘にリムルがあぁ、そうかと言いたげな反応をし、重い口を開く。

 

「なるほどな、お前が金山大輝か」

 

「…っ!?何故俺の名を!?」

 

大輝はリムルが自分の名を知っていることに驚く。リムルは話を続ける。

 

「シズさんから聞いたんだよ。かつて面倒を見た孤児がいて、その子も転生者で金山大輝という名だった。シズさんがお前のことを話してたよ」

 

「…教えてほしい、あの人は突然俺の前から姿を消してしまった。ずっと彼女を探していた。知りたかった、どうして何も言わずに行ってしまったのか…」

 

「……大輝、お前はシズさんの異常に感づいていただろ?」

 

「…っ!あぁ…、なんか時が経っても若々しいままだったし、たまに苦しんでいるような感じが…」

 

「シズさんはその身にイフリートという炎の魔人と同化していた。お前の前から姿を消したのは、それを悟られそうになったからと、力が暴走してかつての友人のように殺めてしまわないようにするためだ。シズさん曰く、お前は何かと勘が鋭かったらしいな。そしてここに来たとき、遂にイフリートを抑えきれなくなって暴走し、俺が捕食する形で分離させた。だがシズさんの命は風前の灯火だった」

 

「……!!」

 

「その時にお前の話を聞いた。そしてお前に伝言を預かっている。〝大輝君、急にいなくなってごめんね。でも今の君なら私がいなくてもやっていけると信じてる〟そしてシズさんは息を引き取った」

 

「まさか、リムルさんのその姿は…」

 

「鋭いな、シズさんの体は俺が捕食した。それでこの姿を手に入れた。だがそれは彼女自身が望んだことだ」

 

「そういうことだったのか…。世話になった恩返しを1つでもしてやりたかったのに…」

 

大輝は自分の面倒を見てくれたシズが既に亡くなっていて、恩返しができなかったことを嘆き、涙を流した。するとリムルが口を開く。

 

「恩返しなら1つだけできる。お前はシズさんの分まで生きるんだ。それがお前にできる唯一のシズさんへの恩返しだ!」

 

「…そうだな、俺も仮面ライダーだし、明日に向かっていくしかないか」

 

「うんうん…、ん?ちょっと待て、大輝お前今、仮面ライダーって?お前も仮面ライダー!?」

 

「はい、そうです。変身!」

 

タカ! トラ! バッタ!

 

バ!バ!

 

「オーズじゃねえかー!!」

 

変身したオーズにリムルの叫び声が響き渡った。

 

 

102:オリジンジオウ

彼はテンペストに移住したそうだ。それでセルメダルを生み出すための商売を始めようとしているらしい。

 

103:転生者ハンターDCD

まあ、野心はないようだし、大丈夫だろう。

 

104:ブレイドゼノブレイド

どうした?新しいライダーでも来た?

 

105:オリジンジオウ

まあね。

 

106:テンペストに移住したオーズ

俺の事ですか?

 

107:ブレイドゼノブレイド

おっ、噂をすれば。俺はただのモブからブレイドになったものです。

 

108:アルストカブト

これも何かの縁だ。俺達が所属する平成ジェネレーションズWORLDに入らないか?

 

109:テンペストに移住したオーズ

平成ジェネレーションズWORLD?なんですかそれ。

 

110:対魔ライダーゼロワン

取込み中失礼。俺の方でライダーの力を持つ魔族から接触があった。

 

【画像*2

 

111:転生者ハンターDCD

これは……。

 

112:オリジンジオウ

まさかゼロワンの世界にいたなんて…。

 

 

「ギャオオオオオオオン!!」

 

城とドラゴンが合体したような魔物が咆哮を上げる。城の中で1人の小学生くらいの少年が外の景色を眺めていた。少年は黒い衣装*3に身を包み、まるで王者のような風格を放っていた。そこへコウモリ型のモンスターと小竜型モンスターが少年の元に飛んで来る。

 

「なあ、本当にやる気なのか?対魔忍と同盟を結ぶなんて」

 

コウモリは少年に不満を打ち明けるが少年はフッと笑う。

 

「大丈夫だよ。対魔忍には僕と同じ、仮面ライダーの力を持った人がいる。その人は正しい心を持つ人だと思っている。それに今まで多くの種族と同盟を結んできたんだ。今回もきっと大丈夫だよ」

 

「そうですよ!そんなに不満にならずに前向きにいきましょう!」

 

小竜も少年に便乗するようにコウモリに言い聞かせる。少年は振り向くとそこには青い狼のような獣人、緑の半魚人、紫のフランケンシュタインのような怪人、武装をしたオーク、露出度が高い衣装のダークエルフの女性、おどおどした魔族の女騎士がいた。

 

「さあ、行こうか!人と魔族の共存の為に!」

 

その後、新太の元に手紙が届いた。新太はそれを確認するとアサギ達や平成ジェネレーションズWORLDのメンバーが集まるスレに報告した。

*1
いわゆる3バカ

*2
コウモリのようなマークが入った封筒

*3
キングのような衣装




はい、またもや書き直しした結果、大きく変わりました。勝手に変えちゃって申し訳ない。

コテハン紹介

テンペストに移住したオーズ
本名:金山大輝(かなやまたいき)
転生先:転スラ
仮面ライダーオーズに変身する転生者で彼は2回転生している。シズに面倒見てもらった時期があり、姿を消した彼女を探していた。オーズの力は偶然見つけたらしい。テンペストを気に入って早速移住した。シズ曰く勘が鋭いとのこと。実は予備のパンツを隠し持っている。
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