ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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休憩時間の修羅場

「勉強になった。次も頑張ってくれ!」

 キハダ先生に応援されバトルフィールドを離れ次の試合の準備をした。

 三回戦の対戦相手は、なんとハルトであった。

「ハルトかぁ……これほぼ決勝戦じゃね?」

 休憩室で思わずツッコミながら手持ちの選別をしていると真剣な表情をしたハルトが歩いてきた。

「ショウ!」「うぉッ⁉どしたハルト?」

 あまりの剣幕に驚いていると

「僕と本気で戦って!」「……は?」

(どういうことだ? ってか、どっちだ? ポケモン? デジモン?)

 と悩んでいるショウにハルトは

「……やっぱり、僕とは本気で戦ってくれないの?」

 泣きそうな顔をしていると慌てて

「違う違う! どっちの意味でいわれているのか考えていたんだ!」

 そう弁明すると納得した顔をしたハルト。

「そうだったんだ……良かった。できればテイマーのとしてのショウと戦いたいけど、難しいだろうからトレーナーとして本気で戦って!」

「わかった。全力で相手しよう。……とりあえず離れてくれ。又誰かにあらぬ噂をたてられたらたまらない」

「それもそうだね! ボタンから浮気を疑われたら嫌だから」

「俺も何故かお嬢にハイライトのない目で問い詰められたからな……」

「……それは少し遅かったみたいですね」

 そう背筋がぞっとするような冷たい声が聞こえ2人がギギギッと聞こえそうな動作で声の方を振り向くとハイライトのない目で2人を見ているアリサとボタンがいた。

「ハルト……やっぱり、ショウの事が……」

「誤解だよぉ⁉ボタン!」

「さて、ショウさん……何か言い残すことはありますか?」

「え~とですねぇ!」

「入り口の方を見ても無駄ですよ。既にクロックモンに頼んで時間を停止しています。そしてこの部屋一帯に特殊なフィールドを貼っているので脱出は不可能です」

 何とか逃げ出そうとしていたショウの考えを読み当てるアリサに

「一旦、落ち着きませんか?」

 下手に出ながらデジヴァイスを掴もうとするもハルトがそれを阻止してしまった。

「はっ離せ⁉」

「ショウだけ逃げようとしたってそう行かないよ! こうなればしなばもろともだよ!」

「おい! この状況だと火に油を注ぐな!」

 ハルトで発言で更にハイライトが無くなるアリサとボタンに顔を青ざめてしまうショウとハルト。

「やっぱり、OHANASHI が必要なようですね……」

「覚悟はいい? 2人とも?」

 そう言いながらボタンは手持ちを全て出し、アリサは十字架ような拳銃を出していた。

「ボタン⁉待って何でブイブイ全員出しているの⁉」

「アリサさん⁉、それってアンソニーだよな⁉まっ」

 その後に2人の悲鳴が部屋中に響いたのであった。

ちなみにアリサとボタンの背後にはユノモン:ヒステリックモードの幻影が現れていた。




何故、アリサがショウに重い感情を向けているのがいずれ説明します。
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