ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
合格と言われ漸く肩の力を抜くことが出来たショウにチリは
「何や! 随分と緊張してたんやな?」
「元の世界の学校の面接受験並みに緊張しましたよ」
そう言うと一瞬キョトンとされたがすぐに思い出し
「あぁ! そういやそうやった。ショウは別の世界の人間やったな」
「忘れてたんすか⁉」
思わずツッコンでしまった。
「すまんすまん、結構な付き合いになったからすっかり忘れててもうたわ」
ひとしきり話し、実技試験場に向かう様に言われバトルフィールドに向かった。
バトルフィールドで待っていたら準備を終えたであろうチリがショウとは反対側にたった。
「それじゃあ早速、始めよか。四天王の露払いはこのチリちゃん! うんと可愛がったるから精々……きばりやぁ!」
そうして試合が開始した。
「頼むで! ナマズン!」「マズ!」
「ナマズンか……なら! 行ってこいガチグマ!」「ワギィ!」
チリが出したのは、なまずポケモンのナマズンであり、ショウは、ガチグマを出した。
「おぉ! それが噂のガチグマかいな! 後で見せてぇな! ナマズン! 【だくりゅう】!」「ナマ!」
「いいですよ。ガチグマ! 【くさわけ】!」「ワギィ!」
どちらも互いに弱点を付く攻撃を指示した。ガチグマは濁流によるダメージを負うもそのまま突き進みナマズンを吹き飛ばした。
「なんつうパワーや! 此れで特性が発動していないのがおっそろしいわぁ! ナマズン【みらいよち】!」「マズ!」
「もう一度【くさわけ】!」「ワギィィ!」
素早さが一段階上がった上、特性の根性が発動したガチグマの攻撃をナマズンは受けきれず戦闘不能になった。
機械が戦闘不能を表示するとチリは
「頼むで! ドンファン!」「ドンファァ!」
次にドンファンを繰り出した。
「ガチグマ! 【からげんき】!」「ワギィィ!」
「ドンファン! 【じしん】や」「ドンファァン!」
2段階上昇した素早さでガチグマが先制し、【じしん】を放つ前に威力の上がった【からげんき】を叩きつけドンファンを一撃で戦闘不能に追い込んだ。
「なんつう威力や……バクーダ!」
ドンファンを戻すと次にバクーダを繰り出した。
「バクーダなら……ガチグマ【ぶちかまし】!」
弱点のタイプの技を指示しガチグマが全力でバクーダにぶつかりに行くと
「バクーダ! 【だいもんじ】!」
吹き飛ばされながらも【だいもんじ】を命中させバクーダは戦闘不能になった。
「おおきにバクーダ! ダグトリオ!」
「先は長い。休めガチグマ。行ってこいラグラージ!」
「ラグゥ!」
勝負は佳境を向かえる。