ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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その頃

 ヘクセブラウモンがミガルーサを一撃で戦闘不能にしていた頃

 

 アリササイド

 授業が終わり、気分転換にアカデミーの外に行くと近くにいた2人組の生徒のうち1人が盛大にクシャミをしていた。

「うわっ! 汚ね! 手でふさげよ!」

「ワリィ! なんか急に寒くなってないか?」

「確かに急に寒くなって来たな。寒いし食堂で何か温かい物でも食べようぜ」

「そうだな」

 2人は身震いしながらアカデミーに戻って行った。それと入れ違いでペパーとハルトが出てきてアリサに気がつき近づいてきた。

「よっアリサ! なんか寒寒ちゃんだな。誰か氷タイプのポケモンでもだしているのか?」

「それが近くにポケモンをだしている人が見当たらないですね」

「そうなの? そう言えばボタンが言っていたんだけどバトル学の授業を行おうとしたら、ポケモン達がボールから出てこなくて授業が中止になったんだって!」

「そうなのですか……もしかしたら、あれが原因かもしれませんね」

 そう言ってポケモンリーグの方角を指差すとオーロラが見えていた。

「なんだあれ、【オーロラベール】か?」

「かもしれないね。そう言えば今、ショウがポケモンリーグに挑戦しているはずだからもしかしたら、ショウのポケモンがやっているのかな?」

 ペパーの疑問にショウは思い出したかのように言うとペパーは納得し

「じゃあ今、チャンピオン戦の真っ最中なのか」

 そんな話をしていると

「アリサ殿……」

 周りの生徒に気づかれないようにモニタモンが現れた。アリサは自分の周りにフィールドを貼ると

「どうしました? モニタモン?」

 どうしたのか確認すると

「実は…」

 そう言うとモニタモンはハッサク先生との試合や今行っているオモダカとの試合の映像を流した。

「成る程。だからポケモンがいないのですね」

「一応お耳にいれた方がよいと思い来ました」

「わかりました。連絡してもらいありがとうございます。後でショウさんに聞いてみます」

 そうお礼を言うとフィールドを解除しモニタモンは姿を消した。

 ハルトとペパーは、アリサが何か考え込んでいるのを見て

「アリサ? 何かあったの?」

 そう聞くと

「実は、ショウさんがデジモンを出して試合をしているみたいなのです」

「そうなの?」

「えぇ。それで先程、モニタモンが報告してくれたのです」

「寒さの原因ちゃんは、ショウなのか」

「ショウさんのパートナーデジモンのヘクセブラウモンをだしているみたいです」

「ショウのパートナーならかなりの強さだね。それなら納得だね」

 すると突如ネモが現れ、

「ねぇバトルの話? 私も混ぜて!」

 相変わらずの反応に三人は笑ってしまった。

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