ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
ハルトは、4体のデジモンによる必殺技の衝撃から身を守る為に事前に【ストーンエッジ】で壁を作りその影に隠れていたが衝撃がまじく一瞬で砕かれてしまい、吹き飛ばされてしまった。急いで身体を起こしBセラフィモンの方を見るとボロボロの状態で膝を地面につけていた。
「Bセラフィモン! 大丈夫⁉」
「……問題ない……」
そう言いながら立ち上がろうとするもそのまま前のめりに倒れてしまった。
「威力を弱めているとはいえ、弱点である我ら3体の必殺技を受けてデジタマに戻らないとは」
「良く育てられいるのも加え、彼の指示も素晴らしいからですね」
そう称賛していたクラハシが
「目的は果たされたので君達は用済みですね」
そう宣言すると3体の後ろにデジタルゲートが現れ吸い込まれて
しまった。
「さてと、もう一度聞きます。ハルト君、私に協力していただけませんかね?」
そう問いかけられたハルトは
「僕に何をさせるつもりなんだ⁉」
語気を強めて問い詰めるも
「何、私の実験に協力してもらいたのさ」
あっけらかんに言ってきたと思ったら表情を引き締め
「私はね、デジモンの能力を人間に取り込ませることで新たな存在へと進化できると信じているのです。私やあなたも知っているソウマという成功例が存在しているのですから!」
「その為には、様々なデータ必要なのです!」
そう力強く宣言した。
「アカデミーの襲撃犯達をデジコアの代用にしてみましたが彼ら程度では、大したデータは手に入りませんでしたね。ポケモン達を利用した方が良いデータに成る程でした」
そう残念そうにいうと
「しかし、ハルト君。君は了承されていたとはいえ他人のサブパートナーであるデジモンをまるで自分のパートナーの様に的確な指示を行った。良いデータが取れると思っていてね」
そう話している間にクラハシの眼は妖しく光、ハルトは虚ろな表情となっていった。
「させぬ……!」
そうボロボロ状態ながらとてつもない威圧感を放ちながら立ち上がっていたBセラフィモンがいた。
「まだ立ち上がれるか。後は彼らに任せましょう」
そう言うと複数の紫色の丸いボディとカメラアイを持ったデジモン……ギズモンが現れた。ギズモンが現れるとハルトを連れて影の中に消えていった。
「嘗めるなよ。我が最大奥義を受けよ‼【テスタメント】! (済まない……ショウ……)」
そう思いながら自らの命と引換えにビッグバンを起こす【テスタメント】を発動させるとギズモン達は消滅した。
フィールドがまだ残っていた為か被害は最小限に留められ少し大きめのクレーターのみがそこに存在した。