黒いスーツの転生者   作:実力と発想が見合わない人

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前回のあらすじ

先生「”廃墟で迷子った・・・”」


パソコンの調子悪すぎて投稿が遅れる遅れる・・・・


廃墟だって?

◇ミレニアム・廃墟・深部

 

 

 

『・・・最後に確認された座標はこの辺だが。』

 

 

ミレニアムの廃墟、その最深部付近。

そこは廃れた都市の様な場所でありながらも人がいたころの痕跡が濃く残っており、劣化した建物や物品は当時の生活模様を表している。少なくとも当時は安定していた生活があったのだろう。

しかし、今や危険なオートマタやドローンが徘徊する無法地帯である。

 

ヨハネはそんな場所を一人で進む。

 

 

 

「■■■■■■■■―――――!」

 

『・・・・うるさい。』

 

 

そこら中から飛び出すオートマタやドローンを銃撃や斬撃、殴打などで破壊する。

剣を振るうたびに敵の装甲が拉げ、内部の機器が破損し砕け散る。

血のように吹き出し飛び出したオイルが、真っ白な連邦生徒会の制服を激しく濡らす。

そのため、ヨハネの通った道は破壊された機械の残骸で埋め尽くされ、接敵するたびに彼の制服のきれいな部分は少なくなっていた。

 

 

『痕跡からして・・・ここにいるかな?』

 

 

迫りくる機械どもを押しのけるうちに、恐らく先生たちが居るであろう部屋の前に到着する。

一応、先生たちが中にいるか確認くらいは・・・

 

 

「よし!これで・・・クリア!」

 

「お姉ちゃん!まだ終わってないよ!?」

 

「うわぁ!ほんとだ!」

 

”二人とも頑張って!”

 

『おい。』

 

「「”うわぁぁぁぁっ!!”」」

 

 

騒がしい連中だ。

 

 

”よ、ヨハネ!?”

 

『こんにちは、先生。それにしても随分と呑気なことで。』

 

”それ・・・血?”

 

『あぁ、これオートマタとかから出てきたオイルですよ。油圧だとか冷却だとかのじゃないですかね?』

 

”じゃあ、怪我はしてないんだね?”

 

『えぇ、まったくの無傷です。』

 

”それならよかった。”

 

『・・・ゲームですか?随分と楽しんでいたようですね。』

 

”えっと、ほら・・・ここ結構安全だったから。”

 

『もう少し危機感は持ってくださいよ。』

 

”うん、次からは気を付けるよ。”

 

『次は無いようにしてください・・・・で、そこの二人は?』

 

 

俺の事を知っている先生と違い、面識のないモモミド(二人)は抱き合って部屋の隅でこちらの様子を見ている。

そこまで怖がらんでも・・・そういやオイル()塗れだったわ。

 

 

”えっと・・・ミレニアムのゲーム開発部の二人で・・・”

 

『それは知ってますよ。ランキングに乗る様なゲームを作ってましたよね。』

 

「え、知ってるの!?」

 

『信じられないほどのクソゲー、と。』

 

「ですよね・・・」

 

 

まぁ、先生が無事なら基本OKだ。

キヴォトスの住民は基本頑丈だからな。

 

 

『・・・で、先生に一つ聞きたいのですが。』

 

”なに?”

 

『この場所・・・実は立ち入り禁止の危険区域なんですよね。』

 

”・・・・・あ。”

 

 

しばらくフリーズした先生の表情はあからさまに「やっちまった」みたいな顔になった。

 

 

『本来は俺でも連邦生徒会とミレニアムのセミナーに許可が必要な場所なんですよ。』

 

”えっと・・・えーっと・・・”

 

 

俺の説明を聞いてようやくあわあわと慌てだす先生。

おまけに連邦生徒会と聞いたモモミド(姉妹)も顔が青ざめてる。

 

 

『・・・まあ、今回は見逃しますよ。』

 

”え・・・いいの?”

 

『もちろんです。それよりも、これからどうしますか?』

 

”どうって?”

 

『すぐに帰るのか、それとも探索を続けるのかですよ。』

 

これ(シッテムの箱)がダウンしちゃったから私は戻りたいけど・・・”

 

 

そう言って真っ白なタブレット端末を見せてくる先生。

 

 

『これは?』

 

”〈シッテムの箱〉だよ。今は充電が切れちゃってるけど、いつもはこれで戦闘指揮をしたりしてるんだ。”

 

『なるほど・・・つまりこれが動かないから戦闘指揮が取れずに帰れなくなったと?』

 

”さすがヨハネ、これでわかるんだね。”

 

『大体察しがつきますよ。それで?どうしますか?』

 

”うーん・・・二人はどうする?”

 

 

先生が話を振り、ようやく会話に参加する双子。

 

 

「わ、私はできれば進みたいな。まだG.Bibleを手に入れてないし・・・」

 

「でもお姉ちゃん、私たちの力じゃ先にこれ以上進めないよ・・・」

 

「あ、そっか・・・」

 

「ここまで来たのも先生の指揮ありきだったし。」

 

「うぅ・・・でも・・・」

 

 

あきらめきれないモモイを説得しようとするミドリ。

・・・だが、このまま帰られては物語が変わってしまう。

 

仕方がない。

 

 

 

『なら俺が先導してやろうか?』

 

「ほぇ?」

 

「え?」

 

”ん?”

 

 

驚いた表情でこちらを見つめる3人。

さっきから仲いいな・・・

 

 

”提案はありがたいけど・・・いいの?”

 

『えぇ、まぁ・・・このままほったらかしにして廃墟を荒らされるよりかマシですよ。』

 

 

本当は一目くらいアリスを見てみたいからである。

以前それっぽい扉は見つけたが、認証が通らずに入れずじまいだったからな。

そこに先生たちを誘導すれば目的達成だ。

 

 

”じゃあ、お願いできるかな?ヨハネ。”

 

『もちろんいいですとも。』

 

 

お礼はいらんよ?

何せタダよりも高いものを得られるからな。

 

王女が勇者へとなる物語の幕開けを見られる事。

そして何よりも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉の先のオーパーツが欲しい!

 

 

 




今回はここまでです。

気力が尽きました・・・


リザルト画面でトキが降りた後のアビ・エシェフが仮面ライダー鎧武のスイカアームズに見えて仕方ない。

次回、王女と勇者


それではまた次回・・・

これからの方針

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  • 閑話あり
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