4つほど用意するオリジナルスタイルか、色んな武器を状況に合わせて使うローランに寄せていくスタイルか・・・迷う~。
誰か何かいい案ありませんかね?(他力本願)
◇???
「こんな場所にいたのですね、ヨハネ。少しよろしいでしょうか?」
『どうかしたか?』
実験の後、一通りの施設を見て回った。中には入れない場所もあったが・・・まあ、ろくなものではないだろう。今は散策の途中で見つけた書庫で目ぼしい本を読み漁っていたところだった。
「私の所属する組織であるゲマトリア。その定期会議について来てほしいのです。」
『定期会議?』
「ええ、お互いの近況や成果、必要なら協力する約束などのお話をするだけですが。」
『・・・俺の自慢をしたいのか?』
「いえいえ、これから何かとお世話になるかもしれませんし、あなたを派遣することもあるかもしれないので、事前に挨拶をするだけですよ。」
黒服が手をかざすと空中に黒く歪んだような空間が出現する。
『おぉ、便利そうな奴が出てきた。』
「えぇ、私のよく使うオーパーツです。さぁ、行きますよ。」
そう言って歪みに入る黒服。俺もそのあとを追って突入する。
一瞬だけ視界が暗闇に包まれた後、気が付くと全く違う部屋に移動していた。
全体的に暗く赤み掛かった照明、金属板の様な壁は円柱状に周囲を囲んでいる。
中央には白い輪っかの様なテーブルの様な物が置かれており、それを囲む様に3つの異形が立っていた。
「久しいな、黒服。」
「えぇ、あなたも相変わらずですね。マエストロ。」
少し離れた場所から軋む様な音と共に頭の二つ付いたマネキン頭がやってくる。マエストロだ。
実際に見ると結構不気味だ。そりゃアリウスの奴らも嫌がる訳だ。
「黒服、そちらの方は?」
その奥にはゴルゴンダとデカルコマニーがいた。そういうこったが聞けなかったのは惜しいな。
さらに奥では頭部に無数の瞳を持つ赤い貴婦人のベアトリーチェがこちらを見ていた。
「さぁ、自己紹介を。」
黒服に言われ、俺は全員の目に映るように前に出る。
全員の視線が集まりかなり緊張する。
「・・・少し前に黒服の部下になった。四騎ヨハネだ。」
しばらくの間沈黙が続いた。良かったのか悪かったのかすら分からない嫌な時間だ。
その沈黙を破ったのは意外にもマエストロだった。
「黒服、この者から異様な気配がするのだが・・・もしや【呪い】を組み込んだのか?」
「やはり、わかりますか。」
「当然だ・・・だが、ここまで安定しているのは初めて見たな。かなりの適正だな。」
「ええ、喧嘩相手がいなければ大人しいものですよ。」
黒服とマエストロが楽しそうに話をしている。
正直、やることが無さ過ぎて暇だ。ゴルゴンダとデカルコマニーは棒立ち。ベアトリーチェはめっちゃこっち見てる。利用されるのだけはごめんだぞ。
「彼は私の部下ですが同時にゲマトリアの一員でもあります。」
「では、ふさわしい呼び名が必要なのではないか?」
『ふさわしい呼び名?』
「あぁ、そうだ。・・・どうせ考えてきているんだろう?黒服。」
「えぇ、もちろんです。ゲマトリアとしてのあなたの呼び名はすでに用意していますよ。」
『マジか・・・どんな?』
「ウォーデン・・・これからゲマトリアの活動ではウォーデンと名乗ってください。」
『わかった・・・改めて自己紹介を。』
『俺はウォーデン。ゲマトリアの一人であり黒服の部下だ。よろしく頼む。』
今回はここまでです。
忙しすぎて投稿めっちゃ遅れたわ。すまない・・・
次回から生徒とかキヴォトスとかに触れていくと思う。
それではまた次回・・・