ポケットモンスターSV~電子生命体との出会い 作:ガチャガチャクツワムシ
「最悪の存在って?」
そう代表してキリヤが聞くと
「私達が所属するテイマーユニオンでは最高ランクのプラチナテイマーでも手を出すと危険なデジモンは多くいますが、この世界に現れたのは、その中でも危険な1体です」
そう一呼吸置き
「7大魔王の1体暴食のベルゼブモン。暗黒系デジモンの最高峰の1体になります」
名前を伝えた。
ベルゼブモンサイド
面倒な存在に気付かれないように自らに魔法を施すと自分が楽しめそうな相手を選別する為に威圧を放ち、戦意を衰えない相手がいる場所を確認すると近くの相手に向かった。その相手は、緑色の鹿のような存在と橙色の下半身が雲の形をした存在、茶色の毛皮を持つ猛獣のような存在、氷の姿をした存在を操る姉妹であった。突然現れた自分を驚異と判断し主を守るために攻撃してきた4体を観察し、其れなりの実力を持ってはいるが自らの必殺技を使う程でもないと判断し徒手空拳と自らが糧にした者達の必殺技のみで戦闘をした。
「コイツらの強さは、完全体程度か……次だ」
4体を戦闘不能にすると次の獲物に向かった。その後も数体を倒すとかなりの強さを持つ存在が集まっている気配を確認し
「どうやら誘われているようだな……面白い乗ってやる」
そう笑みを浮かべその場所に向かった。
アリササイド
ベルゼブモンの名前を伝えると同時にとてつもない圧を感じたが直ぐになくなった。しかしこの圧に怯え恐慌状態となったり、気絶するポケモンやトレーナー達が多数現れた。
「何!? この殺気見たいな圧!?」
「まるで心臓を握り潰されたような」
「この圧は、やはり現れましたか!」
「まさかこの圧を放った奴が」
「はい。多分ですが、今のは選別だと思われます。今のに耐えられない弱者には興味を持たないので」
「そうなの?」
「彼は、強者にしか関心を持たない性質なので……その性質を利用すればもしかしたら彼を誘導出来るかもしれません!」
アリサは思い付いた作戦を4人に伝えると早速行動を開始した。
ハルト達4人は各々、近くにいる知り合いに声を掛け一つの場所に数人が集まった。
「此れで本当に来るのかな?」
数分待っているも現れないため、そうアオイは疑問を口にするとハルトが
「アリサがそう言っていたから来ると思うよ」
そう答えると黒い靄のようなものを纏った存在が現れたのだ。
「よぉ、誘っているようだから来てやったぞ。さぁ俺を楽しませろよ!」
言うと同時に黒い球体を投げつけて来た。
「「アギャッス!」」
とっさに反応したミライドンとコライドンが【イナズマドライブ】と【アクセルブレイク】で相殺して見せると
「ほう……さっきまでの奴らだと避けていたが、此れなら楽しめそうだ」
そう笑いながら靄が消えベルゼブモンの姿が見え始めた。