またシリーズが増えました。私の悪い癖です。
続きを見たいって声が上がったら書きますわ。
◇???
「おはようございます。」
意識の覚醒と同時に視界いっぱいに広がる黒。
そこには人で言う右目に当たる部分からは黒いもやと白い発光、そしてそこから広がる様に白い亀裂が走り、ひび割れのようになっている。
全身を見ると、黒いスーツを着込んでいる・・・どう見ても黒服(ブルーアーカイブ)です。ありがとうございました。
なぜそんな奴が目の前にいるんだ?俺の部屋は?ってかどこだよここ。
「ふむ、記憶がはっきりしませんか・・・無理もないです。砂漠に倒れていたのですから。」
え?俺、砂漠に倒れてたの?マジで?てことはブルアカに転生したって事?
いったん落ち着いて状況整理したいんだけど!?
「・・・状況が呑み込めていないようですね。一度時間を置きましょう。」
そう言って黒服は部屋から出て行った。
・・・・よし、いったん落ち着こう。
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◇数分後
ようやく落ち着く事が出来た。
とりあえずは俺の状況だ。
・ブルーアーカイブの世界に転生?した
・男子高校生っぽい見た目
・ヘイローなし
・持ち物なし
・黒服の所にいる
以上だ。ちなみに今は簡易的なベッドの上にいる。
まじでどうなってんの?最近流行りの転生か・・・?
『どうしろってんだよコンチクショウ。』
「落ち着いたようですね。」
『うおっ!』
突然、扉から現れる黒服。マジで驚いた。
当の黒服は驚く俺をおいて話を始める。
「まずは自己紹介から・・・私は黒服。ゲマトリアと言う組織の者です。今回、砂漠で倒れていたあなたを保護いたしました。」
砂漠にいたのか・・・俺。
確かに体の所々が砂っぽいし、少し喉が痛い気もする。
黒服さんにはマジ感謝ですわ。
『あぁ、よくわからないが助かった・・・のか?』
正直、記憶がないから実感がわかない。
ただ、こいつがいるってことは本当にブルーアーカイブの世界に・・・キヴォトスに来たってことだよな。
『・・・なぁ、黒服さんよ。』
「はい、なんでしょうか?」
『一つ聞きたいんだが、俺をあんたの部下にしてくれないか?』
「おや?」
少し驚いた様な声を出す黒服。そりゃそうだ、助けた少年がいきなり部下になりたいとか言い始めたら誰だって驚くに決まってる。
こんな馬鹿げたことを言葉にするのだって勇気がいるんだぞ!
「・・・確かに自由に動かせてある程度信頼のおける手駒はほしいと思ってましたが・・・本当によろしいのですか?」
『おう。』
「それは私に全てを捧げ、絶対の服従を誓うことになりますよ?」
『このまま当てもなくふらついて行き倒れるよりましだ。』
「・・・わかりました。後戻りはできませんよ。」
黒服はどこから取り出したのか白い紙を二枚とペンを机においた。
紙には細かな文字がびっしりと書かれており、契約の細かさを認識させる。
「この契約書をよく読んだ上で、全てに同意するのならこちらにサインを。」
俺は契約書を持ち、隅々までよく読んだ。
内容は細かいが、まとめるとこんな感じだ。
・黒服に従え
・黒服に逆らうな
・黒服を裏切るな
・実験もするよ
みたいな感じだ。それ以外は基本自由らしい。
それと、黒服に聞いたところ実験の方は強くなれる可能性もあるらしい。だから是非とも受けたい。苦痛を伴うらしいが・・・まあ、なんとかなるだろう。
迷わずサインした。
「クックックッ・・・いいでしょう。これであなたは私の配下です。これからよろしくお願いしますよ。」
『あぁ、こちらこそよろしく頼む。』
こうして俺の転生キヴォトスライフは黒服との契約から始まったのだった。
はい、おしまいです。
感想、待ってます。