ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
「お待たせちゃん! サンドイッチを作っていたら遅くなっちまったぜ!」
「……お待たせしました」
そうペパーとアオキが此方に合流してきた。
「何でアオキさんが?」
「……トップから皆さんの護衛を言われ来ました。ハッサクさんは万が一のためにアカデミーに残るそうです」
疲れた表情でそう説明するアオキにショウはなんとも言えない気持ちになった。
「とりあえず、指定された場所に行きましょうか」
目立ち始めた為そう提案し移動することにした。
「もう何行っても着いてくる気なんだから何も言わない事にする」
そう諦めたようにショウが言うと全員にブレスレットを渡した。
「それは知り合いに頼んでより強力な力を注入してくれているから究極体クラスの攻撃も防いでくれるから着けてくれ」
そう説明して指定された場所に行くとデジヴァイスで周辺を調べるとゲートが出現した。
「ここから入れってことか」
ペパーがそう推測していると色々と調べていたショウが振り返り
「調べてみても何処に繋がっているのか分からないな。何があるか分からないから気をつけて入るんだぞ」
そう伝えるといの一番にショウはゲートに入っていった。
「何があるんだろう? スッゴい楽しみ!」
次にネモがワクワクした表情しながら入って行くと残りのメンバーも続々と入っていった。
ゲートから出るとそこは見たことのない景色であった。
「何……此処?」
「……自分も出張で様々な地方に行かされましたが、初めて見る景色ですね」
「アオキさんでも知らないんだ」
「ワクワクするね!」
「マイペースすぎでしょ」
そう口々に感想を言っていると周囲の探索をしていた様子のショウが此方に近付いて来た。
「どうやら此処は、トランスフィールドのようだ。まさか此処に連れて来ることになるとは……」
顔をしかめながら此処が何処かを伝えると
「もしかして、此処がデジタルワールドなの?」
ネモがそう聞くとショウが嫌そうにしながらも頷いた。
「最悪なことに此処は皆に分かりやすく伝えるならエリアゼロクラスに危険なエリアなんだよな」
「……ならば、周辺の警戒をしながら進まないと行けませんね」
そうアオキが思案しながらの発言にショウが頷くと数体のデジモンをリアライズした。
「ムゲンドラモン、ホウオウモン、S(スラッシュ)エンジェモン皆の護衛を頼む」
「……(コクリ)」「OK!」「承知!」
巨大な二つの大砲を装備した機械の龍の姿をした……ムゲンドラモン、荘厳な菅田をした鳥型デジモン……ホウオウモン、全身に刃物を装備した天使のSエンジェモンは了承するとネモ達を囲うように周辺の警戒を始めた。
「取り敢えず進みましょうか」
目的地に向かって歩き始めた。