ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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戦後処理2

 スター団とテーブルシティ襲撃事件は、人的被害は殆ど無く建物や外壁等の一部の破損のみで収まった。しかしデジモンによる進軍や襲撃の映像が放映されネットでも話題となってしまった。

「やはり大騒ぎになっているようだな。幸い俺達の顔は、ヘクセブラウモンの認識障害の魔法で映らなかったぐらいだな」

「そうだな。警察も対応しようとしたが歯牙にも掛けず進軍したと新聞にも書いてある」

「この事件せいでアカデミーも暫く休学となってしまいました」

「ポケモンリーグも対応に追われているようです」

 事件から2日たちショウとアリサはソウマの借りているアパートにて話し合いをしていた。

「それでなにか本部からの連絡ありました?」

 ショウかそう聞くとヒョウガは

「どうやら襲撃に使っていたのはスプラッシュモンのドリッピンを核してその上からテクスチャを貼っていた偽造デジモンが大半みたいだ」

「成る程、だから倒しても消滅するだけだったんですね」

「唯、一部には命令を送信する為に本物のいたみたいだ。そして主犯角のデジモンはデジタマにデータを注ぎ込んで強制的に進化させたみたいだ」

「だから見た目だけの強さだったんだ」

 そう報告内容を伝えると今度はアリサから

「ビックデスターズからはなにか情報を聞き出せたんですか?」

「俺が戦闘後にも聞いたがどうやら黒幕に依頼されドリッピンと襲撃犯がピンチになれば助けるように依頼されたそうだ。唯、流石に俺とヒョウガいる上、下手すればロイヤルナイツや四聖獣も相手になるから手を引きたかったそうだ。だからか素直に情報を提供してくれている」

 ソウマからの報告を聞き、アリサは苦笑いをしてしまった。

「取り敢えず此れが今分かっていることだ」

「結局、黒幕は分からずじまいでしたね」

「ビックデスターズも依頼主は隠蔽していて分からないそうだし襲撃犯達も意識が戻らない。重要な情報を持っていそうな元教頭は亡くなった。黒幕探しは、襲撃犯の意識が戻ってからだな」

 ソウマがそう纏めると、ヒョウガは話題を変えた。

「そうだ。明日には俺とソウマは向こうに帰ることになる。向こうでも調査は続けるがなにか分かれば連絡する」

「分かりました。ところで延長料金とか大丈夫ですか?」

「払いに行こうとしたら、大家さんがこの事件だから要らないと言ってくれてな。だから気にするな」

 笑いながら言うと表情を引き締め

「この世界で何かあれば直ぐに俺達も駆けつける。だからお前らも無理はするなよ」

 そう言われショウとアリサは頷いた。

 

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