ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
小さな事件
ソウマとヒョウガが帰還した翌日、ショウはユキダルモンに会いに行った。
「ユキダルモン~。ケーキ買って来たから食べてくれ」
「わ~、有り難うショウ!」
「気にすんな。手伝ってくれたお礼何だから。カラテンモンには酒渡したら喜んでくれたよ」
コタツに入りながら暫く世間話をして過ごし夕方になり寮の自室に帰えることにした。
「ところでショウ? 気づいている?」
「あぁ、さっきからずっと此方を見はっている存在のことだろ? 此処がわかるということは人じゃなくてポケモンだな」
「敵意はなさそうだね。どうする?」
「取り敢えずほっとこう」
ショウは、先程から此方を見ている存在に気づいてはいた、が害意が無さそうなためほっとくことにした。そのまま寮に帰った翌日、アリサからとある相談をされた。
「どうしたんだ? 話って?」
「実は」
聞いた内容は、昨日から何者かに見られているという内容であった。
「夕方、ミモザ先生と話しをして別れた辺りからずっとなんですよ」
「そうなのか、ならミモりんになにか見てないか聞きに行かないか?」
そう提案し医務室に向かった。
医務室に行くとちょうどミモザ先生がいた為、事情を説明すると
「そう言えば、アリサと別れた後、アリサの後ろを隠れながら付いていく影を見たわね。多分だけどカヌチャンに見えたわね」
犯人を見ていた為、教えて貰うことができた。
「カヌチャンですか? 私は捕まえていないですね」
「なら野生の子かな?」
「理由はなんでしょう?」
「カヌチャン自信に聞いてみるしかないんじゃないか?」
分からずじまいの為そう結論付けた。
医務室を出ると気配を感じた2人は、グラウンドに向かった。
グラウンドに着くとショウは気配を消してカヌチャンの後ろに回り
「ほいっと」「ヌチャ⁉」
捕まえることができた。
捕まえたカヌチャンをアリサの元に連れていくとどこからともなく進化形のナカヌチャンも現れた。
「この子は?」
「多分だが、俺を見張っていた奴だと思う。害意がなかったから放置していた」
そう説明した後ナカヌチャン達に事情を聞くためにアリサは、サーナイトを出してテレパシーを利用して聞き始めた。どうやらアリサとショウが身に付けているネックレスとベルトのバックルが欲しかったみたいだ。
「えっと……確か此れって……」
「低めの純度だがクロンデジゾイドを使っているな。成る程ハンマーの材料にしたかったのか」
カヌチャン系統の生体を思い出し納得した2人は、ショウが持っていたクロンデジゾイドをあげることにして解決した。
カヌチャン達が嬉しそうに帰っていくのを見送りながら
「アイツら加工することができるのかな?」
「さぁ?」
疑問を口にした。