黒いスーツの転生者   作:実力と発想が見合わない人

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後日談、執筆中!

それよりもゼンゼロ楽しい・・・個人的にはイヴリンとヨハネ君に戦ってほしいですわ。
でも、需要ないだろうし・・・なにより、これ以上シリーズ増やしたら確実にまずいでごわす。


アビドス・戦闘・蹂躙?

◇連邦生徒会・情報室

 

 

『まったく・・・今回だけですよ?先生。』

 

”うん、協力してくれてありがとう。”

 

 

連邦生徒会・情報室の一角。

ヨハネはそこで、連邦生徒会のセントラルネットワークに接続し、指定された端末の最後の信号発信源を探っていた。

 

 

『でました、これが座標です。』

 

”ありがとう・・・ホシノ、どう?”

 

「うん?どれどれ~?」

 

 

何とかアクセスに成功し、場所を割り出せた。

すると、先生の後ろに待機していた生徒がこちらにやってくる。

 

ピンク髪ののらりくらりとした態度の少女。

彼女の名はホシノ・・・ボスが気にかけている最高の神秘だ。

俺の正体を知ったら真っ先に銃口を向けてくると思われる人物でもある。

 

 

「あ~、廃墟になってる場所だね~。なるほどなるほど・・・」

 

”よし・・・ホシノ、行こう!”

 

『待て待て、目の前にいる最高戦力は連れて行かないのか?』

 

”いいの?”

 

『もちろんですとも!人質救出でしょう?私の得意分野です。』

 

”じゃあ、よろしくね!”

 

『お任せください。』

 

「うへ~、先生は人気者だね。」

 

”え!?”

 

『えぇ、そうですとも。しっかりと活躍しておいた方が覚えてもらえますから。』

 

「・・・・・・」

 

 

ふ~ん、と言った様子でヨハネを見るホシノ。

ヨハネはふんわりとした敵意を感じた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

◇アビドス砂漠・近辺

 

 

 

”みんな!あれがセリカの乗ってる車両だよ!”

 

「りょーかい!」

 

「ん、わかった。」

 

「ちょっと遠くない~?」

 

『敵は・・・すぐに片付く量だな。』

 

「サポートはお任せください!」

 

 

アビドスの砂漠地帯の端っこ。そこに拉致られたセリカがいるらしい。

ぶっちゃけ知ってたし、事前に助けてもいいとも思った。

けど、先生からの印象を少しでも良く出来たらいいな・・・と、あえて放置した。

 

 

『先行する。残りは任せたぞ。』

 

 

手袋から白いショットガン(白昼の支配)を取り出し、一気に距離を詰める。

敵の数は多いが所詮はヘルメット団、どこも似たようなものだ。

数をそろえた程度ではヨハネは倒せない。

 

 

『ひとつ、ふたつ・・・みっつ!』

 

 

ショットガンに装填されているスラッグ弾が放たれ、遠方にいる敵を撃ち抜く。

いくら離れているとはいえ、量産のヘルメットごときに防げる威力ではない。

額、側頭部、後頭部を撃ち抜かれたヘルメット団は吹き飛ぶように倒れる。

 

 

「一人で突っ込んできたぞ!囲め囲め!」

 

「一斉射撃だ!撃て撃て!」

 

「うおぉぉぉぉぉ!」

 

 

単身突撃を行うヨハネに対して、ヘルメット団の雨の様な射撃が降り注ぐ。

しかし、この程度の事は何度も対処済みである。

 

 

『軽い軽い。』

 

 

ヨハネは姿勢を低くし、銃弾を潜り抜ける。

いくら数が多くても、あてずっぽうの弾丸が当たる訳ない。

隙間を縫う様に接近するヨハネを止める事は出来ない。

 

 

『まぁ、死なない様に手加減してやるさ・・・』

 

 

ショットガンに散弾を装填し、固まっている敵をまとめて吹き飛ばす。

物陰に隠れる者は、障害物ごと破壊する。

逃げる背中に散弾を、戦う意思のある物は接近して拳を叩き込む。

逃げることも、隠れることも許さない。

 

ただひたすら蹂躙することは、果たして戦闘と言えるだろうか?

否、それはもはや狩りや駆除の様な物だ。実際、ヨハネはそうとらえている。

 

 

「・・・先生、セリカを発見した。」

 

”うん・・・じゃあ、戻っておいで・・・”

 

「えっと・・・ヘルメット団は?」

 

”だいぶヨハネが片付けちゃった・・・あ、増援が来たみたい。”

 

「いえ、もう半分が戦闘不能ですよ・・・」

 

「うへ~、もう彼一人で良いんじゃないかな?」

 

”そうだね・・・ヨハネには申し訳ないけど、みんなは撤収準備を。”

 

「「「「はーい。」」」」

 

「ん、セリカは私が背負っていく。」

 

 

ヨハネが暴れている間に、セリカの救出は終わった。

しかし、今更手助けに行ったところで何ができるだろうか?

 

先生たちは、蹂躙が終わるまでの数十分を待つことにした。

 

 

 

 

 

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◇アビドス高校・校門前

 

 

 

 

 

”なんか・・・色々ありがとうね、ヨハネ。”

 

『いえいえ、ヘルメット団なんて飽きるほど相手にしてきましたから。慣れていますよ。』

 

 

あれから学校に戻った先生たちは、セリカが気絶したこともあり、そのまま学校に泊まる事になった。ヨハネは仕事があるため、戻らないといけないらしい。

 

 

「でも、助かりました。おかげでセリカちゃんを無事に救出する事が出来ましたので。」

 

「うへ、ありがとね~」

 

「ありがとうございます☆」

 

「ん、そっちに困ったことがあれば今度は私たちが助けるよ。」

 

 

対策委員会も、口々に感謝を伝える。

それに対して、ヨハネは一礼すると、踵を返して・・・飛んで行った。

 

 

「すごい跳躍力ですね・・・」

 

”うん・・・何度見ても慣れないよ。”

 

「連邦生徒会にはあんなのもいるんだね~」

 

「スーパーヒーローみたいです!」

 

「シロコ先輩、手合わせしたいなんて言わないでくださいね?」

 

「・・・・ん。」

 

 

砂を巻き上げながら跳躍したヨハネは、そのまま夜のアビドスの闇に消えていった。

 

 




今回はここまでです。


〈白き仮面の狩り装束〉
呪いの狩人・ヨハネの狩り装束。神秘に対して高い防御効果をもつ。

しわの一つも無いほど綺麗な礼服は、彼が仕事を終えるころには赤黒く変色している。
彼は過剰な力で武器を振るう。そうで無いと狩れない獣でもいたのだろうか?



じーかーい・・・一気にすっ飛ばして黒服VS先生!


それではまた次回・・・
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