ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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昔話

 料理を食べ終わると自己紹介を始めた。

「僕は、ユキダルモン。ショウとはショウが初めてデジタルワールドに来たときからの仲なんだ」

「下手すると5~6年ぐらいなるかな」

「そうだねぇ~」

「えっ? 初めてデジタルワールドに来た?」

 そう紹介されている時にハルトは疑問を口にしてしまった。その疑問を聞いたユキダルモンとショウはキョトンとした顔になるもショウはあることを思いだし納得した。

「あぁ、そうか。俺やお嬢はデジタルワールドに最初からいたわけじゃないんだ。俺たちがいた世界とデジタルワールドは別の世界なんだよ」

「えっ? そうなの⁉」

「ショウさん、説明してなかったんですか?」

「オモダカさんや校長先生達には伝えていたんだかハルト達にはまだ説明してなかった」

「しっかりして下さい!」

 アリサから咎められているなか

「僕達デジモンは、正式名をデジタルモンスターというんだけどショウやアリサがいた世界……人間界と電子機器を通じて繋がっているだ」

 そう説明すると驚かれた。

「だからデジタルワールドにいる人間は、全て人間界から来てるんだよ。人間界いる人間は殆どデジモンという存在を知らないんじゃないなかな」

「そうだな、都市伝説なんかの噂でしか知らないな」

「じゃあ、どうやって知り合ったんだ?」

 ペパーからそう聞かれると

「夏休みにデジモンの噂を聞いてな。友達と一緒に学校のパソコン室で調べていたら、たまたまデジタルワールドに繋がってそのゲートに吸い込まれたんだ」

「あの時は驚いたよ。突然ゲートが現れてそこから人間の子供が落ちて来たんだから」

「俺たちも受け止めてくれたのがしゃべる熊の形をした雪だるまだから叫んじゃたんだよな」

 そう言って笑い合うショウとユキダルモン

「それがユキダルモンとの出会いだったんだ。そのままテイマーユニオンが有るところに送って貰いテイマーになったんだ」

「へぇ、じゃあアリサは?」

「私は知り合いがテイマーでしたのでその流れでテイマーになったんです」

「んで、テイマーになる研修の時にアリサと知り合ったんだ」

「そうでしたね」

「そうだったんだ」

「唯、俺はアリサや他の同期達と違って凡才だったんだ。ランクアップ試験に落ちまくっていて悩んでいたんだ。そんな時にソウマさんとヒョウガさんに出会って何故か弟子にされたんだよ」

「僕もヒデトから聞いたときは驚いたよ」

「私や他の同期の人達もそんな有名人の弟子になったのに驚き、嫉妬して自分達もと押し掛けたんですよね……」

「唯、師匠達の修行ってめちゃくちゃ厳しくてな、断れば良かったと後悔したよ……」

「辛すぎて、押し掛けた全員がやめたほどでしたからね。あの時、先輩達が必死に止めてた理由が良くわかりましたね……」

 そう言うと虚ろな目をするショウとアリサに

「大丈夫?」

「今はそっとしてあげて」

 そう言ってユキダルモンは2人を慰め始めた。

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