ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
黄金の輝きを放つマグナモンとラピッドモンに圧倒されている面々を放置しショウは
「どうだ? 憧れていたロイヤルナイツの1角になってみて」
「嬉しいけど……この姿になってみて改めて、あの方々に追い付くのは難しいと分かったよ」
「そうか.なら、まずはマグナモンの姿を長時間維持できるようにしないとな!」
「うん! ってやっぱり気づいていた?」
「当たり前だ。連続で進化しているから疲労も貯まっていたからな」
そんな会話をしているとマグナモンの体は光始めブイモンへと戻ってしまった。
「おつかれさん。ゆっくり休んでくれ」
「うん……」
そう言うとブイモンはデジヴァイスに戻って行った。
「お嬢、そっちは大丈夫か?」
「そのあだ名はやめて下さい。マグナモン程ではないですが消耗してますね。ラピッドモンも戻りましょう」
「わかった~」
アリサはラピッドモンをテリアモンに退化させるとデジヴァイスに戻した。
ふとデジヴァイスを見たアリサは怪訝な表情を浮かべた。
「どうしました? アリサさん」
タロか気づいて聞くと
「いえ……どうやらまだ反応があったので」
そう言うとデジヴァイスを見せると赤い点のような物が点滅していた。
「ってなると、後調べてないのは向こうの方だなぁ」
カキツバタがそう指差すと色々な物が所せましと置かれている区画であった。
「……置きすぎじゃね?」
「こんな無造作に置くなんてカキツバタでしょ!」
「カキツバタ……そういうのよくないと思います!」
「オイラじゃないよぃ!」
「アンタ以外いるわけ無いじゃん!」
ショウが思わず呟くとタロとゼイユがカキツバタを咎めるとカキツバタは自分では無いと主張するもゼイユが否定した。
「いや……ホントにカキツバタじゃないぞ……」
「俺たちが新しく赴任してきた先生から此処に持っていくように頼まれたんだべ」
「ネリネも お手伝いしたので本当です」
しかし、アカマツ、スグリ、ネリネはカキツバタではないと伝えると
「ホントなの?」
「だからいったんだぃ!」
そうカキツバタが口を尖らせるとふとある疑問が浮かんだ。
「そういやぁ、あの先生いつから赴任してきたんだ?」
「あれ? そういえば……」
「ネリネ、覚えている?」
「ネリネの 記憶にはありません?」
「シアノ先生は?」
「僕も覚えていないね……唯、届いた書類は問題なかったから採用したんだよね……」
ブルーベリー学園の面々がそう困惑していると
「あらら、遂に気づかれてしまったか。まぁ潮時かな」
そう声が聞こえて全員がそちらを向くと男性が壁に背中を預けて立っていた。