平成ジェネレーションズWORLD   作:Naniro

5 / 8
堕落勇者ファイル

ナガミ タケオ 性別 男
能力:ドミネーション
一度でも自分に対して敗北感を持った人を支配する。上限はない。ただ、意思の強い人物には効果がない。
人物:傲慢でズル賢く、前世は大企業社長の息子で親の権力を利用して好き放題していた。今は街1つを完全に掌握し、圧政を敷いているらしい。

キザキ テルミ 性別 男
能力:リメイクコア
人間を始め、ありとあらゆる生物を自由に作り変える。これにより人間や生物を前世の架空のキャラクターに作り変えたりする。(しかも無許可)
人物:自分の興味のためならなんでもする天災系。孤児を拾っては無許可で改造する。しかもそれを善意でやるもんだから余計に質が悪い(例えるならガヴの酸賀に近い?)。他の勇者達のリクエストで女性の体をその人の理想の体型に改造したりもする。

ナンジョウ カセギ 性別 男
能力:アビリティロック
アビリティロックという名の金属の輪を投擲する。この輪が体にかけられるとその人が持つあらゆる能力が封じられる。例を上げると仮面ライダーなら変身能力、対魔忍なら忍法など。また、他人からかけてもらったバフとかも強制的に解除される。一応外すことも可能だが、かなり癖があり、外すのは困難。
人物:かなり金にがめつい。金貨をよく集めて湯悦に浸ることが至福のひととき。アビリティロックは体のどこでもかけられるが、彼はよく首にかける傾向があるようだ。

ヤザワ ユナ 性別 女
能力:ディメンションアロー
矢を自在に操り、さらに空間に穴を開けて相手の死角から矢を打ち込むこともできる。連射も可能で取り囲んで一気に仕留める芸当も可能。工夫次第で幅広い戦法ができる。
人物:自分が気に入らないと思うものは徹底的に消したがる。何かと他人にいちゃもんつけて慰謝料を取ろうとする。相手が口答えしようとすると矢で脅す。

テンノ シロク 性別 女
能力:インフィニティーウイング
背中から伸縮自在な翼を出す。羽は鋭利で意外と硬く、攻撃にもなるし防御にもなるオールマイティーな翼だが、飛ぶのは苦手の模様。
人物:冷徹で無口。かなりの潔癖症で全身を翼で覆っている。汚れると怒ってヒステリックになる。

※ナガミタケオはクラック様、キザキテルミはシェリーザ様のアイデアからいただきました。ありがとうございました。


勇者は滅ばない

キバの力を持ったワタルを代表とした素晴らしき青空の会と友好関係を結んだ矢先、キャッスルドランが攻撃され、犯人はソーゴの世界を脅かしている堕落した勇者一味だった。ワタル達も加勢してキバに変身する。更にワタルはキバに変身した影響なのか、大人のように背が高くなった。

 

「えぇ!?大人サイズになっちゃった!?」

 

「お兄ちゃん、変身すると背が伸びるんだよね」

 

驚くさくらに沙耶がそう説明する。するとどこからともなくウォズが現れた。

 

「祝え!弱きを助け強きを挫く、魔界の生きる伝説。その名も仮面ライダーキバ!今、闇夜の勇者が降臨した瞬間である!」

 

「…どちら様ですか?」

 

急に現れたウォズにキバは困惑する。

 

「気にしないで、単なる祝いたがりだから」

 

「あ、はい」

 

「ウォズ!祝ってないで加勢して!」

 

「そう急かさないでくれ我が魔王。今加勢する」

 

そう言うとウォズは懐からビヨンドライバーを取り出し、装着し、ウォズミライライドウォッチを起動させる。

 

ビヨンドライバー!

 

ウォズ!

 

アクション!

 

「変身」

 

投影!フューチャータイム!

 

スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!!

 

「祝え!我が名は仮面ライダーウォズ!正しき未来に導く者なり!…本当はもうちょっと言いたいが状況が状況なので、短縮版である」

 

ジカンデスピア!

 

ヤリスギ!

 

ウォズが変身した仮面ライダーウォズはジカンデスピアを手にジオウ達に加勢する。対する堕落勇者もゴーレムファイターの数を増やして対抗する。しかし、ライダーや対魔忍達、素晴らしき青空の面々はゴーレムファイターを終始圧倒していた。

 

「全員で対魔忍達を援護だ!ガルル、ドッガ、沙耶は前衛、アルフォンスさんとクーリッジは後衛、エレオノールはいつでも治療できるよう待機!バッシャーはこっちだ!」

 

キバはメンバー達にそう叫ぶと緑色のフエッスルを取り出し、キバットに吹かせる。

 

「バッシャーマグナム!」

 

〜♪

 

フエッスルからトランペットのような音が響き、バッシャーがメタモルフォーゼし、魔海銃バッシャーマグナムとなり、キバの手に渡るとキバの目や鎧が緑色になり、仮面ライダーキバ バッシャーフォームとなる。

 

「ハッ!」

 

バッシャーマグナムから水弾アクアバレットを発車しゴーレムファイター達を怯ませて隙を作る。キバ達の援護もあり戦況はジオウ達が優勢だった。

 

「おいおい、ちょっとやばくねえか?」

 

「じゃあちょっと俺いってくるわ」

 

「……私も」

 

自ら名乗り出たのはカセギとシロク。カセギは金属の輪のようなものを取り出し、それを手裏剣のように投げた。即座にジオウが反応する。

 

「それに触れるな!!」

 

ジオウがそう叫び、一同はびっくりする。するとウォズが説明する。

 

「勇者の1人、ナンジョウ カセギの能力はアビリティロック。あの輪、アビリティロックにかかってしまえば、あらゆる能力が封じられる。仮面ライダーなら変身能力を、対魔忍なら忍法など…」

 

「忍法…、ということは…、気を付けろ紫!もしそれが本当なら俺達が持つ不死覚醒も封じられるかもしれねえってことだ!」

 

「は、はい!兄様!」

 

それを聞いたライダーや対魔忍達は一層警戒を強める。キバはバッシャーマグナムでアビリティロックを撃ち落としていく。

 

「そっちがその気ならこれだ」

 

ジオウはそう言いながら懐から取り出したのはディケイドライドウォッチだった。

 

ディ・ディ・ディ・ディケイド!

 

ディケイドライドウォッチを起動させ、ジクウドライバーの空きスロットに装填し、一回転させる。

 

アーマーターイム!

 

カメンライド!ワーオ!

 

ディケイド!ディケイド!ディケイドー!

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者!その名も仮面ライダージオウ ディケイドアーマー!」

 

「はいはい、いちいち祝わなくていいから」

 

「あっくん、なんなのあの仮面ライダー」

 

仮面ライダージオウ ディケイドアーマーにチェンジしたジオウをウォズが祝うが、ゼロワンが軽く流し、さくらは困惑していた。

 

ライドヘイセイバー!

 

ディケイドアーマーとなったジオウはライドヘイセイバーを手にアビリティロックを切り裂いていく。

 

「あの力って、ツナギの!?」

 

「マジかよ、ツナギの野郎、魔王と手を組んだってのか」

 

堕落勇者達はネオディケイドこと、コウヘイのことを知っているようだった。そんなディケイドアーマーのジオウの前にシロクが立つ。

 

「お前の能力は知っている。テンノシロク、インフィニティーウイングはその羽を自由に操ること、飛び道具にもできるし剣にもできるってこともな」

 

「…だったら何?消えて」

 

シロクは冷たくそう言いながら鋭利な羽を複数飛ばした。ジオウはライドヘイセイバーの針を回す。

 

ヘイ!キバ!

 

キバ!デュアルタイムブレーク!

 

ライドヘイセイバーから金色のコウモリの群れが放たれ、羽を弾きながらシロクに襲い掛かる。

 

「……っ!!」

 

シロクは全身を纏う羽を硬化させ、コウモリの攻撃を防ぐ。一方キバはバッシャーマグナムでカセギのアビリティロックを撃ち落としていた。

 

「面倒だな。ワタル!ここは一気に決めるか!」

 

キバットがそう言うと、キバは静かに頷き、バッシャーマグナムをキバットに噛ませる。

 

「バッシャーバイト!」

 

「ハァァァァ…!」

 

キバットがバッシャーマグナムに噛み付いてアクティブフォースを注入すると、周囲が半月の夜に変化し、地面も水浸しになる。するとバッシャーマグナムのフィンが高速回転し、竜巻が起こる。それを見たカセギは強烈な一撃が来ると察する。

 

「ハァ!!」

 

バッシャーマグナムから追尾性の弾、バッシャー・アクアトルネードが発射され、カセギを撃ち抜こうとする。しかし、カセギは近くにいたゴーレムファイターを盾にした。

 

ドォオオオオオオン!!

 

「ぎゃあああああああ!?」

 

カセギはゴーレムファイターを盾にしたことで直撃は免れたものの、爆発の余波を受けて吹っ飛ばされた。

 

ヘイ!ディケイド!

 

ディケイド!デュアルタイムブレーク!

 

ジオウは再びライドヘイセイバーの針を回し、ディケイドの力を発動させる。すると9枚のカードのようなものが一直線に並び、ジオウはそれをディメンションスラッシュのようにくぐり、シロクを斬りつけた。

 

ドォオオオオオオン!!

 

「…っ!!」

 

必殺読破!

 

流水抜刀!ライオン一冊斬り!

 

ウォーター!

 

必殺読破!

 

黄雷抜刀!アランジーナ一冊斬り

 

サンダー!

 

ライジングメガインパクト!

 

ドォオオオオオオン!!

 

そして、いつの間にかゴーレムファイター達も全滅していた。堕落勇者達はあっけらかんとする。するとジオウが彼らに問いかける。

 

「お前ら、彼女は…ルピナはどこだ!?どこに連れ去った!?」

 

「知るかよ!女1人1人のことなんか覚えてねえし、どれくらい売り飛ばしたかわかんねえよ。その中にお前が探している女もいたりしてな」

 

タケオのその言葉がジオウの地雷を踏んでしまったことに気が付かなかった。すると次の瞬間、タケオの目の前にジオウがおり、腹に違和感を感じ、見てみると、ライドヘイセイバーが彼の体に深々と刺さっていた。

 

「あ…?あ…!」

 

タケオは最初何が起きたのかわからなかったが徐々に状況を理解していった。

 

「あああああああああああああああああ…!!!ごぶぅ…!

 

タケオは発狂し、吐血する。ジオウはライドヘイセイバーを刺したままの状態でディケイドライドウォッチをセットし、針を3周回す。

 

ヘイ!仮面ライダーズ!

 

ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!

 

平成ライダーズアルティメットタイムブレーク!

 

「ギャアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ドォオオオオオオン!!

 

タケオはそのまま滅多斬りされ、跡形もなく爆散した。残った堕落勇者達をジオウはギロリと睨みつける。

 

「…!て、撤退ー!!」

 

自分等もタケオのようにされると察したあとの4人は即座に撤退していった。ジオウ以外の人物達はその光景に目を見開き、ただただ見ていた。

 

 

323:転生者ハンターDCD

んでぶっ殺したと?

 

324:オリジンジオウ

お見苦しいところをお見せしました…。

 

325:テンペストに移住したオーズ

でもいいじゃん、堕落勇者1人倒せたんだし。

 

326:転生者ハンターDCD

いや、奴らは残機を持っている。恐らくナガミは本拠地でリスポーンしてるだろう。

 

327:エグゼイド・オンライン

それって、ゲンムのコンティニューみたいな?

 

328:転生者ハンターDCD

そうだ。そういった能力を持った奴があいつらに残機を分けていた。残機のある限り、奴らは死なない。

 

329:テンペストに移住したオーズ

えぇ…。

 

330:ブレイドゼノブレイド

そんなのありかよ!プジャケルナァ!

 

331:魔族ライダーキバ

どうも皆さん、初めまして、キバです。この度、平成ジェネレーションズWORLDに加入させていただきました。よろしくお願いします。

 

332:オリジンジオウ

というわけで新たな平成ライダー、キバくんです。

 

333:マギカウィザード

よろしくキバくん。

 

334:ISにフォーゼキター!

よろしくな!キバくん!

 

335:魔族ライダーキバ

子供扱いしないでもらえます?こう見えて僕は30年以上生きてるんですよ?

 

336:オリジンジオウ

>>335でもなんだかんだで子供っぽいよ?君玩具隠し持ってたでしょ?何かの変身アイテムっぽいやつを

 

337:魔族ライダーキバ

>>336何故それを!?

 

338:デジタルアーマード鎧武

やっぱ子供じゃん。

 

339:プロヒーロードライブ

子供だな。

 

340:アルストカブト

お婆ちゃんが言っていた。子供の夢は未来の現実。

 

341:魔族ライダーキバ

だから子供扱いすんなー!!

 

 

その頃、撤退した堕落勇者4人は他の勇者メンバーに報告していた。ジオウに滅多斬りにされて倒されたタケオはコウヘイの推測通り、リスポーンしていた。

 

「…あぁ、あの魔王がツナギの野郎の能力も使ってやがった。ツナギもあの魔王と結託したと見て間違いない」

 

カセギはスマホでジオウ ディケイドアーマーの件やキバの件などを報告し、通話を切る。すると、テルミが声を上げた。

 

「いない!あの2匹はどこいった!?」

 

「ちょっとキザキ、うるさいんだけど?」

 

「俺が癒やし枠として作ったあの2匹がいなくなったんだよ!」

 

「…もしかしてあの猫とネズミ?別にこれといった能力とかないし、ほっときゃいいじゃん」

 

 

とある世界に2匹の動物が追いかけっこをしていた。青がかかった灰色の猫が茶色のネズミを追いかけており、猫がネズミを捕まえようとした瞬間、2匹は何かにぶつかった。

 

ドン!

 

「ジャー!?」

 

2匹は何にぶつかったのか見上げる。ぶつけられた者はゆっくりと振り向く。

 

「ジャ〜?」

 

「「!!」」

 

なんとぶつかったのはジャマトだった。しかし、そのジャマトは頭にヒマワリが咲いていた。猫とネズミは見たこともないジャマトの存在にごくりと唾を飲む。

 

「カイト、カワッタネコトネズミガイル」

 

ジャマトがそう言うと、物陰からもう1人の人物が姿を現す。それは、仮面ライダーシーカーだった。シーカーは猫とネズミを見ると、思わず二度見する。

 

「おいおい、これはなんの冗談だ?なんでこんな奴らが…」

 

シーカーは疑問に思いつつも、テンションが上がっていた。




勇者は滅びぬ、何度でも蘇るさ!(残機の限り)

コテハン紹介
魔族ライダーキバ
本名:夜之(やの)ワタル
転生先:対魔忍
ゼロワンこと新太と同じ世界の転生者で人間とファンガイアの混血児。見た目は小学生ほどの少年だが、30年以上生きている。人間と魔族の調和を保つ組織、素晴らしき青空の会の代表者。仮面ライダーキバの力を持ち、魔族の間では闇夜の勇者と呼ばれている。大人びた感じを醸し出しているが、精神面はまだ子供っぽく、周りからも子供扱いされることもしばしば。あと彼にはどうしても知られたくない秘密があるようだ。

素晴らしき青空の会のメンバー
ガルル
ウルフェンという獣人族で月の満ち欠けで力が変動する。クールで素っ気ない態度だが、意外と照れ屋な所があるという。尻尾の動きでどんな感情なのか分かってしまったりする。
バッシャー
若いマーマン族。明るく愛想よく振る舞う。人間に対しても好意的。
ドッガ
フランケン族。喋るのが下手な為か、普段は無口。力仕事担当。
アルフォンス
オークの傭兵。面倒見が良く、気のいいおじさん。こういうオークはなかなか見かけない。
エレオノール
ダークエルフ族で軍医的な立ち位置。過去に故郷が襲撃されたときにワタルに助けてもらったことがあり、その恩返しにメンバー入りした。
クーリッジ
魔界騎士だが、過去に受けた仕打ちのせいでかなり情緒不安定で常に怯えている。周りに迷惑をかけないよう、ワタルが引き入れた。
沙耶NEO
米連軍が生み出した人工魔族。好戦的だがワタルがしっかりと躾けている。ワタルを兄のように慕っている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。