ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い   作:ガチャガチャクツワムシ

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誘拐2

 アリサがショウと別れアカデミーに戻りクラベル校長とハッサク先生に要件を伝えるために校長室に急いで向かおうとすると

「おっ? アリサ? どうしたんだ?」

「何かあったの?」

 ペパーとネモが話しかけてきた。

「ペパーさんにネモさん、実は……」

 アリサはぼかしながら話すと

「そう言うことなので、申し訳ありませんがボタンさんとオモダカさん、ハッサク先生を呼んで貰えれば」

「分かった! トップとボタンには私が呼びに行くね!」

「ハッサク先生は俺が!」

「お願いします!」

 そう2人と別れると校長室に向かうとクラベル校長が仕事をしていた。

「おや? アリサさん? どうされました?」

「校長先生! 大変なことが起きました!」

 アリサが先程起きたことを簡潔に説明すると

「なんと……ショウさんは大丈夫なのですか?」

「ショックを受けていますが大丈夫だと思います」

 そう話しているとペパーとネモがハッサク先生とボタンを連れて校長室に入ってきた。

「オモダカさんは?」

「トップはこの後会談があり来れないって」

「それで何があったのですか? 大変なことが起きたとしか聞いていませんが?」

 ボタンがそう答えるとハッサク先生が呼ばれた理由を聞くと

「実は.」

 アリサはHDモニタモンからの映像を見せながら再度、詳細に説明をすると

「アリサ! ハルトは無事なの⁉」

 ボタンは顔を青ざめながらハルトの無事をアリサの肩を揺らしながら問いただした。

「ボタンさん、落ち着いて下さい」

 クラベル校長が宥めると

「今、HDモニタモン達が調査をしてくれていますの「アリサ殿!」」

 そう説明をしようとした際にモニタモンが慌てた様子で現れた。

「大変ですぞ! この街一帯が【デーモンシャウト】の影響下に入ってしまいました!」

「なっ⁉本当なのですか?」

「間違いありませんぞ! この室内以外の生き物全てが洗脳状態のようです」

 そう断言されアリサもデジヴァイスで確認して事実であると理解した。

「なら原因を探らなくては」

 そう言うとアリサは校長室から出ていこうとすると

「その必要はありませんよ」

 そうこの場にいる誰とも違う声が聞こえたのだ。全員が声のした方を向くと先程までいたモニタモンがおらず代わりに男性が立っていた。

「Dr.クラハシ!」

 アリサが警戒心を露にした声で男性の名前を呼ぶと

「いやはや、注意力が散漫でしたね。ナイトクロウテイマー:アリサ」

 アリサ以外の面子がクラハシを警戒しモンスターボールを手に持とうとすると

「おおっと、余計なことはしない方が良いよ」

 そう言いながら足元の影が延び全員が動けなくなってしまった。

「さてと、取引といこうじゃないか」

 そうクラハシは話し始めた。

 

 

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