ああ・・・あんた、助けてくれぇ・・・・
あいつが・・・おぞましい、青封筒がやってくる・・・
・・・・呪われた限定ガチャがああぁぁぁぁぁぁ!
赦してくれぇ・・・赦してくれぇ・・・
◇ゲヘナ風紀委員会
『なぁ・・・大丈夫か?』
「・・・えぇ・・・大丈夫?・・・よ。」
『それ大丈夫じゃない奴のセリフだぞ。』
とある日の昼下がり、ゲヘナに存在する危険地域の一つであるヒノム火山を調査したヨハネは、報告書を持ってゲヘナ風紀委員会の委員長室・・・空崎ヒナの所に来ていた。
本来は
そして、委員長室にてふらふらになっているヒナを発見したのだった。
『目の下の隈もすごいし、フラフラしている。恐らく思考もあやふやだろう?よく働こうって気になるな。』
「・・・でも、私がやらないと・・・」
『ワーカーホリックって怖いな。』
会話をしながらも淡々と書類を片付けているヒナ。
だが、誰がどう見ても働き過ぎであるが、止める者が居なければ彼女はずっと働き続けるだろう。
『前に極度の疲労で俺に誤射したのを忘れたのか?もう背中を撃たれるのはごめんだぞ。』
「・・・大丈夫よ。」
『信用できんのだが・・・』
生まれたての小鹿のごとくプルプル震え始めたヒナにヨハネはしびれを切らし、強硬手段に出る事にした。
『仕方がない・・・これでも食らえ。』
「?・・・・・くぅ・・・」
ヨハネは懐から小さな四角い箱を取り出し蓋を開いた。
蓋が開く同時にゆっくりとした優しい音楽が鳴り響く。
子守歌の様なその音は、疲れたの溜まった者達を、強制的に
机に突っ伏すように眠ったヒナを、ヨハネは備え付けのソファーに寝かし、毛布代わりに自身のコートを掛ける。
『やっぱり凄まじい効果だな、これ。』
ヒナに対して使われたそれは、ヨハネが製作したオルゴールで、様々な研究を持って調整された確実に効く音声タイプの睡眠導入剤でもある。
基本的には寝つきの悪い時や仕事を辞めない先生や
『さてと・・・』
「失礼します・・・あれ?委員長?」
ヨハネが部屋を出ようとした時、ちょうどよく扉が開き風紀委員のメンバーであるチナツが入ってきた。
彼女はソファーで眠るヒナと自身の目の前にいるヨハネを交互に見ている。
「えっと・・・情報室長?」
『・・・私が来た時にはもう寝ていたよ。』
「そ、そうですか・・・・なるほど、困りましたね。」
『何か用事でも?』
「いえ、戦闘部隊からの援護要請で委員長を呼びに来たのですが・・・」
『久しぶりにぐっすり寝てて起こしにくいと。』
「はい。ですが部隊の援護が必要なのも事実・・・委員長には申し訳ないですが―――」
『んじゃ、俺が行くさね。』
「――――え?」
ヒナのいるソファーに近寄ろうとしたチナツは、驚いた表情でヨハネを見た。
『せめて今くらいは夢を見るほどに休ませてやろうじゃないか。』
「確かにそうですが・・・その、本当に良いのですか?」
『まあ気にしないでくれ、俺がやりたいからやるんだ。』
銃を取り出し弾丸を確認する。
やる事はいつもと同じ、何も変わらない。
ただ暴れる
『さ、狩りの時間だ。』
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◇夕方
『よし・・・終わりだな。』
ヒナの代理で治安維持活動に参加したヨハネは、すべての戦場で一方的に敵を蹂躙していた。
彼の通った後には、大量の不良やヘルメット団が山のように積み上がっている。
現在は、負傷者を回収している救急医学部と規則違反者を収容する風紀委員が往来している状態である。
「お疲れ様です、情報室長。」
『ああ、火宮さんですか。』
「本日はヒナ委員長の代理をしてくださりありがとうございます。おかげで委員長も十分な休息が取れたようです。」
『疲れは取れてそうだったか?』
「はい、最初に目が覚めた時は戦闘に加わろうとしましたので、情報室長が代理をしていると伝えてから無理矢理休ませました。」
『なら良かった。』
ヨハネは銃を仕舞い、帰る準備を始める。
「・・・委員長が今度お礼をしたいと。」
『あぁ・・・気にすんな。って伝えといくれ。』
「ですが―――『すまん、電話だ。』―――・・・あ。」
チナツが何かを言おうとした瞬間、ヨハネの携帯から呼び出し音が鳴り響く。
それと同時にヨハネは風のようにその場を後にした。
『はい・・・あ、先生ですか。』
『はいはい・・・うん・・・はぁ!?――――
ミレニアムの廃墟で迷子になった、ですか!?』
今回はここまでです
とある方のご指摘により、以前ウォーデンがシロコと接触していた事実をフル無視しておりましたことが発覚いたしました。
いや、作者はウォーデンではなくヨハネ君の時に接触してたと思ってたんですよ・・・けど見返したら違ったんですよね。
後付け設定になるけど、ちゃんと補完いたしますわ。
それではまた次回・・・
あぁ、ずっと・・・ずっとそばにいてくれたのか・・・
わが師・・・紫封筒よ・・・
これからの方針
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メイン優先
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閑話あり
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曇らせを書きなさい