ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
ハルトと別れた後に直ぐにテイマーユニオンへ向かいホスピタルルームに行くとヒデトは意識を取り戻していた。
「ヒデト! 大丈夫か?」
「「ショウ(さん)! 静かに‼」」
「わりぃ、それより大丈夫なのか」
そう謝罪し容態を聞くと
「幸い、酷い怪我はなかったそうだけど……」
エイジがそう説明するも途中で言いづらそうしていると
「パートナーのキャノンドラモンが俺や試験の相手を庇ってな。其れでデジコアを酷く損傷して……」
「まさか……初期化したのか」
ショウか呟くとヒデトは頷いた。
「幸い、記憶は保持できると判明しているから良かったよ」
「そうか……」
そう聞いて一安心していると誰かが近付いて来る音が聞こえ4人が振り向くとサクヤが来ていた。
「ヒデト君、元気そうで良かった!」
安心した声を出していた。そして直ぐに表情を引き締めると
「実は、コウリーダーから頼まれて事情を聞きに来たの。ヒデト君、貴方達を襲撃した犯人の特徴は覚えている?」
そう質問するとヒデトは考えると
「確かギズモンを使っていて、ペストマスクだっけ? 何か鳥みたいなマスクをつけてたな。だから顔は見てない体格的に男性だった」
そう思い出しながら答えていると
「ギズモンだって⁉あんな危険なモン作るのはクラハシの野郎だけだろ!」
「そう思いますね」「同じく」
ショウが声を荒らげながら犯人の心当たりを言うと全員が同意した。それと同時にショウのデジヴァイスから聞きなれない音が発せられた。それを確認したショウは、眉間に皺を寄せると
「今、Bセラフィモンから暗号通信が来た。どうやらクラハシの野郎がハルトと接触したようだ」
そう報告すると
「俺はこのままハルトの所に向かうからアリサは一緒に来てくれ。エイジとサクヤはリーダー達に報告を頼む」
「「「了解!」」」
「ごめん、俺はまだ手伝えそうにないな」
「気にするな。先ずは身体を休ませておけ、仇は必ず取る!」
そう力強く言うと4人は行動を開始した。
「頑張れよ……」
ヒデトは呟くように言うとまたベッドに横になった。
ハルトサイド
ショウと別れたハルトは足りなくなったスパイスを補充するためにテラレイドを行っていた。
「今日は此処までにしよう」
ある程度集まった為、自室に戻ろうとタクシーを呼ぼうとしたその時に
「今日は」
そう声をかけられ振り向くと知らない男性が立っていた
「チャンピオンのハルトさんですね」
「そうですけど……」
不審そうに見ていると
「おっと失礼。私は、クラハシというものです。突然ですが強力な力を欲しくないですか?」
そう話始めた。